Still Creek のほとりで

Still Creek(静寂なる小川)は裏庭を流れる小川の名前。といっても Windows からは騒音もきこえてきます。

小物作り

2006-11-30 16:02:49 | クラフト


(クリスマス・ツリーに飾ったくるみ割り人形です)

昨日のマイナス13度の寒さには参りました。
普段、22度に設定してある室内も、2階の日常生活区が18度、
寝室のある階下は16度までしか上がりませんでした。

問題の多かった暖房ボイラーを新しい器械に取り替えてから初めての寒さです。
前のボイラーはどんなに寒くても、こんなに室温が下がることは無かったのですが、
新しい省エネ型は、外気温との兼ねあいで室温を設定するというのです。

私には良く解りませんが、外の気温が低い時は、室内の温度を低くしても、
それほど寒く感じないという理屈みたいです。
寒い外に長い間いて、家に入ると暖かく感じるという理屈は解るのですが、
私たちの場合は家の中に閉じ篭ってばかりなのです。

でも気のせいか、寒く感じないのは事実です。もちろん少し厚着している
所為でもあるのでしょうが、少しも苦にならないのが不思議です。
というよりも、やや心地よい室温のようにも感じるのです。
これだけ室温を上げなかったということは、ガス代の節約にはなったことでしょう。

カレが屋根の雪の様子を見に外へ出ると、2軒先のフェルナンデスさんが
「もう直ぐ雪が降り始めるよ」
ガックリです。

一昨日きれいに除雪したドライブウェイにもう4~5センチ積もっています。
でも、朗報です。気温が急速に上がって来ています。夜10時現在、
マイナス2℃です。
この調子なら、雪掻きをしなくても、自然に融けてくれるのではないでしょうか。

仮に雪が融けたとしても、暫らくは泥道みたいでしょう。
ムリをしないようにすることにして、買い置きの物で済ませることにします。
これで冷蔵庫の中の在庫も少しは片付きそうです。

娘夫婦もこのところ仕事を減らしているようなので、ベビーシッティングも
しばらくは少ないはずなので、少しは家の中の雑用が出来ます。



今日はクリスマス用の小物がやっと一組出来上がりました。
針仕事は孫たちがいると危ないので、出来るだけ控えるようにしていたのです。
先日から作り始めていたテーブルセンターと大小の丸いポット置きです。
本当は少しずつ手縫いで作るのが楽しいのですが、ミシンでざっと縫っただけの
簡単なものです。


06-11-29 (水)曇りのち雪

クリスマス・ツリー

2006-11-29 17:26:11 | 暮らし




雪は止んだのですが大変な寒さです。
屋根の雪が作りかけのロールケーキのようになったのも初めての経験です。
外気温は日中マイナス5度でしたが、午後11時半現在でマイナス13度です。

今日訪ねてくるはずの人から電話があって、「住んでいる所がコキットラムで、
日中は良くても、帰りのブラックアイスが心配なので、来週に変更したい」
とのことです。こちらとしても帰りに事故でも起こされてはと心配していた
矢先なので、キャンセルになりホットしました。

急遽エズメに電話して、クリスマス・ツリーの飾り付けに来させることにしました。
ツリーは数日前に出して置いたのですが、12月のアドベント(待降節)カレンダーと
同時に飾り付けをするつもりでした。ところが週末は何かと忙しくなりそうなので、
ツリーだけでも準備して置こうと思ったのです。

ツリーの飾り付けの手伝いをするのだと、エズメが楽しみにしていたので、
声を掛けたわけですが、喜んで来ると言います。



予定していた来訪者がカメラマンと一緒だということで、大慌てで
昨日リビング・ルームの片付けをしたので、スッキリとなりました。
急いでサンドイッチを作り大皿に盛り付け、それに昨夜の残りのポテトサラダと
紅茶を用意して、リビングの大テーブルに置いて待ちました。

ほどなく母親に連れられてやって来たエズメとコンラッドですが、
キレイに片付いた部屋の雰囲気に気付いたようです。
リビングに置かれたサンドイッチを見ながら、エズメが
「良い音楽が聞こえるけど何処から聞こえてくるの?」
と訊きます。カレが先日配線し直した、バロックの音楽チャンネルです。

「サンドイッチは、やはり何時ものようにキッチンのテーブルが良いね」
とカレが 試しに云うと、
「ノー、ここでパーティーをヤルノヨ」
「オバアチャン、このポテトサラダにはエッグが入ってるの?」
などと、ちょっと大人っぽく華やいだ気分のようです。



何時もは食べさせるのに苦労するエズメですが、嬉しそうにお行儀良く食べています。
やはり女の子ですね。チョットした雰囲気の違いを楽しんでいるようです。
一方コンラッドは、リビングルームだと広いので走り回ってばかりです。
時々みんなの側に来ると、食べることにはお構いなく好きな数字並べをしています。





