Rimshot!!!!

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HEROMANを見終わって

2010-09-25 | アニメ
スタン・リー原作の「HEROMAN」、全話見終わりました。

視聴率が悪かったり、ストーリーの進行速度がおかしいとか
誰に向けて作ってるのかがわからないとか
とかく2ちゃんアニメ板を始めとする萌えアニメ好きからの評価は
低い作品ではございましたが

王道で面白かったです。

いや、確かに最終話だけ見ても兄貴行方不明で
しかも妹がそれに一切触れないとかなんなの、とか
マスコミなんでそこで帰るの、とか
つっこみどころはあるんですよ。
それこそ穴は多いです。

しかし、それをほっといてもいいくらいに
しっかり王道のヒーローストーリーを描き、
日本アニメとアメコミの中間点あたりに
うまく着地できたんじゃないかな、と思うんですよ。
日本アニメ的な萌えと燃えを、うまくアメコミと融和させたというか。

1年の予定がわりと制作が進んだ段階で半年に短縮、ということで
(打ち切りではなく、放送開始前の段階でということですが)
1年スパンで考えていた部分がそのまま残っているような
そんな印象を感じた部分もあります。
たぶん1年スパンなら、政府に追われたり、
その後の最終章につながる伏線部分も
もうすこしじっくりと、面白く描けたのかなぁと。
そういう意味では残念ではあるのですが。

あと、BONESアニメってことで絵がきれいでよく動く。
これはある意味一番の魅力だったかもしれません。
キャラクターもかわいらしく描けていましたし。
女性キャラもかわいかったけど一番人気なのはジョーイだった気がw

最終話ラストのクリフハンガー的な終わらせ方に
「2期期待してもいいのかな?」とうっすら期待しつつ
できれば2期はスタン爺はキャラ原案くらいでかかわってもらって
ポール・ディニあたりつれてこれませんかね、と無茶を言ってみたりw
(主にアニメ版バットマンの脚本の人。邦訳作品も何本か)

とにかく、アメコミ好きなおいらにとっては
楽しめるアニメでした、ということで。
・・・感覚としては、マドレイラやラモスあたりの
「MANGAナイズされたアメコミ」見る感覚に近かったかもなぁw

・・・しかしケータイといいこれといい、
おいらがテレ東で面白いと思ったものって、
どうして商売的には失敗傾向なんだろうか・・・
コメント
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