蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

雨の 井の頭公園  (bon)

2015-11-15 | 日々雑感、散策、旅行

 昨日の土曜日は、予報では終日雨で日曜日まで続く・・といっていました。

が、土曜日(14日)は、歌手、公園の歌姫“あさみちゆき”の井の頭公園ライヴがあるので、
出かける約束をしている仲間うちで、雨だとどうする? どしゃ降りなら止める、そうでなければ
公園散策もあり? などとメールでやり取りしているうちに、取りあえず雨でも集合場所には行く・・
ということになりました。

 昨日朝は降っていませんでしたが、お昼前頃から小雨が来て、時折雨足も早くなったりのお天気でした。 
公園には、ライヴの1時間ほど前に傘をさしながらそれらしい場所に近寄ってみたら、ボランティアの
お世話役と言っていましたが、その人が言うには、“今日は雨で中止です。本人もここには来ないと
いっています。”ということで、残念ながら次回ということになりました。仕方なく、あらかじめ
予定していた公園内にある「自然文化園」に入りました。 

 井の頭公園
   
                      (このボート乗り場の右奥あたりがライヴの場所でした。)

 ここには、以前、この仲間で来たことがありましたので、動物たちを見て、彫刻館の北村西望作
「平和祈念像」をもう一度見ることにしたのでした。
 園内には、それでも傘をさした人たちがチラホラ来ていて、秋の小雨の公園もまんざらではないな・・
などと、慰めに似た気持ちもありましたが、まこと静かで半ば紅葉した木々の中を歩くのは、かえって
すがすがしい思いすらするのでした。

 園内の木々
  
 

 
 水生動物たちが、元気そうに動き回っていました。カモ、サギ、アヒルなど身近な鳥たちの中に、
ひときわ派手なおしどりがいました。

          おしどり
           
 

 動物たちは、リス、アライグマ、ハクビシンなど比較的小動物が多いのですが、アジアゾウの
“はなこ”は、室内で遊んでいました。 体重は3トン、年齢は68歳とありました。
来年の干支の“おさるさん”は、小雨の中でも高いところでジッとして座っていました。

 ゾウ(はなこ)              さる園
   

 

 童心に帰ったところで、彫刻館に向かいました。 
彫刻家北村西望は、長崎生まれの人で、県から依頼された祈念像制作のため、東京都の許可を得て、
この井の頭の地にアトリエを構えて「平和祈念像」を制作したとありました。 この他、たくさんの
作品が一堂に展示されていましたが、その迫力に圧倒されるほどでした。

         平和祈念像
           (9.7m) 

 
 やや雨足が早くなった夕方近く、公園を後にしましたが、吉祥寺駅界隈はまるで別天地のような
賑わいで、雨でもこの人出はさすが“今でも吉祥寺”なのでしょうね。お茶する場所をようやく見つけて、
歩き過ぎた足を休めながら、話題に花を咲かせてお別れとなりました。
 お目当ての「あさみちゆき公園ライヴ」は、1か月後12月19日だそうで、もう一度のチャレンジと
なりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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