さあ、ここからはいよいよ第二グループの登場です
第二グループには我らが大輔くんを始め、D・テンくん、羽生くん、アモちゃん、ソーヤー、
アボちゃんの面々が6分間練習に顔を出しました。
ここで、この6分間練習を改めてテレビで見てて思ったんですが、
大輔くん、本番とそうでない練習時間とのペース配分が格段に上手くなりましたねー。
以前の大輔くんはなんとゆーか、公式練習からとても張り詰めていて、
すごく力が入ってるのが素人目にもわかったもんですけど、
今回はリンクに上がる前の表情に力みがなくすごく落ち着いてるようで、
それは現地の遠目でも雰囲気で確認出来たとゆーか、
若くて勢いのある羽生くんや無良くんはオラオラでジャンプかっとばし、
自分がさも出来るように目一杯アピールしてるのに対して、
大輔くんは一人淡々と自分の感覚を確かめるように滑ってるように見えたのがとても印象的でした。
でも、それは、ややもすると調子悪いようにも見えてしまって、
こっちは勝手に不安がったりしてしまう元なんですけど、
思えばあの去年のNHK杯、
内心は不安ばかりだったであろう大輔くんが、6分間練習でクワドアピール合戦みたいになり、
その緊張感の中で鞘当てをしてる選手同士の前哨戦に、私達ファンはそれこそ大喜びだったものの、大輔くんにしてみれば、もしかしたらあれで気力体力使い果たし本番で崩れてしまったのかなーと思うと、そこから学びとったことはすごく大きかったんではないかと。
そんな心境の変化がたまたま昨日の日経にも綴られていて、
実際そんな劇的な変化が起こったのは五輪後からだったみたいですけど、
そう考えると昨季の復帰シーズンは大輔くんの戦い方を根本から変えてくれたんだなーと、めっちゃ感慨深くなりまして
そして、だからこその若手に対しての余裕も感じられて、
いや~~、
なんか、マジで大輔くん、ベテラン目線
あんなコラムで若手へのアドバイスも書いてるのが、なんかとっても不思議です
てか、大輔くんの成長が余りにも劇的過ぎて、達観し過ぎてて、
ただのパンピーオバサンはついてけないよ~~~
てェのが本音かな
――でも、そんなことより現地で一番目が行ったのが、実はあのオールバックの髪型だったりして
だってね、6分間に出て来た時双眼鏡で見て思わず私、
爆笑してしまったんですもん(>▽<。)
いや、時間が経ってみれば今はけっこー似合ってると思うし、
元々大輔くんって頭を含む顔の骨格が男らしいからオールバックは似合うんですけども、
でも、こっちはもうあのJOでのワカメ頭がいい意味でピアソラタンゴにハマっていて、
なのに、今回いきなりオールバックで登場されて頭だけがやたら小さく見えたもんだから、
すごく全体との違和感を感じてしまって、
まるで着せ替え人形の洋服じゃなくてヘアスタイルだけ替えて遊んでるみたいな、
そんなミョーな感覚に陥ってしまったとゆーか
しかも、演技が始まってみたらスピンの時にまるで鬼太郎の妖怪アンテナか、
オバQの「毛が3本しかないんだよ~~
」状態になるからもーーー!(>▽<。)
なして、あんなシリアスでお耽美なピアソラに笑いが起こらなアカンの、大輔くん
ってゆーか、髪はまあ、オールバックでもいいですよ。
タンゴにオールバックは定番ですし、男前も上がるのでね。
でも、それだったら、
いっそのことあの衣装のシャツブラウスだけ白か黒のシルクサテンみたいなシャツに変えて、
ベスト以外の一切の装飾を取っ払い、シンプルに、
よりハードさとダンディさを強調した方がいいんじゃないかと思うんですけど、どーでしょうかね??
あの薔薇の意匠が入ったシャツブラウスはいい意味で女性的な甘さがあるので、、
JOの時のワカメ頭には合うけれど、今回のようなオールバックには合わないと思うので。
ま、JOの時の髪をもう少し上品にして今と同じ衣装なら、
私自身は文句ないんですけどもね
そこら辺は日経読むとまた変更ありそうだし、
(どーせなら、マンボをもっとハデハデにして欲しい!!)
