goo blog サービス終了のお知らせ 
ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る
グラナダ(NHK)版ホームズの鑑賞日記とホームズ役ジェレミー・ブレットに関する情報を発信していきます
 



今日はちびさんとのロンドン・ツアーに戻ります♪

ロンドン・フィルム・ミュージアムでグラナダのセットを見たあとは、
テムズ川を渡って、トラファルガー広場の方面に行きました。
途中、ホームズ・パブに寄ってみました。
パブは、初めてだったのですが、ジェレミーの写真も置いてありましたので、早速ご紹介します!







じゃーん、こちらがホームズ・パブです。
ガイドブックにも必ず載っていますよね!
1階がパブで、2階がレストランになっています。

ちなみにパブのサイトは、こちらです。











1階のパブ部分です。
パブは、カウンターで飲み物や食べ物をオーダーし自分で席に持って帰ります。
フード類は、自分の席番号を言って、調理できたら運んでくれる事も多いです。
特にオーダーを取りに来る人はいません。

中には、ホームズのビールなどもあり、トライしたかったのですが、
すごい興奮の後だったので、飲んだら酔いそう、ということで水にしました(笑)










パブの中です。
所狭しとホームズに関するものが収集して飾られてあります。
ホームズファンの人もかなり訪れていましたが、地元の普通のパブ利用者も多かったです。









ホームズファンなら食事を楽しみながら、「これはこの事件のものだ!」なーんて楽しめそうですよ♪











あ、ジェレミーが表紙のホームズ・ガゼットもちゃんと展示してありました!
(こちらは、化粧室近くです)












さて注文していたフードが、運ばれてきました♪
やはり、パブでは「フィッシュ&チップス」ということで。
まー、味ですか?味は、来たときは「あまり・・」と思っていたのですが、
最近は、美味しいと思う今日この頃です。

しかし、この高カロリー・フードにさらにビールですからね、イギリス人は太るわけですよ(笑)
ちなみにイギリスは魚の種類が少ないので、普通に食卓に上る魚は、このタラや鮭、すずきになります。
イギリス人もタラを鍋で調理すれば、ヘルシーなんですけどね・・・。











パブでお食事が終わったので、2階のレストランも探検!
レストランへは、こちらの入り口から上ります。
ちなみに、レストランのメニューは全てホームズにちなんだメニューなんですよ!
見ているだけでも、楽しくなるメニューです。










こちらがレストラン内部です。
レストランの受付にはスタッフがいますので、
「パブで食事をしたんですが、ちょっと覗いてもいいですか?」と一声かけたら、喜んで入れてくれます。

落ち着いた感じですね!
こちらでお食事も、なかなか素敵そうです♪











そして、このレストランの売りは、もちろんホームズの部屋!
ガラス張りなのですが、この部屋を見ながらの食事もなかなか良いかも♪










レストランでもジェレミーの写真を見つけました!











レストランには、2枚のジェレミーの写真がありました♪
ロンドンでジェレミーの写真を見ながら食事できる場所として、レアで良いですね。
みなさんに、ぜひご紹介したいレストランです!











パブの後は歩いて、ナショナル・ポートレート・ギャラリーへ。(5分くらいで着きます!)
もちろんジェレミーのポートレートがあるので、ちびさんはそれをオーダーされていました♪











そして、ジェレミーの告別式を行ったセント・マーティン・イン・ザ・フィールドへ。
この前までは、教会ということで内部の写真撮影は自粛していたのですが、
この日は直前にコンサートが行われていて、皆さんがパシャパシャと写真を取っていましたので、私も便乗して内部を撮影してみました。
祭壇の上がステンドグラスではなく、ガラスで、とても斬新かつ落ち着いています。










この大きなオルガンはジェレミーの告別式も、多くの曲を演奏してくれたんでしょうね。
これが鳴り響くと、一気に教会は荘厳な雰囲気になります。
こちらの教会では、コンサートも多く開かれていますので、チャンスがあれば皆さんもぜひご参加ください♪











そして、ちょっと歩いたら、ジェレミーがホームズ役で舞台に立ったウィンダムズ・シアターが!
今日は、お子様向けの公演みたいですね♪

こうして、ちびさんとのロンドン・ツアーは幕を閉じます。
二人で色々と巡れて、楽しかったです!
やはりジェレミーを心から好きな方と巡るゆかりの地は、最高です。
ジェレミーのことを想い、そんな話をしながらジェレミーの思い出の地をめぐる・・。
ファンにとっては至福の時間です。
願わくは、もうちょっとご一緒したかったのですが(本当はチェルシーやノッティング・ヒル、ナショナル・シアター・アーカイブなど!)、これだけしか回れず残念です。
またいつかご一緒できたらいいですね、ちびさん♪

今回訪れた、トラファルガー広場周辺は、行きやすい場所で、ゆかりの地も固まってありますので、
みなさんもロンドンを訪れた際には、ぜひ!



