ここで紹介する舞台写真は、“リトルパイン”を立ち上げる前、
初めて子ども達に人形劇を見てもらおうと、幼稚園の親睦会
のようなところでの催し物の一つとして準備し、披露した作品
です(^^)
本当は脚本の掲載と一緒に、ご紹介できればよかったので
すが、かなり前に書いた作品だと言うこともあって、脚本が
行方不明で、見つからなかったのです(>_<)
この次の作品の脚本と合わせて(以前、集合写真のような形
で、お人形の写真だけ皆さんに披露したことのある作品です。)
行方知れずの為、その内にビデオから台詞を起こし直したいと
思っていますが、一先ず、目だけでも、とっても可愛い作品
なので、お披露目したいと思います(^^)v
無事、台詞が復活したその時には、“おまけページ”から“脚本
ページ”へと昇格させますので、それまでこのような形でお楽し
み下さい<(_ _)>
余談でありますが、今・・・
この頃のメンバーで残っているのは、立ち上げた本人である
私一人となってしまいました(;_;)
でも、新たに現在一緒に頑張ってくれているメンバーが順次
加入し、今に至ります・・・。途中で挫折することなく、今日まで
頑張ってこれたのは、そんな仲間のお陰だと、心から嬉しく思っ
ているのです♥
どら。
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『クリスマスの贈り物』
初めて、“舞台”を組み立てた時ですが、この頃はまだ、今の
ように骨組みとなるパイプなどはなく、下の部分は、4つ折りに
なる“板”で立っている為、とっても不安定だったのです(>_<)
サイズも、現在のものと比べると、そ~ですね~・・・3割程度
小ぶりで、お人形も舞台サイズに合わせて、随分小さいものに
なります^^;この作品に関しては、手作りお人形以外に、主要
な登場人物達は、某100円均一で購入した、パペット人形を
使用している為、尚更小ぶりなものになっています~^^;
引き幕に、星の飾りが付いています。・・・が、付けるの・・・
結構大変でした~(>_<)
中央に“リース”がぶら下がっているのが分かりますか?
あれは、この催し物で、人形劇が始まる前に、子ども達と作った
“マカロニリース”の見本なのですが、真ん中に“鈴”が付いて
います(^^)あの鈴・・・人形劇の最後に、登場するサンタさん
から、子ども達へのプレゼントとして、お話しの中に出てくるの
です♥
この頃は、子ども達の喜ぶ顔を見る為に、どんな演出を考えれば
いいだろう・・・と、ただ純粋に“子ども達の為”を考えて、公演
していたように思います。
いや、今が決して邪な思いを抱いて公演していると言っている
訳ではなく、そう言った、“人形劇団”を立ち上げようと、思い
至った初心は、いつまでも忘れてはいけないな・・・と、改めて
思い直した次第であります。
ある年のクリスマス・・・
子ども達にプレゼントを配らなければならない筈のサンタさんが、
風邪をひいて、寝込んでしまいました・・・。
(サンタさんが寝ているお布団は、この頃のメンバーの子どもの、
おもちゃのお人形のお布団です^^;)
その時、サンタさんのお友達のトナカイの“トナくん”と“カイくん”
が、中々やってこないサンタさんの様子を見に、サンタさんの
お家にやって来ました。
(窓の外に、今は一人しかいませんが、もう一人、直ぐに登場し
ます^^;・・・が、“トナくん”“カイくん”は一人で、両手にパペット
人形を嵌めている為、窓の外から見ている“トナくん”と“カイくん”
が、一緒に覗いている写真は・・・ちょっと見難かったのです^^;)
寝込んでいるサンタさんを見た、トナくんとカイくんは子ども達から
の手紙と、サンタさんが準備したプレゼンとの山を前に
「困ったな~」と思い、頭を悩ますのでした。
(左端の舞台縁に乗っている物は、子ども達からのお手紙の束
だったと思います♪)
「困ったな~・・・」「うん、本当だね・・・」「そうだ!」
プレゼントを楽しみにしている子ども達の為に、寝込んでしまった
サンタさんの代わりに、トナくんとカイくんは、プレゼントの準備を
しに、おもちゃ工場へ行くことにしました。
おもちゃ工場で、トナくんとカイくんは、子ども達へのプレゼント
の準備に大忙し・・・。
その時トナくんとカイくんは、一人の女の子からの手紙に、
どうしていいか分からなくなりました。
その手紙には、「クリスマスに、雪が見たいです。」と書かれてい
たのです。でも、女の子が住んでいる場所は、冬でも暖かな南の
島で、今まで一度も雪が降ったことのない、とても穏やかな
気候の島だったのでした。
「う~ん・・・困ったね~・・・」「どうしよう・・・」「そうだ!」
またもや頭を悩ます、トナくんとカイくんでしたが、その時、いい
アイデアが2人の頭に浮かんだのです!
