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ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る
グラナダ(NHK)版ホームズの鑑賞日記とホームズ役ジェレミー・ブレットに関する情報を発信していきます
 



今日は、マンチェスターのミッドランドの予定でしたが、最後にやはりバークスウェルを訪ねましたので、そのレポを先にアップしますね!

前回の訪問で、ジェレミーのバークスウェル時代の記事が掲載してある貴重な冊子をくれたおじさんにお礼を言いたい。
そして、The Grangeを再訪できたら、そう思い、バークスウェルに戻ってきました!











ロンドンから車で2時間半ほど。
バークスウェルには、ジェレミーの故郷ということで、昔から思い入れが深いので、
「行く」というよりは、「戻ってきた」という感じです!

まずは、ジェレミーの冊子をくれたおじさんにお礼に行こうと向かいましたが、お留守。
玄関に、「去年、ジェレミーの本を頂いたものです。また5時頃訪ねます。日本人のりえより」とカードに書いて来ました。









この前は、行けなかったバークスウェルの教会とミュージアムも訪れてみたいと思います。
なんと、こちらのミュージアムは、夏の日曜のみ、2時半から5時半までが開館なんです!
もう開館時間がピンポイントすぎます、これに合わせるのが結構大変です。
しかし、ジェレミーの展示があると聞いては、行かずにはいられません!!








まだミュージアムの開館時間まで時間がありますので、教会に向かいます。

緑に囲まれた気持ちいい小道を通っていきます。
こんな風に、バークスウェルは、緑溢れる静かな街です。
現在、村には、一軒のお店と一軒のパブしかないそうです!










これが、ジェレミーが何度も訪れていたバークスウェル教会です!
(サイトは、こちらです)
ジェレミーが小さい頃は、毎日曜日は教会にいくような習慣があったと思います。
この道を何度も、小さいジェレミーは通ったんでしょうね。
今、その道を踏みしめることが出来る幸せ!!

それにしても、歴史を感じる、趣のある教会です。








教会内部です。
とても静かで、落ち着いていて、そして温かみのある教会です。

ここにジェレミーも何度も通っていたんですね。
本当に同じものを見て、感じられる幸せは、この上ありません!!










ジェレミーの家族は、説教台の下の席によく座っていた、とあったのですが、こちらの席でしょうか。











教会の後ろには、オルガンがあります。
小さなかわいらしいオルガンですね。
後ろの席は、聖歌隊の席でした。

ジェレミーは、バークスウェルの頃には聖歌隊には所属していなかったのですが、
ソプラノで歌っていたらしいので、こちらの席に座っていたのかもしれません!

この静かで清らかな教会にいると、小さいジェレミーが歩いてくる幻影が見えそうです!









教会の周りは、お墓で囲まれています。
ジェレミーのお父さんのお墓、そしてジェレミーの乳母のクリフォードのお墓があるそうです。
この中から探せるでしょうか、一応行ってみたいと思います!

そう思っていると、この辺で地元のおばさんに会いました。
おばさんは、「もしかして、トニーが待ってた人かしら。彼がカード読んで大喜びで、貴方たちのこと待っていたわよ!」と教えてくれたので、
一路、おじさんのお家へ(教会のすぐ近くにお住まいなんです)
無事、おじさんにプレゼントを渡し、再会を喜びました♪
おじさんに「ジェレミーのお父さんのお墓を知りませんか」と聞いたら、
「一緒に探してあげるよ!」と快くお返事、みんなで教会に戻りました。











おじさんが、「これは、ジェレミーのお母さんに関するものだよ。」と案内してくれます。
ええ、お母様に関するもの?そんなものがあるの!?とビックリです。










「お母さんは、交通事故で亡くなっただろう。その事がここに書いてあるんだよ」
まさか、この建物が、そうだったなんて!
さすが、地元の方ならではの情報ですね。
こういう事は、案内して頂かないと、分かりませんもの。

それからもおじさんと、お墓を探してみたんですが、残念ながら見つかりませんでした。
これ以上、探して頂くのも、申し訳ないと思い、何度もお礼を言って、お別れしました。
「お時間を取って頂いて、有り難うございました。」
「なに、時間ならありあまってるんだから、どうったことないよ!」
そう言ってくれるおじさんの優しい気持ちが、嬉しかったです。