髪型は一応こないだまた切ってもっと自然な感じになってそうだから、次のスケアメに期待大
(でも、襟足伸ばすのは汚いって気付いたって、
やっぱりTPOをわきまえる大人になったってことですかねー。ちょっと寂しいような気もします
)
あ、そーいえば、
ホントはJOの時からついてたけど練習で外れちゃって本番ではつけなかったっていうあのボタンチェーンも、あれがあることで衣装が締まるし、
なにげに私の好きな貴族趣味の匂いがぷんぷんして好きでした
ああいうディテールへのこだわり、大事ですよね。
――と、いろいろ考えてる内にあっとゆー間に6分間練習が終わり。
◆第二グループ一番滑走、D・テンくんの登場です。
彼のフリーの曲は『死の舞踏』。
これまたちょっとアレンジを効かせた編曲で、
ちょっと16歳のテンくんが滑るにはハードな曲だなァと思ってしまいましたが、さて。
冒頭の3Aで既に軸がゆがんでたテンくん。
その後のジャンプも悉く着氷が乱れ、終わってみればきちんと跳べたのは3Loだけという悲惨さ
それでも最後のコレオステップだけは彼らしい気迫のこもった足さばきで何とかこなしていたものの、
演技自体曲想を掴むのに時間がかかりそうなプロなのに、ジャンプが入らないじゃあ、
何ともしようがありませんよねー
願わくば今回の不調が怪我とかでなければいいのですが。
彼は、昨季もシーズン終盤の連戦がたたってジャンプで大崩れしてたので、
その悪いイメージやタイミングを引きずってるってことも考えられますけど、
ま、新しく変わったコーチがあの未来ちゃんも立て直してくれたキャロルコーチなので、
多分慣れてくれば大丈夫ですよね。
次のスケアメに期待しましょう。
◆お次はいよいよ羽生くんの登場です
CaOIで観たツィゴネイルワイゼンは、クワドもさることながら、
余りにもいろいろ詰め込みすぎで、最後ヘロヘロになって滑っていた印象が強かったので、
いくら若いとは言え、あんな養成ギブスプロで大丈夫なんかいな
と思っていた羽生くんですが、
いや~~、これもある程度若さゆえですかねーー。
いきなりシニア初参戦の大会でクワドを降りたのにはビックラこきました
それも、めっちゃクリーンなクワドで今大会一の加点付き
すごいですね~~~
若さってスバラシ~~~
(←なんか、こればっか)
その後3Aはちょっと着氷怪しかったものの、後半では3A-3T入れて、1Lo以外は全て着氷。
特にラスト、たたみかけるように細かく早いコレオステップを踏んだあと、
もう体力なんか残ってないであろう最後の最後で3Sを成功させた日にゃあ、
会場中が
どわッ!と沸いて、私なんか一気に鳥肌立ちまくり
そのテンションのまま、今回ケヴィンくんに次ぐ2回目のスタンディングオベーション
いや~~、なんか、まさに世代交代の鐘を告げるような凄まじいものを見せつけられたって感じ
彼のあの、始まりと終わりに見せた目ヂカラもすごかったし、
何より本番であそこまで力を発揮出来る勝負強さが頼もしすぎますよね!
ホント、恐るべし15歳です
でも、褒めてばっかじゃ何なので、ダメ出しもちょっとさせてもらうと、
ま、振り付けの複雑さと体力の問題もあるのでしょうが、まだ動きが全体的に稚拙なのと、
後半振り回されてる感が強いので、もう少し余裕のあるプロの方がいいんじゃないかということと、
(ジャンプは文句なく高難度なのでね)
あとは、これは以前から指摘されていたことなんですが、羽生くんはいつも心持ち前傾姿勢でエッジが不安定なんですよねー。
そこら辺改善してもっと滑り込んでいけば、
ますますプロが見栄えすると思うし、ジュニアっぽい滑りからも卒業出来るんじゃないかな?
後は、ジャンプが安定してくれば言うことなし。
その前に一、二度、成長期に伴うジャンプの狂いやクワドと3Aの両立など、
男子スケーターにとっての通過儀礼的問題は起こるでしょうけど、
そこは彼の持ち前の負けん気と努力で克服して、ソチに向けて頑張って欲しいですね
いや~、勢いがあるっていいなァ
◆そんな興奮した空気を更に盛り上げてくれたのが、ダンサーアモちゃん
もう、ここからはなんか、会場の雰囲気がマジでイケイケドンドンでしたねー(笑)
冒頭の超クリーンな3Aから始まり、最後の1Aが惜しかったですけど、
それ以外のコンボ3つを含めた7つのジャンプを全て決め、
ステップではお得意のリズム感を生かしてもう、やりたい放題
でも、彼のダンスは私達までウキウキするとゆーか、
すごく陽気な気持ちにさせてくれるので見ててとても気持ちいいですねー
(ま、止まってばかりに関しては賛否あるでしょうが、それを生かしたコレオステップだと思います)
思えば、彼は昨季前半まではジャンプがイマイチ不安定で、フランスの中ではまだまだ3番手以下の扱いだったのに、
後半から今季にかけてジャンプがガゼン安定しだして、そこからグングン評価を上げて来たような感じがします。
(ま、ジュベやプレオちゃんが段々頭打ちになって来たっていうのもあるんでしょうが)
そして、それは振り付けとコーチがモロに変わったっていうのも大きいんじゃないかな?
