Still Creek のほとりで

Still Creek(静寂なる小川)は裏庭を流れる小川の名前。といっても Windows からは騒音もきこえてきます。

滝に虹

2006-07-02 13:55:08 | 
滝の水しぶきで虹がでて、とてもきれいでした。

幾重にも重なる滝の流れを上流から眺められるように、
何ヶ所かに手すりのついた足場が組まれています。
各場所によって、その眺めが違って楽しめます。

カナディアン・ロッキーの旅 (15)

2006-07-02 13:37:00 | 
9時40分に湖と森に包まれたジャスパー・パークロッジを出発。
熊やエルクの出現で時間を取られてしまったので、約束のジャスパーの
町はスキップして向ったのが、アサバスカ滝です。

途中ハイウェイの左右に立ち並ぶ針葉樹林。
33年前、カレが私の両親を招待して、カナディアン・ロッキーを
ドライブした時のことを思い出します。 地図と睨めっこしながら、
ハンドルを握るカレは、あまり余裕も無さそうでした。

父はカナディアン・ロッキーの威容には声もなかったようでしたが、
森林限界線まで立ち並ぶ木樹に対しては「こんなに樹が・・・」
と繰り返し、声に出していたことを思い出します。

今回ガイドさんの説明で、これら無数に立ち並ぶ木樹が、
細くても樹齢300~400年と教えられ、ビックリしました。
あの時父に樹齢の話をしていたら、父の感激もひとしおだったろうと、
カレが述懐しています。

直径十数センチの本当に細々とした樹が、樹齢数百年ということは、
年輪がギッシリ詰まっているということでしょうね。

それにしても、太古からのカナディアン・ロッキーの時間を考えると、
樹齢数百年とは、逆に短すぎるような気がします。そのことについて
Sさんは、時たま起こる落雷による山火事で、樹木の世代交代が
保たれてきたのだと説明して下さいました。 また火事による熱を
経ないと発芽しない種子もあるそうです。

Athabasca滝には15分ほどで着きました。
青空と切り立つ山を背景に、立ち並ぶ針葉樹林の間を縫うように
滔滔と流れてくる水が物凄い勢いで流れ落ちてゆきます。
氷河の融けた水と雪解け水が合流した豊富な水量のアサバスカ川が、
滝の近くで自然と水路が狭くなるため水の勢いが増し、まさに
怒涛のごとく流れ落ちるのです。

真夏の頃に較べ水量が多すぎて、20数メートルという滝の高さが
実感出来ないとSさんが驚いていました。その大量の水の勢いで
削られた周辺の岩は、少しずつ侵食され形を変えていくようです。
今にも崩れ落ちそうな部分が何ヶ所か目に入りました。

安全のために作られた展望台の端から見ると、滝の水しぶきで虹が見えます。
さらに下流の方を振り向くと狭い渓谷になっていて、万一落ちたものは、
その激流と岩肌でバラバラになりそうで、目が眩みます。

実際、写真撮影中に足を滑らせて滝に落ちた犠牲者が何人もいるそうです。
その犠牲者の一家族が寄付したという鉄製の長いすが、滝を見下ろす
場所に置いてあります。胸が詰まる思いでした。

このアサバスカの水は、ジャスパーを経てアルバータ州北部のアサバスカ湖
へ一旦流れ込み、その後マッケンジー河を入り北極海に注ぐのだそうです。

06-07-01 (土)快晴

クジャクサボテン

2006-07-02 09:53:06 | 自然 (花鳥風月)
あっという間に、今年も半分終わってしまいました。

今日7月1日は「Canada Day」で祭日です。
これから夏の間は、花火大会をはじめ、色んな催し物が
あちらこちらで行なわれ、街は賑わいをみせます。

このところ、素晴らしい上天気に恵まれて気温も昼間が
24~28度くらいで気持ちよい日々で、庭の花々も咲き始め、
一気に夏が来たようです。

たくさん蕾を持っていた2鉢のクジャクサボテンの花が、
今朝二輪開きました。これから新しい花が毎日開花しそうで、
しばらくは楽しめそうです。

06-07-01 (土)快晴