こんな風に、日本から見たら、地球の裏のイギリスの、しかも小さな村の地元の方と心を通わすことが出来るなんて。
ジェレミーを通じて、どんどん世界が広がっていくのが、幸せです。










それから、ミュージアムに向かいました。
ここが、バークスウェル・ミュージアムです。
とても可愛い外観ですね、もとは民家だったそうです。

サイトは、こちらです。











ジェレミーの展示は、いずこ?と思って、探したのですが、これだけでしたー(涙)
店番している方に聞くと、
「先週、男性が来てね、『冬の間の雨のせいで、展示物が傷んでるから、一度引き上げる』って言って、ジェレミーのものは、持って行っちゃったの。ごめんなさいね。」
そ、そんなー・・・1週間ちがいで、見れませんでした・・。

でも、またここを訪れる楽しみが出来た、と思い、のどかな田舎の雰囲気を楽しみました♪



さて、今日は、バークスウェルの教会とミュージアムをご紹介しました。
次回は、もちろんジェレミーの生家The Grangeへの再訪です!
実は、アポなしで行きました。
お会いできるでしょうか。
来週の更新を、お楽しみに♪


さて、帰国まで6日!
1週間後の今日は、もう日本にいるかと思うと、心臓が痛いです・・・

引越の準備を始め、やることが多すぎて、本当に毎日走り回っています。
まだまだジェレミーゆかりの地で行きたいところはありましたが、
ひとまずバークスウェルを再訪できたことで、満足しています。

コメントへのお返事がかなり遅れています、すいません。
来月は、日本に戻り、またばりばり更新&コメント返ししますね♪

ではでは、また!

りえ








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コメント
 
 
 
いらっしゃれてよかったですね (RM)
2010-08-14 11:29:03
今回もいろいろなことを感じながら読みました。りえさんのイギリスでの生活は素晴らしいことばかりでしたが、一番素晴らしいのは、ジェレミーとつながるかた達を含めて、イギリスのやさしい方達と心が通じ合ったことだと思います。「ジェレミーを通じて、どんどん世界が広がっていく」と書いていらっしゃいますね。ジェレミーが愛する故郷でそこに住む方と一緒に、ジェレミーが通った教会の墓地を歩くなんて、たとえばりえさんが悲しみのなかにいらした頃、思っていらっしゃいましたか?りえさんのイギリスでの経験をうらやましく思うと同時に、私も今ここで、実際の生活でもウェブ上でも、気持ちのかようつながりを楽しみたいと思います。そしてこの1年、引っ込み思案な私の背中を、ジェレミーとりえさんが押してくれたと思っています。それにしても教会で偶然会った方が、本を下さったおじさんのおうちへのりえさん達の来訪をすでに知っていて、おじさんが待っていることを教えて下さるなんて、昔の懐かしいお話の中の出来事みたいですね!ジェレミーはそういう村で育ったのですね。そしてThe GrangeがまだHuggins家のものだった頃、村への2時間半の道をジェレミーは時にMr. Binksを助手席にのせて、ロンドンから車でたどったのでしょうか。

一つ教えてください。10番目の写真は、9番目の写真の真ん中にみえる、墓地の入り口の屋根つき門(プレートに書いてあるのを読むと、lych gateと言うのですね)の壁の写真だと思うのですが、あっていますか?この門はいくつかあるうちの一つですか?9番目の写真でいうと、くぐってどちら側の壁でしょうか。そういうことを知るのもうれしいのです(うふふ)。1979年6月24日に捧げられた、と書いてありますね。この頃ジェレミーはアメリカに仕事の場をうつしていたと思うのですが、イギリスにもどれたでしょうか。どちらにしてもこの奉納を喜んでいたでしょうね。

りえさんがイギリスをはなれる日付は、りえさんが書かれた時から私のこころのかたすみに記されています。いろいろな思いが去来するなかで、お忙しい日々をおくっていらっしゃることでしょう。The Grange再訪のお話も楽しみに待っています。
 
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