BBCのラジオ放送でオンエアされたザ・ビートルズの演奏を集めた新たなアルバムが11月11日、全世界同時リリースされる。「オン・エア-ライブ・アット・ザ・BBC Vol.2」で、前作「ライヴ・アット・ザ・BBC」(こちらもリマスターで再発される)と重なる演奏なしで、I Wanna Hold Your Hand、She Loves Youなど5曲のNo.1ヒットを含む40曲と、メンバーのダイアログが収録されているとのこと。CD2枚組とLPレコード2種類での発売だ。
資料によると、62年からの3年間でビートルズは275曲の演奏をBBCにて放送したらしい。何度も演奏した曲もあれば1回きりのものもあったとのことだが、当時のライブ・バンドとしての勢いを感じる。そして私はその勢いを改めて体感したく、このアルバムのリリースをとても楽しみにしている。古い録音であるにもかかわらず、アルバムが出ることにこうして心が躍ってしまうのはさすがビートルズのなせる技。加えて、アイドルとしての側面も醸しだしている今回のジャケット写真も、なかなかイイ。
ところで、ダイアログ・トラックとは何か。これはスタジオでの雑談や、メンバーとBBCの司会者たちとの会話を収めたものとの説明がある。私は「ビートルズ・レア・フォト&インタビューCD Vol.1」というCDを持っている(結局Vol.2以降は出ていない?)が、英語による対話が収録されているだけなのでじっくり聞くことはなかった。ただ、付属の写真集欲しさで買ったようなもの。従って、今回のダイアログ・トラックについての魅力は何なのかはわからない。これについては現物に触れるまで判断を待とうと思う。しかし、前述のように当時のビートルズの勢いのある演奏、迫力あるパフォーマンスには大いに魅力を感じる。放送用音源として当然一発録りであろう。言うまでもないが彼らのライブ・バンドとしての演奏力は高度で、曲のクォリティの高さとの相乗効果を醸し出していた。その凄さは前作で実証済み。体調の良い時に聞くととてもテンションの上がるアルバムだ。だから今回も楽しみなのだ。
それにしても、BBCは数多くの未発表の音源を持っているのだなと思う。NHK-FMでも昔から時おりBBCライブを放送しており、特にプログレバンドの貴重な音源には涙ものだった。中にはレッド・ツェッペリンのように正式にリリースされているものもある。ラジオ放送は映像がない分想像力をかき立てる。私がラジオドラマを好きな理由のひとつもそこにある。かえってめまぐるしくカット割りが変化する映像版ならば、じっくり耳を傾けることのできるラジオ音源の方が好ましい。ここまで書いたらこのアルバムの注文はもう必須事項だ。問題はリマスターされた前作をどうするか。…「考え中」である。
資料によると、62年からの3年間でビートルズは275曲の演奏をBBCにて放送したらしい。何度も演奏した曲もあれば1回きりのものもあったとのことだが、当時のライブ・バンドとしての勢いを感じる。そして私はその勢いを改めて体感したく、このアルバムのリリースをとても楽しみにしている。古い録音であるにもかかわらず、アルバムが出ることにこうして心が躍ってしまうのはさすがビートルズのなせる技。加えて、アイドルとしての側面も醸しだしている今回のジャケット写真も、なかなかイイ。
ところで、ダイアログ・トラックとは何か。これはスタジオでの雑談や、メンバーとBBCの司会者たちとの会話を収めたものとの説明がある。私は「ビートルズ・レア・フォト&インタビューCD Vol.1」というCDを持っている(結局Vol.2以降は出ていない?)が、英語による対話が収録されているだけなのでじっくり聞くことはなかった。ただ、付属の写真集欲しさで買ったようなもの。従って、今回のダイアログ・トラックについての魅力は何なのかはわからない。これについては現物に触れるまで判断を待とうと思う。しかし、前述のように当時のビートルズの勢いのある演奏、迫力あるパフォーマンスには大いに魅力を感じる。放送用音源として当然一発録りであろう。言うまでもないが彼らのライブ・バンドとしての演奏力は高度で、曲のクォリティの高さとの相乗効果を醸し出していた。その凄さは前作で実証済み。体調の良い時に聞くととてもテンションの上がるアルバムだ。だから今回も楽しみなのだ。
それにしても、BBCは数多くの未発表の音源を持っているのだなと思う。NHK-FMでも昔から時おりBBCライブを放送しており、特にプログレバンドの貴重な音源には涙ものだった。中にはレッド・ツェッペリンのように正式にリリースされているものもある。ラジオ放送は映像がない分想像力をかき立てる。私がラジオドラマを好きな理由のひとつもそこにある。かえってめまぐるしくカット割りが変化する映像版ならば、じっくり耳を傾けることのできるラジオ音源の方が好ましい。ここまで書いたらこのアルバムの注文はもう必須事項だ。問題はリマスターされた前作をどうするか。…「考え中」である。