華氷~はなごおり~

氷上に咲く花・・・フィギュアスケート。
ここは、そんなスケーター達にエールを送るブログです。(でも、時々脱線話もアリ)

NHK杯 2010 レポ③

2010-10-29 23:39:53 | コンペ
なんか、もう週末で今日からスケカナだとゆーのに、
記事のUPが遅々として進んでおらずスミマセン

その間にも大輔くんは以前受賞した関西こころの奨励賞の授与式に出席したりして、
シーズンインしても相変わらず多忙を極めている感じですが、

でも、今回の会場には財界人もけっこー来てたとかで、
リンク事情救済を訴えられたのは良かったですねー

やっぱりこーゆーのは、悲しいかな無名の選手が訴えても効果がなく、
オリンピックでメダルを取って全国的に名を上げた今の大輔くんがやるからこそ意味のあるものになっていくんではないかなーと私個人では思っとるので、
シーズン中ではあるけれど頑張ってくれて有難うと言いたいです


そんな中、ソチ五輪に向けて兼ねてより噂のあった、
フィギュア団体戦を新種目として採用するとかどーとかの話がまた上がって来てるようですが・・・。

これ、日本はどーしたってペアに無理が出るのに、一体どうする気なんでしょうかねー(-_-)

団体戦といえば、来春の国別対抗もN杯の現地でチラシ配ってましたけど、
あの横アリで木~日とか、大概な日程で一体平日の横アリがどれくらい埋まるんじゃ~~
と心配になってしまったほど
(どーせ私は全日程は行けないけどネ



・・・ま、いいや。来年のことを言うと鬼が笑う。



さて、気を取り直してN杯です


2日目は男子シングル、アイスダンスFD、ペアFS、女子シングルFSが行われました。

私はコンペ2日前にようやく書き上げたファンレターを携え、
今回はS席3列とゆーこともあり、投げ込み出来るかも!?と淡い期待を持って道中金山の駅で花束を買い。

でも、実際スタンド前まで行ってリンクからの距離を測ったら、
どーも私の腕力では重しのない花束は届きそうにないな~と思ったので、
しょうがないから試合後大人しくスタッフ預かり所に預けて参りました
(だって、やっぱり入らなかったら恥ずかしいですもんね

その代わり、男子はもう終わった後でしたけど、会場で売ってた一本500円の投げ込み用のお花を2本買って、いい演技した選手に投げようと座席下に置いてスタンバイ。


その男子シングルが始まったのは12:20頃。

第一グループのメンバーは、カナダのJ・テンくん、アメリカからロス・マイナー、そして無良くん、
中国のウーくんにフランスからアモちゃん、羽生くんの6人。

下位グループにも関わらず、今回しょっぱなからお客さんが盛り上がったのは、
日本勢が2人もいたことが大きかったのかな?

◆まずはカナダのJ・テンくん。

本国では今現在チピアーくんが引退したので4番手くらいのテンくんですが、
やはりカナダだけあって基本のスケーティングはとってもスムーズで綺麗ですねー。

でも、彼はいい意味でまだアクが少ないとゆーか、選曲も割といつも当たり障りのないものが多いので、
もっと冒険して欲しいですし、滑りにも個性が出るといいのにな~と思います。

いちおー、カナダ勢はそれなりに皆特徴があるけど、
彼のファニーフェイスと豊かな表情は、その彼らにはない面白プロが出来そうな可能性を秘めてる気がするのでね。

頑張って欲しいです


◆続いて、2番目に登場したのはアメリカで昨季まではジュニアだったロス・マイナーくん。

今季からシニアのGPS初参戦ですが、彼もまたすごく端正で正統派な滑りをする選手。

ジャンプも3Aこそ手をついてしまったものの、その後の3Lz-3T、3Fを綺麗に降りて、
右足ステップやドーナツスピンも入れルール変更対策もバッチリ。

ただ、やっぱりまだジュニア上がりで線が細く躍動感とかほとばしるものがないので、
現地で観るとどうしても演技が小さく見えてしまうんですよねー。

端正なだけでは個性派ぞろいのシニア男子の中で、勝ち上がっていくことは難しいです。

特にアメリカは層が厚いですし、せめて羽生くんぐらいガツガツしてくれると彼も一皮むけるかも知れませんね。


◆お次はいよいよ無良くんの登場!

昨季1年を腰痛で棒に振って、その時のプロがとても良かったのに、
最後の全日本を体調不良で失速させてしまい、とても勿体ないな~と思っていたので、
何とか今季頑張って復活してくれることを願っていた無良くんですが、

今季はその不調がウソのように、
ものすごく豪快なクワドと伸びるスケーティングを引っ下げて戻ってきてくれましたね~~

そして体格も一段とたくましくなったような?

とにかく氷上での存在感がすごく出てきたし、滑りも重厚かつ伸びやかになって、
クワドコンボなんか、事前情報で3-3だと聞いてたので、
現地で見た時は、余りに余裕過ぎて一瞬クワドだとは気付かなかったくらい

それぐらい見違えちゃってオラオラな無良くんに、今回やられちゃった人も多いのでは?


点数自体は、クワドコンボで15点以上取っているので、
3Aと3Lzがステップアウトになっても案外点が出たと本人は喜んでいましたが、

クワドの基礎点UP以上に今季は他のジャンプの基礎点やGOE、そしてステップ1つ減ったことによるマイナスを考えると、
やっぱりそれほど高い点数でもないような気がします。

であれば、やはりTES以上にPCSを上げていく努力が必要なんじゃないかなーとは、
ここで漠然と考えていたことではありますが、果たして。



◆お次は中国のウーくんです。

このウーくん、初めて私が見た一昨年辺りは確か髪型のせいかちょうどスワンの頃の大輔くんに似てて、おまけにスタイルも良く、滑りもどことなーくそこはかとない色気が漂ってたので、
実は私の中ではけっこー気になる存在だった選手。

でも、今回は髪短く切ったせいか、なんか雰囲気変わりましたね

演技に関しては、そのスタイルを生かして体を大きく使ってたのはいいんですが、
いかんせん迫力がもう一つ。

もっと、ハートで曲を感じて滑ってくれ~~(>0<)!!
って思うのは私だけ?

下位の選手が下位でいるのには、ジャンプが跳べないとかSSが悪いとか皆それなりの理由があるけれど、
それでもハートで滑ってくれる選手というのは、例え下位でも心を動かされるもんなので、

ウーくんも、そこら辺に目覚めてくれるといいのになァと、
少しザンネンに想いました


◆さて、そんなハートの強さとバツグンに優れた音感を発揮して会場を沸かせてくれたのが、
5番目に登場のアモちゃんです!

先日マスターズやラトビアショーの動画で観た時もけっこーな衝撃を受けましたが、
やはりマラゲーニャ、いいですね~~

ブラジルラテン系の血がそうさせるのか、
彼はホントにリズム感が良くて、細かいステップも難なくこなし、
しかも観客をヒートアップさせるのがバツグンに上手いと来たら、これはもう、盛り上がらないわけがありません

ジャンプも昨季まではちょっと不安定だったのに、
今季はモロが技術面も見てるのか?格段に安定して、しかもクリーンになってたのでビックリ

スピンもポジション、回転共に正確で美しかったですね~~。

なので、これは点が出ないわけがないと思ったら、しっかり70点台に乗せてきて、
キスクラでモロをわざわざ抱き寄せて喜びを表したり、アモちゃんは感情表現がストレートなんでしょうねー。
珍しくモロの方が照れてたのがおかしかった

ま、彼だったらモロでなくとも、振付師として創作意欲が湧くのもわかる気がします。


◆そんなヒートアップした会場で、もしシニアに上がったばかりの選手が次に出番を控えていたら、
大概の選手は気後れしていたであろう、あの状況で、傍目には全然その雰囲気に呑まれず、
むしろ「俺はやるぜ!」(byチョビ)的な不敵な表情でリンクに跳び出していったのが羽生くんでした。

そういった意味でも間違いなく彼は大物の予感漂う、恐るべし15歳って感じで、

演技冒頭の3Aは昨季修得したばかりとは思えないほどクリーンで着氷の流れも素晴らしく、
続くコンボのファーストジャンプこそちょっと詰まったものの、その後の3Fも難なくこなし、

DOI初披露時はまだ散漫でバタバタしてた印象の振り付けも、
とても優雅で落ち着いた白鳥に変身していて、すごく良かったですねー

ホント、マジで15歳とは思えない


キスクラでもインタでもすごく堂々としてたし、
大輔くんが自分の時とは大違いって言っていたのもわかる気がします

とにかく、シニアデビュー戦としては上々
それが今回の評価ではなかったのかなと思いますね。



さて、ここで第一グループが終了。

アモちゃんと羽生くんの素晴らしい演技のおかげで会場もすっかり温まり、
いよいよ続く第二グループの登場です!


メンバーはカナダのソーヤーに、カザフのD・テンくん、そして伝統のスウェーデン男子シュルタイスくん、ベルギーはヴァンデルペレンに我らが大輔くん、そしてアメリカのアボちゃんの6人。

大輔くんは、私がFOIではお目にかかれなかったサイケ柄の赤黒衣装で登場したので、
個人的にすごくテンション上がったんですけど~~
(その割に用意してった花束はオレンジ衣装に合わせたヤツだったので、
そこら辺はちょっとザンネンでした

でも、これ、明るい照明の下で見ると案外フツーでしたねー(笑)

なんか、いかがわしさ半減とゆーか。

その代わりスタイルはすっごく良く見えたから、プラマイゼロって感じでしょうか


そして始まった6分間練習。

声援は一段と高まり、ジャンプを成功させる度歓声が上がって行くこの6分間練習は、
ヲタ的には演技時間より長くいろんな選手を見てられるので、現地観戦の醍醐味の一つだったりするんですが、

そうは言いつつ私の場合、結局目が追ってるのは大輔くんだけでした

今回もジャンプの調子が余りよくなさそうだったので注意深く見ていたら、
この日6分間練習で跳んだジャンプは5回。

3F、3F-3T、2Aツーフット、3A、3Fで、
コンボは全然危なげなく見ていられたものの、何でもない2Aがツーフットになったのが、
妙に気になったりしておりまして。

でも、その滑りは落ち着いてたし、入退場の時も今までになくふてぶてしい感じが漂ってたので、
いや~~、やっぱカンロク出てきたわと一人双眼鏡越しに眺めてはニヤニヤしておったんですがね。


◆そんな6分間練習が終わり、いよいよ第二グループ最初の滑走者、
ソーヤーくんの登場です。

彼は、ロシアのボロがOUTになったため、急遽INしたカナダの選手。

男子にしてはとても柔軟性があり、スパイラルやI字スピン、ドーナツまでありとあらゆる軟体技を超美麗にこなし、
更にその演技もすごく洗練されていて、私はカナダの選手の中では一番好きなんですが、

今回は急な変更だったにも関わらず、ちゃんと演技をまとめて来てくれて嬉しかったです~~


てか、いつもよりもむしろ良かったような??

