アサバスカ滝を後にした私達は、コロンビア大氷原へと向います。
ユッタリと流れるアサバスカ川を見ながら、
「この穏やかな川の先にあんな激流の滝があるなんて・・・・」
「カヌーで、川を下ってきた人たちは、慌てたでしょうね」
「犠牲者も出たのでは・・・考えただけで、コワイ!」
ハイウェイの前後左右、どちらを向いても山々々・・・・。
「こんなに沢山ある山にそれぞれ名前が付いているのかしら?」と呟いたら、
「こんなに山々山。どれを崇めてよいのか分らないから、山岳信仰など
興らないのでは?」とカレ。
Sさんによると、800位の山に名前がついているらしいとのこと。
「スイスのアルプスにくらべ、カナディアン・ロッキーの魅力は10倍・・・」
「それは山と同時に沢山の川と湖があるからです」
左側に連なる山は、みな同じ傾斜で切り取られたように見えます。
ガイドのSさんの説明によれば、もともとカナディアン・ロッキーの山は
ドーム状であったものが、氷河によって削り取られて出来たものだそうです。
Sさんがハイウェイの右側、見晴し台(Viewpoint)で車を停めて下さいました。
目の前には、雪を被った切り立った険しい山が連なっています。
その下の小高い山々の間を縫って広々とした川が通っていますが、
何故か水は少なめです。
車を降りて、見晴し台の囲い塀へ行くと、目の下は切り立った崖です。
若いA子さんは、石塀の上にのって両手を広げ、格好良くポーズをとります。
私にはとても勇気がありません。 ところが、一ヶ所塀の下が一坪ほど
平らになっている所があります。 さっそく登って恐る恐る「はい、ポーズ!」
眼下は7~80メートルはありそうで、滑落したら一巻の終わりです。
目の良いSさんが、ハイウェイの反対側の高い崖を指差しています。
目で追うと、崖の上に動物が居るのが小さく見えました。
白っぽい岩石と同じ色の隠蔽色のため、目を凝らしてみないと分りません。
マウンテン・ゴート(白岩山羊)です。カレがズームインして撮っています。
草食のマウンテン・ゴートは外敵から身を守るため、こんな崖っぷちで
休むのだそうです。
車はふたたび、一路コロンビア・アイスフィールドヘ南下します。
写真:カンナで削られたような、同じ傾斜の岩山がずっと連なっています。
06-07-02 (日)快晴
ユッタリと流れるアサバスカ川を見ながら、
「この穏やかな川の先にあんな激流の滝があるなんて・・・・」
「カヌーで、川を下ってきた人たちは、慌てたでしょうね」
「犠牲者も出たのでは・・・考えただけで、コワイ!」
ハイウェイの前後左右、どちらを向いても山々々・・・・。
「こんなに沢山ある山にそれぞれ名前が付いているのかしら?」と呟いたら、
「こんなに山々山。どれを崇めてよいのか分らないから、山岳信仰など
興らないのでは?」とカレ。
Sさんによると、800位の山に名前がついているらしいとのこと。
「スイスのアルプスにくらべ、カナディアン・ロッキーの魅力は10倍・・・」
「それは山と同時に沢山の川と湖があるからです」
左側に連なる山は、みな同じ傾斜で切り取られたように見えます。
ガイドのSさんの説明によれば、もともとカナディアン・ロッキーの山は
ドーム状であったものが、氷河によって削り取られて出来たものだそうです。
Sさんがハイウェイの右側、見晴し台(Viewpoint)で車を停めて下さいました。
目の前には、雪を被った切り立った険しい山が連なっています。
その下の小高い山々の間を縫って広々とした川が通っていますが、
何故か水は少なめです。
車を降りて、見晴し台の囲い塀へ行くと、目の下は切り立った崖です。
若いA子さんは、石塀の上にのって両手を広げ、格好良くポーズをとります。
私にはとても勇気がありません。 ところが、一ヶ所塀の下が一坪ほど
平らになっている所があります。 さっそく登って恐る恐る「はい、ポーズ!」
眼下は7~80メートルはありそうで、滑落したら一巻の終わりです。
目の良いSさんが、ハイウェイの反対側の高い崖を指差しています。
目で追うと、崖の上に動物が居るのが小さく見えました。
白っぽい岩石と同じ色の隠蔽色のため、目を凝らしてみないと分りません。
マウンテン・ゴート(白岩山羊)です。カレがズームインして撮っています。
草食のマウンテン・ゴートは外敵から身を守るため、こんな崖っぷちで
休むのだそうです。
車はふたたび、一路コロンビア・アイスフィールドヘ南下します。
写真:カンナで削られたような、同じ傾斜の岩山がずっと連なっています。
06-07-02 (日)快晴