食事を終えてからツリーの飾り付けを始めたのですが、エズメはお手伝い出来ることが
嬉しいらしく、小さな手で飾りのくるみ割り人形やリンゴにフックを付けては
楽しそうに飾っています。高い所だけはオジイチャンに手伝ってもらいましたが、
ほとんど一人で飾り付けを終わりました。

今年はくるみ割り人形が主役なので、去年まで使っていた飾りは休業です。
箱から出てきた去年の飾りを見て、二人は格好のオモチャと遊び始めました。



エズメは飾り付けに満足気で、ツリーを見て頷いています。
コンラッドは遊び足りないようでしたが、道路が凍りつかないうちにと
早めに帰って行きました。


06-11-28 (火)晴れ

除雪

2006-11-28 16:33:36 | 暮らし
今日は、粉雪が微かにチラチラと落ちていました。
日中の気温はマイナス5度、年寄りにはチョット耐えがたい温度です。

起き出したのは、午前8時。もう皆さん出勤した後のようです。静かです。
昨夜のうちに大分積もったようです。物差しを持って測ってみたら34センチでした。

昨夜除雪しておいた歩道は、その後の雪でまた積もっているのですが、
出勤・通学の人たちの足で踏み固められています。
通行人が歩きやすいように、家の前の歩道の除雪は各戸の義務となっています。

除雪を怠って、そのために通行人が怪我でもしたら、訴えられるそうです。
お隣の中国人の一家は、自分たちの車の通り道はきれいにしたようですが、
歩道の部分は車の通る幅を除いて、ほったらかしです。
香港からの人達なので、多分そんなルールなんかご存知ないのでしょう。

昨夜、知らない人からカレに電話が掛かってきて、
「明日(火曜)、話を聞きに行っても良いか?」
暖かい部屋にいると、外の天候のことなどすっかり忘れてしまっていて、
「構いませんよ。殆ど出掛けませんから」

ところが今朝、積もった雪を見て、
「多分車で来るのだろう。これじゃ、ドライブ・ウェイに駐車も出来ないから、
断ろうか・・・」と言います。

「断る前に、我が家のスノーブローワーが動くか如何か試してみよう」
とカレが 重い腰を上げたのはお昼前のことです。幸い去年買った非常用
ガソリンが数リッター残っていたようです。
除雪機は7~8年前に買っておいたのですが、ここ数年出番の無かったものです。

ガレージから外に引っ張り出し、ガソリンを入れ電源を利用してエンジンを
始動ボタンを押すと、勢い良くエンジンが廻り始めました。
「ヤッター!」と歓声を挙げたかったでしょうね・・・側で見ている私の気持ちです。


一軒置いた家の年配のご主人が雪掻きをしているのを見て、カレはエンジンを
掛けたまま近づいて声をかけ、立ち話を始めました。
「これでやりましょうか」
「ありがとう。歩くところだけだし、もうほとんど終わってしまったから」
「でも、車を出すには、まだ雪が沢山残っているではありませんか」
「車は3年前に事故で壊れてから、買ってないし、運転も止めたんですよ」

除雪機で両サイドに雪を吹き飛ばします。3年ぶりの運行ですが、身体が
覚えていたのでしょう。手慣れた様子で、あっという間に片付きました。
セメントに残っている雪は少量なので、スノーシャベルを使っての私の仕事です。


思いのほか簡単に片付いて、明日の来訪者の駐車も問題なさそうです。
除雪を終え、一息つき家の中に入ろうとしたらカレが 、
「見てごらん、うちの屋根を!」と指差します。
屋根の雪が滑り落ちてきて、ぶら下ったまま凍りついているのです。

我が家はトタン屋根なので、屋根裏の温度の所為で屋根に接した部分が
融け易いようです。 今にもずれ落ちそうですが、外気温はますます低く
なってきているので、しばらくはこのままの状態でしょう。


これは、裏の雑木林がきれいに見れる二階の居間からの写真ですが、
出窓の上に雪が覆いかぶさっているのが分るでしょうか?
外の温度計はマイナス5度を差しています。

普段は明るい部屋なのですが、台所・食堂・出窓の三ヶ所の窓に同じように
雪が垂れ下がって来ているので部屋全体が暗く感じます。

今夜はかなり冷え込むそうです。

06-11-27 (月)曇り

大雪

2006-11-27 14:08:05 | 自然 (花鳥風月)


昨日の夕方から降り出した雪は、今日も続いています。

夏の間、他所の皆さんに申し訳ないような快適な好天が続いたのが、
11月に入ったら、雨また雨。 記録的な大雨だったようです。
おかげで、水源地の土砂が崩れ、水道水が濁ったりしました。
そこへきて昨夜から急に温度が下がり、今朝の温度はマイナス4度。
昨年より4日早い初雪です。



