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ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る
グラナダ(NHK)版ホームズの鑑賞日記とホームズ役ジェレミー・ブレットに関する情報を発信していきます
 



今年5月16日にお亡くなりになったエドワード・ハードウィック氏を偲んで、
今日は「バスカビル家の犬」の鑑賞をしたいと思います。

今作は、ジェレミーよりも出番が多いハードウィック氏。
いつもはジェレミーに的を絞っていますが、
今回は二人が写っている箇所を多めにチョイスしました。
では、早速デジタル・リマスターでの「バスカビル家の犬」です。







冒頭のシーンは、コーヒーポットの蓋に写ったワトスンを観察するホームズ。
「後ろも見えるのか?」のワトスンの問いに、「蓋に写っている」と。

今回も短髪ジェレミーです♪
「ワトスンをからかってみよう」というイタズラ心が、表情に表れています。
なんとも可愛らしい表情です。









二人は、昨日の忘れ物のステッキの持ち主について推理を始めます。

こちらも、お茶目なジェレミーの顔ですね♪
ベーカー街でのワトスンとホームズの楽しい時間。
こういう何気ない二人の会話のシーンが、ファンにとっては至福の時間です。








推理が終わると、ご本人登場。
依頼者のモーティマー医師です。










モーティマー医師からバスカビル家の魔犬の伝説を聞かされます。
そして当主のチャールズ卿の不可解な死。
チャールズ卿亡き後、相続人のヘンリーがアメリカからやってきます。










二人は、ダートムアの地図を見つめます。
人家が少なく、後は荒涼とした沼地が広がるだけ。
今回の事件は、超常現象が関係あるのでしょうか。

この時、ワトスンは丸襟のシャツだったんですね!
今まで気づきませんでした。
丸襟といえば女性的なイメージですが、こんな紳士も丸襟を。
ジェレミーはシャープなイメージなので、丸襟は似合いそうもありませんが、
ハードウィック氏の優しいイメージには合っていますね。









相続人のヘンリー・バスカビルに会いに来たホームズ達。
ヘンリーは、差出人不明の手紙をもらったと言いました。
手紙には、「命が惜しければ、沼地に近づくな」と書いてあります。









ホームズが、手紙を書いた人物を推理すると、ヘンリーからは「素晴らしい推理だ」とお褒めの言葉が。
こういう時、ホームズよりワトスンの方が少し嬉しそうなんですよね、いつも。
二人の関係の深さが分かる良いシーンです♪







ホテルで話していると、こちらを観察する怪しい人影を見つけるホームズ。
慌てて二人で追いかけますが、逃します。

何気ないシーンですが、こうして二人が犯人を追跡するところを、もう見ることは出来ないんですね・・・。
二人とも、もうこの世に居ないんだと思うと、悲しくなります。










「バスカビル家の相続額をしってるかい?100万ポンドだ」とホームズ。
ワトスンは、ヒューと驚きの声を上げます。

こんな風に、二人が玄関で話しているシーンすら、今は感慨深いです・・・。
でも映像の中では、二人は生き続けますものね。
これからも永遠に二人がグラナダ・ホームズの中で輝き続けることを祈っています。








「これは大変危険な事件になる」と険しい顔のホームズ。

ジェレミーのアップです。本当に綺麗なお顔ですよね。
アップだと、白い肌とグレーの眉・瞳が美しいです。
このしわの一つ一つが、ジェレミーの人生を物語っているんですね。しわも美しいし、愛しいですね。
こんな綺麗に年を取りたいものです♪










ホームズはロンドンで別の事件をしている為、ワトスンだけダートムアに向かいます。
「君が無事戻ってくるのを祈っている」という言葉を受け止めるワトスン。

今作はこういうアップのシーンが多いのが、珍しいところです。
ハードウィック氏もジェレミーも、本当に色が白くて綺麗ですね。羨ましいです!
しかし、どこから見ても、善良で穏和な紳士ですよね、ハードウィック氏。








ホームズをロンドンに置いて、ヘンリー・バスカビルとモーティマー医師とワトスンで汽車に乗り込みます。
ホームズからの手紙には、「先入観を持たず、事実だけを伝える手紙が欲しい」と。

ちなみに、ワトスンの後ろの座席に書いてある「W.R」の文字。
じつは、「G.W.R」が部分的に見えています。
ごれは、「グレート・ウエスタン・レールウエイ」の略で、当時はダートムアへはこの鉄道が走っていたそうです。
さすが、こういうところまで細かく再現さていますね!