特にステップの音の取り方がハンパなくて、体もキレてたし、
尚且つ力強さもあってすごくカッコ良かった

ただ、3Aを少し苦手としてるんですよね~。それが上位に上がれない理由


いい選手だけにすごく勿体ないです。


◆お次は、今季大輔くんと同じSPをランビに振り付けてもらったとゆーD・テンくん。

曲も大輔くんのFSと同じ『ブエノスアイレスの春』と来ては、これは注目せざるを得ないでしょう!!
(ところで大輔くんのFSって、どちらかとゆーと冬よりも春のパートの方が多いのに、
何で、紹介されるタイトルでは冬しか出てないんでしょうね。
私的には冬~春と表記して欲しい気もしますが。
しっかし、今季、マジで大輔くん曲かぶり多いな~~


でも、出だしの音楽を聞いた瞬間、「あれッ?なんかイマイチ」と思ったのは私だけでしょうか。

ま、これは私が大輔くんの方のブエノスアイレスに慣れてしまったせいもあるのでしょうが、
それにしてもあのアレンジは春の主旋律である一番特徴的なパートがわかりにくいとゆーか、
曲調にメリハリがなさ過ぎて、なのにリズムが不規則だから、テンくんも合わせるのがけっこー難しいんじゃないかと思うんですよねェ。

てか、ああいう表現はまだテンくんには早い気がする。

いや、元々彼はエネルギッシュで踊り心もある選手だし、ところどころいかにもランビっぽい振り付けはあるものの、いつぞやの大輔くんアメリほどランビの影はチラチラしてないから、思ったより上手くまとめて来てるなァとは思うんですけど、

なんか、しっくり来ない・・・


身長が伸びて、昨季までのハイウェストな衣装じゃないせいか、少年風味が抜けて大人っぽくはなってはいるものの、
とにかく、まだ発展途上って感じがするので、

今後滑り込んでどこまで自分のものにして来てくれるか、楽しみにしたいですね!
(それにしても、テンくん、また唇が切れてたのが気になっちゃったよ~~
誰か、彼にリップクリームプレゼントして!


◆さて、お次は昨シーズンのFSヘンプロで一気にファンを増やした感のあるシュルタイスくんです(笑)

相変わらず無表情、無機質で淡々と滑っていくシュルタイスくんは、
ともすると面白味がなくスルーしてしまいがちな演技なんですけど、
それが時々見せるヘンな間合いや動作が気になって、結局最後まで見てしまうとゆー、
何とも独特のスタイルを持ってる選手ですよねー。

今回のSPもやっぱりところどころヘン風味で、
でも、スピードが遅いのが難点だった彼も今季はけっこー本人比で早くなって来てるような?

キスクラでのクールなシュルタイスくんとは対象的な、
おちゃめで可愛いルトコフコーチの組み合わせが何とも言えず和みました~


◆続いて4番目に登場は、昨季のワールドでの4-3-3もまだ記憶に新しいヴァンデルペレンくんです。

曲はロミジュリ・・・の割に???

まあ、彼の衣装は曲にカンケーなくいつもあんなテイストでしたっけ


それにしても、今回はジャンプが入りませんでしたね~

彼は言っちゃあなんですが、そんなに表現力があるわけでもないし、
スピードも遅いので(ごめんなさい!
ステップなんか毎回いつ止まるかとハラハラしちゃうくらいなんですけど、
それでもこれだけ日本のファンに好かれているのはやっぱりジャンプで魅せてくれるから。

その肝心のジャンプがあれでは、テンション下がらざるを得ません


と思ったら、こないだのワールドみたいにここぞと言う時に4-3-3とか3-3-3とかしれっと跳んでくれちゃったりするので、SPがイマイチだったからと言ってまだまだ侮れないとゆーか、
今後もベテランの妙というものを見せつけて欲しいですね


◆さあ!!

ここでいよいよ満を持しての登場は、我らが大輔くん

くどく、暑苦しいマンボを引っ下げて、一体どこまで私達をヒートアップさせてくれるのか

もう~、ね、
会場のあの時の空気はそんな大輔くんの煽りを知ってるファンの期待値がものすごく高くて、
なんか、始まる前から既に盛り上がる気満々って感じで、皆ウズウズしてました

そこへ、始まってすぐのあのカトちゃんポーズ(笑)でスイッチオン

冒頭の3F-3Tをクリーンに決め、続く3Aも問題なし!と思いきや、
手をついてしまった時はああ~、やっぱりと思ってちょっとガクゼンとしたんですが、
その後の片足3Lzは危なげなく決めてくれたので、ホッと一安心

そこからはIt's Show Time!!

コンペ会場にはない筈のピンクの照明が降り注ぐように、大輔くん劇場が始まります

特にあの3Aからの加速は鳥肌モンで、
そこからひょいっと跳ぶルッツまでが、サイコーにテンション上がる


でも、今回は初めての試合ということもあるし、
ステップ前のあのスピンのせいでひと呼吸置く間がなかったんでしょう、

最初は飛ばしていたかに見えたステップも途中のマツケンステップ辺りから、
なんか足が流れちゃってたとゆーか、
体力が持たない分少し急いてる感じがして動きが雑になってましたねー。
(途中、つまずきもあったし)

それを会場の盛り上がりで助けてもらったって感じ?

あの、CaOIのアンコールの時のような躍動感がイマイチなかった!


なので、その原因の一つであろう、あのステップ前のスピン、
もう少し短くしてFOIで見せたような煽りそのまま入れとけばいいんじゃないかと思うんですけど、
どうなんですかねェ??

だって、あのままだと、せっかくの小気味いい流れがあのスピンで間延びしてしまうし、
本人も目が回って上手くステップ出来なかったと言ってたので、
あんまいいことないと思いますし。

(てか、私はあの煽りが「キタキタキターーーー!!(>▽<)」
って感じがして、めっちゃ好きなのだ


――なんてこと考えてたら、その後の記事で対策練るみたいなこと書いてあったので、
さすがチーム高橋!と思っちゃいましたが


あと、今回またフリップにeマークついてましたよね

今までルッツにつくことはあっても、フリップにつくことはなかったのにどーして?
と思ってよくよくスロー見返してみたら、

ああ~~、

確かにフリップ跳ぶ瞬間の足元、フラットになってます

ルッツはちゃんとアウトに傾いてるのにね


ま、でも元々大輔くんはそんな重度のリップってわけじゃないし、これもその内修整して来ると思うので、余り心配しないようにしましょう~


それより、冒頭のあのカトちゃんポーズの後、
なにげに音に合わせて左足をトントンとさせる振りが増えてましたね。

あれ、いいアクセントになってますよね~、私はとっても気に入りました


ちなみに点数は78.04点。

これを見た瞬間は、え、なんでこんなに低いのとビックリしたものの、
家に帰って来てプロトコル見て、昨季のワールド辺りとも比較してみたら、

まずPCSは昨季とほぼ同じくらい出てるし、TESもステップ一個分大体4,5点分丸々無くなったのと、
3Aのお手つきやその他のJOE、レベル等計算して昨季までの点数に当てはめてみると、
全部足せば大体84,5点は出る計算になるので、ま、妥当な点数なんだというのがわかりました。

でも、とゆーことは今季のSPの上限って行っても80前後な感じ?

まー、昨季でいい加減これ以上いい演技されても点数上がりようがないとこまで上がり切っちゃった感があるので、これは一回仕切り直しみたいで返って良かったのかも知れませんが、
それでも見慣れるまではちょっと時間がかかるかも

大輔くんもいくら点数憶えてないって言っても、
78点っていう数字自体は最近見てなかったから戸惑ったんじゃないのかな?


次回、スケアメではきっちりパーフェクトに決めて、
アメリカのお客さんをノリノリにして欲しいですね~



◆そして、男子SP最後のスケーターは、アボちゃんの登場です

私、アボちゃんの今回のプロがすごく楽しみだったので、
彼が髪ぴっちりセットしてあの半分スーツ、半分ベストの衣装で出て来た時は、
思わずきゃ~~ッだったんですが。

だって、アボちゃんてば今回遠目にもわかるほどキリッとしてて、
めっちゃダンディだったんですも~~ん

そして、演技自体はあの会場では多分、初見の人も多かったであろう観客を、
自然発生的にスタオべさせるほど、

今までの叙情的な演技では定評があったアボちゃんが、ああいう男臭い演技はまさに新境地と言ってもいいくらい、
すごく新鮮でキレがあってカッコ良かったですよねー

ホント、見入りました

とても靴の状態が悪く、二週間前にやっと滑り込み出来るようになったとは思えなかったほど。


だから正直、あの演技が終わった後は、
大輔くんよりアボちゃんが1位だと思っていた人が多かったんじゃないでしょうか?
(私もそうでしたから)

でも実際はスピン一つがノーカンで、大輔くんより4点近く低い74.62点だったわけで。

そんな事情を知らない会場は、思いっ切りざわついてましたね~~


まあ、そのスピンがちゃんとカウントされてれば、その4点が加算されてたわけですから、
実質あの時の1位はアボちゃんだったようなものなんですけど、

なんか、今季はマジでこのスピンノーカンが明暗を分けそうで、イヤですねー


選手の皆さん、気をつけませう

結局SPが終わった時点で1位 大輔くん、2位 アボちゃん、3位 ソーヤーでした。

とは言え、終わってみれば、
男子はけっこーバリエーションに富んだプロがいろいろ見られたし、やっぱ面白いですよねッ

なんか、この日はしょっぱなからテンション上がりましたもの


でも、その後の女子の展開で、一旦上がったテンションがまた一気に下がるわけなんですが、
それも含めたFD、ペアFS、女子シングルはまた記事を改めて書きますね。


今日深夜から始まるスケカナでは、男子が公式練習からクワドをバンバン跳んでるので、
NHK杯の再来なるか、またはそれ以上のものが見られるかも知れません


Pチャンも何やら威勢のいいこと言ってるみたいですが、どこまで出来るか、
まずは、お手並み拝見と行きたいところですね。


それでは、また~~~(@^^)/~~~

NHK杯 2010 レポ②

2010-10-28 02:20:33 | コンペ
では、22日最後のカテゴリ、女子SPです。

第一グループはフランスのレナ・マロコ選手、カナダのダイアン・スミット選手、
スウェーデンのビクトリア・ヘルゲソン選手、イギリスのジェナ・マッコーケル選手、
アシュリー・ワグナー選手、村上佳菜子選手の6人でしたが、
地上波生では下位4人がカットされてたんですね。

でも、BSの男子ショートの後にその4人の演技をちゃんと流してくれてたので、ナイスフォロー


◆まずは一番滑走のマロコ選手からです。

私はフランス女子だと2人のディディェちゃんぐらいしか憶えていなかったので、
彼女は今回のN杯が初見でしたが、
出だしから体で音楽を捉えるのがとても上手く、ムーディかつ躍動的で、
とても踊り心がある選手だなァと思いました。

ただ、ところどころ硬いところがあったし、ジャンプは精彩を欠いてしまったけれど、
そのジャンプが決まって演技に集中出来るようになれば、
きっと佳菜子ちゃんと同じくらいその表現で観客を惹きつけられる選手になるんではないかな~

とは言え、フランス女子はここのところ長らく低迷してるのが現状なので、
マロコ選手には是非!代表として今後も伸びてきて欲しいですね


それにしても、フランス女子はいつも衣装がシンプルだなァ。

それが返って彼女達のノーブルな美しさを引き立てていて、いいですけどね


◆お次はカナダのスミット選手です。

彼女も初見なので、本来の演技がどんなものかわからないのですが、
ま、GPS初参戦で緊張したのもあったのでしょう。

コンボにする予定のジャンプを転倒してしまい、続く3Fも2Fに、2Aも1Aになってしまった上に、
ステップでもよろけてしまってはTESは壊滅状態。

おまけに演技は硬いし、笑顔もなくではジャッジはおろか観客に印象づけられるわけもなく。

彼女にとっては今回は実力を十二分に発揮出来ない、ほろ苦いGPSデビュー戦となってしまいましたが、これに懲りず、また次の試合に向けて精度を磨いて欲しいですね。

個人的には、もう少し体重を絞ればジャンプコントロール出来るんじゃないかと思いますが、
どうでしょう?


