たくまし可愛いい、ロボの戦い

乳がんと戦う、ロボの戦闘日記。
戦闘を離れた日常もつづってます。
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アルバムに貼れない写真

2005-05-25 | 恋談義
アルバムに貼れない写真を持ってますか?今でも。

という歌詞の歌がありました。
昔の写真ってどうしてますか?

恋について、記憶にあるのは幼稚園のとき。
その子はとてものんびりした子で
帰りの幼稚園バスを乗り過ごしてしまった事があるんだけど
一緒に降りる私も気づかないような
同乗している先生にも気づかれないような
その話を聞いた人みんなが「あの子ならありえる」とうなづくような
おっとりとした子。
確かライバルが居て、私とその子が遊んでいたら
割り込んできて連れてかれちゃった。

引っ越したあとの、近所の4~5人の仲間が幼馴染。
そのなかで同い年の男の子。
やさしくてやさしくて、「だいすき!」って言って
追いかけまわしていた。
お母さんに「あの子がヤクザになったらどうする?」て聞かれて
「足を洗わせる」と、覚えたてのヘンな言葉で答えてた。
「”あの子がヤクザ”なんてありえない」と親達が揃って笑う、そんな子。
結構なあいだ好きだったけど、そのうち幼馴染みんなで遊ばなくなった。
ある夜、一緒にその子の家で北斗の拳を見ていたら
「このテレビ見てるといつもツボを発見するんだ」と言い出し
それを聞いてなんだか子供っぽいなぁと思ったあたりで卒業。

そして私にも来た、思春期。
小学校のとき、同じクラスだった子。
その子に年賀状を出したくて、クラス全員に書いた。
返事をわざわざ家まで持って来てくれた子もいたけど
その子からの返事はこなかった。
中学に入って一度も同じクラスにはなれなかったな。
南野陽子の「話しかけたかった」のような恋。
肝心なところで勇気が出せないのは、今でも変わらない。


ライバルから奪い返したかった恋
男の子と女の子の分岐点の恋
一歩も動けなくなってしまった恋

「初恋」と呼べるのは、どれだろう。


それからも訪れるいくつかの恋。
写真はひとつも持ってません。
思い出すのも、今を想像するのも、
勇気を分けてもらうのも、心の中で。

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