ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

パラシュート

2019-01-21 | アメリカ事情

 vectorstock.com

 

 

 

 

米国海軍士官学校を卒業したチャールズ・プラムは、ベトナムではジェットパイロットでした。 75の戦闘任務の後、彼の飛行機は地対空ミサイルによって破壊されました。緊急脱出をし、敵地にパラシュートで落下したのでした。彼は捕虜となり、共産主義サイドのベトナムの刑務所で6年間過ごしました。彼はその試練を生き抜き、今日その経験から学んだ教訓について講義しています。


ある日、プラムと彼の妻がレストランに座っていたとき、別のテーブルのひとりの男がやって来て、「あなたはプラムですね!あなたはベトナムの空母キティホークからジェット戦闘機を飛ばしたジェットファイターでした。そしてあなたは撃墜されました!」と言いました。 「一体全体何故どのようにそれをご存知なのですか?」とプラムは言いました。「私があなたのパラシュートを畳んで詰めたんですよ。」と男は答えました。プラムは驚きと感謝の気持ちであえぎました。その男は彼の手を上下に動かして、言いました、「それがうまくあなたを助けたのですね!」 プラムは、彼に確信して言いました。「そうです、確かにうまくいきました。もしあなたの詰めてくれたシュートがきちんと働かなかったら、私は今日ここにはいないでしょう。」


その夜プラムはその男について考え眠ることができませんでした。 「私は彼が海軍のユニフォームを着ていたら、どんな姿をしていたのか思っていました:白い帽子、後ろの四角い広いセーラー襟、そしてベルボトム(裾広がり)のズボン。私はそんな彼を何度か見たのかもしれないが、朝、『おはようございます』、『おかわりございませんか?』などと会話をしたことはおそらくなかったことだろう。 私が戦闘機のパイロットで、彼はただの水兵だったのだから。」
プラムは船の内部にある長い木のテーブルで、何時間もかけて慎重にパラシュートの絹布を折り畳み、そうやって毎回彼の知らない誰か(戦闘機パイロット)の運命をあの水兵が担っていたのだろうと考えました。


プラムは彼の聴衆に「誰があなたのパラシュートを折り畳み、詰めているのでしょうか?」と尋ねました。誰もが一日をやり通すのに、必要なものを誰かが提供しているのではないでしょうか。 プラムは、又、戦闘機が敵地で撃墜されたとき、たくさんの種類のパラシュートを必要としていたのでした。物質としてのパラシュート、精神的なパラシュート、感情的なパラシュート、そして彼の霊的なパラシュートを必要としたのでした。彼は安全に着陸する前にこれらすべての支援が必要だったのです。


時には人生が私たちに与える毎日の課題の中で、私たちは本当に重要なことを見逃してはいないでしょうか。こんにちは、などの挨拶や感謝のありがとうを欠かしたり、何か素晴らしいことが起こった人を祝福したり、誉め言葉をかけたり、特に理由がなくて行う親切を忘れることがあるかもしれません。今週、今月、を過ごす中で、あなたのパラシュートを慎重に折り畳み、詰めてくださったお方を認識されてはいかがでしょうか

http://godslittleacre.net


USS Abraham Lincoln





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