ぎゃ!
すいませーーん!
今日、前回のブログ見返してみたら全日本Jr.の放送日程が違ってました。
正しくは12/25(木)です!
訂正してお詫びいたしますm(__)m
地上波でもやるようですので、今度は正しい日程を。
12/7(日)フジ 25:55~26:55(関東地区のみ)
12/25(木)BSフジ 19:00~20:30
BSの方が30分長くやってくれるみたいですね。視聴可能な方は是非ご覧になってください。今回はよくも悪くも波乱でしたから!
では、ここからは、私が観てきた感想と小ネタなどを少し。
リザルトページはこちら。
2日目は1日目のSP上位24名でFSが行われましたが、全員のことは書けないので男子は最終Gの佐々木くん、村上くん、羽生くん、中村くん、町田くんの5人と、女子は村上さん、鈴木さん、今井さん、中村さん、西野さん5人と後は気になった選手数名の感想を書きたいと思います。
まず、男子。
SPでぶっちぎりの安定感を見せた町田くん。
最終Gの6分間練習でもジャンプは相変わらず綺麗に着氷してて、これはマジ1位確定!?といやが上にも期待は高まります。
衣装も白鳥の曲に合わせて大輔くんのHIP HOPスワンに良く似た黒鳥衣装で(でも、私個人としては昨季の白地にブルーのグラデーション衣装の方が若々しくて、町田くんのカラーに合ってるような気がしましたねー)右手のフサフサ洗車ブラシまで大輔くん衣装に捧げるオマージュか?それともボツにはなったけど、ジュベのFS初代衣装といい今季の流行りモノなのか?いずれにせよゴージャス感たっぷりで、目が自然に町田くんを追ってしまう。
一方、イマイチジャンプが決まらず明らかに調子がよくなさそうだったのが、佐々木くんと羽生くん。
佐々木くんは元々あまり、ジャンプがいい選手ではないのであんなものかなーと思ったのですが、羽生くんに関しては1日目でキャロライン・ジャン選手のような開脚転倒を繰り返してたので、3Aの練習しすぎでバランス崩してなければいいのになぁと、ちょっとハラハラして見てました(何せ大輔くんのことがあるので余計心配でしたよ)
あと、何気に目を引いてたのが、明治神宮外苑FSCの中村健人くん。
掲示板で前評判が良かっただけにどんな子かなーと思って注視してたんですけど、彼はハーフなのかな?長身でなかなかのイケメンな上に、ジャンプもけっこーダイナミックで目立ちますね~(*^_^*)
声援もかなり飛んでて、注目されてるのがわかりましたよ。
これほどメンツの揃った最終G、会場も段々コンペ特有の緊張感に包まれて行きます。
そして、始まりました。SP3位、佐々木彰生くんは『熱烈中華飯店』!
冒頭3Loのジャンプがいきなり2Loになると、やっぱり調子が悪かったのか、お次の3Lz-2Tは何とか決めたものの、次の3Fで転倒。3Tでもお手つきになり、最後のジャンプ2つもOT(だったかな?)と転倒でもう、グダグダ!
見てても何だかすごく体が重そうで、ステップは気合いでこなしてましたが、躍動感も彼特有の弾けるパワーも影を潜めてて、終わってみればFS12位というひどさ。
後聞きで彼が風邪を引いていたと知って、体が重そうだったのはそれでかと合点がいったのですが、世界Jr.代表を決める重要な試合で体調不良に見舞われたのは残念としか言いようがありません。
彼のあの観ている人を楽しませる軽妙なリズム感とエンターテイメント性は何者にも代えがたい魅力なので、全日本の推薦にも外れてしまった今季、もうあの演技を観る機会が失われるのは寂しすぎます。
出来得るなら、あと1回でいいから彼の神演技を観たいなぁ

そう、思わせる選手ですよね。
なので、来季は是非!体調万全で挑んでほしいです。
そして、次の滑走はSP2位に入った、村上大介くん。
彼、今回帯同していたのが何故か佐藤久美子コーチで、練習場所も今はアイスハウスではなく日本?とか、ニコライ、いくらロシア杯で自分とこの選手沢山出たからってあまりにも村上くんのこと放かりっぱなしだよ~~!とこっちが彼を不憫に思ったほど。
でも、試合後ちょっと村上くんとお話出来たんですけど、案外彼はいい意味でふてぶてしい印象がしました。
ちょっとやそっとの事では動じないとゆーか、どっしりしてるとゆーか、
そーゆーのが演技にも出るんでしょうか、
あの年であんまり不安定さを感じないのはナカナカ貴重かなと。
FSも3A2回挑戦してきて(イッコはつまり気味、もうイッコは転倒でしたけど)、TESもPCSもバランスよく揃えてこれるところは強みですね。
その分、個性という点ではまだまだモロ風味以上のものは出せていない感じなので、今後はもう少し彼自身アピール出来るところが増えるといいのかも。
何にせよ、3位入賞&全日本推薦出場おめでとう!
これで初めて全国の視聴者の前で“村上大介”の演技をお披露目出来ますね!!
フジテレビ、カットしないでよ~~
さて、
ここまでで暫定1位は総合173.50点を出して佐々木くんと25点もの差をつけた村上くんでした。
お次は羽生結弦くん。
水色のフリル付き衣装があの少年期特有の年齢でしか着こなせないお耽美衣装だな~と妙に感心しつつ迎えたフリー。
またあんな転倒しやしないかとドキドキもんで迎えた冒頭、ラフマニの繊細な曲に乗って3Aを意地でも下りてやる!ってゆー気合いで何とか着氷したのを見た時、これはいけるかも!?と予感が。
その後のジャンプ構成がすごかったです!
