さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

子育ての失敗や苦い経験、喜びなどを書いています。小学生、高齢者を応援する人生ゲームも紹介しています。

小学校卒業式のつらい思いで

2021年03月21日 | 子育ての苦い経験・喜び
 小学校卒業式のつらい思いで

   

 小学校の卒業式の季節がやって来ました。
 6年間の生活ではさぞ色々なことがあっただろうと思います。
 卒業する6年生には
 勉強やスポーツなどが人よりも出来るとかも大切ですが
 目の前にいるお子さんその存在それだけで素晴らしく
 「卒業おめでとうございます!」と伝えたいです。

 私の小学校卒業式はつらい想い出があります。
 それは卒業式だったのですが
 ごく普通の普段着で参加したのです。
 両親も何も言うこと無く普通に学校に行きました。
 きちんとした服装でくる友達もいると思いましたが
 ごく少数でほとんどが普段着なのではと思っていたら
 クラス全員がそれはもうきらびやかな服装でした。
 驚いた私に追い打ちをかけるように一言
 「この貧乏人が」
 「卒業式に普段着かよ、貧乏だな~」と
 複数の友人から言われ見下されました。
 今まで仲良かった友人たちの視線が
 心に突き刺ささり、その場からすぐに逃げ出したかったです。
 「そうか、俺は貧乏人だったんだ」と
 心の中で何回もつぶやいていました。

 5クラス約200人の卒業生の中で唯一普段着だったは
 他のクラスのよく言い合いをした一番中の悪子でした。
 その時だけは仲間意識を感じました。
 6年生の卒業式はその事しか覚えていません。

  

 全国の卒業生の皆さんは
 家族や周りの人たちから祝福され
 楽しい想い出を作り
 無限の可能性を持っている皆さんですから
 これからの人生、大いなる夢と志をもって
 時に回り道をしながらも歩んでほしいと
 心から願っています。
 卒業生、ご家族の皆さんへ
 「卒業おめでとうございます!」

コメント
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