さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

子育ての失敗や苦い経験、喜びなどを書いています。小学生、高齢者を応援する人生ゲームも紹介しています。

87才の母は郵便局で待ち続ける

2020年05月25日 | 人生のさんぽみち
 87才の母は郵便局で待ち続ける

  
 87才の母が郵便局に行きました。
 国から1人10万円の経済対策費をもらうために
 手続きの封筒を出しに行くためです。
 郵便局が開く前に行ってしまい
 その封筒を抱えて郵便局の前で
 「あら~まだやっていないわ」と開くまで待っていました。

 他にも高齢者が同じ封筒を持ってきたそうで
 「あら~やっていないの?じゃあ買い物してから来るわ」と
 出直してくる人もいたそうです。

 

 母が郵便局前で待っていると
 同じ封筒を持ってきた人たちがポストに入れているのを見て
 不思議に思っていたそうです。
 「どうしてポストに入れているのかしら?」
 しかし答えは見つからずそのまま待っていたそうです。
 たまたま親切なおじさんが
 封筒を抱えて待っているのをみて、
 「その書類だったらポストに入れればいいんだよ。
  私もポストに入れに来たと、一緒に入れてくれたそうです。」
 ず~と待ち続けた母は、郵便局が開く前に
 帰れたそうです。

 まだまだ若い人から見れば
 「こんな簡単なことも・・・何をやってんだ!」
 という事になりそうですが
 これが87才という年齢なのかな~と思います。
 忙しい日々の中で少しイライラする時もありますが
 時間の流れがゆっくりな高齢者を理解して協力し合うことは
 未来の自分に寄り添うことだと思っています。


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