華氷~はなごおり~

氷上に咲く花・・・フィギュアスケート。
ここは、そんなスケーター達にエールを送るブログです。(でも、時々脱線話もアリ)

NHKステラ関西版に大輔くんの記事

2009-04-24 02:07:24 | 高橋大輔
最新刊のNHKステラ関西版の記者のコラムに、大輔くんが氷上練習を始めた様子のことが書かれてるそうですよ~

スケート本も当然ながらここ2,3か月さっぱり大輔くんの記事が載らなくなったので、WFSもDaysもぜんっぜん買ってないんですが(~_~;)

マリアンベスさんのHPもそうだけど、
こーゆー思わぬとこで大輔くんの記事が載ってると嬉しいですよねぇ


ステラ関西版は通販でも買えるし、中身の全容をネットで探ってから買うかどうするか決めよっかナ。



それにしてもNHKはGJ。

この様子だと引き続き取材はされてるみたいですねー。

果たしてスポーツ大陸のON AIRがいつになるか。


ショーの出演か復帰試合にからめて出してきそうな気がします

大輔くん、髪ばっさり!

2009-04-23 00:35:21 | 高橋大輔
前回の4月の初め、大輔くん行きつけの美容室マリアンベスさんのHPにて、久々髪を切りに来ていた様子がUPされていて、

おお~、こんなところで大輔くんの近況をうかがい知れるとは!!
(/_;)(/_;)

と感涙していたら、

次は短く切るかも~~と言っていたものの、そんなら大体2か月後くらいかなーなんて思っていたのに
(てか、ショートヘアの私のカットサイクルがそんくらいなので)
なんと、わずか3週間足らずでもはやご来店


トレーニングで汗をかくのが理由らしいですが、

ま、またもや刈り上げ・・・


大輔くんは刈り上げが好きなのか!?


私はどーもあんましなんで、今回の髪型はちょっとイマイチ


スタッフブログ内での最後のショットでのドでかサングラスもサイドが貧相だから、まるでお遊び写真だし・・・(ーー;)


去年あたりから少年期のふっくら感が抜けて、顔の肉が落ちてきてるから、サイドを刈り上げにするとどーしてもゴツゴツ感が目立っちゃう。
陰影がつくのはいいんですけどねー。


まぁ、彼にとっては髪型にこだわらないところが彼のこだわりで、外見に常に変化を求めるあたり、それが一種の気分転換にもなっているんでしょうから、私ごとき外野が云々言うことでもないんですけど。


それにしても、私は案外大輔くんは茶髪より黒髪の方があの目ヂカラがより発揮されて似合うと思うんですが、どーでしょうかねぇ?



って、しつこいって!?



いんです、

シーズンインしたらちょっと品行方正な私好みの高橋大輔に戻るでしょうから



でも、その品行方正髪が伸びて、惰性でちょっとルーズ髪になったくらいがホントは一番好きかもなー




と、どこまでも自分の好みを押しつける私でありました(~_~;)


(それにしても、あの大輔くんの担当美容師さん、誰かに似てると思ったら

リリー・フランキーに似てる・・・

モリコロに悩む今日この頃

2009-04-22 22:22:59 | アイスショー
国別も終わってようやく今シーズンが終了となり、
選手達も私達ファンもちょっと一息。

・・・と思いきや、

先月あたりからDOIやFOI、はてはジャパンオープンなどの先行予約が相次いでやって来て、まだゲストの全貌が見えない状況の中、
皆さんフトコロの具合を気にしながらどのショーや試合に行くべきか取捨選択に頭を悩ませているのではありませんか?

かくいう私も一番のお目当ての大輔くんが一体どの辺りで復帰してくるかがさーーっぱりわからないので、DOIは1公演のみにしましたが、FOIは大博打!
4公演全てGETしちゃって更にジャパンオープンまでも既に確保してしまったのであります(^_^;)


しかし、皆さん聞いてくださいよお!!

FOIの4公演、これ、eプラス先行で全部SA席GET出来たのはいいものの、よーく見たら22日と23日の午前公演と、22日、23日の午後公演がどちらもほぼ同じ席!


なんじゃこりゃあ~~~!?!?


いくらお一人様の予約だからって、もう少しバラけてもいいだろーに、
ちょっとありえないと思いません???


しかも全部2列目!


これはやっぱりハズレを掴まされた感じですよねー



まぁ、取りあえず席だけは抑えておいたので、後はもし大輔くんが出てくれることになったらまた考えようかなーとは思ってますけどネ



・・・それより皆さん!!

問題は今年のTHE ICEですよ!!


大輔くん貯金のため、今年はなるべくショー観戦は自重しようと以前宣言していて、PIWは何とかスルー出来ていたものの、
今日までのそのモリコロのゲストのラインナップのあまりのスバラシさを見た途端私のスケヲタ魂があああ!!!(>0<)

だって、ジェフにライサにベルアゴ、ケアー姉弟、りっぽんぽんにデニス・テン君だなんて!!

