彼岸へ

あさぽんさんが記事をUPされてましたが、べーシストの青木智仁さんが亡くなられました。6月12日、彼の49歳の誕生日に………若すぎますね

角松さんの作品に参加されてるのでお名前と顔と彼の弾くベース音は知っていましたが、残念ながら生演奏を聴くことなく（1回くらい聴いてるかも／汗）彼は彼岸の人となってしまいました。
ご本人でも実際どれくらいのレコーディングに参加してるのは把握できないほど、多数のミュージシャンとお仕事されてます。
その内のひとりに、tinaさんも。
彼女のブログも今日は雨模様です。



青木さんは49歳でしたが、私の好きなミュージシャンがわずか32歳で夭逝してます。
中川勝彦。1994年9月17日永眠。
92年に白血病で倒れ、復帰したものの94年に再発しそのまま帰らぬひとに……。
とっても綺麗な顔で、綺麗な声で、
唄う時に長い手足がゆらゆらと動くのが好きでした。
（若い方はご存じないですよね。幕末＆新選組好きならわかるかな。日テレの『白虎隊』で沖田総司役でした）

高3のとき、彼のライブで、開場前にライブハウスの入口で開くのを待ってると、目の前1mほどの至近距離で彼が歩いていくではありませんか！
友人と2人でぼーっと見てて、周囲の女の子たちもぼーっとしてて、数秒後みんなで我に返り「かっちゃーん」て声をかけると、振り返って「よっ！」て手を挙げて極上の微笑みを残して去って行きました。
あの笑顔はいまだに忘れられません。
でも、あのときステージ衣装着てたんだけど、ライブハウスには入らずにそのまま歩いていっちゃって……名古屋のど真ん中の広小路通りを、白いひらひらの胸が結構あきあきの衣装で歩いたのかは謎のまま

先日『たけしの本当は怖い家庭の医学』に彼の娘の“しょこたん（中川翔子）”が出てて、ふと思い出したのでした。
彼女のブログがすごいことになってて、それが元でVIP席に座ることに（睡眠障害）……
でも番組に出て、白血病は遺伝しないとハッキリ言ってもらえてよかったけど。

「心のどこかではずっと怖かったから」

彼女のこの言葉にちょっと涙。
いっぱい寝て（マジで頼むわ）いっぱいご飯食べて、いっぱい遊んで、お父さんの分まで長生きしてください。