ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

ローランド・ステレオ・エフェクツ・プロセッサー SE-50の復活

2017年04月30日 | 音響製品
 先日あるビンテージ鍵盤楽器を入手したのだが、古い機種であるためディレイなどのエフェクトが内蔵されていない。そのため納戸にしまったままだったローランドのエフェクターであるSE-50を引っ張り出してきた。かつてはヴォーカルにかけるリバーブで重宝していたが、実はディレイやフランジャーも内蔵しギター用のエフェクターとしても使える多彩な機材である。
    

 最後に電源を入れてから恐らく10年以上経っていると思う。そして当時はディスプレイで文字化けが発生し、プリセットが飛んでしまっていた記憶があった。今回改めて電源を入れても、やはりその症状は変わらず。これはどうしたものかとネットを検索してみた。すると、内蔵バッテリーが消耗してそのような状況になるのがほとんどであるとのこと。そこで自分で電池交換を試みた。ネジを外し中を見ると電池はごく普通に売っている丸型のCR2032電池。そして上から金具ではさまれているだけだったので難なく交換ができた。筐体を元に戻し電源を入れ、さらにマニュアルにある初期化を試みた。結果としてデフォルト状態に復活。これは感動ものだった。全てはネット上に公開している皆さんの報告のおかげである。
    

 実はこのようにして、シンセサイザー奏者として演奏活動を行っていた当時の機材が少しずつ復活している。ラック型の音源も再入手した。今後その状況も報告したいと思うが、いったいどこまで当時の再現が叶うだろうか、自分自身に期待したい。

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