bryog

仕事や身の回りのできごとを綴ってみます。

Home Party

2006-09-10 10:05:09 | 日常について
土曜の夜は、Tuckの学生の誰か(名前忘れちゃいました)の誕生日ということで、
4人でシェアしている家を開放してのHomePartyに行ってきました。

立ち飲みでごった返す人ごみの中、みんなそれぞれに飲んでいる、
というまさにアメリカンスタイルのPartyです。

土足で家の中に入るし、酒はこぼれるので、床はかなり汚い状態。。。
翌日の住人たちの苦労を思いやると、ちょっと申し訳ない気分でした。

そこで知った飲み会ゲームを紹介します。

1)ビアポン(Beer-pon)
卓球なのですが、卓球台の上にビールの入ったコップをビリヤードの玉の
最初のセットの状態のように置いて、ピンポンがそのコップの中に入ったら、
入れられた方がそのコップのビールを飲み干す、という単純なゲーム。

スコアは関係なく、ひたすら玉を打ってはビールを飲みます。
コップに当たった場合も半分飲む、というルールでやっていました。

みんな酔っ払って激しく台を叩くもんだから、最後のほうにはラケットが折れてラバーも取れ、
単なるウチワのような木の板で打ち合っていました。
ラケットが使い捨てなんて。。。もったいない。
それにしても家の中に(地下室だったりしますが)卓球台があるなんて、
やっぱり日本ではなかなかできないゲームかもしれませんね。

2)FlipFlap
数人が組になって、リレーでビールを飲み干していくゲームなのですが、
ビールを飲み干したら、机の端にコップを置いて、下から指を引っ掛けて、
うまくコップをさかさまに出来ないと、次の人に移動できないというルールです。
プラスチックのコップだからこそできるゲーム。

これもあたり一面ビールでびしょびしょになるので、
当然地下室専用。。。
本当に樽のようなビール樽が2つ、一晩で空いていました。
100Lくらいあったかもしれません。。。

いやー、日本ではどちらも不可能なゲームですね。

今度は山手線ゲームでも紹介してやろうと思います。

リーダー

2006-09-09 22:38:45 | 日常について
Bill Ford
Kofi Annan
Steve Irwin
Condoleeza Rice
Derek Jeter

これらがLeadershipの授業で「リーダー」として挙げられた名前です。
ちなみに、上から順番に
・フォード前社長
・国連事務総長
・TVレポーター
・米国財務長官
・NBAプレーヤー(ヤンキース)
です。

SteveIrwinなんて知らなかった。。。

こちらの授業では、アメリカの企業や有名人が普通に引用されたりするので、
文化的バックグラウンドが無いと厳しい場面が幾つかあります。

隣の学生に「Seteveって誰?」って聞いたりして何とかついていくようにしていますが、
なかなかそのニュアンスまで分かりません。

帰ってきてWikipediaで調べて「なるほど~」といった感じです。
もちろんInternationalな学生も多いので、教授もある程度配慮してくれているのですが。

授業では彼らにはどういう資質が備わっているのか、というような話を議論しました。
(発言もしましたよ~!!)

リーダーとは生まれつきの資質か、それとも教えたり学べるものなのか?
どんな資質をもって「リーダー」と定義するかによりますが、
もし学べるものであるとするならば、この2年間で精一杯学びたいと思います。

Leadership Organization

2006-09-08 09:47:53 | 日常について
GeneralManagerと同時に重要なのが、Leadership。
ManagementがしっかりしていてもLeadershipが発揮できないと、
組織としてうまく機能しない、ということです。

授業では、ManagerとLeaderの違いを
Manager:物事の枠組みを作る
Leader:メンバーを(その枠組みの中で)最大限のパフォーマンスができる環境を作る
と説明していました。

そして、古いケースですが1978年に実際に起こった飛行機事故の話をベースにディスカッション。

そのケースはなかなか面白かったので、ここで紹介します。

ある飛行機が空港に着陸しようとしたところ、
車輪を出す際に異常音が鳴って、車輪の状態を示すランプが消えました。
どうもおかしい、と空港の周りを周回しながら色々チェックしているうちに、
燃料が残り少なくなってきていることに気がつかず、空港の手前で墜落してしまった、
という事件です。
(幸いなことに、178名中168名が生き残ることができたということです)

なぜ、燃料の残りに気づかずに墜落してしまったのか?