◆続いてはいかにも北欧系らしい金髪美女、スウェーデンのヘルゲソン選手。

スカイブルーの衣装がとってもお似合いの彼女

最初のコンボは転倒してしまいましたが、3Loは入りから着氷までめっちゃ綺麗でしたね~

でも、曲がトゥーランドットの割にはステップがせわしないとゆーか、
私的にはあれはもっと優雅に情感豊かに滑って欲しいプロなので、
もう少し感情込めて滑って欲しかったし、それかせめてスパイラルが欲しかったな~と。

なんか、思えば私って、
スパイラルがあった頃はそんなにこのエレメンツが好きではなかったんですけど、
いざ無くなってしまうと男子との差別化を図る意味でも、
やっぱスパイラルはあった方がいいなァと思いだしまして。

だって、今季の女子、男子と同じ構成を見てるみたいで、
でも迫力や力強さ、プログラムの個性という点では女子はどう逆立ちしたって勝てないじゃないですか。

それだったら、やっぱり優雅さや美ポジを極めるしか方向性がないんじゃないかと思うんですよ。

技の難易度だって、3A跳べる選手は今のところ実質真央ちゃん一人だけで、
この先一足飛びに上がるもんでもないですからね。


反対にいくらスピンのバリエを増やすためとは言え、
今季のバカみたいな男子ドーナツ祭りもいただけないですけど

やっぱり、住み分けと差別化はきっちり図った方がいいんじゃないかなァ?


なんて、今回の大会を観て思ったことでした。


――話がそれましたね

それでも、彼女は滑っているだけで華がある選手なので、
これからどんどん技や表現を磨いて、外見にふさわしい演技をしてほしいですね!


◆お次は、ヴァンデルペレンの奥様でいらっしゃるマッコーケル選手です。

試合が終わった後は、真っ先に関係者席に2人で座って仲良く第二グループの演技を観てたマッコーケル選手。

ダンナのケヴィンもおっとこマエなスケーターで、日本人はあーゆー気骨のある選手が大好きですが、奥様のジェナもダンナに負けず劣らず漢前な滑りをするスケーターで(笑)

何たって、今回のプロが『死の舞踏』ですからね!

ジャンプは彼女の番になってよーやくコンボが入り、
長身なので動きがダイナミックで曲負けしてないところがさすがです

でも、惜しむらくは彼女もダンナと一緒でスピードがないんですよねー


あれでスピードが出てSSが上がり、リズム感がもう少しあったら最強なんだろーなーと思うんですけど、24歳という年齢を考えると今後はちょっと厳しいのかな?


もうひと華咲かせて欲しい気がします。



◆そうやって、なかなか変わり映えがしない選手がいるかと思えば、
ここ数年で格段にエレガントさを身につけたのがワグナー選手。

彼女はシニアデビューしたての頃はどちらかとゆーと、いかにもアメリカンガールって感じの、
ハツラツさを売りにしてた選手で、演技も割と荒削りな印象だったのに、
2年前くらいから、所作やスケーティングがすっかり女性らしく細やかな滑りに変わり、
加えて衣装も毎回素晴らしく丁寧でデザイン性に優れたものを着るようになって印象が見違えましたねー

特に私は昨季の韃靼人の紫衣装が超お気に入りだったので、
今季もどんなステキ衣装着てくれるかな~~と思って楽しみにしていたら、

いや~~~、さすがアシュリーちゃん

期待を裏切らないドラマティックな超美麗衣装で私は双眼鏡ごしに思わずうっとり
(でも、実は今回私が一番気に入った衣装は、SP,FS合わせてコストナーです

そのアシュリー、演技では『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』に合わせて、
エレガントさに力強さまで備えた大人っぽい滑りで私達を魅了。

ジャンプも3F-2T、3Lz、2A全て決めノーミスの演技で大喝采。

これは55点以上は出る~~~!と思って期待していたんですが、
蓋を空けてみたら52.93点と意外に低い点数で。

今回は最高点を出せる筈の真央ちゃんがああいう点数だったので、
ルール改正され実施要素が男女とも減った今季の平均点数と上限っていうものが一体どれくらいなのか、皆さん実際本格的なコンペが始まるまで見当つかなかったと思うんですが、

どうやら今季は昨季に比べて5~7点前後くらい低いのかなーという気がしますねー。


でも、その全体の傾向が何となーくわかったのは男子のSPが終わってから。

なので、女子のSPが終わるまではスクリーンに映し出される点数を見ても、
皆イマイチ首をひねるよーな感じが続いてたと思います。
(だって、大輔くんのSPで78点とか、ここしばらくあり得なかった点数ですもの!

それでもこの時点でアシュリーはトップに躍り出ます。

◆そして、そんな点数に対する違和感をも一瞬吹き飛ばして、
彼女の持つとびきり明るくポップな世界に観客を連れて行ってくれたのが、
今季鳴り物入りでシニアデビュー初参戦を果たした村上佳菜子ちゃん

衣装はブロック大会の色違いって感じで、
シニアにしてはちょっと子供っぽいかな?とも思ったんですが、
まァ、あのSPには合っているのでいいですよね

この日の佳菜子ちゃんは6分間練習からジャンプキレキレで、
まるで水の中をスイスイ泳ぐ魚のように他選手の間をすり抜け滑っていく様は、
やっぱり観ていて思わず引きつけられます。

そして、演技開始直前のあの笑顔

あれで、会場中の笑いを誘い、
更に佳菜子ちゃん自身もジャッジの人が笑ってくれたので、自分も笑ってしまったと言っていたように、彼女の笑顔はホント、周りを明るくしますよね

その100万ドルの笑顔はもちろん、演技中も健在で

『ジャンピング・ジャック』の軽快な曲調に合わせて、まさに、はねる、ハジける、飛びまわる!

会場中に元気玉を振りまいて、
皆の視線を一気に集めたのはさすがとしか言いようがありません


ホント、ああいう演技をやらせたら佳菜子ちゃんはピカイチ

演技終了後、入退場口のところでファンからのプレゼントを受け取りそこないコケちゃったのもご愛嬌で、いい意味で会場の雰囲気を和らげてくれたと思います


そんな彼女の点数は56.10点で暫定1位

シニアデビュー戦としては申し分のない点数とアピールになったと思いますねー。


これで、否が応でもFSに対する期待が高まりましたよ~~~



――さあ、そして!

ここからは、いよいよ女子の第二グループです


メンツはゲデちゃんにキャロ、フラットにコルピ、コストナー、そして真央ちゃんと、そうそうたるメンバーで、皆それぞれいい演技が期待出来る選手ばかりだったのですが、
でもその中で6分間練習を見ていて大丈夫かな?と気になった選手が2人いました。

それは、キャロと真央ちゃんです。

キャロはまず、パッと見た瞬間、それが彼女だとはすぐに気付かなかったほど、
体がだいぶお育ちになってたこと。

特にあの鳩胸は、昨季の四大陸ではまだそれほどでもなかったのに、
今回いきなりすっかり女性らしい体型になってしまっていたので、ビックリしてしまって、
そして、そのせいかどうかはわかりませんが、
どうも滑っていても体が重そうだし、何よりこれが試合に挑む選手の姿か?と思うほど滑りに覇気がなかったこと。

とにかく何かオズオズしてて、ある選手とぶつかりそうになった時もやたら気にしてる風だったりして、
あんな集中力を欠いた選手も珍しいなァと思ったのです。


そして、真央ちゃんもまた、
今までの彼女だったら入って来た瞬間から会場中の視線を一気に集めてしまうほどのオーラをまとっていたのに、
今回はそれが全然なくて、気付くと6人の中にすっかり埋もれていたほど、
そのほっそりした体がより細く頼りなく見え、
私はこれから始まる試合の展開に一抹の不安を感じてしまうほどでした。

なので、どーも始まる前から不安でしょうがなかったんですが、

果たしてその結果は。


◆まず、第二グループの一番手はゲデちゃんです。

ゲデちゃん、金髪姿ももうすっかりおなじみになった感はあるものの、
私的にはアレ、あんまり好きではないんですよねェ

というのも、ただでさえ彼女ってナイスバディで、女性のフェロモンむんむんなのに、

今回の曲が『セル・ブロック・タンゴ』ときて、あの衣装にあの金髪だとちょっとケバ過ぎるとゆーか。

メイクまではさすがに現地ではわからなかったんですが、
テレビで観返すと、う~~ん、やっぱ不自然ですねェ

アレだったら、元のブルネットの方がずっと落ち着いていてナチュラルな色気があって良かったし、
てか、金髪なんかにしなくても、彼女は前のままでも十分キュートで魅力的だったのにね

なんか、とっても勿体ない。


で、そう思ったのは演技もおんなじで、
ジャンプ最初のルッツは綺麗に入ったものの、その後の3-3でオーバーターン、何でもない2Aもシングルになって、
彼女お得意のスピンでもイマイチ正確さに欠けていたのがとてもザンネンでした。

そして、やっぱり何かが足りないな~~と思ったら、
あのゲデちゃんの代名詞ともいえる柔軟性を生かした超美麗なI字スパイラル。

あれがあったればこそ、ジャンプ決まらなくても、多少ステップもたついても全部帳消しになったのに、

このプログラム全体が締まらない感じは、一体どーしたら解消するんだ


ああ~、つくづく物足りない!



◆そんな、漠然とした不満を抱えながら、次に滑ったのがキャロでした。

曲はまたも『リベルタンゴ』(苦笑)
(ホント、今季はタンゴやフラメンコ系が多いですねー。
ピアソラやロクサ、この日だけでどれだけ聞いたことか!)