モリコロはなんて、スケヲタのツボを心得ているんでせう!!


愛知組も当然のように、浅田舞・真央、あっこちゃん、佳菜子ちゃんがINで、この後も確実に小塚くんや無良くん、ゆかりん辺りは入って来るでしょうけど、

私的には何と言っても生りっぽんぽんとテン君が実に魅力的すぎ!!



ああああ~~~~、


どーーーしよーーーー(@_@;)


行きたい行きたい行きたいよお~~~~



でもなあ~、あそこって、2階スタンドA席でも1万するんですよね~~
そりゃあ遠征費はかからないから、新横行って2,3階席で観るよりはもちろん安くあがるんですけど、


う~~~ん。


悩む。



そだ、
GPSのアサインと大輔くんサイドから何らかの発表があるまでは、様子見にしようかな。


なんせ来季は大輔くんファンになって初のお泊り計画を目論んでおるので、やっぱ、なるべくそっちにお金を使いたいですからね。



あーー、

早くダイスケくんの滑る姿が観たいなぁ~~。


私、国別が終わってすっかり五輪モードにスイッチが切り替わってます。



今年はいつもよりシーズンインまでが早いような気がしますね。

ワールドチームトロフィー 最終日&エキシビション

2009-04-21 14:28:25 | コンペ
国別対抗戦もいよいよグランドフィナーレ!

フィギュアの華である女子と、ペアがそれぞれ行われました。


ペアはアイスダンスより一組多い4組放送してくれましたね(ナゼ!?)

この間の世界Jr.でちらっと観た高橋&トラン組が転倒はありましたが、今出来る二人の精一杯の演技をして感極まってた姿がとても新鮮で感動しました。
彼女達は今回数合わせでSr.の枠に無理やり放り込まれた形にはなってしまい、当初は私も何だかな~と思っていたんですけど、
それでもSr.のトップクラスの選手達の中に混ざって演技出来たことはとてもいい経験になったでしょうし、あの成美ちゃんは外見の可愛さとは裏腹に案外芯の強い負けず嫌いな性格のような気がするので、この大会を機にさらに上を目指していってくれそうな予感!?
是非これからの日本のペア発展のために頑張ってほしいですね!


そして、女子シングルでは、やっぱり希代の天才ここにあり!と思わせてくれた我らが浅田真央選手!!

今季、SPの出来がイマイチで、どうしてもFSで取り返さなくてはいけなくなり、ただでさえ難度の高い技の詰め込みすぎでその演技に余裕が感じられず、どこか悲愴感さえ漂っていた仮面舞踏会を、最後の最後でこんなに完成度の高い舞にして見せてくれるとは!

あれが彼女の底力なんでしょうねぇ。

3Aの一つはDGになり3F-2Loの3Fにも<がささってしまい、それさえ無ければ前回ロスワールドのキム・ヨナ選手の点数も超えていただろうけれど、
(5トリプルこそないものの)あの構成こそ200点を超えるにふさわしい演技であると私達は胸を張って言えるんではないでしょうか?

だって、苦手なルッツやサルコウを回避して跳んできたのがそれより難度の高い3Aなんて、一体今の女子選手の中で誰がそんなこと出来るでしょう??

浅田真央しか出来ないことですよ!


そんな彼女を私は誇りに思うし、シーズンの最後の最後で全てのストレスから解放されて会心の演技をした彼女のあの輝かんばかりの笑顔を見れて本当に良かったです!


それから、フリーでは5位に沈みましたが、4Sに果敢に挑戦した安藤選手、
今季の前半、いえシーズン通してDGの血祭りにあげられ伸び悩んだアメ女子のジャン選手やフラット選手も今回は素晴らしく伸び伸びとした演技で会場を沸かせてくれて、本当にお疲れ様と言いたいです。
彼女達のあきらめないで最後まで自分達の得意とするジャンプを貫き通した精神力を心から讃えたいですね。


あと、演技中からジャンプが決まるとガッツポーズが飛び出し、
納得のいく演技が出来た時はまるでゴムまりのように全身で喜びを表現するロシアのレオノワ選手。
彼女に往時の伊藤みどりの姿を重ねて見たのは私だけでしょうか?

あの底抜けの明るさと力強さは今の女子ではなかなか貴重なキャラではないかと思うので、どうか彼女にはバンクーバーの次のソチで大活躍してくれるよう、こらから一層の頑張りを期待したいですねー。



そんなこんなで、最終的な国別の順位としては、1位アメリカ、2位カナダ、3位日本とほぼ下馬評通りの結果に終わった今回の大会でした。

でも、終わってみると、キスクラでの各国のカオスっぷりもそうだし、観客もそうでしたが、もう、順位なんかほとんどカンケーないって感じで皆このお祭りをめいっぱい楽しんでましたよね!
そういうところが、時期的に選手達も疲れていてもしかしたらお荷物大会にならざるを得なかったこの大会を救ったのかなーという気がします。

