発表会のリハーサル

カワイ音楽教室の夏の発表会が2週間後にせまり、リハーサルに行ってきました。
場所はセンター（稽古部屋）のグレード試験が行われる大きめの部屋で、30人位のグループ。弾く子供が前にすわり、父兄が後ろで鑑賞。60人位は入っていたかな。
時間も長い（2時間）し、リハーサルなんて初めてなので、子供たち、大丈夫か？とドキドキ。（4/20日記：発表会の曲決定）

ムスコは、直前まで「リハーサル」は、ただ先生と個室で練習することだと思っていたらしく、多くの人の前で弾くことを知って焦りだした。ここ1週間毎日数十分位弾かせて、なんとか暗譜でゴツゴツだけど通しで弾けるようになったのが昨日のこと。結局ソナチネ7番の第1楽章と第3楽章を弾くことにした。

問題なのはムスメ。
弾けなくなるとすぐに癇癪起こして、「もうやらない！」と足を踏み鳴らし、ピアノに向かうこともせず。
昨晩は、あまりのヘタさにダンナが切れて、「そんなにテキトーに弾いて、練習しないならもう止めろ！」と雷を落とした。
夕方6時半位からピアノの前に向かわせて、ピアノの前のソファーに寝転んでしかめっ面して目を閉じて、ダンナのOKサインが出るまで、ムスメは椅子から降りることを許されない。何十回弾いただろう・・そもそもやる気が無いというか、毎回弾くたびに指番号もめちゃくちゃだし、直そうという気もないようで、全く上手にならず。
私も息子も、夜7時過ぎて、いい加減うんざりしてきた。「腹減ったよ～。もう無駄だから、夕食に行こうよ～」と訴えてみたものの、ダンナは結構頑固で許してあげないし、娘も泣き出しちゃったから、息子と先にジョナサンへ向かった。

ムスコと二人で食べてて、夜8時半になっても来ないから、電話をしてみたら、やっと今出るところだという。
しばらくして、やっと二人登場。2時間も弾いていたのか・・・唖然・・

ムスメ「パパなんてさ～。こーんな怖い顔して、ねっころがって目閉じたまま聞いてるんだよ。ひどいよ～。ピアノ弾けないくせにさ～。」
パパ「ピアノ弾けなくても、いいかげんな音は聞いてても気分悪いからわかるんだ～。」

ってなけで、今日のリハーサル。

結構皆さん、ボロボロでひどかったっす。
幼児や小学生って、こんなもんだったっけ・・？
年齢が高い子でも、手や指の形も明らかに問題有りという子も多かったし・・。
カワイってレッスンに気合が入っていない子が多い（レベルが低い）のかも・・と思ってしまった瞬間でした。うちの子供らも浮かない程度なんだけど。
とはいえ、ほぼ出来上がっていた子は2人位はいたけど、一番上手だったのが中学生位の子が弾いた「花の歌（ランゲの）」。
これから2週間、皆ちゃんとした演奏になるのかな・・ちょっと楽しみでもありますが。
サウンドツリーから弾く子や、名曲100選とかから弾く子が多く、時間が立つのもあっという間。

ムスメとムスコ、年齢順に並んでるかと思いきや、そうでもなく、ムスメの前の子は結構大きい子で上手。ムスコの前はエリーゼのためにで、後ろの子はソナチネ１の14番（モーツァルトのソナタ）。

うちの子供たちの出来栄えは・・・
ムスメは昨日から見違えるように上達していた（途中で止って弾きなおしたけど）し、ムスコはあいかわらずやっと最後まで弾ける程度。
まだまだ発表会に出られるようなレベルではありません。

ムスメ「昨日はパパってひどいと思ったけど、パパありがとうってかんじ～。」
とちょっとうれしそうでした。まだまだだけど、ね。

あと2週間かぁ・・。
この調子で毎日30分でも練習すれば、きっと弾けるようになるよ。がんばれ。