彼女はジャンプの矯正をしてたようで、
今回あの独特のクセが治ってたのにはビックリしました。

そして、6分間練習では余り調子が良くなさそうだったジャンプも本番ではしっかり決めて、
スピンも相変わらず軸がぶれない美しいスピンだったので当初私が思ったより演技は良かったのですが、

でも、ジャンプ重そうに跳んでるのとか、スピードが以前に比べたら無くなったのがちと気にはなりましたねー。

現地で滑りがオズオズしてるように感じたのも、
テレビの解説でジャンプ矯正にともないスケーティングが崩れたと言っていたので、
それが原因だったんだとわかりましたけど。


けれど、こういう時はSPが良くても大概それより長く滑るFSでボロが出やすいもの。

私的には翌日のフリーに不安を残した出来だったと思います。


◆次に滑ったのは、そのキャロとは対象的に、
どっしりした安定感と何とも言えない貫禄が出てきた感のあるフラット選手。

彼女も体型的には今のキャロと変わらないちょっとぽっちゃり型のスケーターですが、
そのぽっちゃりが昔からだからなのか、ジャンプがそのせいで崩れるっていうのを見たことがないですよね。

今回も3-3こそ跳ばなかったものの、3-2をそつなくこなし、続く3Fも2Aも余裕で決めて、
ステップはまるでショーガールのように小粋にこなし、
一つの見せ物のように完成度の高いプログラムだったと思います。

衣装の着痩せ効果で、体のラインもとてもスッキリ見えましたし


点数的には佳菜子ちゃんに2.5点の差をつけられ暫定2位でしたけど、
FSでの地力と安定感を考えると余り気にならない差でもありましたね。


◆さて、続いては北欧の美女スケーター、コルピの登場です。

彼女、今季は珍しくヘン衣装じゃなくて、まとも衣装とゆーか
ふつーに綺麗なスカイブルーの衣装がとってもお似合いでしたね~~。

そして、やっぱり氷上のグリンダは、観ている私達をあっという間に魔法にかけてしまって、
まるで夢の世界にいるような気分にさせてくれました~~

ただ、彼女はジャンプに余り安定感がないので、
そこら辺もう少し改善されるともっと上へ行けるのになァ~と、
いつも思ってしまいます。


◆次に滑ったコストナーに関しては、
今回私はとにかくその衣装が超気に入ってしまいまして

あの背中まで配した黒のチュールレースを大胆に斜めにカッティングしたデザインも、
それにブルーの生地を合わせ、アクセントのように髪に刺した深紅の薔薇の配色がとにかく絶妙で、
私は双眼鏡越しに何度もうっとり

そして、その衣装に負けないくらいスタイリッシュに情熱的に踊ったフラメンコがまた素晴らしかった

ステップは大きく流れるよう。
その長い手足を使ったメリハリのある動きも、攻撃的でないくらいの投げかける視線も、
イヤミがなく彼女らしい所作にあふれていて、とても美しかったと思います。

何より、ここ数年安定してなかったジャンプをそつなくこなせたことが、
今回のプログラムを引き立てた要素の一つだったのではないかと。

これはもう、文句なく1位でしたねー。


ひょっとして今季のコスはイケるかも

そう思わせてくれるプロでした


◆さて。

最後はいよいよ、オーラス、真央ちゃんの登場です。


6分間練習からどれだけ気合い入れ直して来てるだろうと思って見てた彼女ですが、
やっぱりまだまだオーラも勢いも復活してなかった今回のSP。

最初の3Aが高さが余りなかったせいで両足になり、
3Lo-2Loも回転不足、そして3Fがすっぽ抜けではTESは出る筈もなく。

JOから引き続き同じようなミスの出方で、
矯正中とはわかっていても、ファンも本人もこの事態には思わず絶句してしまうのではないでしょうか?

特に私はあのフリップやルッツのタイミングの合わなさ加減がどうにももどかしく、
見ていて苦しくなってくるほどなんですが、

こないだの記事で私は彼女ならきっと戻って来られると書きましたし、その思いは今も同じなんですけど、
それでも実際本番でジャンプが跳べるかどうかの鍵は、
大輔くんが今季練習でクワド跳べてなくても、本番では気合いで跳べてるように、
やっぱり最終的には本人の気持ちの問題とゆーか、
いくら技術的に修整出来たとしても、肝心のハートがどこかで吹っ切って大胆にならないとダメだと思うんですよね。

それを今は待つしかないのかなーと。

でも、プログラム自体は他のタンゴとはちょっとテイストが違っていて独特のリズムだし、
真央ちゃんもそれに合わせてどこかアンニュイで大人っぽい雰囲気が出ていて、私はすごく気にいったので、
このままあの表現に情熱をプラスして極めていって欲しいですねー。

そして、ジャンプがダメでも、それはわかってやっていることだから、
余り演技中でもキスクラでも気落ちしないで欲しい。

目標もなく、何が悪いかもわからず不調なのよりはずっとマシなのだから。


女王としてほとんどのタイトルを取った彼女が、
こんな茨の道を敢て歩むなんて、並大抵の人には決して出来ないことです。
(だって、人はキャリアを手に入れたら大概は守りに入ってしまうものですからね)


でもだからこそ、そんなチャレンジャーな真央ちゃんを私達はどこまでも応援したくなるので、
彼女にはホント、今は長い目で見守ってあげる姿勢が必要なんでしょうね。



22日は皆ちょっぴりブルーな気持ちで帰った人が多かったかも知れません。

果たして23日はどうだったでしょうか。


大輔くんのSPマンボもいよいよ初披露です

NHK杯 2010 レポ①

2010-10-26 18:10:00 | コンペ
GPSの初戦、
日本ガイシアリーナで開催されたNHK杯が3日間の熱戦を終えて、24日無事終了しました。


我らが大輔くんは、今回見事優勝!!

やったあああ!!!

も、ね、

JO再び!ってくらい、あの最初に超クリーンな4Tと、続く3A2本見事に降りたのを見た日にゃあ、
今日は絶対イケると確信した部分もあったんですが、

それは、24日の男子フリーがほぼ全員いい演技をしてくれたので、
今回はそんな流れも影響してたように思います。

もちろん、会場は超大盛り上がり!ヽ(^。^)ノ

前日の女子がまるでお通夜みたいな状態になり、このまま男子も自爆大会だったらどーしよーと思ってたので、
最後にこれ以上ないくらい盛り上がってくれてホントに良かったです


いや~~、

これだから、男子ファンはやめられない


でも、その経緯はまた後で。


取りあえず、まずは22日のSD、ペアSP、女子SPから行きたいと思いますが、
全選手、ペアの演技について書き出すと、
多分EX書く頃には週末のスケカナ通りこして週明けになってしまうと思うので、
ペア、アイスダンスに関しては総評と印象に残った演技のみ、書かせていただきますので、
ご了承下さいませm(__)m



――さて。

今回私は、久々地元名古屋での開催とゆーことで地下鉄とJRを乗り継いで、
毎日往復40分の行程を、いつもの観戦グッズが一式入ったトートバッグ片手に行き来しておりました。

その40分の道行きの、なんと幸せだったことか


そーいえば、こうして3日間丸々コンペ観戦したのって、
思えば去年の手術明けに行った長野N杯以来だなァ~。

あの時は自分でも最後まで体力的に持つかどうか心配で、旅先で救急車のお世話になることだけは避けなければ!
とけっこーヒヤヒヤしながらの観戦だったけど、

今回はいざとなりゃあ、家から迎えにも来てもらえるってゆー頭があったし、
やっぱ勝手知ったる場所っていうのは、心理的にも余裕をもたらすんでしょう。

思ったより疲れなかったのが意外でした。


特に、トイレに関して、
ほとんどの人は当たり前ですが会場内の設備を長蛇の列作って入ってたのを尻目に、
私は毎回会場外の階段の下にあるトイレに行って用を済ませていたので、
これがかなり大きかったような気がします。
(ここ、ホントに階段の下にあるため、ほとんど死角になってて、
地元の人か、たまたま見つけた人しかわからないんですよね

なんせ、今回会場は外気温もそうでしたが、中も人の熱気と湿気でむんむんしてたので、
休憩時間になると外の方が涼しいってんでお客さんが大挙して外に繰り出してたくらい暑くて、

そんな中トイレ待ちでずっと並んでたら絶対疲労困憊してた筈。

それと、食事に関しても、
今回は自宅からおにぎりを握って行ったり、あらかじめパンやおやつを買ってから会場入りしたので、
中で並んで買わずに済んだことも良かったような気がしますが、

それもこれも、やはり地元だから出来ること。

おかげで今回現地でお会いした方々とも沢山話す時間が出来ましたしね


席自体も、22日A席ジャッジ側11列、23日S席ジャッジ反対側3列、24日A席ジャッジ反対側12列で、
22日だけは通路挟んで隣りに座った家族連れのまるでピクニックにでも来たよーな、
マナーの悪さには閉口したものの、それ以外はどこも余りストレスなく見やすかったのも良かったんだろうなァ。


ところで、今回のN杯はアイクリやえぷらの先行販売当初から、
それに伴う現地での本人確認の是非が物議を醸していましたが、アイクリはいざ知らず、
えぷらに関して実際本人確認された人はいたんでしょうかね?

いや、私はされませんでしたけど(笑)

アイクリのブースはやはり1階広場の喫茶店側にテントが張ってありました。


で、会場内にはロビーに沿っていつもの販促売り場が広がっていたんですが、
あんなに入手するのに苦労したIFSの特別版がアイススペースでかなりの冊数置いてあったり、
ナゼか今回出番のないプルグッズが等身大パネルと共に出張っていたり

冬の開催ではあり得ないガブリッチョのアイスや、ロッテのお菓子の詰め合わせも売ってましたねー。
(でも、これ、今回かなり会場が暑かったのでけっこー売れてたように思う。
件のピクニック家族も子供達が演技中にバリバリ食べてましたから


ロビー中央には恒例、NHKご自慢の公式サイトと同じマルチ画面を配したテレビモニターがあり、
その横ではこないだのパネル展の無良くんを除く(ひどッ!
大輔くん、真央ちゃん、羽生くん、佳菜子ちゃんのパネルを並べての記念撮影コーナーもありましたが、

私は例の如く、撮影もせずグッズは軽くスルーしてプログラムだけソッコー入手
ガイシはロビーから喫茶店に抜ける出入り口のところに下に降りられる階段があって、
そこには自販機コーナーもあったんですけど、それに気付いた人はどれくらいいたのかなァ。

とにかく、暑さから逃れたくてそこでジュースを買い、
ベンチで座って開会を待つことしばらく。

その後今回の連れの方とは席が違ったので、お互いの座席の中間のところで話していたら
いよいよコンペ開始を告げるファンファーレが。


オープニングは毎年恒例、地元っ子達によるフラッグスケーターの入場から始まり、
続いて国歌斉唱、名古屋副市長の挨拶があり、
(開府400年記念ってゆーから河村たかしが来るかと思ったけど、来たのは副しちょーだった

その後、スケ連副会長の開会宣言を持って競技開始!


初日最初のカテゴリはアイスダンスSDから。

今季からコンパルソリを廃止して、ODとそのコンパルを合わせた形で始まったのがSDということですが、
私的には若干う~~ん??と首をひねらざるを得ないよーな演技が多かったです。

まず、実施する要素が難し過ぎるのか、滑り込みが足りないのか、
割と上位グループでもツイヅルやユニゾンを合わせられなくてよろけたり、

あと、曲の構成がどのカップルもバラバラで、
ワルツのパート部分とステップのパート部分でいきなりジャンルの違う音楽に切り替わるので、
なんか、「えッ、そーくるの」って感じでガクッと来ちゃって、
(特にイギリスのクームス&バックランド組なんか、
最初アメリのワルツで叙情豊かに滑ったと思ったら、後半いきなりPチャンロクサになったんで、
その余りの落差についてけなかったりしました


ただ、私自身余りアイスダンスのルールに詳しくないので、
ワルツとステップの要素を同時にこなそうと思ったら、ひっきょうそういう選曲になってしまうのかも知れないけど、
でも、やっぱり見てる方としては、一つの演技には一つのテーマとゆーか、
おんなじ雰囲気で滑って欲しいなァっていうのが正直な感想であります。

そんな中、今回上位に入ったシブタニズやイリカツ、ウィポジェ組などはツイヅルも綺麗だし、
割と演技全体の雰囲気が変わらず良かったですねー。

リード姉弟も、アダムスファミリーなかなか個性的で良かったんですが、

私的にやっぱり惹きつけられたのが、シブタニズとメリチャリ。

メリチャリはもう、別格なので言わずもがなではあるものの、
ツイヅルは元より、ワルツの時のフリーレッグのシルエットが2人ピタッと合わさっているのが見ててすごく気持ちいいし、
演技的にも『乾杯の歌』から始まるそのワルツで終盤にかけてだんだん加速して行き、
最後何とも言えない高揚感で華やかに終わるところがもう、さすが!としか言いようがありません

そして、シブタニズは、
彼らの滑りはもう、それだけで芸術品とゆーか、
あの年で既にあれだけ完成されて雰囲気のある滑りが出来ること自体驚異的で、

その水が流れるがごときスムーズなスケーティングと、
更にそこに常に爽やかで清澄な風をまとってるのが、なんとも言えず素晴らしい
(ただ、今回はアレックスくんがマイアちゃんの衣装の裾を踏んでしまったのか?
ステップのところで転倒してしまったので、そこだけが惜しかったですけどね)

でも、彼らだったらきっと、陸の社交ダンスでも成功するだろうなーと思わせるほど、
天性のダンスセンスを持った兄妹だと思います。
(素はまだとっても幼く笑う可愛らしい2人なのにね!)