3S-3T,3Lz,3Lo,3Lz(お手つき)-2T,3F,2A-3T-2T,2Aとこれが13歳の構成かと思うほどの怒涛のジャンプでTESはなんと66.82点!
おまけに彼の柔軟性を生かしたイナバウアーやビールマンスピンなどもきっちり華麗に決めて、
何とゆーか、あの、体の限界とか未知のものに対する恐れを知らない真っ直ぐさ?
伸びやかでしなやかな動きが男性の可動域をラクラク超える様は、本当に男女の枠を取っ払ったところに存在する別の生き物みたいで、まぁ、あの時期の少年が持つ特性を差し引いても驚異的なことに変わりはないわけで。
彼は、本当に、これから今までの日本男子にはない存在になるのではないかなぁと思います(スタイルもみんなの中で一人だけ等身が違いますもんね)
ただ、世界Jr.代表として順位がどうなるかは全く読めないなぁ。
とは言え、彼にはこれからまだまだチャンスがあるので今回は順位のことは気にせず伸び伸び滑ってほしいです(なんて、無理ですけどね、実際は)
さぁ、羽生くんが村上くんを超える182.17点をたたき出し、会場はいよいよヒートアップ!
お次の中村健人くんを迎えます。
今回のフリーの演技で一番綺麗な3Aを跳んで見せた中村くん。
その後のジャンプもほぼクリーンに決め、『パイレーツオブカリビアン』に合わせたダイナミックかつ優雅な動きで私達観客を魅了。彼は上体の動かし方が上手いですねー。
終わった時はスタオベの嵐で中村くん自身も納得のいく演技だったのでしょう。観客を煽っていましたっけ(笑)
点数は166.49点で惜しくも4位でしたが、彼も村上くんと同じく名前を売ったという点では収穫だったと思います。
全日本にも出れますしね。
それに、コーチとの関係がとってもよさげで飾らない感じがすごく好感持てて、私、ファンになってしまいました(*^_^*)
多分、全国放送されたらもっとファンが増えるでしょうね。
頂いたサイン、まだちゃんとしたのがないと言って名前をローマ字で書いてくれましたが、これからひょっとして考えるかも知れませんよ~(笑)
全日本までに間に合うかな?
そしていよいよ、フリーも最終滑走の町田くんを残すのみに。
もう、私の期待度もMAXになり、固唾を飲んで見守っていたんですが――。
町田くん、6分間の時より明らかに緊張してました。
これは大丈夫かなー?と思ったんですが、案の定最初の3A、SPでも練習でもあんなにクリーンだったのが、着氷つまり気味に。
すると今度は多分コンビを持ってくる筈だった2回目の3Aでオーバーターンになりセカンドつけられず。
その後は3Lzが1Lzになり、決めたと思った3Loで着氷後に何故か転倒。
3Fでもステップアウトになり、後半スピードも落ちていって、やっぱり体力不足なのかなぁ。
プレッシャーも勿論あったと思いますが、ちょっとあまりにも締まらない演技でがっくりしました。
思うに彼ってマイペースであまり人のことは気にしないタイプなんでしょうが、Jr.も今季で最後だし、どうせならここでもう少し精神的なしぶとさとゆーか、気概を見せてほしかった!
でなければ、スケーターとしての転機をとらえ損ねそうな気がするので。
今回の試合でJr.1年目の羽生くんに負けたこと。
これが少なからず彼のメンタルに影響及ぼしてるといいなぁ。
とにかく、
私的には町田くんはかなり贔屓の選手なので頑張ってほしい。
ああいう雰囲気のある子もなかなかいないと思うので・・・。
結局、町田くんはPCSでは1位だったもののTESが低く総合180.91点で2位に落ちてしまいました。
私はしばらく立ち直れませんでしたが・・・、それでも今回は羽生くんがやっぱりすごかった!
3Aを入れた強気の構成と、それを何が何でも着氷するんだという“漢気”あふれた演技に13歳とは思えない大器の片鱗を見た気がします。
改めて、羽生くん、町田くん、村上くんに、おめでとう!!
・・・と、
またもや長くなってしまいました
最後に駆け足ではありますが、上記の選手以外で気になった選手を少し取り上げたいと思います。
個人的にツボだったのが、ジャンプはダメでしたけど、表現力が素晴らしかった慶応高校スケート部の土生浩貴くん。
SPのリベルタンゴ、指先まで神経の行き届いた情熱的な動作にうっとりしましたし、フリーでもその身体のしなやかな身のこなしは目をみはるものがありました。
あれでジャンプがもうちょっときちんと入れば上位に来るのだって夢ではないと思いましたし、同じく慶応の近藤琢哉くんも土生くんと一緒で滑りと手足の使い方が綺麗で、慶応スケート部ってなにげにすごい!?
と妙な関心を持ってしまいました
あと、惜しくもFSには進めませんでしたが、盛岡FSCの佐藤洸彬くんのマンボ、笑顔がとっても素晴らしくって、本当に楽しそうに演技してるのがすごい印象の残りました。プログラムの写真もにっこり笑ってて、彼には来季
頑張ってもらって是非FSまで進んでほしいです!
待ってるからね!佐藤くん!!
というわけで、この分じゃ女子もけっこーな長さになると思われ。
なので、また後半に分けて、次回UPしますね
しかし・・・、
ロシア杯もまだまとめてないし、録画したNHK杯30年も全部見終わってなくて、このままNHK杯本番を迎えたら、も、何から書いていいかわからなくなりそうな予感。
ま、その時はその時か。
皆様、こんなアバウトなわたくしをお許し下さいm(__)m
では、続きはまた明日~(^.^)/~~~←ゴマカシ