ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

地域に光を

2018-12-09 | 人間性

behindthescenesblog.com

 あなたがたは、世の光である・・・

また、あかりをつけて、それを枡の下におく者はいない。

むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである・・・

あなたがたの光を人々の前に輝かし、そして、人々があなたがたのよいおこないを見て、

天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。

ーマタイ伝5章14-16節





今日12月9日から15日までの一週間の、クリスマスの奉仕の対象は、 地域に光を、です。どのようなことをしたらよいのでしょうか? 次のような提案があります。


  • 近所に住むお年寄りの家の玄関前のお掃除を手伝う
  • 学校や勤務先に新しく転校、転入してきた人を昼食に誘う
  • 年配の人に人生で経験してきたことについて話してもらう
  • 伴侶を亡くされて独身になった人を夕食に招く
  • 組織だった奉仕活動に参加する(下記)

合衆国では:
  • 在米: JustServe.orgをクリックし、あなたのZip codeを入れると、お住まいの地域でどうのような助けが必要か、どのように支援できるかをリストが出てくる。ちなみに私の住む地域には、病院・ホスピスでの奉仕活動、Linus Project (ライナス・プロジェクト)[ピーナッツのライナス、ルーシー・ヴァンペルトの弟、は、いつも青いブランケットを心の拠り所にしているが、文字通りこれは温かい毛布を必要とする人々へ寄付するという活動]、Habitat For Humanity (ハビタット・フォー・ヒューマニティ:日本では、http://habitatjp.org/why-homeをクリック)これは特に災害の多かった今年の日本には、必要なプロジェクトではないだろうか。Boys and Girls Club(少年少女クラブ)も見逃せない。父母が子供の下校時に在宅しない児童生徒のための施設で、放課後の子供達の拠り所として、宿題をしたり、スポーツやアートなどをできる場所である。アメリカでは各都市に大抵ひとつの組織がある。これは日本に同じクラブがあるか否かわからないが、もしないのであれば、あなたが始めては?

 

          

 

 

日本では:

  • ttps://www.zcwvc.net にて詳しく奉仕活動について説明がある。
  • 高齢者・障害書を対象にした活動
  • 子供や青少年対象にした活動
  • 災害被災地を対象とする活動
  • 自然環境保護を対象とする活動
  • 芸術・文化を対象とする活動
  • 防災・防犯を対象とする活動
  • 各イベントでの運営支援を対象とする活動
  • 開発途上国支援・援助
  • 募金活動
  • コンピューターの設定・操作指導支援
  • 路上生活者(ホームレス)を対象とする活動
 

私の住む街には、カトリック教会のかなり古い歴史のある修道院があるが、往々にして修道女の住居まわりは、人手が足りないせいか、雑草が伸び放題で、この地ではそれが枯れれば、火災の原因にもなることから、私の属する教会は中・高校生の奉仕者と清掃をしに行った。キリスト教の宗派は関係ないし、仏教寺院でも、清掃や修理が後回しになっていれば、週末にお手伝いに行く。小児病院が近くにあるが、ここには、入院患者の子供達の家族が安心して宿泊できる施設、ロナルド・マクドナルド・ハウスが併設されていて、新しい清潔な寝具やタオル、玩具、絵本などは歓迎される。見つけようと思うと、かなりな数の団体は、人手を要するのがわかる。
 
 
こうした奉仕活動や支援活動は、宗教や人種や信条に関係なく、行え、義務ではないが、喜んですることによって、あなた自身がその「効用」を必ずお感じになると思う。そして地域への奉仕活動は、その地域のコミュニティを作る上で非常に重要な部分である。 コミュニティは相互扶助精神を持つことにつながる。 無理に、ではなく、真実「自分にできること」から始めるのが最適である。重要なことは、自分自身の好きな分野での奉仕・支援活動を見つけて、いそしむことであろうか。
 
クリスマスでも、クリスマスでなくとも、いつでもこうした活動は必要とされているが、クリスマスシーズンを初めの一歩、とするのもよいのではないだろうか。
 
コメント
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