りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

DVD「あるスキャンダルの覚え書き」観ました♪

2007年11月22日 00時04分50秒 | 映画(DVD)
☆「あるスキャンダルの覚え書き」
監督:リチャード・エア
出演:ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット、ビル・ナイ、アンドリュー・シンプソン、トム・ジョージソン、マイケル・マロニー


イギリスのベストセラー作家ゾーイ・ヘラー原作「あるスキャンダルについての覚え書き」を映画化。
厳格なベテラン教師バーバラを演じるのは「007」シリーズでM役でお馴染みのジュディ・デンチ。
独占欲が強くなりエゴが剥き出しとなっていく姿は恐怖です(^-^;

15歳の教え子と性的な関係を持ち破滅の道へと突き進む美術教師シーバには「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「バベル」のケイト・ブランシェット。

1997年にアメリカで34才の女教師が13才の教え子と性的関係を持って妊娠、児童レイプの罪で逮捕された事件が基になっており、事件同様、主人公の行いは世間に露呈する事となり、マスコミに追われ家族もなにもかも失うこととなります。
実際の事件では服役後、その教え子と結婚しましたが、映画ではシーバは服役することはなかったのですが、教え子のコナリーは最初から遊びのつもりで、彼に捨てられることに。
唯一彼女に残ったのはバーバラだけ、哀れです。
人は幸せを掴んでもそれでは満足できず、さらなるものを求めてしまう生き物。
教え子と教師の禁断の愛というタブーな問題を扱っているわりには、その関係も薄く、脚本も少々お粗末(^-^;
でも、ベテラン女優のジュディ・デンチやケイト・ブランシェット、ビル・ナイの演技は流石で、それでなんとか最後まで観られたかなといった感じでした(^-^;