整体院フィジカル・Laboマイオ(筋肉)チューニング(整える)アプローチでの筋肉由来の不調の原因を改善します。

健康増進に役立つ情報・お知らせ・その他いろいろ更新していきます。
ご質問にもお答えします。

捻挫の色々②

2018年02月09日 | 足関節の症状
実際に痛めるところはどんなところなのかというと
足関節の構造上「内反捻挫」が圧倒的に多くなります。

今回は、内反捻挫に絞って書いていきます。


痛めやすい部位としては

外側側副靭帯が圧倒的に多いですね

前距腓部


踵腓部


の2つに分かれています。
タイトルのイラストでは前距腓部が断裂していますね。



靭帯はとても硬い組織なので、切れなかったとしても他の部位を痛める場合は多々あります。

例えば外側側副靭帯がついている腓骨の先端の骨が欠けてしまう場合があります
一般的に剥離骨折と呼ばれます

また、靭帯を骨が無事だったとしても、筋肉を損傷する場合があります。

痛めやすい筋肉は
長腓骨筋・短腓骨筋


短指伸筋・短母指伸筋


この2つのどちらか、または両方を痛めている場合があります。


特に腓骨筋を痛めると、後に膝の痛みの原因になる場合があります。
過去に捻挫をしたことがあって、運動後に膝の痛みが出る方は、ここを疑ってみるといいかもしれません。


短指伸筋と短母指伸筋を痛めた場合は、
足の甲から足関節の外側にかけて痛みが出る、しゃがむのが辛いという症状の方が多いように感じます。



では、どうやれば後遺症を軽減できるかというと
「足首の安定性にかかわる筋肉の筋トレをする」
というありふれたことをするしかありません。


運動の仕方の前に構造をもう一度だけ確認します

  

左が「腓骨筋」で右が「前脛骨筋」といいます。
この2つで、乗馬の鞍についている「アブミ」のような感じで、足関節の外側前面と内側後面を支えています


   

左から順番に「長趾屈筋」「後脛骨筋」「長母指屈筋」
この3つで足関節の内側後面を支えています




最後に「長拇趾伸筋」「長趾伸筋」「第三腓骨筋」で足関節の内側全面を支えています。
第三腓骨筋なんて名前ですが、長趾伸筋から派生した筋肉なんですよね。


こんな感じで「足趾の屈曲と伸展」「足首の内反と外反」の筋肉が足首を対角線上に挟み込むようにして足関節の安定性を確保しています。


捻挫というのは乱暴な言い方をすると
「この対角線上に支えている機構の一部に機能不全が起きた状態」です。

内反捻挫の場合だと
外側の後面または前面の支持性が不足している状態なので、この方向に不安定になります。
これをかばって色々なところに2次的な痛みが出てくるのも後遺症の1つですね。


次回は筋トレの方法と、テーピングによる保護の方法です。


❁❀✿✾❁❀✿✾❁❀✿✾❁❀✿✾


電話受付時間

平日  10時~21時
土日祝 9時~19時
(定休日:火曜、不定休あり)


❁❀✿✾❁❀✿✾❁❀✿✾❁❀✿✾


整体院 フィジカルLabo
院長:梅田博且
〒274-0825
千葉県船橋市前原西2-21-5三興ビル5階
Tel:047-401-5843
Email:rigaku.labo@gmail.com
URL: https://s-physicallabo.com/

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへにほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 船橋情報へにほんブログ村
にほんブログ村 健康ブログへにほんブログ村
にほんブログ村 健康ブログ 整体へにほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村