確か、長期予報では暖冬とのことではなかったかしら?
地球温暖化の所為だと、いっぱし科学的思考?と納得していたのに・・・。

退職後の私たちは、何処といって出掛けなければならない先もなく、
雨が降ろうが雪になろうが、家にジット篭もって居れば良いのですが、
仕事のある人は大変です。

そう、ラドナーの小牧場に住んでいて、カレが 通勤している頃は大変でした。
寒い朝は、凍りついた車の窓を削ったり融かしたりしていました。

今日は日曜日。 普段の週日なら、毎分かに一人か二人は人が通る我が家の前も、
この雪を見て外出をひかえているのか、ほとんど人が通る気配がありません。



カレは、ケーブルの音楽チャンネルが何とやら・・・と色々と配線をしています。
「そうだ!除雪をしなくちゃ!」 と私は着込んで、赤い除雪ショベルを
持ち出したのですが、ウェット・スノーで大変な重さです。
私が家に居ないのに気付いたカレが 、「僕がヤルヨ」と声を掛けます。

私と交替したカレが、家の前の歩道の部分と入り口までの幅1mの雪を除けて
家に入って来ました。

「オオ、寒い! 甘酒を戴こうかな」ですって。 無いものネダリです。
そう云えば一月ほど前に、甘酒の麹の袋を買ってきたのでした。
近いうちに作って見ることにしましょう。
替わりにホット・チョコレートを作ってあげました。



そんなカレが 、急にダウンタウンの大型文具店へ買い物に行くといいます。
「何もこんな雪の中を行かなくても・・・」というと、
「こんな日は人が少ないし、電車を降りたら地下街だから大丈夫だ」

厚着をして出掛けるカレに「転ばないように!」と声を掛けると、
「いざ行かん 雪見にころぶところまで」(芭蕉)と云って、意気揚揚と出かけました。
40分ほどで帰ってきたカレは「7人の店員に客は僕一人だった」そうです。


写真は全て、すぐ近くのスカイトレーンの駅とドイツ公園の雪景色です。
ウエット・スノーのため、昼間は滑るようなことはありませんでしたが、
夜は凍りつくかも知れません。 我が家は、昨夜と今朝、歩道にニ度も
融雪塩を撒いたのですが、効果は期待出来そうもありません。


06-11-26 (日)一日中雪

初雪と南天

2006-11-26 16:35:36 | 暮らし
朝、薄陽が射してしましたが、外の気温はマイナス1℃。
昼頃から曇ってきたなと思っていたら、夕方には雪が降り始めました。
今年は暖冬と言われていたのに、去年より数日早い初雪です。ただ今、
夜11時、リビングルームの窓から写した、通りの向かい側の雪景色です。



あっという間に11月も残り少なくなり、ショッピング・モールや街なかの
飾り付けも、もうすっかりクリスマスの雰囲気に様変わりしていますね。

我が家もそろそろクリスマスの飾り付けをして、部屋の模様替えをしようと
話しているところです。



写真のこの南天は、8月9日に「恵みの雨」と題して載せましたが、実は
7月の始めに南天を植え直すときに切り取った枝を花瓶に差して置いたものです。
それから、そろそろ5ヶ月になるというのに、今でも青々として次々に新芽を
出しています。葉も茎も、少しホッソリとなってきていますが・・・・。

一日おき位に水を取り替えるだけで他は何も手を掛けていないのに、
こんなに長持ちして、私を喜ばせてくれています。
光がいっぱい入る天窓のあるバスルームに、ずっと置いてあったのが良かったの
でしょう。それにしても、何と生命力の強い木でしょう。

ちょうど一年前の11月下旬、知人夫妻が日本に帰国されることになり、
南天とライラックを一本ずつ記念に移植して下さったのです。

一年が経つのは本当に早いものですね。この二本の木を見る度に、
ご夫妻のことをいろいろと懐かしく想い出しております。
お蔭さまで二本とも良く根付いたようで、茎や葉も少しずつ広がってきています。

今日は取りあえず、南天をバスルームから孫たちの部屋に移してみました。
この部屋には緑の植物がひとつも置いてなかったので、白い壁に映えて見えます。
「これからも長生きしてね」と、思わず語りかけている私です。

緑を少し置くだけで、部屋の雰囲気が活き活きした感じになるって、
良いものですね。


06-11-25 (土)晴れのち小雨、夕方から初雪

熊害

2006-11-24 18:32:25 | 雑感


古い友人のKさんとの電話での話題のなかのひとつです。

ウェスト・バンクーバーの高級住宅地に住んでいる上品で物静かなKさんが、
「オホホ、先日うちの庭に熊が出たのよ・・・・」
それだけ聞いただけで、ビックリ仰天!

