物忘れ防止のためのメモ

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飛騨巡り 明宝「磨墨」の里

2021-07-16 | 行った所

岐阜県はかつての飛騨と美濃が合わさったものだから広い面積を誇る。県境も長い。北から時計回りに、富山 長野 愛知 三重 滋賀 福井 石川の七県と接している。三重とも接しているのは意外だった。


道路網は整備されているが、長野同様、おそろしく長いトンネルが多い。どの地方も同じだろうが、災害の多い時代に道路のメンテナンスも大変だ。

東海北陸道郡上ICで降りる。郡上八幡にも惹かれるが、北上し明宝へ。郡上市のはずだが、意外に距離がある。合併したのだろう。明宝ハムの看板がある。
 着いたのは道の駅明宝磨墨の里、するすみ、あの平家物語、宇治川の先陣争いの磨墨だ。この地方がするすみ出生地とする伝承があるそうだ。死亡地とされ墓があったのは犬山市の羽黒だった。
 するすみ景季像


明宝郷土歴史民俗館、この村の不要品は全てここに持ち込まれたのか、と思うような所だった。

 古い小学校の建物だ。どの民俗資料館でも倉庫は持ち込まれた古道具でいっぱいだというが、ここまで展示してある所は珍しい。


もちろんするすみ関連のものなどないが、この辺は馬の産地だったようで軍に馬を供給していた。兵の召集令状は赤紙と呼ばれ、なんどか見た事はあるが、馬のそれは青紙というそうで、初めて見た。


ただ、満州では厳しい気候に内地から持ち込まれた馬はほとんど耐えられず死んだと聞いた覚えがある。

 馬に関するものもかなりある。 

磨墨誕生の地は気良(けら)という地名だ。


気良(けら)川が流れ、山の斜面がそのまま馬の牧だったのだろうか。関東の牧とは違うようだ。 

せせらぎ街道を北上、高山市内にはいる


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