兼業役者の猫とバイクとヴァナ・ディールな日常

舞台中心、TV.映画.CM等を少々。そんな無名役者の仕事とバイト。猫とゲームのぐうたらな日々と云いたい放題。

恐怖の時間

2007年09月07日 12時41分52秒 | バイクの話
行って来ました、MRI。あんなに怖い物だとは思いませんでした(T_T) 今も心臓がバクバク云って冷や汗が出ています。
サイトによると、MRIは「磁気共鳴画像診断装置」と云って「磁気共鳴現象を利用した診断用撮影装置で、疾患状態をデジタル画像で写しだします。明暗がはっきりと写りやすいので正確に解析しやすく、また、さまざまな方向から写すことができるという利点があり、放射線をまったく使用しない特徴もあります」と書かれています。ご存知の方も多いと思いますが、かなり厚みのあるドラム管に仰向けに横たわったまま入って行く、と云ったら想像しやすいでしょうか?
私は撮影部位が右肩なので、映像がブレないように、太いベルトで右腕を躯に固定され、頭から入って行ったのですが、とにかく、もの凄い音なんですよ。磁石が動く「シャンシャンシャンシャン」と云う音をバックに、工事現場でよく聞く、ドリルでアスファルトを掘削するような「ガガガガガガガガ」と云う音が、ドームの中を、高く低く音程を変えながら鳴り続けるのです。
検査前の血圧測定では「99/54」だったのですが、装置が動き出し、その音が響き渡った途端、口から心臓が飛び出しそうになり、心拍数が一気に跳ね上って、呼吸が苦しくなってしまったのです。「いい大人なんだから」と目をつぶって必死で我慢しましたが、もし検査後に血圧を測っていたら、凄い数字が出ていたのではないでしょうか?
元々狭いところが苦手で、大きい音・高い音を聞くと鳥肌が立つ性分なんですよ。自分でバイクに乗るくせに、レーサータイプのバイクが駆け抜ける時の高い音が大嫌いで、車や電車のクラクションを聞くと跳び上がる程驚きます。それが、耳の真横で大音響を出され続けて、耳を塞ぐ事も出来ないなんて、何ともない人には、それこそ何ともないのでしょうが、私には拷問のようでした。
お父さんに話したら「それ、機械が古いんじゃないの?今のはそんなに音しないよ」と云われましたが、出来る事ならもう2度と受けたくありません(T_T) 「恐るべし、MRI!」なのでした。

台風9号

2007年09月07日 03時24分51秒 | よもやま話
台風が関東地方を直撃し、あちこちで深刻な被害が報告されています。私が住んでいる辺りは、横殴りの雨が窓を叩いている以外、たいした事はないのですが、さっきTVの台風9号に関する被害情報を見ていたら「小鹿野で土砂崩れがあり、37世帯99人が避難」との文字が…。
ほんの1週間前に生まれて初めて訪れた、緑溢れる小鹿野の山と、監督夫妻に同乗させて頂いた車の窓から見た、のどかな町並みが目に浮かびました。
土砂崩れの現場がどの辺りで、どれ程の規模なのか想像もつきませんが、スタッフとしてテキバキと、そして細々と動き回っていた地元の人達の温かい表情が思い出され、あの人達に何事もなければいいのに、と無事を祈るばかりです。
たかが台風、されど台風。ほんの少しのタイミングの悪さで怪我をされたり、命を落とされる方もいるのが台風の恐ろしさです。そんな不幸が訪れないうちに、早く行き過ぎてくれますように。