Still Creek のほとりで

Still Creek(静寂なる小川)は裏庭を流れる小川の名前。といっても Windows からは騒音もきこえてきます。

レイク・ルイーズ (4)

2006-07-12 14:52:56 | 
ヨーロッパからの年配の観光客の一団。

他の場所でも一緒になりましたが、
皆さん物静かで感じの良い方々でした。

レイク・ルイーズ (2)

2006-07-12 14:47:58 | 
湖の南寄りにカヌー乗り場が見えます。

この美しい湖のあちらこちらに、カヌーが浮かんでいる写真を
撮りたかったのですが、朝が早かったからでしょうか?
見られずに、心残りでした。

カナディアン・ロッキーの旅 (25)

2006-07-12 14:40:03 | 
世界で最も美しい湖といわれる、レイク・ルイーズです。

33年前に来た時も、本当に美しい湖と感激しましたが、その後
折りに触れ見る写真とない交ぜになり、頭の中にレイク・ルイーズの
イメージが固定されていました。でも、その場に立つ臨場感には、
較べようもありません。

レイク・ルイーズは、東西に細長い湖で、その東側にだけ、僅かですが、
なだらかな平野部があります。そこに、名の通りお城のような
シャトウ・レイク・ルイーズが建っているのです。

私たちが入ったのは、そのホテルの庭のような湖岸沿いのところです。
残念ながら、湖の前に面する庭園はちょうど工事中で、美しい花々は
見られませんが、ハンギング・バスケットが所々に掛けてあります。

ヨーロッパからの観光客の一団がいて人は賑わっていますが、
皆さん物静かで、この風景に相応しく周りはいたって静かです。
話し声がけたたましく聞こえる国の人たちは、いないようです。

興奮を抑えて、湖をみることにしました。何故美しいのでしょう。
それは目に入る湖の幅も関係あるのかも知れません。
それとも、左右から湖の水面に切り込む山々の角度の所為でしょうか。
この辺りの標高は1500メートルと結構高いようですが、
湖面につらなる岩山の裾に、緑の樹林が見えるのも心和ませます。

いいえ、何といっても、湖の奥深くに見える氷と雪の山の所為です。
遠くに見える氷河を含む山は、まるで砂糖菓子の国を思わせるのです。
バレエ「くるみ割り人形」の砂糖菓子(Sugar Plum) の妖精たちの国です。

春・夏・秋・冬 / 早朝・日没、それぞれの景色を見てみたいものです。
この景色を独り占めにするように建つシャトウ・レイク・ルイーズに
泊まり、好きな本でも読みながら時々目を上げて、遠くの山や氷河を
眺めることができたら、それはもうこの世の天国だとカレは言います。
でもそれは、所詮私たちには、見果てぬ夢のようです。

湖の北側に程よい距離の散歩道があることは知っていましたが、
時間が僅かしかなく、諦めるほかありませんでした。

でも、レイク・ルイーズをまた見ることが出来た幸せでいっぱいでした。

06-07-11 (火)薄曇り 13~21度