ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

光を灯す

2018-12-02 | アメリカ事情

 

 

 

 

今日12月2日から「奉献」というヘブライ語であるHanukkah ハヌカが始まります。それは光の祭典です。


ハヌカは、シリアのギリシア軍に対するMaccabeesマカビーズ(イスラエル人)の勝利と、その後のエルサレムでの神聖な神殿の再建とそのメノラまたはランプの奇跡を記念するものです。


エルサレム神殿を占領していた時、ユダヤ教弾圧の一環として、ギリシア軍は神殿の燭台(メノラー)を点す油の壺を皆汚しました。しかしユダヤ人が神殿を取り戻した時、汚されていない油壺が一つだけ見つかり、それはただ一日分のはずでしたが、八日間灯し続けたことから、ハヌカの奇跡と言われます。ハヌカが始まると使われる燭台は、「ハヌキア」と呼ばれ、「メノラー」燭台より、二本多い九本の蝋燭を使います。


今年は今日12月2日にハヌカは始まり、12月9日までです。こうしたハヌカについての情報は、公益社団法人日本イスラエル親善協会のhttps://japan-israel-friendship.or.jp/special/festival/829/をご訪問なさると、詳細なことが紹介されています。


私は、ユダヤ教徒ではなく、キリスト教徒ですが、親しくしている隣人一家は、イスラエル出身で、この方たちの温かい友情・隣人愛には、いつも感謝しています。たとえ宗教が異なっても、人間の善性は、光ります。そうした光を持つこのご家族を私も私の家族も大切な友人と考えているのです。



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さて、キリスト教徒として、あるいは地球の市民の一人として、12月2日から8日までの一週間を有意義に過ごすためにしたい提案は次の事柄です。


  • 世界中の助けを必要としている人を寄付を通じて助ける
  • 他国が持つ問題について学ぶーどのようにして助けることができるか考えてみる
  • 一食分を抜かした金額を犠牲にして空腹を抱えているだろう人のために使う
  • ソーシャルミディアで、奉仕において模範となる人(キリストのような)の紹介をする


この一週間これらのひとつでもなさることで、あなたは、心に明るい灯を持つことと願います。そう、ちょうどハヌカの蝋燭を灯すように。



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