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二十四節気

2020-10-22 09:03:43 | 国語的随想
はなみずきの紅葉


明日は二十四節気で霜降(そうこう)だ。
塾教室の旧暦カレンダーに解説によると「秋が深まり、朝霜がしばしば降って、冬の気配が感じられる」とのこと。
実際、朝露(まだ当地では霜にはならない)が降りているので、水やりをしなくていいのが助かる・・・それで秋の深まりを実感しているのだけれど。。

今年は(というのも、24節気は毎年変わる)
11月7日立冬(りっとう)。
11月22日小雪(しょうせつ)。
長岡では、この前後に山の初雪が来る。
(帰京後の私の観察)
12月7日 大雪(たいせつ)
長岡は、このあたりで1回は里初雪が来る。
12月21日 冬至(とうじ)

今年はこれでお仕舞い。
となる。

その昔・大昔(教員時代)立秋(新暦8月8日)の頃に、20日ほどの短期留学で北京にいたことがある。
そのときに、この日からがくんと涼しくなって風が変わった。
わー、ホントに「立秋」だ!
感心した記憶がある。
24節気は古代中国由来である。
だから北京の立秋には納得なのであった。

中共政府は文化大革命によって、古代中国からの偉大な中華の知恵や文化・文明を破壊した。
漢字まで替えてしまった・・簡体字(かんたいじ)
今、漢字の起源/由来が分かる正しい形(繁体字・はんたいじ)で遣っているのは台湾/香港/マカオと日本(一部ですが)だろう。
國(くに)は繁体字・・・国(簡体字)
馬(繁体字)・・・马(簡体字)    
愛(繁体字)・・・爱(簡体字)
大紀元時報の説明に名文があった。
「愛は「爱」に変わり、「心」を無くした。つまり愛に心がこもらず、うわべのだけの愛となった」

話が脱線しましたが、これからの季節変化と24節気、少し気をつけて観察して見て下さい。

ちなみに
二十四節気とは
旧暦(太陰暦・月の周期を基本として作られた暦)で、季節の区切りのために考え出されたもの。
一年を24に分けて、その区切られた期間につけられた名前だ。
現在でも季節の節目を示す言葉として使われていまる
農事暦として昔から活用されている。

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