bryog

仕事や身の回りのできごとを綴ってみます。

喜劇?

2006-11-28 15:34:30 | 日常について
今日の統計学の授業では、Regression(回帰分析)を学び始めました。

例題が販売量と価格の過去のデータを使ったものだったのですが、
教授がX軸に価格、Y軸に販売量を書いてデータをプロットした図を黒板に書きながら、
「経済学の教授(prof.Hansen・副学長です)はいっつも販売量(Q)をX軸に書くんだけど、
 販売量はdependantなValueだから、Y軸に書くべきなんだよな。
 いつも口論が絶えないよ・・・」なんて冗談を言っていると、

「ちょっと待った!」と裏口からTuckの名物教授、Prof.Argentiが登場!!
学生が「??」となっているのをよそに、彼の解釈による講義が!
彼はCorporate Communicationの教授だったのですが、
「こういうグラフは右上がりでないといけないよ。
 だから、Priceは右から左に価格が増加していくように軸を設定しなければ」
なんて言いながら、統計学の教授の書いたグラフを描き直すではありませんか!

いったいどうなっているの?と思っているうちに、
今度は先ほど統計学の教授が口論している、といっていた
当の本人・prof.Hansenまで登場!!

そして、彼はまたペンを取ると
「だからX軸にQ(販売量or生産量)が来て、Y軸にはPriceなんだって!」
とまた描き直します。

黒板の前には3人の教授が集まって、喧々諤々。

そして大爆笑の渦と大喝采の拍手の中で2人の教授は退場したのでした。

・・・休み明け最初の授業だったのですが、
こんな面白いショートコントを提供してくれた教授たちは素晴らしいです!
Tuckの副学長までそんなことをしてくれちゃうなんて、思ってもみませんでした。

僕らは違うセクション(クラス)がその後同じ授業を2限目に受けたそうですが、
彼らも同じ構成のコントを披露してもらったそうです。

教授たちも貴重な時間を削って、わざわざ5分の出演のために教室に来るなんて!

Tuckの良さをまた実感したのでした。