今後の活躍が超楽しみです


そのアイスダンス、
SD終了時点での結果は1位 メリチャリ、2位 イリカツ、3位ウィポジェ組でした。


続いてはペアSPです。

それまで抽選で決めていたSPの滑走順が、
今季からは全カテゴリWS順になってしまったのは既に皆様ご存じの通り。

これは即ち、上位の選手も下位の選手もシャッフルされた中でその実力の差を推し測ったり、
順位の変動を楽しむということが出来ないということで、

私的には余り面白味がないので好きではない変更なのですが、
(ま、でも、アイスダンスに限ってはそうでなくても、
なかなか順位の変動というものが起こりにくいカテゴリではあります)

そんな中、今回ペアの第一滑走で滑ったロシアのバザロワ&ラリオノフペアに関しては、
その順位を大幅に覆した演技をしたので、ビックリしたペアでありました。

まず、え?これが下位の選手と思うほど、基礎がとてもしっかりしていて、
正統派の滑りとゆーか、安定感がハンパなく、
最初のSBSからの3Tも、トリプルツイストも、スロートリプルもほぼ完璧に決め、
尚且つスピンでのユニゾンも正確なので、
わたしゃ思わずさすが、ロシアンクオリティと感心してしまったくらい

するとやっぱり点数も高くて、今回SPではパントンに次ぐ60.16点という高さ!

でも、第一滑走だから、これがどのくらい高い点なのかはその時点ではわからないじゃないですか。

で、終わって見れば2位だったので、余計ビックリしたんですよ~~


まさにダークホース的な存在とゆーか。

とは言え、
プログラム見ると昨季の成績が五輪11位、ワールド8位、欧州5位とけっこーいい成績残してるので、
実力は元々あったペアなんでしょうねー。

今後、ソチに向けて確実に頭角を現してくるペアになりそうです。


そして、我らが日本代表高トラ組はといえば。

SPの『Feeling Good』、
6月のDOIで初お披露目した時は良プロだとは思いましたが、
まだ滑り込んでなくてちぐはぐなところがあったり、曲の雰囲気を出すまでには至っていなかったのが、
今回はそこら辺が格段に上手くなってましたね~~

そして、2人ともとても大人っぽい演技が出来るようになった


技術的にはSBSのジャンプでなるみちゃんがちょっと安定性に欠けてたり、
ツイストがダブルだったりとまだまだなところもあるのですが、
リフトやデススパイラルなんかレベル4だけあってフォルムがとても綺麗だし、ステップにも正確性が出て来たので、
彼らも今後の活躍が大いに期待出来ますよね

それに私は何より、あのなるみちゃんの男前であっけらかんとした性格と、
トランくんの優しげな包容力の妙が大好きです~~~

今季はジュニアとシニア掛け持ちで試合してくみたいですけど、
どうか怪我だけはしないように、
彼らの持ち前のバイタリティで今シーズンを乗り切って欲しいですね



そして、圧巻は私達にもすっかりおなじみパントン組。

SBSからの3Tは鮮やかに、トリプルツイストは正確に、
スロートリプルに至っては失敗するとは思えないほど毎回高さと迫力ある技で私達を圧倒し、
かてて加えて2人のあの情感溢れる演技で、
その世界にうっとりと惹き込ませてくれるパントン組が私は本当に大好きなのですが、

今回はさすがに貫禄という言葉がピッタリでしたね~~

でも、昨季引退した雪組が、もう既に完成され円熟期に入った感のある演技だったのに対して、
このパントン組はそういう意味では、まだまだ表現に可能性を残した伸びシロのあるペアだと思うので、今後はもっといろんなジャンルを滑ってみて欲しいなァ~


なんて、欲張りですかね


アイスダンス、ペアに関しては優勝者がほぼ決まっているようなものではあったけど、
それでも、このパントンとメリチャリは、FDもFSも是非観てみたい!と思わせるスケーターなので、
翌日のコンペがとても楽しみではありました


さて、こうしてペアも無事終わり、
1位 パントン、2位バザロワ&ラリオノフ、3位 高トラ組の順位で終えた22日、
残すカテゴリは女子SPのみとあいなりましが、

そのSPはまさかまさかの大波乱・・・


――いえ、

賢明なスケートファンの皆様なら、あの結果はある程度予想がついたのかも知れませんね。


その波乱の女子についてはまた記事を改めて書くことに致しましょう。


ホントは、早く大輔くんのことを書きたくてウズウズしてるんですけど、
好きなものだけ書き散らかして、最後まで興味が持続しなくなるといけませんのでね


録画したビデオも、まだ男子の一部しか観てないし~~~
(てか、大輔くんばっかリピしてるのが丸わかりか

ま、今回はNHKのマルチ動画があって大助かりですけど




ではでは、一旦休憩に入りま~す(笑)

いよいよ明日!

2010-10-21 16:32:57 | 高橋大輔
いや~、今日やっとこさファンレター書き終わりましたよ~~

なんか、ホントに超久しぶりに書いたんで、
最初の出だしが決まらないわ、字が泳ぐわ、文がまとまらないわで四苦八苦

でも、何とかいつもよりは短めの文章に納まったのでいいかな?
(って、今までどんだけ長文だったんよ笑)


NHK杯総集編も今日は2006年度編。

私、これはリアルタイムで観てなかったので、今回改めてデジタル録画出来たのが超嬉しい


思うに、この時の大輔くんの演技がその後の快進撃を作った出発点でもあったんでしょうねー。

クワドを決めたオペラ座、今見てもドラマティックでソウルフルで、
すごく惹き込まれるなァ
(でも、けっこースピンとかグダグダだったけど

そして、SPチャイコの爽やかでふんわりした演技がまた王子様風味で、改めて、

なんでこんなに曲ごとにまとう雰囲気が違うんだああ~~!!(>д<)

と感心するやら、うっとりするやら。

特に、チャイコはあのフォルムの美しさにシビれたんですけど、
ただ、あの頃の大輔くんって眉毛超薄くて、今見るとヤンキーみたいですね


大会的にはこの年は男子も女子も日本勢が表彰台を独占するとゆー、
日本フィギュア界にとってエポックメイキング的な大会でもありました



そして、今日は現地で公式練習と記者会見がありましたが、
夕方のニュースまでは奄美の大雨関連のニュースが大半を占めたため軒並みカット、
everyの特集も延期とあいなり、
ようやくNHKニュースウォッチにて練習風景を捕獲出来ました。

でも、webニュースには写真、動画共来ているので、見逃した方はこちらをどーぞ。

サンスポ
NHK
毎日
スポーツ報知

大輔くん、クワドの精度はイマイチのようですけど、
言うことがすっかりベテランっぽくなって来てますね~~

そして、それより演技の方の精度が上がって来てるっていうのがなにげに嬉しい

映像見た限りでは、羽生くんや無良くんが自分を売り込むようにギラギラしてるのに対し、
大輔くんは余り飛ばしすぎないよう、抑えて演技してる感じ

そういうテンションの持ってき方も、
昨季まで幾多の修羅場をくぐりぬけて来た年長らしい落ち着きが備わっていて頼もしいです。




か、髪型に関してだけは・・・、

ノーコメントで(><)




ああ~~、でも、
やっぱ、いいですね!この感覚←なんか、ムリヤリ

ドキドキとワクワクが交互に押し寄せてきて、
もう、明日だというのにまだとりとめもなくて・・・


そうだ!

その明日は5:00~8:00 日テレ ズームイン!!SUPERにてN杯が取り上げられます。
NHKのおはよう日本も要録画。

あとは、23,24日共にすぽると、Goingに取り上げられますが、
ま、この日はほぼ全局網羅しといてもやりすぎではないので、
皆さんご自宅のレコーダーをフル活用されて録画予約にいそしむべし

私も帰ってきたら真っ先に録画チェックと予約し直ししなくっちゃ~~~(>0<)


で、例の如く、大会開催期間中はブログ書く余裕が一切ないと思うので、
コメント下さった方々には、週明けまでお返事書けませんが、
その旨ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます


ではでは、皆様、

NHK杯、行ってまいりま~~~す(@^^)/~~~

NHK杯まであと2日!

2010-10-20 20:09:56 | 高橋大輔
もう夜になってしまいましたが、
本日付けの読売、朝日、中日新聞各朝刊にGPSの記事が載ってましたね~~。

朝日と読売ははwebにも記事が来てます。
朝日
読売

お写真は、髪も(笑)表情も妖艶な大輔くんで思わず吸い込まれそう~~~


で、読売にはしーちゃんのコラムも載ってて、
彼女の大輔くんに対する
「今季の高橋選手は次元の違った戦いをするだろう。
勝ち負けより、自分が理想とし、心から満足出来る演技を求め、そこに向かっていくと思う」
というコメントが、まさに私達の思っている通りで嬉しくなってしまいましたよ~~

ウィークリーステラはじゅんじゅんの解説のみでしたけど、
これも大輔くんのJOお写真が良かったですね~

あと、TVガイドにも見開きでGPSの展望が。


こうしてあちこちの新聞や雑誌などのメディアに取り上げられてくると、
いよいよ開幕するんだな~~という実感が湧いてきます



NHK杯総集編は今日は2007年のイケイケスワンとロミジュリ。

なんか、今見るとすごく若僧~~(笑)

トマシュもあの頃が一番期待されてましたよね

それに、SPがあんな80点以下で争われてたのも今となっては感慨深いな~と



ところで、昨日はBSでCaOIの拡大版をやっていましたが、
さすがテレ東!近年まれに見る良放送で、私、思わず感涙しちゃいましたよ~~~

フジもあれくらい、サクサク流してくれるといいのに。


オープニング、フィナーレも長めにやってくれたし、
(でも、大輔くんのズサーッはないことになってた
アングルも地上波とはちょっと違ってて、見応えありましたねー


で、その感想を書きたいのはやまやまなんですが、
N杯まで残すところあと2日とゆーのに、いかんせん大輔くんへの手紙がまだ書けてない


こりゃいくらなんでも今日中には手をつけないといかんので、
CaOIの感想はNHK杯が終わってからでもいいでしょうかね?
(あ、でも、そー言ってる内に次の週にはすぐスケカナが始まっちゃうかァ~

・・・ま、

書けなかったらスイマセンとゆーことで


個人的にはアダム、グレボワ、サーシャ、川スミ、小塚くん、ミキティアランフェス、バトルの演技が印象に残りました。

大輔くんに関しては前述した通り


でも大輔くん、オープニング、フィナーレでもフリップ跳んでましたけど、
まるでストップモーションを見てるような滞空時間の長いふんわりしたジャンプで、
なんか、思わずうっとり

あれは4F練習してるせいでしょうねー。トリプルにすごく余裕が出来てて。

以前言ってた上半身の筋肉もついてきたのかなァ?