先日の大雨と共に強風のあった日、周りの樹木は大揺れに揺れていましたが、
幸いに、大きな樹木に囲まれたKさん宅の庭木は、風向きのお蔭で風が当らず
ほとんど揺れなかったそうです。

夕方のこと、フト、ある部屋から裏庭に植えてある一本のリンゴの木が、
大きく揺れているのに気がつき、「オカシイナ?」と不思議に思って、ご主人と
ベランダに出て良く見たら、大きな熊がリンゴの木を揺すっていたのですって。

まだかなり実がついていたリンゴをほとんど落とした後は、リンゴの木の下に
座り込んで、ほとんど食べてしまったそうです。そのあとは山に戻ったのでしょうね。

春先に咲く優しいリンゴの花が好きで、だいぶ前に植えたのだけど、来春の花を
楽しんだら切ってしまおうと話しあっているとのことです。と言うのは、お隣に
小学生の子供さんたちがいるので、もしものことがあったらと思うと恐くって・・・

また近ごろは、山の上から時々小熊も下りて来て、ゴミ箱をあさってひっくり返したり
する事件があちこちで発生しているそうです。

冬眠を前に熊にとって食料が簡単に手に入る方法は、人家に近づきゴミ箱を
あさったり、庭の果物の実を取るのが、いちばん簡単なのでしょうね。
一度味をしめたら、熊も止められないのでしょう。

山を削って景色の良い住宅地を上へ上へと拡げていくので、動物たちにとっては
山も住みにくい場所になってきているのでしょうか。

日本でも毎年、熊が民家の周りに出てきて危害を加える事件が増えているようですが、
これも万国共通のひとつの大きな問題なのですね。

写真:近所の裏庭に、ひとつだけ残っている赤いリンゴ。


06-11-23 (木)曇りのち雨

雨の合間に

2006-11-22 17:29:38 | 人びと
雨の合間に時々顔を見せるお日さまに、思わず顔がほころんでしまいます。

「何はともあれ、今のうちに少しでも片付けましょう」
と、外に飛び出しました。セメントで敷き詰められた前庭のドライブウェイは、
先日来の雨風に吹き飛ばされてきた落ち葉でいっぱいです。
しかも、ベットリとセメントに張り付いて、ホウキで掃いても上の乗っかっている
葉っぱだけしか集まりません。



「濡れ落ち葉とは良く云ったものね。裏庭からレイキを持って来て、
ひっかかなければ取れないわね」
そんな独り言を言いながら、ホウキで集めていました。

汗ばみながら30分くらい、落ち葉と戦っている間に歩道を通ったのは
たった数人だけです。駅前と言うのに静かなものです。

そのなかの一人は、一日に何度も我が家の通りを散歩される90才位の
真っ白な鼻髭を蓄えた長身のオジイサンです。チョッと見た感じは
ジューン・アリスンがジョー役で出た、若草物語の隣家のオジイサン。

いつものように、簡単な挨拶をお互いに交わしニッコリ。
「濡れ落ち葉はなかなか取れないから、今日は大仕事だね」
と一瞬足を止めて言います。すぐにまた、いつもの通り駅前まで歩いて、
すぐ引き返して来て、自宅の方に向かいました。

お住まいは、我が家から2ブロックス先の突き当たりです。この
2ブロックスだけでも、200メートル以上あります。
雨さえ降らなければこのオジイサンは毎日4~5回我が家の前を通ります。
キットお医者さんに「歩け、歩け」と言われているのでしょう。

前方をシッカリと見据えて、必ず杖をついて歩かれるのですが、
膝を上げるわけでもなく、どちらかと言うとすり足みたいな歩き方です。
立ち止まって木々や花を愛でるということも無さそうです。
ひたすら健康の為に歩いておられるのですが、角のドイツ公園に着くと、
ほんのチョッとの間、独りベンチに腰掛けて一息つくようです。

そんな時、もう何年も顔見知りになっているので、私が孫を連れて
ドイツ公園に行くと、孫に一言二言声を掛けてくれます。
どんな人生をおくって来られたのかしら?話し掛けてみようか・・・と
思うのですが、如何せん私の英語では話が通じそうもありません。
そのうちエズメが友達になってあることないこと、オジイサンに
ふれ回すのかも・・・・。


06-11-21 (火)雨のち曇り

またまた共時性

2006-11-21 15:16:15 | 雑感
今日は、また共時性の話です。
一昨日は、何と3回も共時性が起こっています。

<その1> 一昨日のことです。カレが「ちょっと、この写真をみてごらん」
と云います。 高校のときの同窓生AAさんからのEメールを開けたら、
添付写真が付いていたようです。

カレの説明によると、窓を背にした逆光の写真は、AAさんが写した他の同窓生
BBさんの写真だったのですが、窓に置いてある小さな人形が、ディズニーの
白雪姫に出てくる7人の小人たちなのです。 実はそのメールを開ける直前に、
エズメが同じ小人の人形を6体抱えてシャワーに入ったばかりだったので
ビックリしたのでした。(7体のうちの1体は見付かりません)



<その2> 私はBBさんの名前を聞いたのは初めてです。病弱だったカレも、
高校時代にわずか数ヶ月間だけ一緒だったBBさんの名前は、55年間思い出した
ことも無かったそうですが、「そういえば・・・」と大人しくて静かだったBBさんを
思い出したというのです。

そんなことを話しながらお茶にしたのですが、先日頂いた特製どら焼きの包みを
見たら、そのお菓子の名前が、何とBBさんと同じ名前でした。 そのBBという
名前は、佐藤とか鈴木といったようなありふれた名前ではなく、私たちの知り合い
にもない名前なのです。