教授がボイスレコーダーの記録を元に最後の数分のコクピットでの会話を再現してくれました。

この事件の特徴的なことは、誰一人、個人としてはミスを犯していないのです。
異常が起こったときの対処をそれぞれがマニュアルどおりに行っていたのに、
なぜか墜落してしまった。

フライトエンジニアは残量を機長に報告しているし、
機長もそれを聞いている。
また、トラブルチェックもすべてマニュアルどおりに行っている。

ところが、誰もが目前の作業に追われていて、
「このまま行くと墜落してしまうぞ!」と誰も直前まで気がつかなかったのです!

教授はこの状況を、「個人ではなく、チーム全体としてミスを犯してしまった」と
表現していました。
そして、この原因のひとつはチームがリーダーの下でまとまっていなかった、
ということです。

リーダーは機長であるべきなのですが、彼は自分のことにかかりきりで、
全体を見ることができなかった。

示唆に富んだお話でした。

AGM

2006-09-07 09:32:35 | 日常について
2回目のAGM(Analysis for General Managers)。
TuckはGeneralManagementに強いと言われますが、
しょっぱなにこの科目を持ってくることで、学生にGMとしての物事の捉え方を
訓練させよう、という意図がよく見えます。

本日のお題は前回に引き続き、Caseディスカッションで、
会社の社長として新しく赴任した立場にたって、どう立ち振る舞うべきか、
という内容でした。

まだ何にも考えるフレームを与えられていない中で手探りなわけですが、
ディスカッションを通じて、どんなことを考えなければいけないのか、
というフレームがぼんやりと見えてきました。

ここで大まかな枠組みを捉えた上で、それぞれの専門に入っていくということです。

授業は刺激的で、とても面白いです。
今回は手を挙げることはできたものの、発言の機会には恵まれませんでした。

次回こそ。。。

初授業!

2006-09-06 10:04:51 | 日常について
ついにやってきました。
秋学期が始まりました。
朝8時半の1限は、Argenti教授によるAnalysis of General Management。
学生もやる気十分でガンガン発言するし、
教授もどんどん突っ込んでいく。

会話のペースがそれまでに比べて1.5倍くらい速い!
会話の内容を把握するのに精一杯で、なかなか発言できませんでした。

Argenti教授はColdCall(いきなり学生を指して問いかける)を連発することで有名ですが、
ふと手元を見るとその日のColdCallのリストが。
何でも学生のプロファイルを全部調べて、
その日に誰にあてようか、いろいろと計算しているそうです。

授業の流れもディスカッションをうまくコントロールして、
落としどころをちゃんと作る。

よく練られた授業だと思いました。
学生と教授の間のテンションが良い具合に高く、ケースディスカッションの真髄を見た感じです。

日本の授業とは大違いです。
学生も必死で予習して授業に臨むし、
クラスでの参加度合いが評価の50%という授業のため、
積極的に自分の意見をPRしていました。
(その点では、日本人にはかなーり不利な授業とも言えます)

明日も同じ授業があるので、指されるかは別にして、
とにかく挙手して意見を言えるようにがんばります!

午後はStudyGroupでの打ち合わせ。
授業は午前2コマしかありませんが、
StudyGroupで翌日の科目をディスカッションするため、
結局一日4コマやっているようなものです。

帰ったら19時になっていました。

さて、明日の予習をはじめなきゃ。

休日

2006-09-05 09:50:00 | 日常について
今日は授業の始まる前の最後の休日。
といっても、夜はStudyGroupがあって結局一日予習に追われていました。
土日に英語の環境から離れただけでしたが、
久しぶりにStudyGroupに戻ったときの英語のペースの速さに面食らいました。
ちょっと離れただけですぐに感覚って無くなりますね~