なんか、見てると終始自信を持って滑ってるのがよくわかるし、
まだクワドは入れて来てませんけど、これって、
ここまで安定したジャンプをコンスタントに跳べれば、
来季以降はジャッジの評価も固まってくるでしょうから、今はこのままでもいいとゆー、
モロお得意の路線のよーな気もしますが、
取りあえず、今はそれが選手と噛み合ってれば、こんな相乗効果を生み出す男もいないわけで。
そういう点でも、今季のアモちゃんはけっこーイケるんじゃないかと。
キスクラでの、モロとの満面の抱擁がちょっぴり06-08シーズンの大輔くんと重なりました。
◆さあ、そして、今度はアモちゃんとはまた違った見せ場を持っているソーヤーくんの登場です。
この時点で得点ではアモちゃんが暫定トップ。
でも、あのジャンプを見たら、私的にはソーヤーの台乗りは難しいだろうなーとは思っていました。
だって、彼は3A含むジャンプ構成がちと弱いので。
それでも、プロは多分に演劇的でしょっぱなから個性的な振り付けが一気にアリスの世界に私を引き込み、
その柔軟性を生かしたスパイラルやクリムキン、最後のI字スピンなど見せ場もたっぷりで、
ソーヤーらしい特徴を生かしたとてもステキなプロだったと思います
ホント、ジャンプさえもう少し上手ければ、今頃カナダでもっと上位に行けたでしょうに。
返すがえす惜しい人材と言わざるを得ません
キスクラでジョニデのマネしてたのがとってもお茶目さんでしたね
彼にも、より長く現役でいて欲しいと思います。
◆そして!いよいよ続いてはアボちゃんの登場です
今回、大輔くんの優勝を脅かす一番手のスケーターだったにも関わらず、
今季のプロが早くも大のお気に入りになってしまった私。
でも、最初リンクであの衣装のアボちゃんを見た時は、
一体、どこのウォール街のビジネスマンですか~~!?(笑)
と思ってしまった。
テレビで見るとあの衣装、とても上品で彼のスタイルの良さを引き出してて似合ってるなーと思ったんですけど、現地ではチャコールグレー一色の中に、タイのエンジ色も埋没して見えて、
なんか、色素うす~~って感じだけであんまパッとしなかったんですよねー。
でも、いざ演技が始まってみると、
その、彼の滑らかでスムースなスケーティングから繰り出される何とも爽やかでキラキラした風が心地よく、ジャンプさえ穏やかで物語的で、ホント見入ってしまって。
私はこの映画の『ライフ・イズ・ビューティフル』は観てないので、
これはあくまでアボちゃんの演技を観ただけの感想なんですが、
なんかすごく真摯で前向きな人生観を表してるのに、なぜか切なくて、
後半のコレオステップからは思わず涙が出て来ちゃいました
いや~、こんなの、去年の大輔くんの『道』以来ですよ!
でもね、これ、テレビで観るととても感動的なんですけど、
実は現地で観た時はここまで感動しなかったんです。
むしろ、生で観た時は同じような滑りとステップでちょっと面白味がないな~って思ったくらい。
――この差は一体なんなんでしょ?
私の席がジャッジ裏だったからかなァ。
てか、全体のムードとか、滑りはとてもいいんですけど、
余りに同じ調子で流れ過ぎていて、少し退屈に感じてしまったのかも。
そーいえばこれ、ウィルソンのプロなんですよね。
彼のプロって、私、どれもこんな感じで、トータルパッケージではすごくキレイでまとまってるのに、
イマイチ感情のほとばしりが少ないのでそれで何となーく物足らないって思っちゃうのかも。
ま、でも、スケーターの皆が皆、
大輔くんみたいな暑苦しいスケートばかりしてたんじゃ、面白くありませんものね。
これはこれで、名プロには違いありませんし
今季のアボちゃんは、とても攻撃的で新しい側面を見せたSPと、
今までのアボちゃんの粋を集めたようなFSで、二つともきちんと良プロ揃えて来ました
これで靴が良くなってクワドも入れられるようになれば、
まさに大輔くんの好敵手として立ちはだかってくるでしょう。
それが、楽しみでもあり、怖くもあった今回の出来でした。
◆さあ!