試合で1回は入れたいっていう4F、どこに入れてくるのか、これも楽しみですね



さて、明日辺りまでは名古屋も雨が降ってちょっと肌寒いんですけど、
22日からは天気も回復、気温も23,4℃あるらしいので、

皆さん、体温調節の利く服装でいらして下さいね~~~(@^^)/~~~


お待ちしております

フィンランディア・トロフィー女子

2010-10-19 14:31:44 | コンペ
NHK杯までいよいよあと3日となりました!

公式サイトのインタビュー動画では、この間のサンスポのインタがUPされてますが、
番組にはなかったマラカス持って「うッ!」が入ってますね

それからスケ連HPには当日券の情報が。

これ見ると、どうやら今回は金曜しか当日券の販売がなさそうで、
土日アテにしてた人にはちょっとガッカリなお知らせです



そして、アイクリからはようやく全日本先行発売のお知らせが来ましたね!

アリーナとSが一人1枚になり、2枚申し込めるのはA席のみとなりましたが、
これはゲッター対策のためにもしょうがないと思いますし、
どうしても連番で購入したい人は一般のプレガで買い求めるしかないでしょうねー。

でも、その割には値段が上がってる

今までだったら、全日本はアリーナだって1万円以内で買えたのに、
今回は2日目から11,000円ってこれは一体どーゆーこと!?

国内試合でこれって、

これはバンクーバーで増えたスケートファンを当て込んでの殿様商売なのか、
はたまた去年言われていた長野オリンピックの時の基金が底をついたための上乗せ分なのか


真相のほどは値上げのワケを明記してくれてるわけではないので何とも言えませんけど、

なんだかねースッキリしません。



ま、これが選手達の活動費に少しでも回されることを祈るのみですね。
(と言いつつ、今回私は行けないんだけど




――さて。

皆様には気分はすっかりN杯なところを無理矢理フィン杯に戻します(笑)
(どっちみち、試合2,3日前ってけっこー嵐の前の静けさなので


今回は女子。

エントリー選手はあっこちゃん、コルピ、レオノワ、グレボワ、マカロワ、ドブスちゃんなど、
なかなかいい選手が揃ってはいたんですが、
ざっと観た感じ、女子はけっこーな自爆大会でした


特にコルピ、レオノワ、グレボワ辺りが転倒やすっぽ抜けの嵐で、
ちょっとまだこれは人様にお見せ出来る段階ではないなーって印象が軒並み強かった中、

さすがあっこちゃんだけは貫禄の演技で

動画は、なので、今大会の上位3人を上げるのみにしておきますね。





そのあっこちゃん、
SPはご存じみやけんさんの『ジェラシー』です。

ジャンプはほぼ完璧に決めて、スピンも超キレイ

そして、演技はどこまでも華やかで、誘うような大人のタンゴをこれでもかと見せつけてくれます


ステップも他の選手に比べたら断然動けてるし、カッコいいですね~~~

やっぱ、彼女はこーゆーのが似合うなァ~~


ちょっと余裕すら感じさせて憎いよこの~~!(笑)って感じでした。



お次は、それでもSPではあっこちゃんを抜いて1位だったコルピ選手。





これね、最初出だしだけ観た時、

「まァ、なんてステキ!森の妖精みた~~いと思ってたら、
それもその筈、彼女は『オズの魔法使い』の良い魔女グリンダだったんですよ~~~


だって、爽やかで美しすぎて、マジでそんな感じに見えません???

ジャンプは今一つだったけど、まさにこれは彼女のハマりプロ


お客さんも大歓声で拍手してたし、これは今後の滑り込みが楽しみですね~~


続きましては、昨季辺りからあのはじけるような笑顔と、
元気いっぱいな演技で認知度を一気に高めたロシアのレオノワ。





ん~~~?

パッと見、衣装の配色が・・・

あれ、あのデザインはクラウンを意識してるのかな?

なかなか個性的でビックリしてしまったんですが

プロ自体はステップが後半シャキシャキで小気味いいし、
明るくコミカルなピエロって感じでとてもカワイイです

彼女もこーゆー路線だとハズレがないですねー。


もう少し体をしぼれたら、もっと軽快なステップが踏めるんじゃないかな?

今後に期待しましょう~~




そして、ここからはフリーの動画。

まず、あっこちゃんからです。





新衣装、ウェディングドレスを意識しているらしく、とても爽やかでキュートな白ですねー。

今回ジャンプ、2A-3Tが入ってるし、
2回目のルッツがダブルになった以外はほぼ完璧だったんですが、
プロトコル見ると、eマークが3つもついてる

それもルッツ、フリップ共に。

ってことは、エッジがフラットになっちゃってるってことですよねェ?

映像で見た限りでは、ルッツは若干傾きが甘いかなーとも思うんですけど、
フリップに関してはわからん(><)

でも、両方つくのはちょっとマイナスなので、何とか修整出来るといいなァ


プロに関しては、

う~~ん、THE ICEで初めて観た時から思ってることなんですけど、
正直に言っちゃうと、振り付けがあの大輔くんの『道』を作ったカメ先生だから余計期待しちゃうんでしょう。

少しインパクトが薄いってゆーか、
印象に残る動きが少ないってゆーか、なんか物足らないんですよねー


曲の盛り上がりは申し分ないし、あっこちゃんもよく動けてるので、
尚更もっと芝居じみててもいいんじゃないかって、

いや、やっぱ欲張り?(笑)


でも、私としてはもっとつなぎも濃くて、いい意味で仰々しい演技を期待してただけに、
ちょっとあっさりしすぎとゆーか


今後、変更はあるでしょうかね?

なんか、カメ先生にもあっこちゃんにも、要求が高くなってる自分がいます(笑)



さて、お次はコルピのフリーですが、彼女、やっぱ大人気ですね~~~





でも、演技はジャンプがメタメタ

前半は何とか持ってますけどステップになるとスピード落ちるし、
プロも若干飽きるかなァ

SPグリンダが良かっただけに、もう少しメリハリのあるプロが見たかったです



そして、ラストの演技はレオノワです。





彼女も今回ジャンプメタメタ

3回の転倒とすっぽ抜けやステップアウトが重なれば、演技もそれに合わせて委縮していくもの。

特に彼女はジャンプの成功如何でプロのノリが明らかに違ってくるので、
ホントはジャンプの成否に余り振り回されず、終始一定した演技を見せるべきなんでしょうが、
まだ若いっていうこともあるでしょうし、彼女自身がそーゆー性格なんでしょうねー。

そんな喜怒哀楽が出ちゃう彼女だけに、こっちはついつい応援したくなるんですけど


でも、シーズン通してプロを安定させようと思ったら、
そろそろジャンプの成否だけに捉われないで滑らないとダメでしょうね。

彼女も今後に期待したいです



――とゆーわけで、

女子の結果は1位あっこちゃん、2位コルピ、3位レオノワでした。


遅ればせながら、

あっこちゃん、優勝おめでとう~~~!!!


今季も幸先の良いスタートが切れて何よりですね

この調子でどんどん成績をあげて、東京ワールドの切符を手にして欲しいです



それでは皆様、

後はもうN杯までまっしぐら


観戦に来られる方は、くれぐれも風邪などひかぬよう、
体調を万全に整え来名して来て下さいね~~~(@^^)/~~~


選手も続々こちらへ向かってます

フィンランディア・トロフィー 男子

2010-10-18 16:27:09 | コンペ
昨日のサンスポ、関西と名古屋の放送を合わせたような番組構成でしたね~。

私自身としては「うッ!」が相変わらずてんこ盛りなのは楽しかったけど、
練習中の「もうだめだ~、全然」も入れて欲しかったなァ
(マラカスも入ってなかったし

でも、佳菜子ちゃんと羽生くんのミニ特集もあったし、
一応、最後に無良くんのことにも触れてくれてたのが有難かったです


は~、
・・・それにしても。

N杯開幕までとうとうあと4日!となったのは嬉しいんですが、
例年この時期の平均気温って何度でしたっけ

いや、とゆーのも、
10月も下旬に差し掛かったとゆーのに名古屋の気温、
相変わらず日中25℃前後あるので、朝晩は涼しくても昼が暑く毎日着るものにヒジョーに悩む

この寒がりの私がまだ半そで着てるくらいなんですから(笑)

なので、観戦に来られる皆さんは多少荷物はいっぱいになっちゃいますが、
昼間タートルなどを着込んで来ると絶対汗かいちゃいますので、
下はクルーネックの薄出のカットソーくらいにして、あとは重ね着と、
ネックウォーマーやマフラー、ストール、膝掛け、カイロ等で部分調節された方がいいと思います。

今日時点の週間予報では、開催期間中も23,4℃あるみたいですのでね



ところで、あと4日といえども、待つ身としてはその一日一日がけっこー長く感じたりして。

私自身はまだファンレターいっこも手つけてないので、そんな悠長なこともしてられないんですが
大輔くんリピの合間に他選手の演技も見たりしてると案外時間が早く過ぎちゃいますので、

ちょっと遅きに失した感はありますが、ここでフィン杯の動画など紹介しときますね



で、このフィン杯、
去年は大輔くんが怪我後復帰第一戦に選んだ試合であり、
まだまだ本調子ではないながらも見事優勝
一昨年は確か、無良くんとあっこちゃんがアベック優勝した、
日本人選手にはゲンのいい試合でもあります。

そして、今年は男子では村上もう一方の大介くん、女子は今年もあっこちゃんが参加しておりました。



さて。

動画がけっこー多いので、まずは男子から、その村上くんのSPと、
あとは私が印象に残った選手を何人かSPとFSごとにあげていきますね。





以前の記事で、今季の村上くんはモロから離れたようだけど、
新コーチが誰なのか、まだ情報が錯綜していると書いたと思うんですが、
どうやらその新コーチはフランク・キャロルに決まったようです。
(未来ちゃん繋がりなのかなァ?よくキャロルのところへ行けましたよねー

プロは、ジャンプはまァまァ。

安定感も出て来た感じですけど、彼は終盤油断するとすぐ回転不足取られちゃうし、
それに何より、もう少し演技に華が出るといいのになと。

いっつも後一歩惜しい感じがしてしまいます。


お次の選手はコンテ。





これ、衣装といい、振り付けといい、
なんか昨季のブラッドレーくんのモーツァルトプロを彷彿とさせますね

ま、彼はこーゆーユーモラスなプロが似合うからいいんですけど。


でも、今季はスピン、皆レベル取りのためかドーナツばかりやってるなァ

私、実をいうと男子のドーナツは余り好きじゃないんで、
このフィン杯でも続々ドーナツやる選手が出て来てるの見て、もう、既にだいぶ食傷気味

猫も杓子もドーナツってどーよ~~~

N杯でボロの代わりに急遽inが決まったソーヤー選手のなら好きなんですけどネ。


では、次の選手です。

今季も選手続行が嬉しいベルントソンくん

なんと、曲は大輔くんEXと同じアメリ





音源は違いますけど、壁を作るマイムが一緒なんでビックリしました~~

でも、大輔くんのはどこまでも内省的で外界をシャットアウトし、
ラストは結局内に籠ってしまい絶望感さえ漂う演技構成なのに対し、
このベルントソンくんのは、その外界とコンタクト取ろうとしてるっていうか、
一生懸命壁にぶち当たって何回も失敗するんだけど、やがては見事外界に出ることに成功したよーな?