<その3> その日の夕方、エズメとコンラッドを迎えに来た父親が、
「来年マーティン・スコーセッジ監督が、バンクーバーで日本を舞台にした映画を
撮るんだ」と云います。
「日本に行った、カトリックの宣教師の物語だ」
「聖フランシスコ・ザビエルか?」とカレが訊きますと、
「イヤ、聖人ではない。二人の宣教師の話で、タイトルは"Silence"だ」
「だったら、遠藤周作原作の『沈黙』に違いない」
「そうだ、そうだ。 バンクーバーで撮影する映画は数多いが、スコーセッジ監督の
ような大物監督が撮影するのは珍しい。日本で撮影するよりも色んな点で良いのかも」

そんな話をして3人を送り出しました。 そして夕食後に、録画してあったテレビ番組を
点けたら、日本に初めて紹介されたという西洋料理について、聖フランシスコ・ザビエル
の名と肖像画が出てきました。 つい先刻、人違いながら話題に出た名前です。

世の中、浜の真砂ほどの情報が溢れているのに、こんな他愛ないイタズラのようなことが
時として起こるのは何故でしょう。

* * * * * *

そう云えば、2週間ほど前の夜遅く、映画「男たちの大和」をDVDで観ました。
次の朝、いつもコメントを下さるnaoさんのブログを開いたら、「九州旅行」と
題して、陸軍特攻隊と知覧のことをお父さまと話されたことが書いてあり、本当に
ビックリしました。 これも確かに共時性ですね。


06-11-20 (月)曇り時々雨

千歳飴

2006-11-20 15:42:34 | 暮らし
心配をしていたような悪天候にもならず、午後からは晴れ間も見えて、
ホッと一息ついております。

数日前、東京に住む身内より届いた荷物の中に、孫たち用に「千歳飴」
の袋が入っていました。



この袋を見て、「アア、日本はちょうど、七五三の時期なのね」と
11月の風物詩のひとつ「七五三」のことを思い出しました。

11月15日に、3才の男女児、5才の男児、そして7才の女の子の
成長と健康を祈り、長寿を願ってお宮参りをするのですね。

着慣れない着物や正装で着飾った子供たちが、紙で作った細長い
「千歳飴」の袋を引きずるようにして、家族に連れられて歩いている
光景が思い浮かびます。

実は「千歳飴」の袋を手にするのは初めてなのです。
自分の子供時代にこのような行事があったのか、田舎育ちの私には
まったく記憶にありません。街のほうではあったのかも知れませんが。

町育ちのカレに聞いても「七五三」の祝いの記憶は無いといいます。
戦時下だったせいかも知れませんが、「千歳飴」の名は聞いたことが
あっても、食べたことは無かったそうです。

長男が5才で次男が3才のときまで東京に住んでいたのですが、
そのような行事は、我家では全く何もしたことがありませんでした。

保育園で一緒だった何人かの子供たちは、派手な「七五三」のお祝いを
してもらっていました。女の子は髪を可愛く結いきれいな晴れ着で、
男の子たちは袴姿やスーツを着て、急に大人びて見えるものでした。

神社の前や写真館で撮った写真をいくつか記念にもらいました。
皆さん本当によくされると感心しながら、見せてもらったものです。

「一緒に遊んだあの子たちは、今どうしているかしら?
みんな良いお父さんやお母さんになっているでしょうね」
子供たちが小さかったあの頃のことを、いろいろ思い出してしまいます。

その子供たちが、孫のエズメやコンラッドと丁度同じ年頃だったのですから
自分たちが年を取るはずだと、ひとりで苦笑しています。

エズメに「七五三」や「千歳飴」のことを話しても、全然わからないようです。
袋の中に入っていた細長いピンクと抹茶色の飴を珍しそうに見ていましたが、
「オバアチャン、カットして」と云うので、ひと口大に切ってお皿に並べました。

「ウーン、美味しい!」と云って、みんなの口に入れてくれました。
私たちも70歳前後になって、ようやくありついた「千歳飴」です。

近ごろは、店によっては子供たちの好みの絵柄が増えているようですが、
頂いた細長い袋は、子供たちが幸せに長生きをするようにという願いを込めた、
寿や鶴亀の縁起の良い昔ながらの絵柄です。

贈って頂いたお蔭で、この年になって初めて「千歳飴」の袋を手にして、
ジックリ眺めています。ヒョットしてこれは、エズメとコンラッドではなくて、
私たち老夫婦向けだったのかしら?・・・・ だったら、元気で長生きしなくては。



私たちの好物の和菓子も入っていました。 ピンクの「練り切り」を見たエズメは
「キレイ!これは私のものよ」と、とろけるような表情をして、
美味しそうに頂いていました。