そういえば、私も見に行った舞台「シャーロック・ホームズの秘密」がロンドンに戻ってきました!
7月15日から9月11日までDuchess Theatreで上演中です!
今度、劇場の前まで行って写真を撮ってきますね♪
いやー、時代はまさにホームズって感じですね。

この前、友達がロンドンに来たんですが、なんとヒースロー空港の入国管理で2時間待ちだそうです!
さすが夏のロンドン。やりますね。
友人は、アムステルダム乗り換えでヒースローに来たので、それだけでもふらふらなのに、そこでまた2時間待たされて、疲れ切って到着ロビーに出てきました。
これから夏、ロンドンに来られる方は、体力と精神力をためて、来て下さいね!

そしてとうとう帰国まで、1ヶ月切りました
もうあと少しでこのロンドンとお別れかと思うと寂しくて、切なくて・・・。
見るもの全てを目に焼き付けておきたいです。
季節は夏なのに、もう私だけ秋の様相。
普段通っているナーサリーの道までも、懐かしくなるんでしょうね。
日本に戻ったら、ロンドンで起こった全ての事が懐かしくて、恋しくなると思います。
・・・また、来年の夏休み、戻って来ちゃおうかなぁ、と無謀な予定を立てています。
(ま、人生に目標は要りますよね!)

コメントへのお返事もかなり停滞しています、すいません
頂いたコメントは楽しく拝見しています。
緩やかにお返事していきますので、よろしくお願いします。

では、また来週♪

りえ



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


« 写真家マーカ... 舞台「ホーム... »
 
コメント
 
 
 
思い出します・・・ (ちび)
2010-07-24 20:09:35
今回も素晴らしい記事と沢山の写真をありがとうございました。あれから、もう1ヶ月以上経つのに、鮮明に思い出し、そして、(私にとって)ロンドンが終わってしまったんだなあ、と寂しくなりました・・・たった3日でしたのに。
りえさんは1年も滞在したのですから、お気持ちは察して余りあるものがあります・・・。でも、ものすごい密度の体験(表現が^^;)をされたのですから、日本に帰っても、目を閉じた瞬間にロンドンに戻れますって!もし今年ジェレミーの生家を再訪できなかったら、きっと来年においでということですから☆

ホームズ・パブの写真、すごく綺麗で感動しました。私のは光ってばかりで、何を撮っているんだが>< ジェレミーの写真もしっかりあって(パブとレストランの両方!)嬉しかったですね♪ いつかあのレストランで食事を☆

ポートレート博物館で写真をオーダーする時はドキドキしました^^; 宝物です。願わくばもっと沢山のジェレミーと「会える」ように、してくれないかなあ。。マーカスさんの写真が沢山あるのだから。。

教会に着いて、コンサートで入れなかった時は焦りましたが、おかげで写真が取れましたね・・・ 感動が目に見える形で手元に残り、嬉しいかぎりです。
それと、地下の「おみやげ屋さん」よいです。教会に行かれる方は覗いて見てください。

そしてウィンダムズ・シアター! ここの「プレート」が見れなかったのは残念ですが、入口を覗いただけでも感激しました。次回は、どんなに高いチケットでも買って(笑)見に行きます☆

ホームズの秘密、再演されているのですね♪あの映画のおかげもあって?ホントに世界的ブームですね。
日本では、夏のおすすめ新作アクションDVD、としてCMでも登場してます。もうすぐ「グラナダDVD(日本語完訳つき)」の廉価版も出ます。更に沢山のファンが生まれることを願ってます。

ヒュースローはそんなに混んでいたのですか@@
6月初旬は「穴場」かもしれませんね^^
そしてロンドンはもう秋の気配なのですか?日本は熱いですよ~ どうぞ万全の体調で臨んで下さいね^^
 
 
 
ジェレミー出演ミュージカルのアルバムのことなど (RM)
2010-07-29 01:29:51
りえさんとちびさんのロンドンツアーの記事、楽しみました。そして教会の祭壇の写真をみて、告別式のその時に思いを馳せました。おはなしと写真、どうもありがとうございました。

iTunes music storeで、ジェレミーが主役の一人として出演したミュージカル「Marigold」(1959年、ジェレミーは20代後半)のアルバムをダウンロードできることに気づきましたので、ここにおいでの皆さんに紹介させてください。この6月からのようです。iTunes を開いて、左の「iTunes Store」をクリックして、右上の検索窓に「Jeremy Brett」と入れてみてください。(あるいはhttp://itunes.apple.com/jp/album/marigold-original-london-cast/id378939718からも行けます)。このアルバムは今までにLPとして2回発売されていて、2回目は1981年です。上演から50年たって、このLPがダウンロードするアルバムといういかにも現代風な形でよみがえったことを知って、ジェレミーはちょっとびっくりして、にこにこ笑っているでしょうか。このミュージカルでのジェレミーの歌声は、りえさんが紹介してくださったYoutubeの映像で流れたり、海外のジェレミーファンのサイトで聴くことができますからご存知のかたも多いでしょうが、アルバムとして再度リリースされたということは特別なことなので、うれしくてご紹介したくなりました。アルバム全体で900円、歌ごとに買うこともできます。

