石田衣良 著
あれから2年。テツロー、ナオト、ダイ、ジュンの四人は高校生になった。
はじめてのセックス、二股の恋愛、同級生の死。なにが変わって、なにが変わらないのか。東京湾に浮かぶ月島で、ぼくらは笑い、怒り、悩みながら、永遠と未来の間をさまよい歩く。まだ少しだけ、憂鬱や退屈や不安よりも、早く走れると信じて――。
『4TEEN』のその後、四人組が駆け抜ける16歳の青春。
待望の続編、やっと読みました。
百円だったからね
久しぶりの石田衣良さんでしたが、やっぱ彼の良い所は等身大の目線から見える世界観が心地良いんだよね。
まさに16歳男子の世界が読み手を頷かせてくれるんだ。
こんな世界をとりあえず目標に描けたらいいなと定めている今日この頃です。
え?
まぁいいとして
けして綺麗事だけじゃな16歳の世界がいいよね。
将来の不安だってあるし、親の格差だってあるし、勉強の出来不出来もあるし、性への不安&女の子への興味、友達への不信感や裏切り、等々。
包み隠さずさらけ出す石田氏の厳しさと面白さが詰まった一冊です。
おススメしたい一冊・・・・・・・・なんだけど、前作は絶対読んでおいたほうがいいね