皆様、こんばんは!
約12日間に及ぶ手術&入院生活を経て、私YONOHAはやっとシャバに帰ってまいりましたよ~~~~!!
(何、“シャバ”って。アンタは服役囚か!?^_^;)
いや~、
長い浦島生活でしたー
って、
まァ、そんな大げさなモンでもないんですが、でも、よくよく考えると当たらずとも遠からず!?
6時半起床9時消灯を柱とする、ただただ快復と安静を第1の目的とした超規則正しい生活と、自分からは余計な情報は一切求められなかった病院での生活が、帰宅してやっと自分の嗜好品の数々に触れられる――、
その喜びが私をしてそう思わしめたのですが、
(ん?そうすると厳密に言えば逆ウラシマか)
ただ、それもこれもこうして自分の手術が無事成功して順調に快復したからこそ、実感出来ることでもあるわけで。
思えば手術が無事終了し、除々に麻酔から醒めていくと同時に下腹部の痛みを自覚していってからは、3種類の鎮痛剤を使ったにも関わらず、一向に痛みが止まず一晩中うなされていた私。
(それでも、ピートのようにモルヒネを使うまでは行きませんでしたが・・・とゆーか、それは看護師さんに止められました。やっぱりモルヒネは幻覚症状とか脳に影響を及ぼすので、そう簡単には使わないらしいです。
それをバンバン打たれていたピートはよっぽどだったんでしょうねェ^_^;)
両膝下には血栓を防ぐためと言われ、電動の“間歇的空気圧迫装置(フットポンプ)”なるものを装着され、後で楽になっていくにつれそれが片足ずつ動かせるとわかったものの、その時はそれがどうなっているのか見ることも出来ず全く身動きが取れないと思っていた私は、もう、自分がベッドに磔にされたただ単なる「痛み」の塊でしかないように思え、それ以外にその時の自分を表すものは一切なかったと言ってもいいほど、本当にただただ痛いだけで、あれほど時間を長く感じたことも久しくなかったですねー。
手術前と手術自体が全く無痛で、不快感が一切なかったのも余計ギャップを感じた所以でしょうか。
なんせ、手術台に乗り、麻酔をする直前まで何の処置もせず、尿道管も胃へのカテーテルも気道確保用のチューブも全部麻酔を入れてから行われたらしいので、こっちはホント、覚醒する瞬間までは何があったか何を操作されたかなんてカルテを見るまでさっぱりわかんないんですから(いや、当たり前ですけど^_^;)
でも、だからこそ、目覚めると同時にいきなりその「痛み」だけが間断なく激しく襲って来て、それだけじゃなく点滴から入れてた麻薬(フェンタニル)のせいで吐き気はするわ、口は渇くわ、でも身動き出来ないわもあって、
手術前にダンナのお義母さまに「付き添いはいらない?」と聞かれ、数年前の帝王切開の時とおんなじくらいだろうから大丈夫だとタカをくくって断った自分はすぐさまそれを後悔、結局ダンナにいてもらわなきゃダメだと判断して急遽付き添ってもらったほど、
通常出来るはずの、痛みで身をよじったり手で抑えることが出来ないってことが、こんなに辛いものだったのかと改めて思い知った十数時間でもありました。
とは言え、人間の体って面白いですね~。
まるで永遠に続くかと思われたその地獄のような痛みも、やっぱり一晩経つとある程度は納まってくる。
そして、これが患部以外は丸っきりの健康体の人なら速やかに快復していくのでしょうが、病院へ行くほどでなくても日頃からどこか身体に弱い部分を抱えている人間は、今度はその最大の難所を通過した後に次の難所として、違う痛みが自分を襲ってくるんですよね~。
私の場合、それは膀胱と胃と腸でした。
元々、過去に尿道炎をやり、常に胃痛と過敏性腸症候群に悩まされていたせいで、尿道管を外され歩くよう指導された翌日からすぐに30分~1,2時間おきの頻尿と残尿感に襲われ、それがまた一晩中続いたと思ったら、今度は次の日以降絶食してた弊害で胃の痛みが加わり、そうすると食事が出来ず水分も取れずでますます尿が出ない。
で、食べ物が摂取出来ないと腸も動かないのでガスも便も出ないとゆー悪循環で、それが3,4日目ぐらいまで続いたのかな
?
だから、そん時は患部の痛みよりも胃部の痛みの方が強くて、看護師さんにも苦笑されちゃったくらい(~_~;)
いやー、でも、
マジで苦しかったんですよ~!
ところが、散々苦しんでいたその痛みがですね、
初めてのガスが出て、それからお腹に溜ってたガスが全部出ちゃうと途端にラクになりまして!
そこからガゼン食欲も出てきて排泄も上手くいくようになり、恒常機能が戻って来たのが身にしみてわかった時は、本当に人体のすごさを思い知りました!
