ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

His Guitar #2 SMAPがステージで弾くギターは…

2012年12月23日 | ギター
 SMAPの札幌ドーム・コンサートに行ってきた。新聞に一般発売の広告が出ていて何気なく応募したら22日の分が当選したのである。それも、今まで行ったライブ・コンサートで一度も当たったことのないアリーナ席。ほとんど最後列だったが、バックステージがあったのでそこに彼らが来た時だけは最前列になるという経験をさせてもらった。
 自分も含めて入場者の年齢層はちょっと高めか。SMAPのメンバーはテレビで見るのと全く同じ(当たり前)で、はつらつと動き回る。黄色い歓声が一番大きかったキムタクは男の私から見てもやはり男前であった。あまりにも大きなステージセットの中、歌と踊りとお笑いと各自のパフォーマンス(昭和時代のダンスも登場)と、めまぐるしい進行になかなか見る者を飽きさせない、楽しい3時間20分のステージであった。
 その中、キムタクのコーナーでギターの弾き語りをする場面があった。彼が抱えているのはK.ヤイリのアコギだった。ここで、ギブソンやマーティンを持っていたら、ああなるほどな、となるところだが、ヤイリのギターとは正直なぜ?と驚いてしまった。国産ギターでもタカミネならステージで好んで弾く人はよく見かけるのだが。今回、型番はちょっとわからなかったが、形はRFシリーズに似ていた。音響効果は最悪のドームだったが、なぜかギターの音は良かった。その直後、稲垣吾郎が登場し彼もギターを演奏。それもK.ヤイリで、多分KYFシリーズの1台ではないかと思う。その時キムタクはアダマスタイプのオベーションを弾いていた。彼が初めてそのギターを見た時、これチョーカッコイイ~と思ったと、何かの番組で言っているのを聞いたことがあった。まさしく愛用しているのだろう。さらにもう1曲アコギを弾く場面が続いたが、稲垣吾郎のギターが今度はドラッドのカッタウェイタイプに。どこ製なのかは把握できなかったが、このように曲毎にギターを持ち替えると言うことは、楽器に対するこだわりがあるに違いない。その辺のことを何かの機会にぜひ聞かせていただきたいものであるが、K.ヤイリ・フリークの私としては、彼らに対する親近感が深まった次第である。
 今回はクリスマス・コンサートとなり24日札幌がツアーのラストなのだそうだ。当日は終了後に会場からキムタク・ドラマとスマスマに一部生放送があるとキムタク自身が言っていた。
 最後に、札幌ドームからの帰りは今回も最悪。規制がかかるので出るまで1時間以上かかり、出てからも地下鉄駅まで人の列が延々続くという状況。アクセスが1ラインしかない地下鉄がメインになるのでどうしようもないのだが、これだけは改善策がないものか。コンサート自体は楽しかっただけに。
(写真:爆音と共にドーム内に打ち上げられ客席に落ちてきたツアー限定テープ。皆さん競うように取り合うのだが、「嵐」の時よりは穏やか。)