好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

ヒトは思い込む生き物であるという話。

2022-09-07 | 日常
『超常現象をなぜ信じるのか』(by菊池聡)、読了。

オススメのレビューを先日目にして手に取った。

内容はタイトルまま。
なお、超常現象の有無そのものは、この本の議題ではないので誤解なきように。

人があやふやな現象を信じる理由は、常に安定を得ようとするからに尽きる。

見間違いをするのも。
他の人から聞いた話をやがて自分の経験と置き換えるのも。
物事を関連づけて考えるのも。
が、それらは寧ろ、生き物が安全に生きるために必要な仕組み。
五感から得た情報を何もかも機械的に処理しようとしたら、それこそ意識が壊れてしまう。
その場から指一本動かせなくなるかもしれない。

個人的に印象深かったくだりは、確証バイアスを学ぶ数字ゲーム。
「4枚カード問題」「246課題」で是非検索を。

それで、今回の話が、先日の日記に書いた事につながる。
『スタンド・バイ・ミー』にあったフレーズが、私が何かで知っていたのと違ったのだ。
レストランの「皿洗い」でなく「客」と覚えていた。
恐らく、その本について聞きかじった当時、レストランを「経営する」というイメージを持っていなかった自分は、より分かりやすい単語に置き換えて覚えてしまったのだろう。
自分は確かにそう覚えていたはずなのに……と首を傾げれば、それは既に不思議現象というわけだ。
……この理屈で合ってるよね?

それでは。また次回。

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