追悼~ハナコへ~

2015年09月16日 10時48分36秒 | その他
15日は朝からいいお天気でしたが、ちょっとブルーな一日でした。

実家で飼っていたハナコが亡くなりました。

年は多分(捨て猫なので)19歳くらいかな?

私の人生の半分ほどの長い間、愛らしく私達家族を癒してくれていた仔です。

本当は写真を載せたかったのですが、スキャナーのバナーが画面場から消えてしまって出来ずに断念…。

過去にハナコの記事を載せているのですが、その時の画像が膨大な写真から探せず…。

ちょっと前から父からちょくちょく危篤のメールが来ていてその度に帰っていたのですが

昨日の夜も電話が来たけど遅くて行けず、15日に実家に行ってきました。

前からもう食べなくなったと聞いていて覚悟はしていましたが

痩せて体もガリガリで死臭と言うか独特のにおいがしたので、

「ああ、今晩が峠だな」って思いながら後ろ髪をひかれる思いで帰ってきました。

そしたら夕方亡くなったそうです。

でも不思議と今はそんなに悲しくないんです。

やれることはやってあげた気持ちが大きいからかな?

以前にも記事にしましたが、19年前外から猫の悲痛な声が聞こえてきて見に行ったら

後ろ足がぐにゃぐにゃになって叫んでいる小さな猫がいました。

慌てて抱っこして近所の方に運転をお願いして病院へ行くと、

後ろ足両方が複雑骨折していて、肋骨も2本折れていました。

手術をしても歩けるようにならないかもしれないし、長生きできないかもしれないので

安楽死しますかと言われたのですが手術をお願いしました。

長時間の手術に耐えて長い入院から我が家に来たらすっかり人間恐怖症になっていました。

無理もないです。足のけがは車ではなく、誰かに棒のような物で殴られたのではと言われましたし。

家に来て一年間は家中でおしっこしちゃって大変でした。

マーキングで臭いし、人間を見るとパニックを起こすし、正直もう無理と思う時もありました。

でも一年位経ったらピタリと粗相がやんで、可愛らしくおねだりするようになりました。

以前からいたくるみという猫と凄く仲が良くなって、いつもぴったり寄り添って親子のようでした。

くるみが亡くなって、大が来てからも優しい可愛い女の子でした。

私が結婚して家を出る時は悩みましたが、慣れたおうちでと思い母に任せていたのですが

私がルークを連れて行ったらめちゃくちゃ私に怒ってしまい、

それ以来ルークを連れて行かなくても10年位は私が遊びに行っても触らせてもらえず…。

でもここ1年位は、昔のように甘えて膝の上に来てにゃーにゃー鳴いて何かいってたんです。

昨日家に行ったらトイレに寝ていて不思議に思ったのですが母が言うには、

ハナコは粗相をしたのは最初の一年で後は必ずトイレに行っていたそうです。

よたよた歩きになっても、おしっこが出なくても、最後まで自分でトイレに行っていたそうです。

私が声をかけたら顔をあげて私を見上げてじっと見つめ、手を伸ばしてきて立ち上がり

「私まだ歩けるよ」って歩いて窓際の部屋まで行ったんです。

まるで私が行くのを待っていたのか、私が帰った後しばらくして息を引き取ったみたいです。

でも大往生ですよね。最後に顔を見れて抱っこ出来て良かったかな。

ハナコちゃん、今まで本当に頑張ったね。

どうか虹の橋の向こうで、くるみと一緒に遊んでお昼寝して待っていてね。

うちに来てくれて本当にありがとう。

今は安らかに眠って下さい。



追記、ルビーママさんに教えて頂いて、ハナコとくるみの写真はこちらです→ 過去記事

ルビーママさんどうもありがとうございました。

皆様も良かったら覗いてみてくださいね。

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