いよいよオーラス、大輔くんの登場です
6分間練習までは髪型にダメ出ししながらも、まだ余裕を持って見てられたんですが、
やっぱりいざ演技が始まると私の心臓ももう、ドキドキ
でも、最初のクワドを決め、次の3Aが入ったのを見た瞬間、あれで「おっしゃ、イケる!!」と思えました。
ただ、やっぱり今回は全体的に調子が良くなかったのか、お疲れモードだったのか、
続く3Loの着氷はかなり微妙だったし、
(アナは「悠々」とか言ってましたけど、あれ全然悠々じゃかったですよね。
それに“暑苦しく”見せたいのはマンボだけだって!
)
いつもの3F-3Tもセカンドが2Tになり、
(この後またアナが「ここまでは高橋のデザイン通り」って言ってましたけど、
デザイン通りならそこは3Tでしょーー
とテレビの前で突っ込んでたのは私だけではありますまい。
てか、鳥海アナ、喋りすぎ!!
)
そして、単独のルッツは助走のつなぎでよろけ、
3Sすっぽ抜けと最後3Lzにセカンドループつけようとしてまさかの転倒。
(いや、あれは想定内か
笑)
コレオステップの最後のツイズルでも少し軸ブレしてましたしねー
ここで少しジャンプの失敗について検証すると、
あの転倒に関しては、多分セカンド2T二つ既につけちゃってたのでループにするしかなかったからですよね?
なので、苦肉の策でやったことだったんでしょうけど、
でも、普段やり慣れてないことを咄嗟にやろうとしても、そりゃあ、あーた、ムリとゆーもので
だったらフツーに3T跳べば良かったのに、
あれはここしばらくFSで3-3クリーンに決められてないことで弱気の虫が出ちゃったんでしょうか。
3Sのすっぽ抜けもそれまで順調にジャンプ入ったことで気が緩んだのか、
はたまたあの直前の入りにまだ慣れてなくて体が緊張しちゃったのか??
ともかく、思い描いていたジャンプ構成と違ったことだけは確かだと思います
でも、後で、サンスポだったかの記事読んで、
「膝の違和感が完全に無くなり、頭からつま先が反応するまでの伝達が速くなったけど、
その分制御出来なかったり、感覚を広く持たなければいけなかったりするのが大変」みたいなことが書いてあったので、
きっとそういうところで、まだ完全に体とのすり合わせが上手く行ってないことも要因の一つなんでしょう。
大輔くんが本当にMAXの身体能力を発揮出来るのには、多分もう少し時間がかかるんでしょうね。
それでも、今回4Tと3A×2本、きっちり決めてくるところはさすがでした
それは、日経にもあったように、
若い時の博打的な一発勝負とは違い、経験を重ねて来た者だけが掴める感覚的なものとでも言いましょうか。
でも、元々大輔くんは昔から「ジャンプは気合い」と言っていましたし、
練習を積み重ね、スキルを身につけた上で本番決められるか決められないかのラインが、彼の言うところの気合いにかかっていて、
尚且つ今は、それにプラスαで“吹っ切り”というものが加わったのが、
練習で調子悪くても本番一発勝負で決められるようになった所以かなーと、
私は分析しておりますけどね。
何にしても、老獪な賢者のようになった大輔くんの語りが、今はとっても新鮮ですゥ~~
一方、演技に関して言えば、
今回のピアソラは全体的にとても力強かったとゆーか、
JOの時のようなM男の苦悩のような退廃的な影が潜み、eyeのように攻撃的で男性的な動きが支配してましたよね。
特に、CiStの動きがとてもキビキビしたタンゴっぽい所作に変わっていて、
その分やわらかな表現が減っていたのが私的にちょっぴりザンネンだったんですが、
4Tの後や3Loの後は腕を振り下ろすだけだったのが、手を開いたり、上から叩くような振りに変わってたり、CiStではジャッジすり足の前にeyeの時と同じ振りが入ってて、待って~~の後顔なでするところは省いてあったりで・・・。
まー、細かい変更に関してはシーズン通してちょくちょくあることなので、
いちいち言ってたらキリがないとはいえ、自分のお気に入りの動きがなくなるのはやっぱ悲しい
その分、マンボの足トントンみたいに好きな振りも増えたりするんですけどね。
でも、今回に限って言えば、
余りにもJOの時と解釈が違ってたんでそこが一番ビックリしました。
大輔くん本人も大会後のスポニチ記事で、
「違う解釈をしようとしてるけど、つい見せつけちゃいそうになる。
表情がマンネリ化してますね」
と言っていたように、
その最たるものはコレオSlSt直前とフィニッシュでの
ドヤ顔だと思うんですけど、
あれ見ちゃうと、多分一般の人は、
私達ファンが感じ取ったり大輔くんが意図しようとしてるところのピアソラの機微とかニュアンスなんかぜーんっぜんお構いなしに、
あ~、いつもの高橋大輔だ~
ってなぐらいにしか、思わないんじゃないでしょうかね?
