夢への道筋

青臭いけど、人が夢の実現のために発揮できる力って無限。夢を実現するための方法論について徒然なるままに。

「勉強」の重み

2005-10-15 09:44:57 | ふと思ったこと
世を騒がせてる村上ファンド。既にTBSネタが中心になってきましたが、阪神電鉄のネタが世を騒がせていたときの村上さんの会見をテレビで見てて、思ったことを3つ。


1)ファンドマネージャーなのにすっかりテレビ慣れしてきている。この人はどこに進もうとしてるんだろう?何になろうとしてるんだろう?彼がプロとしてのファンド運営を追求した結果、今のスタンスが確立されたのかな?


2)阪神電鉄やタイガースのことをともかく情熱的にほめる。投資した会社を、世に対して表に出て自信満々にほめるのは、株主としては悪くない行為だと思う。会社を愛してるステークホルダーは、誰も損しないもんね。


3)「西武のときから電鉄株は本当に勉強した。その上で、今の阪神がある」というような感じの発言があった。村上さん、あなたの「勉強」って、どんな勉強なんですか!?



「勉強」っていう一つの行為をとっても、村上さんと僕の勉強のレベルの差には大きな開きがあるんだろーなー。

 この人の勉強した成果は、ファンドの出資者には当然メリットを提供しながら、日本の資本主義、そして、日本の産業経済に、いつも一石を投じていると思う。その逆で、一石を投じて、出資者にメリットを提供してるのかな?(ファイナンスの世界は、素人なので、本当のところどうなのか、よくわからんのですが。)
 この人は、自分のビジネスを愚直にやる抜いてるだけだろうけど、既定の枠におさまらずに、世の中の流れをクリエートしてる感じがしてすごい。

彼が会見で言っていた「勉強」って言葉と今の僕が使う「勉強」では言葉の重みが全然違うよね。彼の勉強は果たして、いくらの価値を生み出すのだろう?元手も、阪神電鉄への投資は約1000億円規模の投資だって言うから勉強も尋常じゃないでしょうね。

彼我の差は圧倒的でいかんともしがたいものの、なんとか、彼と「勉強」って言葉の重みが同じ重さになるように、早く追いつきたい。


 そして、自分が勉強した成果を、より多くの人の幸せのために、そして、よりよい社会にしていくために、還元したい!


そんなふうに思いました。



しかし、あっという間にTBSネタに変わっちゃいましたね。ますます時代を作る村上ファンド。ファンドがこういうかたちでマスコミのスポットを浴びる日本ってどうなんだろう?