そんな印象を受けました。

なので、これはこれでアリな解釈なんではないかなーと。


ベルントソンくんのは、
そういう意味でいつもユーモアとペーソスの狭間を表現してくれるのが好きですねー

今回のSPの中で一番気に入ったプロです



お次は大輔くんリスペクトでも有名な超美麗イーグルの持ち主、
アメリカのジョナサン・カッサーくん。





ホント、彼のあのインサイドイーグルの傾きの深さったら、
毎度惚れ惚れするぐらいすごいんですけど

彼は案外全体の動きもキレイなんですよねー。


でも、惜しむらくはスピード感がちょっとないのと、彼も若干演技に華が欠けること。

衣装も毎回ああいう全身黒っぽいオールインワンタイプばかり着てるので、
もう少し大輔くんを見習って(?笑)自己プロデュースに励んで欲しいなァ~~

せっかくお顔もベビーフェイスでカワイイんですからね


そして、SP最後はイタリアのパオロ・バッキーニくん。

彼は昨季、SPでアメリを滑った選手で、
身長はそんな高くないし、スタイルもルックスも余りいい方ではないんですが、

なんとゆーか、演技にとても芝居っ気があるとゆーか、
マイムとか、ちょっとした体の使い方が妙に惹かれる選手なんですよねー。






だから、このSPもついつい見入ってしまうとゆーか。

なにげにスピンも上手だしね


ただ、3Aが入らないからどうしても、TESが伸びないんですよねー

彼はジャンプを安定させて、もっと多くの人に見てもらい選手だなと思います





続きましては、FSのご紹介。

まずはSPでは動画がなかったガチくんです。






彼、去年に比べてすっかり背が高くなって体型が安定してきたせいでしょうか?

今季2試合、立て続けにクワドを決めて、一躍トップに躍り出てきましたねー


でも、相変わらずプロがヘンプロとゆーか、
独特の世界醸し出してるなァ~

私自身はあんま好みじゃないけど、
ま、元々ミーシンの秘蔵っ子で才能ある選手なので、
このまま行けば間違いなくソチのメダル候補として名を馳せそうですよね!

羽生くんとの対決が楽しみです


お次はベルントソンくんのMJメドレーですが、ちょっと彼のは他の選手のMJと違う雰囲気





今回の衣装がボトムをストライプにしたせいか?靴をツートンカラーにしたせいか?
それとも彼自身がちょっと太ったせいなのかは定かではありませんが、

・・・どーも、このMJ、マイケル風味のお人形に見えて仕方ない(笑)

いえ、誤解のないよーに言っておきますが、
こう表現したかと言って、私、ベルントソンくんを下げているわけでは決してありません

どころか、SPの時も書きましたけど、
彼のプロっていつも何がしかの笑いと哀愁を秘めていて、
点数はそんな高くはないんだけど、とても惹かれるプロが多いんですよねー


ベルントソンくんには伝統あるスウェーデン男子の一角として、
最後までこの路線を貫いて欲しいな


さて、お次は昨季のプロを持ち越ししたコンテ。





でも、これ、昨季の演技よりも、手直しした今季の演技の方が、
より自由度が高くなったせいか、音楽の個性を更に引き出していて良プロになったような気がします。

私は元々、コンテのこのプロが好きだったので、こーゆーいい変化は大歓迎


スピードが遅い欠点もカバーして余りある作品になり得てると思うので、
今季はなるべく沢山彼のこのプロが観たいですね


さァ、では最後になりましたが、日本の村上くんの登場です!





曲は『アラビアのロレンス』

コンテの後に見ると、村上くんの滑りいいですね~

プロも曲の雄大さがよく表せているし、衣装もなかなか

欲を言えばもう少し迫力が欲しいところですけど、ラストのスピンでA字の変形?を持って来たり、
いろいろ頑張ってるので、何とかジャンプ安定させて上位に迫ってきてくれると、
更に日本男子が盛り上がるのになァと。

一昨年の全日本ジュニアで羽生くん、健人くんに次いで3位に入って、
今はこの2人にちょっと水をあけられた感がなきにしもあらずですけど、
まだまだ挽回出来る余地はあると思うので、
キャロルコーチの元で頑張って欲しいですね!


試合は1位ガチくん、2位ベルントソンくん、3位コンテ、5位に村上くんとゆー結果でした。
(村上くん、惜しかった!)



以上、

ここに取り上げた以外の選手の動画もUP主様のチャンネルから見られるようになっていますので、
興味のある方は覗いてみて下さいませ~



最後に大輔くん、及びNHK杯の番組情報、雑誌発売情報などあげておきますネ。

ウェッブマスターさんから、
10/20(水)発売のSANKEI EXPRESSに大輔くんのコラムが載ります。

同じく10/20(水)発売 NHKウィークリーステラ 
             「NHK杯フィギュア開幕 激突!4人の世界王者たち」

10/22(金) 7:45~ 8:00 NHK名古屋 おはよう東海 「開幕!NHK杯フィギュア」
10:00~11:30 BShi 2005NHK杯 総集編

11月下旬 『フィギュアスケートDays Plus 2010~2011 男子シングル読本』 発売


です。

Days Plusはもちろん女子のも同時発売。お値段\1,890ですよ~~



――というわけで、

SANKEI EXは水曜に取り寄せ頼んだとしても、
届くのはN杯の最中だし読めるかなァというところですが、

今週いっぱい過去のNH杯の総集編が見られるし、
これでもっともっと盛り上がっていけそうですね(>▽<)

皆さん、HDDの容量が大丈夫ですか~~?(笑)


私も家族の録画番組含めてせっせとDVDに落としながら、来たるN杯に備えたいと思います

NHK特集 「名古屋で輝け!氷上の星」

2010-10-16 00:49:06 | 高橋大輔
えいこさんからのお知らせにもあるように、
昨日ウェッブマスターさんからテレビ情報の更新が来てましたね~

10/21(木)16:53~19:00 日テレ news every にて特集があるそうですが、
やっぱこれはN杯に向けてのインタとか練習公開でしょうかね?

我が東海地区でもやってくれるといいんですけど・・・心配だ


そのN杯は、公式サイトでこの間の会見が動画で見れるようになってます。


この中で、大輔くんが、
バンクーバー後に迎えるシーズン初戦で何か今までのシーズン初戦と変わったことは?と聞かれて、
「大胆になったとゆーか、怖さがなくなった」と言っていたのが印象的でしたね

もちろんそれは、決して勝負を投げたとかいうことではなくて、
オリンピックとワールドできっちり結果を出したからこそ、
今季は何のプレッシャーもなく、自由に自分の追い求めるものを追求出来る立場になったという意味だと思うんですが、

だからこそ、大輔くんの求める理想の演技というものが底なしなよーな気がして、
一体どこまで行っちゃうんだろう~~~
なんて、ある意味見てるこっちの方が怖くもあり、楽しみでもあり(笑)


そんな中、本日NHK名古屋にて、
そのN杯の直前特集「名古屋で輝け!氷上の星~NHK杯フィギュアスケート~」が放送されました。


動画はいずれどなたかがつべにUPして下さると思うので、
私の方からは簡単に番組の流れと、大輔くんのところで気になった部分などをピックアップしていこうかなと。


まず、今回取り上げられたスケーターは全部で4人。

真央ちゃん、大輔くん、佳菜子ちゃん、羽生くんです。

スタジオバックには4人のパネルが飾られており、大輔くんのはJOでのお写真2枚。


これを背景に司会者とゲストのじゅんじゅん、本田くんが各選手についてコメントしていくのですが、

最初はやっぱり真央ちゃんで、先月のお誕生日のお祝いシーンから、
今季のジャンプ矯正についての話を中心にやっていましたねー。

で、大輔くんはなぜか、
番組冒頭からマンボの「うッ!」のところをストップモーションで多用しまくり


最初はオリンピックでのFSステップを流し、次に来たのは岡山凱旋パレード。

昨季の目覚ましい活躍の後、今季は更なる新境地に挑戦!って煽りで、
ナゼかこの後、今度のサンスポで放送されるであろうインタの中でマラカスを袋から開けているところが映り。

これは、プレゼントでもされたのかな~?と思って見ていたら、
下に貼らせていただいた同じく今日放送したニューステラス関西でのミニ特集で答えが出ています

そして、FOIでのマンボが流れるんですが、
これ東の2階から撮影したような別アングルでステップ撮ってて新鮮でしたね~~

で、またもや「うッ!」のところで映像が止まる(笑)


何でも、このポーズはキム・ヨナの昨季SPの印象的な演技を意識したとか
(ここは大輔くんが自分の口から語っているわけではなくナレーターが言っているだけなので、
私はちょっと違和感を憶えました)

北海道練習も氷上、陸トレ、初出映像アリ。

氷上では流してるところの顔がいかにも「きっつい」カオしててドキッとしましたし、
陸トレでは腹筋やりながら途中で、
「もうダメだ~、全然」とふにゃっとした声で言ってるのがめっちゃ可愛かったです


で、次にJOでのピアソラタンゴが流れてジャンプの調子にも言及。

ところどころ次回のサンスポで流すであろうインタも挟んで、
全部で10分くらいだったかなァ?


そうそう!

マンボについて、

「暑苦しく、むさ苦しく、楽しく」

と、“むさ苦しさ”までつけ加えてたのが笑えました(>▽<。)


その後は佳菜子ちゃんと羽生くんをそれぞれ5分くらいづつやり、
(特に羽生くんは、ジョニちゃんと実際に衣装のツメをしてたのが驚きました!)

最後、フラワーガールの選考模様について触れてたのも、
N杯の裏側的エピソードで面白かったですねー
(何でも、今回は中部ブロックで10位以内に入ったジュニアのコ達が務めるそう


それから、
じゅんじゅんと本田くんのコメントは、大体が公式サイトの見どころに書いてあるようなことでしたけど、
大輔くんのマンボを見ての感想を求められて、

本田くんは「まさかでしたね。予想外の・・・。ここまで動く!?と思いましたね~
と言っていたのに対し、
じゅんじゅんは「私はもう、キターーーー(>▽<)でしたね!
まるでEXナンバーのような感じでした
と言っているのが面白かった。

本田くんの大輔くんのジャンプに対しての言葉、
「調子が上がって来ている」という言葉も頼もしかったです


番組の最後に2人でポーズ取って、
「(ダイスケ)2010NHK杯フィギュア、(マオ)今年も魅せます!」
と言ってガッツポーズしてる画も入ってましたよん



後はニューステラス関西の動画を見て、皆さん、脳内補完していただければ





元々大輔くんは「心で音楽を感じて滑れるスケーター」ではあるけれど、
カメ先生は更にそれの上を行く表現を大輔くんに求めているんだなァと思ったら、

なんか、あのピアソラが一体どこまで行くのか、マジで空恐ろしくなってきました


これはNHK杯もそうですけど、
シーズン後半に向けてのプロの進化が超楽しみですね



最後に、大輔くんがプーマと正式にスポンサー契約を結んだニュースですけど、
公式サイトにも来てました~~!