あ、ホメオスタシスってこういうことなんだー、と。
で、そこまで来ると後は日にち薬。
痛みで制限されてた体勢が快復するにつれいろいろ取れるようになり、日常の生活行動がどんどん出来るようになってくると、精神的にも余裕が出てくる。
その目安が私の場合、やっぱり4日目以降でした。
そして、肝心の手術自体は子宮全部摘出とまではいかなかったと、後で先生から聞かされました。
何でも、前回の帝王切開時に子宮と膀胱が癒着してしまったらしくて、何とかひっぺがそうとしたらしいのですが、あまりの癒着ぶりに断念したんだとか。
なので、ごく一部を残す状態での摘出となったそうです。
患部を見せてもらったというお義母さまは、筋腫の様子をまるで皮をむいた桃のような色と大きさだったと言っていました。
(すごいですよね!(@_@;)あたしも見たかったなぁ)
そんだけの異物をずっと子宮内に抱えていたわけですから、前前回の生理時にとんでもない痛みが襲ってきたのは、もう、ある種体が限界を感じて悲鳴上げてたってことだったんだと思います。
ま、自分自身そんなものをいつまでも持っていたくはなかったので、
ここは早々に手術を決断して良かったなぁと改めて思いましたね
しかし、今回改めて驚いたのは、何といってもやはり術前・術後の患者に対する身体的、精神的負担の少なさ。
術前は先にも書いた通り、本人が要望すれば全く不快な思いをせずに麻酔に至ることが出来るし(ただ、これは背中からの麻酔をした場合またちょっと違うかも知れません)、
術後にしてもstudio_peach2004さんが仰っていたように、創傷部を覆うのは透明シールのようなもののみ、ガーゼ消毒一切なしで、糸も溶けていくものを使用しているので抜糸も必要ないとあって、看護師さんや先生が来ても「ちょっとお腹見せて下さいね~」と言っては目視するだけの簡単なもの。
お腹自体、ダンナのお義母さまが40年以上も前に卵巣のう腫で手術した際はレンガや鉄板を乗せられ絶対安静だったと聞かされていたのを思えば、今や腹帯一枚で済んでしまうこの現状は、本当に医学界の日進月歩を感じて驚嘆せざるを得ませんでしたねー。
いやはや、スバラシイ
もっとも今回のこの感想はあくまで私個人の身体的な経験を通したものなので、当然万人に当てはまるものではありませんので、ま、ちょっとした手術日記のようなものとして読んでいただければいいかなと。
けれど、私が快復し出した先週末、
巷で猛威をふるいつつある新型インフルがとうとう我が家の息子を襲いまして。
病院ではA型と診断されたものの、今の季節性はB型以外は新型との区別がつかないらしいので、A型と診断されたものはほぼ新型だとか。
そう聞くと、ひえ~、うちの子がとうとう新型インフルエンザに~~~!!(>Д<)とビビりそうなものですが、
結局、対症療法は季節性のインフルと変わらず、リレンザを中心とした既存の風邪薬との併用、後は水分をたっぷり取り食事も出来る限り摂取し、休養を心がけるという普遍的な方法で治すしかなく、まァ、幸いうちの息子はすぐ病院へ行ったため症状としてはそんなに重くならずにすんだから良かったのですが、
傑作だったのがうちのダンナ、
そんな状態なので先週の土日はほとんど一人寂しく病室で過ごし、離れているため息子を抱きしめることも出来ず、ただ遠くで心配するしかない現状を憂いていたこの私に電話してきて、
「○○○(息子の名前)の食べ残してた焼き芋、間違えて食べちゃった、どおしよ~~!」
ア ホ か
「家族なんて、同じ屋根の下に暮らし世話してる以上、一蓮托生、運命共同体、
インフルにしろただの風邪にしろ、うつったってある程度は仕方ないくらいの度胸が座ってないでどーすんの!!
アンタは家族の大黒柱でしょ!
○○○の食べかけ喰ったくらいでオタオタして電話してくんじゃないの!!」
――と、啖呵切ってやりましたわよ、おほほほほ^m^
だってね、
離れて心配するしか出来ない状況に比べたら、傍にいて、うつってもいいから子供の呼吸や体温、心音を聞いてるほうがなんぼか安心ですもんよ!
そう思いません???皆様方
まァ、でも、うちのダンナはダンナで、自分がインフル罹った際の仕事が出来なくなる状況を心配してたんだとは思いますけどね。
そーゆー意味で、
退院してから我が息子をこの手に抱き寄せ、口の達者なお姉ちゃんに鉄拳を食らわせながらも家族の様子をすぐ傍で見られる時間がまたこうしてやって来たことは、何よりの幸せだなぁと、改めて思った次第でした。
そしてまた、大輔くんの演技に一喜一憂し、ピートの花の顔(かんばせ)を拝みながら彼の音楽を聴ける幸せも。
――ということで、皆様、
ようやく私の日常がまた再開されました!
しばらくはお腹の痛みと相談しながらの生活になると思いますが、
やっぱり子供がいると、必然的に声は大きくなるし、あれこれ動かざるを得なくなるなぁというのももう一つの実感だったので、
結局母親なるものは、そーゆー風に出来てるんだなーと腹をくくってやっていくしかないですね(~_~;)
でも、取りあえず、うちの実母にNHK杯まではいてもらえることになりましたので、これで留守もひと安心
コメントを下さった皆様にも、改めてお礼申し上げますm(__)m
ありがとうございました!!
気になるGPS関連と大輔くん関連に関しましては、明日以降また記事をUPさせていただきますね!
特に今季のGPSは男子も女子も波乱と驚愕の展開になっていますので、私としては女子は真央ちゃん中心、男子はプル中心に書きたいと思っております。
大輔くんはもちろん、こないだ放送された『スポーツ大陸』!!
残念ながらピートのことに関してはわかりませんでしたが、
も、書きたいことがいっぱいあってうずうずしてるのは事実なので、
取りあえず、今回は事後報告という形で私のプライベートに終始させていただきました。
最後に、
大輔くんと、ピートと、このブログと、そして身内の支えがあったからこそ、今回の手術を乗り越えられたと思っています
皆様、今後とも当ブログをよろしくお願いしますね