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とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

「精神科医がすすめる”疲れにくい生き方”」

2021年11月30日 | Weblog
著者は、川野泰周先生です。

川野泰周先生は、慶應義塾大学医学部医学科卒業後、精神科医として診療に従事され、
その後建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行をこなされ、
2014年より臨済宗建長寺派林香寺住職になられたお方です。
寺務の傍ら、東京や横浜市内のクリニック等で精神科診療にもあたられています。


人の「疲れ」は3種類に分類出来るそうです。
「体の疲れ(肉体の疲れ)」と「脳の疲れ」。
「脳の疲れ」は「心の疲れ」と「マルチタスクによる疲れ」に分けられるそうです。

「心の疲れ」というのはネガティブな感情を持つことで生じます。
生きていれば、誰しも必ずネガティブな感情を持つ事はあります。
大切なのは、その感情を持つ事を拒否しない事なのだそうです。
悲しい時には悲しさに浸ってみる、
本当に苦しい時には、開き直ってまわりの人に話を聞いてもらう勇気を持つ、
どのようにしたら、その悲しみや苦しみを手放せるかを見極める足掛かりを持つようにする事が大切です。

「マルチタスクによる疲れ」は、
インターネットの急速な普及と情報処理技術の飛躍的進歩により、
おびただしい量の情報が毎日、自分の周りに飛び交っています。
現代人は、常に2つ3つは同時並行で作業をしないと追いつかない生活となりました。
思考があちこちにさまよってしまい、本来取り組むべき物事に注意が向いていないと気付いたら、
正しい方向い誘導してあげなくてはなりません。
自らの感情を自覚して表現する事を意識しましょう。
自分の感情に気付く事が大切なのだそうです。
気付きの能力が突出して高すぎる方の場合は問題になる事もありますが、
気付いた事に一喜一憂するのではなく、一旦そのまま受け入れるという姿勢が大切だそうです。

自分がどの程度疲れているのか鋭敏に察知出来る事を「内受容感覚」といいます。
「心が疲れているみたいだから、休日はリラックスして過ごそう」とか、
「マルチタスクの仕事で脳が疲れているから、帰宅後はデジタルデトックスをしてみよう」
など、自分自身で適切なセルフケア法を見つけられるようになる事が大切です。
「疲れにくい生き方とは、自分の疲れに気付き、それを適切に解消する事の出来る生き方」だそうです。

参)デジタルデトックスとは、
一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置く事で、
ストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組み。

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子宝メッセージ 令和3年11月30日

2021年11月30日 | 不妊
当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。

今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。


Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?
   
   苦労をしても、努力をしても、なかなか妊娠出来なかった時は、
   授かりものだと分かっていても辛かったです。
   子供や赤ちゃんがもともと大好きだったのに、目をそむけてしまうこともありました。
   精神的な面に加えて、経済的な面の負担も辛かったです。

Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?

   休日にはほぼ必ず好きな事をしたり、行きたいところへ出掛けたりしてリフレッシュしました。
   また、辛い気持ちを溜め込まず、吐き出すことも大事でした。

Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?

   身体を冷やさない事や、食事・サプリなど、良いと思った事は努力しましたが、
   頑張りすぎるとストレスになるので、出来る範囲でやりました。

Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?

   好きな映画を観たり、野球観戦をしたり、好きなものを作って食べたり、
   ストレス発散とリフレッシュしていました。
   あまりぜいたくすると、後でお金の心配をするのがいやだったので、
   あまりお金をかけずに、、、ですが。
  
Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?
   
   治療をするうえで、自分なりに知識を持って臨んではいましたが、
   やはり徳岡先生の豊富なご経験と、患者ひとりひとりに合わせて的確なリードをして下さり、
   安心してお任せすることができました。
   また、徳岡先生をはじめスタッフの皆さまも、毎日とても多くの患者に対応しておられますが、
   笑顔できちんと向き合って下さり、御クリニックを選んで本当によかったと思っています。

Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。

   不妊治療をされている方の中で、辛くない方はいらっしゃらないと思います。
   その中で、徳岡先生やスタッフの皆さまも患者と同じくらい頑張って下さっている事、
   辛いのは自分だけではない事、
   いつか赤ちゃんが来てくれる様に頑張っておられる方がたくさんいらっしゃる事を思い、
   少しでも心が楽になればと思います。
   努力されている事は絶対むだにはなりません!!

Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します。

   高齢出産と帝王切開で、産後が大変でしたが、実家の両親の助けもあり、
   娘はすくすく成長しています。
   今は自宅に戻り、平日はワンオペですが、慌ただしくも楽しい毎日を過ごしています。
   子供の成長はあっという間で、5ヶ月をむかえ、寝返りにハマっています。笑

 
(いただいた原文、そのまま掲載しております)

励ましメッセージ、まことに有難うございました
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