プーマジャパン会長の言葉がなにげに嬉しいです



それと、今公式サイト見たらSOIも東京、大阪共に出演決まりましたね~~

私的にはSOIはアリーナSSでも過去5,6列まであったことを考えると今回は先行で取る気がしなくて、
席番見れるようになってから買おうと思ってるんですが、

よく考えたら一般はちょうどN杯の2日目だわ

う~~~ん

大阪公演があるこの週は木曜に名フェスがあるらしく、
ひょっとしたら金曜辺りにJSCも入って来るかも知れないので、超迷うなあ~~~

でも、真央ちゃんがいない分、東京の方が取りやすいかな?

そーすると名フェスとJSCあっても上手くバラけるか



取りあえず、もう少し様子見しよ

今はNHK杯で頭がいっぱいだあああ~~~



それでは、明日にでも今回の特集動画が上がっていましたら、追加でUPしておきますね~~。


さあ、いよいよあと一週間でNHK杯です

マスターズと中部ブロック

2010-10-13 23:28:57 | コンペ
既に観られた方も多いと思いますが、先週フランスで行われたマスターズの模様で、
取りあえずジュベとアモちゃん、プレオの動画があったので貼らせていただきました。
(UP主様、有難うございます

今回のメンツとしては、ポンちゃんが引退して、
代わりにアモがニューフェイスとして躍進してきた感じですかねー。


まずは、SPからです。

興味深いのが、ジュベとアモちゃんが音源も構成もほとんど同じ『マラゲーニャ』

なので、ちょっと2人の違いをいろいろ比較して観ていただくと面白い。





ジュベは冒頭4-3を見事に決めてますねー。
でも、3AがSOになっちゃうのはまァ、この時期としてはお約束か

ルッツも何とか下りてます。

衣装も彼にしてはマトモとゆーかヘン衣装じゃない!!のがかえって違和感なんて、
だいぶ私も毒されてるなァ
(素直にカッコいいって言やあいいのに

ところどころナハロさんらしい凝ったポージングがあり(特に腕から指先にかけて)
片足ステップがけっこー長いですね。スピンにも一工夫あるし。

同じナハロさん振り付けのアボちゃんが繊細さを強調してたのに対して、
ジュベのはやっぱ力強い


一方、同じ『マラゲーニャ』でも、モロ振り付けのアモちゃんは。





この間のラトビアショーよりだいぶ動きが整理されて来てるとゆーか、練れてるとゆーか。

前半ジャンプ固め打ちして、
中盤から見せ場のお得意ダンスで観客を一気に惹きつけてしまうところはさすがアモちゃん


で、こうして2人を続けて見てみると、
足さばきと運動量では完全にアモちゃんの方が上。

でも、フラメンコらしいポージングが印象的で、
あとでじっくり深い味わいが出そうなのがジュベかなーという感じがしますねー。



一方、今までの数々のユニークプロでフランス男子になくてはならないのがプレオです。





彼の今季SPもそういった意味ではコミカル系プロなんでしょうが、う~~~ん

コミカルなのは動きだけで、そこにコンセプトや明らかなキャラ立ちがないせいか、
どうも終始一貫一本調子で、ちょっと途中から飽きるかも

もう少し、曲調や振り付けにメリハリが欲しいなーと思いました。

衣装がステキなだけに余計ね



そして、お次は同じく上の3人の、今度はフリーです。





まず最初、私はジュベのFSの曲が第九と知って、かなりビックリ仰天

だって、今までの彼のキャラからして、あんなベタなクラシックなんて、
絶対滑らなさそうと思ってたから。


でも、実際こうして観てみると、
あの壮大なオケの音色に合わせて優雅に、時に凛とした表情で滑るジュベは、

なんか、ここまで常にフィギュア男子の第一線で活躍してきた者の、
ベテランらしい余裕と貫禄に溢れていていいなァと

惜しむらくはChStに入る有名なフレーズの前に、もう一段階転調的なメロディが欲しかったのと、
SPのような印象的な振り付けがもっとあるとより引き込まれるのになーと思いました


そして、アモちゃんは。



彼はまず、あのお魚屋さんみたいな衣装どうにかならんのか


それにしても、マイケルメドレー、ここ最近とみに滑るスケーターが多いように思いますが、
(フィン杯観て、あのベルントソンくんまでマイケルだったのにはオドロキ
アモちゃんのはやっぱり一人図抜けてる印象がありますねー。

それぐらい彼のリズム感の良さ、ダンスセンスには目を見張るものがあるんで、
見てて楽しいのは楽しいんですけど、

今季、SP、FSともダンス系ってゆーのはどうかなーと

せめてどちらか一方をしっとり系とかで魅せてくれたら、
よりプロの良さが際立ったんではないかと思うんですが、どうでしょうね?


でも、今季彼は、
ひょっとするとジュベに次ぐフランス2番手としての地位を確立するかも知れません。
(スケ連もその意向みたいだし?)


プレオのFSがもう少し印象的だったら良かったんだけど




これ、叙情系なのか何なのかイマイチわかりにくいですよね。
盛り上がり的にももう一つなので、ちょっと今季は彼、苦戦しそうな気がします。

あ、でも、クワドバンバン跳んでくれれば、また違うかなァ?


アニックさんとの、あの微笑ましいキスクラがまた見たいですけどね



さて、試合的にはジュベの優勝で終わったマスターズ。


取りあえず、昨季よりもコンディションが良さそうなジュベと、
アモの若さ溢れる勢いの良さが目立ったコンペだったように思います。



ところで、

先週はモリコロでも中部ブロック大会があったんですが、
その模様がメーテレ『スポケン』にて放送されました。

で、誰かつべにあげて下さってないかなーと検索かけたところ、
佳菜子ちゃんのだけ上がってたので貼らせていただきますね。









その佳菜子ちゃん、SPは『ジャンピン・ジャック』

彼女らしいハツラツとしたノリノリプロで、
シニアに上がってもこーゆー演技をしてくれるとは嬉しいですね~

ラストの、少しスカートをまくり上げるポーズもとてもキュートだし


そして、SPの3Fがとてもキレイだったので、FSで構成を上げて来た3F-3T、上手くいくかと思いきや、
やっぱり緊張したんでしょうね~、見事にすっぽ抜けてしまいました

その後もルッツやループで抜けて、昨季あんなに安定していたジャンプが今回はかなり乱れたことに。

ま、難度を上げればそれに伴う失敗も増えるわけですから、
今季はそれ込みで、順位関係なくレベルアップすることを目標にしていけばいいんじゃないかな。

プロ自体は『マスク・オブ・ゾロ』ということもあり、
ステップでの剣で戦うシーンを交えたところもとてもカッコよく、大人っぽさも見られて良プロだと思いますので

キスクラでのめっちゃ不満そうな顔が彼女には珍しく、ちょっとびっくりしましたが、
それも勝負や自分の演技に欲が出てきたってことでしょうから、
私は大いに歓迎したいですねー。


あと、佳菜子ちゃん以外で演技をフルで放送してくれたのは、昌磨くん、龍樹くん、
愛音ちゃん、水津さん、無良くんのそれぞれFSで、
この中では昌磨くんと無良くんがやっぱり飛び抜けて良かったです


特に無良くん!

冒頭決めた4Tがすごくでっかくて迫力あって鉄板が縦に猛スピードで回っているよーな、
そんな印象を受けるくらい豪快で正確な4Tで

3A自体も相変わらずダイナミックだったし、

彼のジャンプはやっぱり見応えありますね~~

演技もなんとゆーか、THE ICEの時より余白みたいな余韻みたいなものがそこかしこに出てきて、
とても引き込まれましたし・・・。

うん、町田くんとは対象的だけど、それが返ってこの2人の個性を浮き立たせていていいなァ~~


これは、マジ、今季の全日本が楽しみ



それはそうと、

今回中部ブロックのキスクラがめっちゃハデになっていたのが笑えました(>▽<。)

それから解説の山田真知子コーチ

いちいち言うことが的を得ていて、すごい納得


他の全国区の解説者さん達もあれぐらいはっきりと言ってくれればいいんですけど、
ま、あれは真知子コーチが言うから許されることなんでしょうね。


お口もコーチ業もまだまだ現役でいてくださってるのが痛快でした



さあ、次はフィン杯動画ですが、

NHK杯までこうして他の選手の演技も見ながら、合間合間に大輔くんプロを挟んで見るのが、
まるで試合を観戦しているみたいで今の私の流行りです

NHK杯 パネル展

2010-10-12 16:40:07 | 高橋大輔
今日は整体の帰りに栄のオアシスパーク21に寄って、
NHK杯パネル展~銀盤の世界~を見て参りました

でも、場所は多分あそこだろうな~と思った通り、パーク内地下の吹き抜け広場で、
規模的にはその広場の1/3しか使ってなくて、一昨年の記念展をソーゾーして行くと、
めっちゃ肩すかしを喰らうくらいちんまり地味なパネル展で

とは言え、せっかく行って来ていちおー写メも撮って来たことですし、
皆様にはこれ見て多少NHK杯の近づいてきた足音だけでも感じてもらえればいいかなと思うので、
取りあえずUPさせていただきますね



まず、一枚目はいきなり目についた大輔くんのパネルです

    

下にいろいろ書いてあるんですが見てる人もチラホラしかいなかったので、
なんか、こっぱずかしくて余り詳しく読んでません
(てか、顔は思いっ切りニヤついてたんですけどねー←ヘンタイ


で、パネルの全体写真がこちら↓

片方が今回N杯に出場するシングルの選手で大輔くんと真央ちゃん、羽生くん、佳菜子ちゃん、
と、ナゼか海外選手を代表してアボちゃんがいたよーな?

裏の方には、ペアとアイスダンスの高トラ、メリチャリ、リード姉弟などのパネルがありましたねー。

    


それから、これは大会の見どころパネル。




この衝立の後ろへ回るとあ~~らビックリ!

羽生くんと佳菜子ちゃん、無良くん達の等身大パネルがお出迎え(笑)




ま、これはねー、結構サマになってるんですが

「ん?大輔くんと真央ちゃんは?」

この3人のパネルがあって2人のパネルだけない筈がない!と左を振り返ったら


どーよ!!

 





・・・み、三つ並べてもやっぱビミョー??^_^; 


こう撮ると更にシュール




や、だってね~

上の3人はまだ解放感ある場所に立てられてるからいいんですけど、
大輔くんと真央ちゃんだけ円柱に寄り添うように立てられてるもんだから、
暗いわ、地味だわで全然見栄えしないんですよ~~~(>0<。)


あれは明らかに設置ミス



NHK、やる気あんのか




――などと、多少腹は立ちましたが、まァ、こんなことで怒ってもしゃーないので


皆様にはその片鱗だけでもお伝えすることが出来たなら、幸いでございます~~~
(しかし、あのパネル、持って帰ろうと思えば持って帰れる感じでしたけど、
一応しっかり係員が座って目を光らせておりました~~


で、その後、私はハンズにて、
久方振りに大輔くんにファンレター書くべくレターセットなぞを物色してまいりましたとさ(*^_^*)
(でも、マジで久し振りだから何書こう~~!?




明日以降はマスターズやフィンランディアの動画を上げていこうと思います