♪りなりり日記♪

莉夏ちん(6歳)と莉々ちゃん(4歳)の成長記録と家族の日記

第1回シナジス外来

2007-10-19 | 予防接種
「シナジス」・・・RSウイルス感染による重症呼吸器感染症の発症を抑制するための注射薬

RSウイルスは、乳幼児に呼吸器感染症を引き起こす重要な原因ウイルスで、普通の赤ちゃんが感染しても風邪のような症状だけで軽く済みますが、心臓に病気をもっている赤ちゃんが感染すると、細気管支炎や肺炎など重症化する恐れがあります。
RSウイルス感染症には有効な治療薬がないためかからないようにするのが一番ですが、もしかかってしまったときのために「シナジス」を注射します。
この「シナジス」を投与すると体内に”抗体”ができ、RSウイルスに感染してしまったときにウイルスに結びつき、ウイルスが体内で増殖するのを防ぐはたらきをします。

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ということで、これから2歳になるまでの秋~冬のRSウイルス流行期(10月頃~3月頃)には、「シナジス」を月に一度投与していくことになりました。
話によると、都心ではすでに先月頃から感染者が出ているんだそうです。
人ごみ厳禁!

ちなみにこの「シナジス」、お値段が1本10万円だの15万円だのバカ高い!!
乳児医療証があるから無料で済むけど、それがなかったら我が家は破産間違いなしです

さて、今日はその第1回目。
筋肉注射で、しかも太ももに打つので相当痛いだろうと、泣かれるのを覚悟していざ出発!
投与してもらう病院は莉々ちゃんの病気がはじめて発覚した病院で、これから経過観察もお願いする近所のK大学病院です。

「シナジス」の注射量は体重で決められるので、まずは身長・体重測定。

体重:4410g、身長:54.8cm

1週間で随分また大きくなってました!

「シナジス」は薬が溶けるまでしばらく時間が掛かるので、その間に入院中にお世話になったW医師による診察。
このW医師はとても良い先生で、丁寧な診察・わかりやすい説明はもちろん、常に患者側のことを考えてくれていて、すっごく頼りになるドクターです
今日も「莉々ちゃん、お母さん、お久しぶりです!大きくなったね~!」と笑顔で迎えて下さいました。

先週受診したこども病院からお預かりしてきた手紙を渡し、今後の経過観察をこちらでお願いしたいと話したら、快く引き受けて下さりひとまず安心!
こども病院からの手紙を読みながら「随分偉い先生に診ていただいたんですね!」と感心しきりのW医師。
とても有名な先生とのことで、「私達若い医師からすると、とても尊敬している先生なんですよ。なんだか緊張しますねぇ。」なんておっしゃっていました。

そのうちに薬の準備が整い、ベッドに寝かされ助っ人の看護師さんに身体を抑えつけられた莉々ちゃん
消毒の冷たさに驚いたか、注射する前から大泣き。
「見てるのつらかったら外に出ててもらっていいですからね。」と言われたものの、どんな感じか見ていたかったので「大丈夫です!がんばれー!」と傍で応援する私

が、莉々ちゃんは強い子でした!
注射が終わるとケロッと泣きやみ、その後はベビーカーですやすや
おりこうさんだー!よく頑張りました

シナジス外来は専門外来で次に待っている患者さんも特にいなかった為、その後もまた1時間ほど病気のことや手術のこと、心配事などをじっくりと話し・・ていたら、先生が突然「あっ!!!そうだ、すっかり忘れてたんですが!」と、あわてて切り出したのはとんでもない話で、実は今年いっぱいでW医師はK大学病院を去り、海外の病院へ行ってしまうそうなのです

もう、落胆です。。
残念で残念でなりません。
せっかくいい先生に出会ったのに~。

なので、他の病院の心臓に詳しい医師を紹介してもらうか、K大学病院の他の医師にお願いするか「これからよく考えますので・・。本当に申し訳ないです。」ということでしたが、、、W医師~

とりあえずまた来月、シナジス外来でお話ししてきます。。