床屋&髭

2006-09-04 09:52:37 | 日常について
授業前にさっぱりしておこうと、渡米から伸ばし放題だった髭を剃り、
ついでに床屋へ。
しかし、Janoverにある床屋と美容院は二軒ともお休み・・・

髪の毛は切ることができませんでした。

しかし、久しぶりに髭を剃ると若返ったような気がしますね~

BBQ

2006-09-03 03:25:19 | 日常について
土曜は昼過ぎからHanover近辺に住む日本人が集まってのBBQ。
Tuckの一年生や、Dartmouthのメディカルスクールの方、
板垣綾さん(中井貴恵のニューイングランド物語というHanoverについての本に
イラストを描かれた方)などが集まって和気藹々と情報交換しました。

小さな町ですが、結局40人近く集まっての大パーティとなりました。
やはり日本人ならではで、アメリカ人のBBQにある典型的なバーガー&ソーセージ
だけでなく、タレに漬け込んだカルビなどを持ち寄り、なかなか美味しいかったです。
私も一応しょうが焼き用に豚肉を前日から漬け込んだものを持ってきて皆さんとシェアしました。(おかげさまで完売)

こういう会はまた続けていきたいですね。

Time Management

2006-09-02 06:46:46 | 日常について
Tuckの有名教授の一人である、Argentiの講義(といってもオリエンテーションですが)がありました。
お題は「Time Management」。
教授が自ら書いたケースをもとに簡単なディスカッションの練習をしました。

自ら書いただけあって、何か発言すると「具体的な例は?名前は?」とかなりの突っ込み。
週明けから本格的に始まるケースももう一度読み直さないとなぁ、
と気を引き締めながら聞いていました。

ケースの内容は面白くて、
ある男の一日の仕事の内容を綴ってあるのですが、
要は目の前の仕事に忙殺されて、自分がやりたい仕事ができずに一日が終わってしまう様子が描かれています。

これは自分の数年前の境遇とまったく同じでした。
「緊急」=「重要」という考えで、とにかく舞い込んできた仕事を片付ける。
しかも自分でやってしまおうと、一人背負い込む。
結果、実は重要でない(または他人に任せられる)仕事に時間が割かれて、
自分が本来やるべき仕事ができない。
でも時間だけは過ぎていくので、なんだか仕事をした気になって帰宅する。
今思い返してみると、そんな毎日でした。

なかなか頭で分かっていても、そうやって働く方が「楽」なので、
どうしてもそっちに流れてしまうんですよね~
他人の批判はできても、なかなか自分の行動を変えられない。

これからの2年間もかなり自分でTime Managementしなければならない局面が
いくつも出てくると思います。

うまく乗り切って、効率的なマネジメントができるビジネスマンになりたいものです。



名前

2006-09-01 09:49:49 | 日常について
僕の名前は「りょう」で「Ryo」ですが、
これが外国人(特にアメリカ人)にとっては大変難しい発音のようです。

自己紹介をすると、必ず「What?How do you spell?」と突っ込まれ、
最低5回は発音を繰り返します。
それでも「Yo」になったり、「Nyo」になったり。。。

曲者なのがスペルです。
「り」は「Ri」より「Li」の方が発音としては近いのに、
「Ryo」と表記してしまうので、混乱するわけです。
今は名札の裏に「Liyou」と表音記号を書いて説明しています。

昔の人はなぜRを使ったのでしょうね。。。

ただ、この名前のおかげで、みんな一発で名前を覚えてくれます。
そして会う度に練習してくれます。
そういう心遣いってウレシイですよね。

唯一の問題点は、僕自身が自己紹介で自分の名前の説明にかかりっきりになるので、
相手の名前を覚えないままであることが多いということです。
向こうから「Ryo!」と言われても誰だかわからないときもあります。
(発音が面白い、というだけで有名になりつつあります。
 昨日も自己紹介したら「名前は聞きましたよ~」と言われました)

Tuckは250人とビジネススクールでは最小規模の学校なので、
何とか2年間でみんなの名前を覚えようと思います。