さっそくトナくんとカイくんは、雪の降り積もる寒い北の国に
やって来ました。
「雪の女王様ー!!」「雪の女王様ー!!」
トナくんとカイくんは、雪の女王様にお願いをして、南の島へ
一緒に行ってもらおうとしたのです。
でも、そんな暖かい場所へ、雪の女王様を一体どうやって連れ
て行くのでしょう・・・。
「雪、降らないかな~・・・」女の子は雪を心待ちにしていました。
トナくんとカイくんは、雪の女王様を冷蔵庫に入れて、ソリに乗せ
南の島まで連れて行くことにしたのです。
(トナくんとカイくんがソリで運んでいる冷蔵庫・・・エライ古風な
感じがします・・・^^;が、一番、冷蔵庫に見えるかな・・・と、
敢えてこんな古めかしいタイプにしてみました(^^)v「コンセント
抜けてんのに、冷たないやん・・・」とは言わないで下さい^^;)
「雪の女王様!お願い!」「えいっ!」
(右端の女の子の上に、キラキラしているもの・・・見えますか?
まいた物は忘れてしまいましたが、まく方法は、昔の時代劇の
ような、ザルに紙切れを入れて、ユラユラ揺らして降らす・・・と
言った、至ってシンプルな方法を採用していていました^^;)
「トナくん、カイくん、よく頑張ったね。」
ゆっくり休んで、すっかり良くなったサンタさん。
「トナくんとカイくんにも、プレゼントがあるよ。」
頑張って子ども達に、プレゼントを配って回ったトナくんとカイくんに、
サンタさんがプレゼントを用意してくれていました。
「ほら、首に飾る鈴だよ。」「わ~い!」
サンタさんからのプレゼントは、首に付ける可愛い鈴でした。
(トナくんカイくんが、下に置いてある鈴を自分で取って、舞台の
縁に置くのですが・・・一人が取りに下りてる間に、残った一人が、
鈴を置き損ねてしまい、子ども達の方へ落としてしまったのです。
写真は、丁度“落ちた”瞬間です^^;勿論、操作は一人なもので、
どちらか一方しか見れないですもんね・・・^^;)
「今日来てくれたお友達にも、トナくんとカイくんと同じ“鈴”を
プレゼントするとしようかの。後で貰って、リースに付けて持って
帰っておくれ。」「よかったね、みんな!」
(分かり難いですが、落ちた筈の鈴が、2個揃って舞台縁に乗っ
かっています(^^)vこれは、子ども達が「落ちた~」と寄って来て
拾ってくれたからなのでした(^_^;)
しかも、私もビデオで見て初めて知ったのですが、トナくんカイ
くんが見えていないにも関わらず、トナくんカイくんに差し出して、
渡そうとしているのです♥
拾った子以外にも、皆で近寄って渡そうとしてくれていました♪
こんな風に、小さい会場で公演する時は、直ぐ目の前にお人形
がいて、演技しているので、子ども達にはきっと、お友達感覚に
見えているんでしょうね(^^)
触ろうと寄ってくる子や、実際にお人形が見えている訳ではない
のに、お人形と目を合わせて手を振る子・・・など、お人形に対し
て“人”と接する子ども達の純粋さに、心打たれる一時です。)
「それじゃあ、みんな・・・」「ばいば~い!!」
(人手不足故・・・^^;お人形が幕を閉めて終了致しました。が、
ビデオで見て、こんな幕の閉め方も可愛いな・・・と思ったのでし
た(^^)vただ、人の手でない為、下の写真のように真ん中部分
が・・・閉まりきっていませんでした~・・・^^;)
素敵なクリスマスの、お話しでした・・・★
――――― 幕 ―――――
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この頃は、ごく少数の身近な子ども達に、見て喜んでもらえる
人形劇を作ろうと考えていた為、大きいお人形や舞台を用意
する必要がありませんでした。・・・が、段々と私自身の夢が
大きくなり、小さいものでは賄えないような、壮大な舞台を披露
したいと思うようになりました。そして、今の大きさのお人形、
舞台に行き着き、作品もかなり高度なものに変わっていったの
です・・・^^;
どら。
http://www.geocities.jp/littlepine2005/
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