06-11-19 (日)雨のち曇り時々晴れ

水道水騒ぎ

2006-11-19 16:37:18 | 暮らし



先週風邪気味だったところに、ベビーシッティング続きで少々バテ気味です。
それに、一昨日の強風と大雨でなんだか落ち着かない日々でした。

強風の方は、20年前に引っ越して来たときに、お隣のカーペンターさんが
境界線に植えた、杉と樅の木が我が家の屋根よりも高くなって、防風林の役を
してくれて、瞬間風速30メートル近い風にも微動もしませんでした。

それでも市内や郊外では、大きな樹木が倒れたり壊れた家もあったようです。
それに停電があちこちで起きて、復旧に手間取ったようです。

それよりも、何よりも大騒ぎになったのが、濁った水道水です。
バンクーバーでは数年に1~2度大雨の後、水道の水が濁ったりすることもあり、
慣れっこになっている私たちですが、今回はちょっと状況が違いました。

例年だと水が濁っていても、飲み水として支障ないとされていたのですが、
今回は200万市民のすべてに、水道水は当分そのままでは飲まないように
との警告が出ました。こんなに大掛かりな警報が出たのは初めてのようです。

理由は、集中豪雨で貯水池へ土砂が大量に流れ込んだためで、それに病原菌が
混じっている可能性があるからということのようです。
土砂による濁りは、今までにも問題視されていなかったのですが、今回は
病原菌の混入が心配で、水道水は煮沸して使うようにということなのです。

適切な濾過器を通した水道水は大丈夫なようですが、念のため湯冷ましを
飲むようにしています。 大変用心深いカレですので、自分で買って来て
設置したニ段構えの濾過器を、十年来使用してきています。 

今回の警告が出る直前まで、その濾過水をそのまま飲んでいましたが、幸い
身体に異常は起きていません。 保健機関の検査でも、病原菌は検出されて
いないようですし、病気になった人もいないようです。 警告を知らずに、
そのまま水道水を飲んだ人も少なくないと思うのですが、犠牲者が出なくて
良かったですね。

カレの調べでは、最近の濾過器は最低三段構えになっていて、微細粒・バクテリアの
除去から様々な重金属などの有害物質の吸着など、どんな汚水でも飲料水に
変えられる装置が売り出されているそうです。 

私たち老体では、いざという時に飲料水の買出しに行っても、手に入れることなど
出来そうもありません。濾過器のアップグレードなど、自衛策を考えて置いた方が
良さそうですね。
 
それに先日ブログに書いた、市の方からの助成もあるレイン・バーレルも
買って置かなくちゃ。 また、明日も雨風で荒れるという予報なのですよ。


06-11-18 (土)曇り 6~9度

絵に描いた餅

2006-11-16 09:07:24 | 雑感
昨日訪ねて来て下さった知人夫妻を玄関先で見送る時の会話・・・
「このまま、雨が上がるといいですね」
「明日は、またかなり雨が降り風もあると云う予報ですよ」
「エエッ? もっと降るのですか」
「十一月はいちばん雨が多い月だけど、今年は特によく降るわね」

ミセスMさんの言葉通り、今日もよく降っています。
昨夜からの大雨に加え強風で、外はまるで嵐のようです。樹木が大きく揺れて、
枝にしがみついていた葉が引き剥がされて真横に飛んで行きます。

NHKのニュースを流しながら、昼食を取っていました。
福島県元知事に続いて「和歌山県知事を談合の共犯容疑で逮捕」とのこと。

「もうひとり同じことをしていたら、<ダンゴ三兄弟・知事>だね」

カレの冗談に、いつもは鈍い私もすぐに反応「ホントに、そうですね」
と笑ったけど、県民の皆さんのことを考えると何とも情けない話です。

何でも高価な腕時計が好きで、持っている腕時計の総額は千五百万円ですって。
そんな高価な時計でも、進む時間は同じ筈。そんな趣味や欲望の為に
逮捕されて失う時間のことは、時計から読み取れなかったのでしょうか。

そんな風に思うのは、高価な時計や宝石類を持っていない私だから?

シツレイしました! カレが 贈ってくれた数カラットのダイヤのことを忘れていました。
それはカレが描いた、若い頃の私の肖像画の指にあります。
正に「絵に描いた餅」ですね。 アハハ。


06-11-15 (水) 雨風強し

日本からのお土産

2006-11-15 18:04:07 | 
昨日は友人のD夫妻に午後から来て頂き、楽しい語らいの時間を持ちました。
東京から帰国されたばかりの奥さんのYさんに、日本のお土産をいろいろ頂き、
嬉しくて幸せいっぱいの私です。

この時期の日本は、各種の果物が一番美味しい季節ですね。
前にも書きましたが、こちらでも近ごろは、色々な果物がいろんな国から
入ってくるようになりました。私の好きな甘柿も、何処でも手に入ります。

しかし干し柿は、滅多に見かけません。去年、中国人のお店で見かけたので、
買ってみたのですが、何となく衛生面で気に掛かるのでそれっきりです。

そんな私の気持ちを知っているかのように、Yさんのお土産のひとつが
私の大好物のきれいな干し柿です。嬉しくて直ぐに口に入れました。
ジュワッと口いっぱいに広がる上品な甘さと歯ごたえは喩えようもない美味しさです。