「Marigold」は残念ながら興行的にはあまり成功しなかったようですが、1957年の「West Side Story」に代表される「現代的なミュージカル」に対抗するような、楽しくてロマンチックで、古き良き時代のミュージカルを思い出させるような作品だったようです。「ジェレミー・ブレットほどハンサムで、魅力的な声で堂々とすばらしく歌う俳優が、他にいるはずがない。」と、以下のウェブサイトでは評しています。http://www.musical-theatre.net/html/recordcabinet/flops1950s.html#marigold

トラックNo. 5, 7, 8のサンプルでジェレミーの歌声がきこえます。7のサンプルではジェレミーのソロの次のコーラスからはじまっていて、そのあとのソロ部分に入ってすぐに切れてしまうのが残念ですが。サンプルでは聴けませんが5と8には台詞もはいっていて、ジェレミーの声はロマンチックで楽しげで、とても素敵なのです。9のサンプルでも声が少しきこえます。Amazon com、Amazon ukでも販売されていますが、日本ではAmazonからmp3ファイルを購入できません。ただAmazonのサンプル部分は少しiTunesとずれていて、7のサンプルではジェレミーのソロからはじまってますから、サンプルを聴くだけのかたにはこちらもおすすめです。

もう一つ、iTunes Storeで「Jeremy Brett」で検索しても出てこないのですが、「King Richard The Third」で検索すると出てくるオーディオブックに、ジェレミーは古くからの親友Robert Stephensとともに参加しています。(あるいはhttp://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAudiobook?id=323643608&s=143462から。iTunes Store以外ではAudible.comでもダウンロードできてそちらの方が安いですが、日本のiTunesの方が手軽ではあります)。このシェークスピアの作品のオーディオブックは元は1967年発売ですからジェレミーは30代前半、 The National Theatre時代の1年目ですね。ロバートは主役のリチャード3世、ジェレミーがそのすぐ上の兄のクラレンス公ジョージを演じています。第一幕でクラレンス公ジョージはリチャードの差し向けた刺客によってロンドン塔で殺されてしまうので、ジェレミーの出るシーンはそこまでの3つなのですが、それぞれに演技の調子が違っていてそれぞれに魅了されます。「プレビュー」をクリックしてサンプルをきくと、ロバートのせりふに続いてジェレミーの声がきこえます。おまけで同じくiTunes Storeで「Edward Hardwicke」で検索すると、エドワードが読む「シャーロック・ホームズの冒険」などのオーディオブックがみつかって、これも声がきこえてくるとうれしくなります。

次はダウンロードではなくCDのご紹介です。脚本家、俳優、演出家、歌手、そして作詞作曲家でもあるNoel Cowardの70歳の誕生日を祝って、ロンドンのPhoenix Theatre(この劇場もりえさんが紹介してくださいましたね。http://blog.goo.ne.jp/rie_002/e/e3c9debe1c2940934621b98b86b46bcb)に120人が出演して行われたコンサート(1969年12月)の録音の一部がCDになったそうです。http://www.must-close-saturday-records.co.uk/html/pages/talenttoamuse.html ジェレミーの出演部分は多分5分に満たないでしょうが(まだ届いていないのですが、トラック名を読む限りは、Noel Cowardが作った歌をデュエットで歌っているようです)、有名な俳優、歌手ばかり120人の内の一人として、Noelを前にしてジェレミーはどんなにわくわくとした気持ちで歌ったことでしょう。後にジェレミーは同じ劇場で、Noel Cowardの書いた劇「Design for Living」に出演しました(りえさんの記事のhttp://blog.goo.ne.jp/rie_002/e/708f4887f0be5f874823d396ac720b81)。 ちなみに、今年の秋にロンドンで十数年ぶりに上演されるこの劇にDavid Burkeの息子、Tom Burkeが出演します。http://www.oldvictheatre.com/whatson.php?id=68 はっきり書いてありませんが、多分ジェレミーと同じOtto役でしょう。場所もジェレミーにとって懐かしい、りえさんが紹介してくださったOld Vicです。ジェレミーは小さかったTomが俳優として活躍していることを、どんなに喜んでいることでしょう。どこに書いてあったか今はみつからないのですが、ジェレミーは俳優仲間や友人の子供達の相談にのったり、役にたってあげたりすることをとても喜んでいたそうですから(Michael CoxかDavid Stuart Daviesが言っていたと思います)、今も元気であればTomと芝居の話をたくさんしたと思います。

最後は最近発売されたDVDです。http://www.amazon.com/gp/product/B00336M8DK ジェレミーは異国からイギリスに来た伯爵の役で、主役の女性を深く想っていますし、彼女も伯爵を好きなのですが結局結ばれません。7つのエピソードのうちのエピソード3と4のみに出演しています。

最近みつけたアルバム、オーディオブック、CD、DVDについてお話しましたが、長くなりましたことをお許し下さい。返事の心配はなさらず、ロンドンでの残りの日々を抱きしめてすごしてくださいね。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。