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「ぶっちゃけ、もうちょっと働いてもいいかなって思うんだよ。生々しいものとの兼ね合いで」

「生々しいものとの（笑）」

「週３くらいで３時間ずつって感じかな。そうするとかなり余裕も出てくると思うし」

「今やっているバイトの他に、また新たにやるという感じですか」

「やるかもな、と。別の方策として、４時まで業務課でそれからライン行程なんかに回させてもらうのもありかな」

「勉強は大丈夫何ですか？」

「それなんだよな。今はかなり独学でやってた民法だから余裕だけど、４月から不動産登記法に入ったらどうかなって感じはあるよ」

「不動産登記法もある程度、独学でやっていますけどね」

「まあ、司法書士科目で手付かずなのは商業登記法くらいなんだけどな、実際の話。
何にしろ、もうちょっと暖かくなってから本格的に考えるわ」

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「なんつーか、この時間になるとようやく一息つけるって感じだな…」

「本日分の使命は果たして、かつ寝るにはまだ幾分時間の余裕があるという」

「は～あっ～って感じだよ。
そうそう、なんかどこも天気は大荒れだけど、一年で一番寒い日を調べてみたんだよ。そしたら関東主要都市のデータなんだけど、だいたい1月31日から2月1日にかけてってことが判明した」

「前、今頃が寒いピークで２月頭から暖かくなるようなことを書いてましたが、あながち間違いじゃなかったんですね」

「そこをピークにあとは日に日に暖かくなっていくだけだからな。
25年の経験則は、当たってたよ（笑）」

「早く春が来て、桜を見たいですよね」

「２月が過ぎ、３月になればもう秒読みだな。そしてそれは同時に、越してきて丸一年という区切りにもなるんだよな」

「はい」