晩秋の風物詩のひとつ、軒先に吊り下げられた「干し柿」を想い出します。
まさに「故郷の味」です。子供の頃、皮を剥くのをよく手伝ったものです。

どら焼きの一種で、黒砂糖を使った斑(まだら)模様の「黒松」は、中は小倉あんで、
皮はカステラ生地のようにふんわりと焼き上げてあり、口当たりのよいお菓子です。
栗羊羹は、お正月用に使わせてもらいましょう。

大きな袋入りの珍味、「チーズかつお」「まぐろチーズ」は去年も頂きました。
柔らかく甘口に仕上げたお魚と、まろやかなチーズとの相性が良いようで、
おつまみやおやつ用にと美味しく頂けるので、しばらくはみんなで楽しめます。



Dさん夫妻との語らいは、いつも有意義で時間を忘れてしまうほどです。
その上、昨夜は映画「博士の愛した数式」をお二人とも観ていないということで、
DVDを一緒に観て、遅くまでよい時間を過しました。


06-11-14 (火)曇り

友人の不幸に想う

2006-11-13 15:36:29 | 雑感



昨夜からまた雨になりました。
降り続く雨に風が混じり、裏の雑木林を冷たく揺らしています。
秋の色に染まった大小様々な葉っぱは雨で重くなって、飛び散らう
こともなく落ちて行きます。

こんな日には、いっそのこと一切の家事をやめて、読書でもするのが
良いのですが、数日前、千葉のH子さんから届いた手紙を手に
窓辺にすわり、繰り返し繰り返し読んでいました。

中学時代の級友のひとりから「H子さんのご主人が急に亡くなられたと
聞いて驚いています」と報せてきたのが数週前のこと。
確かご主人は我々と同年輩の方。まだお若いのにという驚きと同時に、
こんな時こそ慰めの言葉をと思い、手紙をだしました。
H子さんからの手紙は、それに対する返事です。

H子さんとは、中学時代、特別に親しかった間柄ではなかったのですが、
背が高くすらりとした美人で、いつも笑顔を絶やさない感じの良い人で
憧れと親しみを持っていました。

私の訪日の折には、東京近郊に住む旧友たちがいつも何人か集まってくれます。
急な連絡にも係わらず、忙しい彼女も度々駆けつけて気軽に会ってくれるので、
今では中学時代から心が通い合っていたように思える間柄です。

ご主人のお仕事を助ける傍ら、お習字の先生をしている彼女は、
展覧会などにも出展しているということを知っていました。

そんな彼女に、私の下手な字で便りをするのは恥ずかしいという気持ちが
先に立ち、他の友人には手紙を書いても、彼女には今まで一度も
出したことがなかったのです。

でもこんな時こそと、変な自意識にとらわれず、私なりの思いを綴りました。
慌しい葬儀の後の静けさに、ふと襲ってくるぽっかりと穴のあいたような
気持ちで、何も手が付かない状態だと思っていた彼女から直ぐに返事が
きたのには、本当にびっくりしました。

「何も言い残すことなく、眠ったまま逝ってしまった・・・」
「本人は、とてもすばらしい一生を送ったのではないかと思う・・・」
亡くなられたご主人のことを、書き綴ってありました。

繰り返し読む手紙から、ふと顔を上げると窓に外の景色が映ります。
雨に散り行く木の葉を見ながら、「諸行無常・これでよいのだ・・・」
と思いました。

「書は体を現す」と云いますが、便りの美しく読みやすい文字の筆致に、
書を通して彼女が得たものの大きさも知ることが出来たような気がして、
こちらがかえって慰められました。

今回のH子さんとのたった一度の手紙のやり取りで、私自身もいろいろと良い
勉強をしました。 字の上手下手を気にして、今まで手紙を書けなかった訳ですが、
これを機にへんな自意識など持つことなく、便りを書くことにしましょう。
そして、彼女からの美しい筆使いを楽しみに待つことにしましょう。

この訃報を報せてくれた友人のお蔭で、一歩踏み出すことが出来ました。


06-11-12 (日)一日中雨

赤いポピー

2006-11-12 14:46:40 | 暮らし


「オバアチャン、Waku up! It's time for breakfast 」

エズメに体を揺り動かされて、はっと目を覚ましたのは8時過ぎのことです。
「もうこんな時間なの。すぐ、ご飯の用意をするね」
「オジイチャンが、パンケーキを作っているよ」

台所ではカレが大きなフライパンで、パンケーキを焼いているところでした。
「ゴメン、ゴメン。今日は日本語クラスに連れて行く日ですね」
「気分はどう?」
「グッスリ眠ったお蔭で、ずいぶん良くなったわ」

(数日前からコンラッドが風邪で、プレ・スクールを休んでいたのですが、それが
移ったのかどうか? 一昨日、インフルエンザの予防注射をした夜から気分がすぐれず、
昨日はほとんど眠ってばかりだったのです)