実際、eyeと変わんないっていう意見も多いですし。
だから、今回のN杯のような雰囲気が好きな人ももちろんいるでしょうが、
一応、大輔くんとしてはもっと違う解釈で見せつけたいっていう思いがある以上、
(JOのも違うとしても)やっぱりピアソラであのドヤ顔は封印して欲しい。
私個人も、あのプロは男性側だけのアプローチだけじゃなく、
女性側のアプローチをも含めた、クールで抑圧的で、でも、内に秘めた激情が期せずして“出ちゃう”ような表現が観たいので。
そうやって中盤までは溢れ出ちゃうのを我慢して抑えつけて、後半SlStでその感情を爆発させれば、
今若干言われているコレオステップの物足りなさも解消するんじゃないのかなァ。
とにかく、今回のピアソラはそういった意味でも、
『道』の明快さとは全く正反対のベクトルを向いてる難解プロだと思うので、
こうなったらとことん、それを突き詰めていって欲しいです。
もちろん、難解なだけじゃそんなのただの自己満ゲージツもどきだから、
そこはきちんと昇華させて欲しいですけどね。
目指すはベタな演歌と粋なヨーロッパ映画の融合か
(笑)
日本文学でゆーと私は真っ先に谷崎の『痴人の愛』が浮かぶんですが、
太宰ほどは自己破綻してないよーにも思うし、どうですかね?
・・・ま、それもあのオバQスピンを見ると、途端に三文劇になっちゃうんですけど
ともあれ、初戦の出来としては上々。
TES 74.17、PCS 83.58、TSS 156.75の総合234.79点で見事3年ぶりの優勝は、
本人としてもまァまァ納得のいく結果だったのではないでしょうか
それより、私はせっかくあのキスクラに初めてカメ先生が座ってくれたのに、
それをきちんと映さないカメラに超激怒
(歌子先生も見切れてたし
)
カメ先生は今回、けっこー大輔くんの演技気にしてバックヤードから覗いてましたからねェ。
そうそう、そーいえば、
23日も私が休憩時間に外の広場の階段のところでお昼を取っていたら、
そこにあった喫煙場所にカメ先生とみやけんさんがやって来まして。
2人してタバコくゆらしながらかなり長いこと話し込んでいたので、
もしかしたら大輔くんのことでも喋ってるのかなー?なんて思いながらジッと見てたんですけど、
24日も別の方の目撃談によると2人でサルコウが抜けたことについて話してたみたいなんで、
やっぱ、2人共いろいろ気になることがあるんでしょうね。
今後の更なる進化に期待
大です
そして、今回何と言っても面白かったのが、男子の表彰式。
大輔くんとアボちゃんの背丈が台乗るとほとんど一緒だったので、
カメラではアモちゃんに切り替わって映ってなかった部分で、大輔くんがモニタースクリーン見ながら、
「背、一緒
」みたいに手を頭の上でちょいちょいかざしてるんですよね(笑)
それで、あの後の2人のジャンプで背伸びやアボちゃんの気遣いに繋がったわけなんですが、
あーゆーのはホント和みますよね~~~(*^_^*)
ともあれ、今回は男子が最後盛り上がったのでホッとしたし、
お祭り気分でヒューヒュー出来たので私も大満足
いつもは「大ちゃ~~ん」までしか言えないかけ声も、
今回は「大ちゃん、ガンバーー!!」まで言えたのは、きっと留守番組の皆さんの想いを預かってたせいでしょう
久々、嵐のような拍手と歓声の中に身を置けて、とても幸せでした
次回は何とかワールドの男子だけでも行きたいものですが、
果たしてどうなりますことやら
あと、EXと豊の部屋についても語りたいところですが、
またもや字数制限が来てしまったので、ここは泣く泣く割愛
でも、一言だけ言うとすれば、
大輔くん、今度のスケアメでは是非!あの超キレキレマンボを見せておくれ~~~
それでは、皆様、
ここまで長々とお付き合い下さりありがとうm(__)m
次はスケカナの感想も含め、ワールドやその他大輔くん情報などについて書きたいと思います。
(ああ、でも中国杯がもう始まっている~~~
)