バスカビルの屋敷でくつろぐワトスン。
これからダートムアでのワトスン一人の捜査が始まります。

白いシャツに白いベストが、英国紳士ですよねぇ。
ホームズでは、こういった衣装シーンがジェレミーにないのが残念。
ジェレミーなら似合っていたでしょうに。



ということで、今回はここまでで。
後編は、週末にアップしますね!


今日はハードウィック氏を中心に写真をキャプチャーしました。
ジェレミーとハードウィック氏の二人のシーンには、もうこの二人はいないんだと心に浸みました。
現世の姿はなくなりましたが、色々な作品で輝き続ける二人。
当ブログも、二人の輝きが風化しないよう、ブログ界の端っこで頑張って行きたいと思います。
二人の輝きが永遠であるように、心から祈っています。

RMさんのブログでは、ジェレミーにBAFTA賞を!(10); 署名方法
と題して、活動を支援中です。
「ジェレミーにぜひ賞を」と思われる方は、ご協力をお願いします。

それと、こちらもRMさんから教えて頂いたのですが、ロンドンでジェレミーの出演作品が上演されるそうです!
6月末に、「タイプライター」という映画がサウスバンクで上演されます。
詳しくは、こちらのページをご覧下さい。
これを聞いたとき、もうロンドンに行きたくて行きたくて仕方無かったです!
去年なら絶対行っていたのに、とちょっと残念です。
6月末にロンドンに滞在される方は、ぜひチェックしてみて下さい♪
RMさん、いつもながら情報のご提供を有り難うございました!

あとユニクロでロンドンブランドのキャス・キッドスンのコラボTシャツ出ています!
もちろん買いましたよ。ロンドンバスとロンドン・アイとビッグベンが描かれている「That's London」みたいな柄。
ロンドンでは恥ずかしいですが、ここは日本。
着まくります!!皆さんも、プチプライスですから、お一つといわず、大人買いで如何でしょう?
数に限りがありますから、お近くのユニクロに急いで下さいね-。
(詳細ページは、こちら


では、今週末にー。

りえ













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コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
一度見てからが (だい)
2011-06-23 10:45:30
本番だったのですね。了解しました(笑)
何にしようかな?「空き家の怪事件」かな?

そう言えば先月WOWWOWで「戦争と平和」やってました。jeremy若くて、まさに王子様でした。
昔読んだ少女マンガを思い出しました。
映画自体は、・・・(苦笑)ですが。
今月も28日朝、こっ早くに再放送です。

「オリバー・ツイスト」見てみます。
情報ありがとうございます。

 
 
 
>だいさんへ (りえ)
2011-07-21 00:37:14
こんにちはー。ご無沙汰しております!
実家が空き巣にあったりして、片付け大変でした。
お返事遅れてすいませんです。

「戦争と平和」ご覧になったんですね♪
若いジェレミーは、本当に王子様
誰よりも白馬が似合いそうな、少女漫画の王子様にぴったりですよね。
本当にジェレミーは共演女優泣かせで、女優よりもいつも綺麗ですからね(笑)
でも、そこはさすが、オードリーは輝いています。
やはりオーラが違うのね、と思います。

「オリバー・ツイスト」は、ハードウィック好きにはオススメの一本です。
まんまワトスンが年取っただけですね、という感じです(そこが好き!)

また色々とご覧下さいね♪
そしてお暇なときにでも感想をお待ちしています
 
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