疲れのとりかた

疲れを取るには、二つの方法があると思う。

ひとつは、遊びに行ったりレジャーを楽しむ方法。
もうひとつは、家でゆっくりする方法。

ここ最近は外に出る気が起きず、家でまったりしてたんだけど今日は外に出た。

基本的に、目的地はあるんだけどほとんど後付けみたいなもんで、外に出るために目的地を考えるという、目的と行動の軽い逆転現象がそこにはある（笑）

だから、最悪着かなくてもいいわけで、（お、この路地なんかミステリアスでそそるな）って感じの、自分的に心にグサッとくるような風景のところを探して走る。
一応、角度は目的地に合わせてはいるんだけどね。

所沢は方面によってちょっと道をそれると林が顔を出す。
下手をすると真っ暗な林の一本道をキコキコこぐことになって
（ないないないない）みたいになる。

今日はこれからずっとお世話になりそうなすごいいい道を発見した。
右が電車の車両基地。寝静まった電車を見ながら左はちょっと古い感じの民家。その奥に広がる丘陵地帯。

たぶん、腕組んでなにか考えるよりも、自転車をぶらぶらこぎながら頭真っさらで、泡のように涌いては消えるなにか考えてた方が人間楽しい。

（俺はいま、当たり前に所沢にいるけど、これは夢を追ってきたからなんだよな）

（だけどそれだけの理由で来たんじゃない気もする）

（結局、今までとは違う生活をしたかったり、東京でいろいろやってみたかった、それが本音かも知れない）

とどまるところ自分は、何かを考えてたり、何か結論の出ないことの正体を探ったり、したいんだと思う。
客観的に、そういう自分がいることがわかる。

いわゆる自分探しというやつです、世間で言うところの。

まあ、それもありでしょ。

故郷の福井、学生時分に住んだ京都、出張で行った和歌山。夢を追って来た所沢。東京。
どんなところでも俺は楽しむ。それが俺のモットー。


夜が明け始めて鳥がチュンチュン鳴いているので、二時間くらいしたらさすがに寝ますか（笑）