「ばよりんが好き人」なら 憧れの楽器があると思います。
私は、Antonio Capelaさんの 装飾バイオリンが憧れでした。
Capelaさんは、私が幼い頃、新作を作る製作者では
とても有名でした。
当時は、古い(1850年以前のという意味です)イタリーの楽器が一番で
次に、古いフレンチ、ドイツ、チェコ、イギリスの楽器
次に ちょっと古い(1900前後のという意味です)イタリーの楽器
ちょっと古いフレンチ、ドイツ、チェコは量産化が進み、お安くなっていました
そんなとき、予算がないけれど 品質の良い4/4サイズとして
新作楽器はありました
Capelaさんの装飾楽器が、日本にあることは知っていました
しかしながら、有名な楽器問屋さんのコレクションだったので
市場には流れないと思っていたのですが
気がついたら、売りに出され、別の楽器屋さんの看板楽器になっていました。
その楽器が、今月私の5本目のバイオリンとしてくることになりました。
現在持っている、1977年のCapelaさんの楽器のアーチはフラットなのに比べ
この楽器のアーチは、ガンさんのドルフィンモデルにとても似ていて
すごく好きな スタイルです
膠がちょっと緩んでいるようなので、修理・調整がすんでから
ゆっくり弾きはじめようと思います。
楽器の煩悩、これでおしまいになりそうです。
機会があれば、名古屋のカペラファンのお二人に見せて 自慢したいな~