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アニメージュとジブリ展

2022-04-21 | アート

5月のGW後に行くつもりだったのですが
またコロナ患者数が増え始めている感じで
GW明けはもしかしたらまずいかもな、と思い
今日は福岡に行ってきました。

前回は一泊でしたが、今回は日帰り。
街歩きをしたいと思っていたので、
今回は太宰府天満宮行きは取りやめ。
(最初は太宰府参拝→九国博の北斎展の予定でした)
到着と同時に福岡県立美術館に行こうと思うも、
途中にあったブックオフで1時間吸われたので、
取りやめてお櫛田さんに参拝後キャナルシティへ。

前回の福岡行きで(朝食バイキングの食べ過ぎにより)行けなかった
シェーキーズでのピザ食べ放題(時々無性にやりたくなるんす)で昼食を終え
(結局ここで食べ過ぎたので夕飯も食べずに済みました)
前回来た時から店がいくつも変わったことを確認。
(大きいおもちゃ屋がガシャポンとクレーンゲームの場所に変わってましたね…)

川端商店街をくぐって、福岡アジア美術館の「アニメージュとジブリ展」へ。
「テレビ漫画」が「アニメ」に変わり、中高生のファンたちが増える中創刊された
徳間書店のアニメ雑誌「アニメージュ」。
その編集者であり、のちに編集長となったのが
今やスタジオジブリの実質的な支配者といっていいであろうプロデューサー、鈴木敏夫でした。
「ヤマト」「ガンダム」の人気から始まったアニメブームに乗りつつ、
キャラや声優を中心にした他誌との差別化として過去の名作を掘り起こし、
その中で宮崎・高畑・大塚といったアニメーターたちの魅力を発信するという
「アニメージュ」の独自色、が生まれていきます。
そして宮崎・大塚作品の「ルパン三世 カリオストロの城」猛プッシュから、
「風の谷のナウシカ」連載開始(連載続けさせるために印刷所に相当無理をさせたとか…)
そしてナウシカアニメ化、徳間のメディアミックス戦略
(ゴーショーグンOVA、天使のたまご、アリオン…)から
スタジオジブリ設立、鈴木のアニメージュ離脱までが
この展覧会では展示されています。

鈴木がアニメージュを離れる89年周辺は、「ボーグマン」で菊池道隆(=麻宮騎亜)が、
そして「王立宇宙軍」「ふしぎの海のナディア」でガイナックスがそれぞれ注目を浴びる時期…
つまりアニメ界の世代交代と時を同じくして、という部分にドラマを感じるとともに
アニメージュ編集部には後のニュータイプ編集長、後のガンダムエース編集長、
後のジブリ作品脚本担当…といった数々の才能が集う梁山泊だったこともわかり
「このころが鈴木敏夫にとっても『青春』だったのかもしれないな」と思わされました。

物販はほぼジブリグッズのみだったので何も買わず。
常設展もアジアの現代美術を集めた展示になっており、
久々に見に行きましたがそれぞれの国や社会の過去や現在の問題を
芸術という形で反映させたものになっているのだなぁ…と改めて思ったり。

その後はデパート巡り(土産を買うため)(あと後学の為長崎で見れない高級時計見てた)
夕飯も食べていくつもりだったけど時間も胃の隙間も足りないということで
100均で食事代わりになりそうなものをいくつか見繕ってバスへ。
昔の俺、よくこの時間で展覧会ハシゴとかしてたなぁ…。

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