ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

ひさしぶりに

2019-01-04 | アメリカ事情

 

 

 

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。


しばらくブログを休み、家事にいそしみ、あれやこれやと普段できなかったことをできた12日間。おかげで心身ともに充実したような今日1月2日の仕事始め。大学は12月21日金曜日から1月1日までキャンパスも閉まり、そしてキャンパスとして休まなかった一年間の祝日(コロンバス・ディなど)をまとめてこの時期まで貯める学校の「習慣」は本当にありがたい。休みの間、3人の子供たちが家族を連れて我が家を訪問していたが、北に住む姉も含めて総勢11人の食事作りは、年々並大抵の努力ではできないと悟る私を娘たちが助けてくれた。


子供たちが来る前に空き部屋となっている4寝室のベッドメイキングを含めた準備も、夫は子供たちが来たらやらせたら?と言ったが、遠くから来るのに、深夜到着してから、ベッドを整えるでは、疲れた身には辛かろうと、支度に余念のない温情のある母親(ははは)であった。それでも暇をみては、手芸作品をいくつか仕上げ、本を読み、文を書き、久々にカリグラフィーまで。クリスマスにはドイツに住む次男家族とは何度かスカイプをして、フロリダの三男家族とも話をし、お互い健康であることを喜んだ。そして今年6月に新しい孫#6が二番目の子として、そして初子として孫#7が7月にやってくる。



    

グランマは、時にはサンタクロースのお手伝いで、孫への返事をしたためもし、あちらこちらにちらばる子供たち家族の一年間の写真集が出版され、それをクリスマスに一同から貰い、その中の一頁に 次男の第二子を暗示するソノグラム写真を孫が抑えているところを見つけ、早速スエーデンで休暇を過ごす次男とその妻にスカイプで調子はどうかと話し、つかの間の空き時間に、ニードルポイントを仕上げたのだった。


眼科研修医の長男は研修制度の後、さらにフェローシップと呼ばれる専門医研修を続け、American Board of Ophtalmology(米国眼科専門医認定機構)に認定されるためにSubspeciality Board Certification Examination(専門科認定試験)を受ける。いっぱしの眼科専門医となるには、まだ月日があるが、長男は網膜を専門にする意向なので、すでに二件専門医グループからの「引き」が来ている。長男への期待は家族よりも、病院や医師たちからのほうがはるかに大きく、凡人両親にとっては驚きであり、そしてありがたいことだと頭が垂れるばかりである。クリスマス休暇で実家にやってきても、朝早く起き、夜遅くまで熱心に勉強する息子ではあるが、一歳の娘の「ダダ!(ダディのつもり)」コールには、必ず答え、時間を惜しまず相手をし、遊び、面倒を見ている。自分の父親もそうであったように、息子も同じことをしている。どんな素晴らしい眼科専門医よりも、子供を愛し、慈しみ、育てる父親のほうが、ずっと偉い、とこの母親は思っている。



 

     父親と娘。      


クリスマスはあっという間にやってきて去ったが、なによりも平穏で、皆が健康であることに感謝することしきりであった。早速初日からオフィスで、休みの続いている筈の学生からのひっきりなしの電話に、さあ、今年も頑張ろう、と気合をかける。




 

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