コンラッドも一緒に遅い朝食を済ませ、カレは二人の孫を車に乗せて出かけました。
途中で娘宅にコンラッドを降ろし、エズメを日本語学校に連れて行ったら、
まだ誰も来ていません。10時45分の始業時間になっても、ドアも開きません。

「アッ、そうか。今日はリメンバランス・デーで、休みだ!」と気が付いて、
娘宅に引き返したそうです。
映画関係の仕事に携わっている娘夫婦は、いつも時間的に不規則なため
昨夜も夜中までの仕事だったようで、寝巻き姿で寝不足気味な様子・・・。

話を聞いた二人も大笑いだったようです。
大人が四人も付いていながら、そんなことに気が付かないなんて呆れた話です。
たぶん、先週の土曜日には「来週はお休みです」と先生も話されたでしょうし、
黒板にも書いてあったのでしょうが・・・迎えに行ったのは、だ~れ?

そうなのです。今日は"Remembrance Day"と云って、戦没者記念日で祝日です。
各地で戦没者の慰霊祭が行なわれますが、日系人の戦没者の慰霊塔は、
スタンレーパークの中にあります。

この日は、毎年のようにシトシトと冷たい雨が降るような気がするのですが、
亡くなった方々や生き残った者たち全ての人々の悲しみの涙の雨では?
今日も曇り空に小雨模様なので、ツイ、そんなことを想う一日です。

バンクーバーではハローウイーンが終わると、ほとんどの人たちがコートの
襟や帽子に赤いポピーの花の飾りを付けています。Canadian Club や
退役軍人たちが、街角などでこのポピーの飾りと交換に寄付を募っています。
戦場で流された血を、この赤いポピーに喩えていると聞いています。

カナダは第一次・第二次大戦、朝鮮戦争に参戦して多数の戦没者を出しました。
そんな戦争を語り継ぐ人も高齢化で、少なくなってきたようです。
殆ど外出しないので、街の雰囲気はよく分りませんが、募金に立つ人も
だんだん少なくなって来ているように感じます。

今でもアフガニスタンに派兵していて、何人かの犠牲者が出ています。
戦争を知らない子供たちに、戦争をどのように教えているのでしょうか。

リメンバランス・デーはカナダの人にとっては大切な日なのです。
それなのに、忘れるなんて何と言うことでしょう。矢張り高齢化ですね。
エズメの帽子には、その赤いポピーの花が付けてあったというのに・・・。
来年は忘れないように、気をつけます。


06-11-11 (土)曇り時々小雨

予防注射

2006-11-09 15:46:08 | 暮らし


数日降り続いた雨も昨日の午後からは止み、今日は穏やかな一日でした。

昨日、カレは糖尿病の看護士と栄養士の面談で出かけました。
丁度一年振りのことです。二週間ほど前に、血液検査に行き、
その結果と照らし合わせながらの面談です。
今飲んでいる薬が身体に合っているようで、一年前とほとんど変らず
悪くはなっていないとのこと。ヨカッタ!! ホッとしました。

特別に、キツイ食事制限や運動をしている訳でもありません。
しかし以前に較べ、全てにおいて<ホドホドさ>が身に付いたのかも知れません。

去年まで診て貰っていた若い中国系のドクターは、一年間のお産休暇中で、
代診の先生の半年先の予約と、1年後の栄養士の予約をもらったようです。

終わってから近くのファミリー・ドクターのオフイスに立ち寄り、
結果を説明し、序でにインフルエンザの予防注射をしてもらったそうです。
そして、私の予約も入れてくれたようです。

そんな訳で、今日は午後からインフルエンザの予防注射に行ってきました。
日記を見てわかったのですが、たまたま去年も同じ日、8日に行っています。
体質的に風邪を引きやすい上、孫たちが保育園からもらって来やすいので、
毎年風邪が流行り出す前にしてもらうようにしています。

待合室に数人のお年寄りが来ていましたが、ほとんどがインフルエンザの
予防注射に来た人たちです。こちらは原則予約制で、ドクタース・オフィスで
待つようなことはないので助かります。注射だけだったら予約なしです。

ファミリー・ドクターのE先生は、40代後半の欧州系の上品な紳士。
一年振りに会う私に「癒し系」の先生は変らず優しい笑顔を向けて下さいます。

いつもの受付の女性が私の名前を呼び「20ドル払ってください」
と言います。「シニアは只だと思っていましたが・・・?」
「エッ」と云って、カルテを見た彼女は「信じられない!」ですって。
そう云えば、去年も同じことを云われたのでしたっけ・・・

家に帰ってその話をしたら、カレいわく
「そんなときはニッコリ笑って『オー、サンキュー!』と、大げさにお礼を
言わなくっちゃー・・・」

ナルホド。 どうも英語となると、そんな余裕がなくなる私です。

写真は:メディカルセンター・ビルのある通りから見えるダウンタウンです。


06-11-08 (水)晴れのち薄曇り