プリーズ・プリーズ・ミー

「プリーズ・プリーズ・ミー」



ビートルズ　イギリスでのデビューアルバム
プリーズ・プリーズ・ミーについてのコメントです。

ビートルズの曲は、どちらかというと初期の方、古い音源になればなるほどいいですね。どうやら古いタイプの人間みたいです。

I Saw Her Standing There
　ストレートなロックン・ロールですね。ポールのカウント、「ワン、ツー、スリー、フォー！」（ＨＧではありません－笑）から入ります。確か邦題が「その時ハートは盗まれた」でしたか。かっこよく訳するものですよね。だって、直訳すれぱ、僕はそこに彼女が立っているのを見たとなるんですから。

Misery
　もともとヘレン・シャピロという女性歌手に提供するつもりで書いたものだったが、彼女に断わられ、ビートルズのアルバムに収録されたもの。後半のミズリーの繰り返しのところがいいかな。最初は、女の人の名前だと思っていました。

Anna (Go To Him)
　原曲はアーサー・アレキサンダーという人の歌。ジョージのずっこけてしまいそうな、なんともたよりないギターがとっても印象的。
ジョンの訴えかけるようなボーカルもグッ。

Chains
　原曲は、Goffin-Kingコンビの作品で、６２年のクッキーズの歌。名コンビの曲だけあって、大好きな曲です。ジョージがリードボーカルで正解！

Boys
　ドラマーのリンゴがボーカルの曲。個人的には余り好きな曲ではない。

Ask Me Why
　かなり手のこんだ曲になっているじゃないでしょうか。完成された曲というイメージ。

Please Please Me
　２枚目のシングルカットの曲。もともとはロイ・オービソン風のスローな曲だったが、ジョージ・マーティンのアドバイスでテンポアップし、大ヒットとなった。

Love Me Do
　彼らのデビューシングル。ジョンのハーモニカが印象的。初期の頃はよくハーモニカが使われていました。ジョンの好みなのか。だけどそれがかえって新鮮。当時、ハーモニカを取り入れた曲って他にあるんだろうか。

P.S. I Love You
　いかにもポールらしい曲。

Baby It's You
　原曲はシュレルズ。シャララララのコーラスが印象的。

Do You Want To Know A Secret 　
ジョージがボーカル。歌詞がとってもかわいらしい。ジョンとポールのコーラスもいい。

A Taste Of Honey
　同名の映画のタイトルソング（インストゥルメンタル）レニー・ウェルチが、１９６２年に発表したボーカル・アレンジ・バージョンをカバーしたものと思われる。ギターのカッティングが印象的。いかにもポールが好きそうな曲である。

There's A Place
　１３曲目、ジョンとポールのハモリが印象的な曲。ジョンのハーモニカもいい。

Twist And Shout
原曲はアイズレー・ブラザース。のりのいい曲。リードボーカルのジョンとかけあうポールとジョージのコーラスが印象的。