ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

SONY CD/MDプレーヤー ZS-M5 を分解した

2013年09月16日 | 音響製品
 この3連休、初日の昨日は所用があり函館に出向いた。プライベートで行ったのは8年ぶりであったのでとても懐かしかった。そして連休2日目の今日は天候不順なため自宅でポータブルのMD/CDプレーヤーの分解掃除をしてみた。モノはSONYのZS-M5。97年発売。当時MDを使い始めていた頃でMDとCD兼用のプレーヤーを欲しいなと思っていたところ、出張で東京に行った時に見つけ、デザインの良さを気に入り購入した次第。なかなか良い音を出してくれ、居間に置いて愛用していたのだが、その後年数が経つにつれてCDに音飛びが起こり、やがてディスクを認識しなくなる状況が発生。また上部の開閉式カバーも不調に。いつか中を開けて直そうと思っていたのだが、それが本日となった。

 <写真下:分解後>スピーカー部分を覆っている前面のネットをはずし、止めてあるネジを回すことで難なく分解できた。見ると、上部カバーの開閉に関係しているギア式ネジが一個外れている。正しく開け閉めできない訳が一目超然。だが、収まるべき場所は分かるのだがどのようについていたのかがわからない。結局、サウンドに影響のない部分なのでネジははずしたままにし開閉装置を解除してしまった。

 次に、何とか普通にCDを聴きたいと思ったので、CDドライブのレーザーレンズの清掃に挑戦。少し苦労したがドライブ部分をはずして、カメラのレンズ用の液体クリーナーで清掃した。電源とスピーカーの配線を戻してCDを試聴。事前に読み込まなかったCD-Rも音楽CDも無事に認識。あとは全体的に内部の汚れを落として元通りに組み立てて終了。やはりレンズの汚れがかなり進んでいたようでこれで当面は大丈夫そう。もともとMDは問題なかったし、ライン・イン端子もあるのでiPodなどの外部音源も聞くことができたのだが、やはりCDが聴けないのは困る。

 分解してみてわかったことは、筐体はプラスチック製なのだがかなり堅い素材で、スピーカーもバスレフ構造をしている。この辺に締まった低音を持つ音の良さの理由があるのだろう。AMのステレオ放送も対応しており、MDの倍速やmp3ファイルは無理だが、なかなかの優れものである。ということでこれからも大事に使っていこうと思う。