チンクワンタ会長は、コメントで今大会の成功で何とか五輪種目に持って行きたいと言ってたみたいですけど、
こーゆー性格の大会になったからにはヘンに真剣勝負の場にしない方がいいように思いますねー。

だって、せっかくの選手達のあんなおちゃらけっぷりやはじけっぷり、五輪の舞台にあがっちゃったらもう見れなくなりそーですもん(~_~;)

特にチームアメリカのベンにはベストサポート大賞をあげたいくらい!!
彼は去年のFOIでも今回のよーな片鱗を見せてくれていたので、ホント、ナイスガイなんだろーなぁと思いました。
ライサが「今までこれほど他選手の演技を観たことも、これほど他選手と仲良くなったこともない」とコメントしていたことが全てを物語っているような気がします。

そういう意味では、選手自身にも何かしら新鮮な感慨を残してくれたのかも知れません。


とにかく、無事終了し、そして思いの外ストレスや余計な緊張なく楽しめたのが何より良かった!
(でも、小塚選手など一部の選手にとってはかえって“チームのために”っていう責任感から余計なプレッシャーを背負いこんじゃった形になったかも知れませんけどネ^_^;)



EXに関しては、あまりの地上波の放送にひどさにちょっと腹立ったので割愛させていただきます。
(毎度使い回しの過去の映像や綾香の特集やるくらいなら、アメ女子やアボちゃん、あっこちゃんなど流せる選手がもう少しいた筈!
ほんんっと、ここに来てやっぱテレ朝はテレ朝だったと改めて思い知ったわ

しいて言えば、2年前には考えられなかったジュベへの黄色い歓声と、真央のキレッキレのステップが印象に残ったくらいかなー。

アイスショーやEXはやっぱ、現地でフルに観る方がいいですね!


そのアイスショー関連がそろそろにぎわい出して来たので、次回はそのことについてUPしまーす(^-^)

ワールドチームトロフィー 第2日目

2009-04-18 10:42:19 | コンペ
昨日はペアSPとアイスダンスFD、男子FSがそれぞれ行われたワールドチームトロフィー。


しかし相変わらず某テレビ局はペアはダイジェストのみ、アイスダンスもこの間と全く同じ組しか放送せず、あげくの果てに真央とミキティのSPを流す始末。

この二人の演技のおさらいをやるヒマがあったらペアの高トラ組や1日目からほぼスルーと言っていい中国のペアをフルで流したってバチは当たらないでしょうに、
国別でありながら放映権を持っているテレビ局からしてこんな風でまともな放送する気がないのなら、何でこの大会の意義を浸透させることが出来るでしょうね!?

ホンットに日本のテレビ局は最低です


と、冒頭からやや怒りモードで発進してしまいましたが(^_^;)


でも、大会2日目の選手達はとゆーと、
そんな私達視聴者の怒りとため息をよそにますますパワーアップ&リラックスしてたようで、特にチームアメリカのキスクラのあのお祭り状態は何ぞや!?ってくらいはっちゃけてましたよね~~(>▽<)(ライサの時のスリラー音頭、めっちゃ笑えました!)
ニフティの記事によるとあの小道具の数々は前もって用意してきたみたいですね。
さすが、陽気なアメリカン!
フランスもフランスでフリーダムだったみたいだし(笑)
日本はひょっとこやおかめの仮面をかぶって応戦してましたけど、さすがに国民気質までは変えられませんよねぇ
各国それぞれお国柄が出ていて、あれを見るだけでも今回の国別は一見の価値があるんではないでしょうか?


そしてそして、
男子シングルFSの肝心の競技結果と言えば、


う~~~ん。


またしても一人だけ、あり得ない爆上げを貰った選手が。


それは、皆さんご推測の通り、P.チャン選手。


あれは・・・、もはや確信犯ではないのでしょうか?


いくら彼がスケーティングに優れ、要素の取りこぼしの少ない選手だとは言え、
冒頭の3Aがダブルになり中盤の3Aでもコンボに出来ず転倒、後半の3Lz-2Tもステップアウト、滑り自体もSPよりは良かったけれど、それでもカナダ選手権や四大陸ほどではなかったし、それに何より、点数を稼げる肝心の3Aが二つとも入らなかったのに、150点はいくらなんでもあげすぎでしょう。
せいぜい130点ぐらいが妥当な点数ではないでしょうか。

会場の反応はどうだったのかわかりませんが、その後に滑った選手達の点数の抑えられ方を見ても、チャン選手だけ浮いているのは確かなような気がします。


順位の結果としては4位だからどうってことないかも知れません。
けれど、彼はバカにしている四回転もまだ出来ないのに、頼りにすべき3Aがあんな不安定でどうしてこれからの五輪シーズンを戦っていけるのでしょう?

そして本来なら自身がそう危惧すべきことなのに、現在の彼はPCSを高く出してもらってるおかげでまるで当然のようにすっかりトップ陣の中に居座っている。
これが私にしてみればすごく場違いに思えて不快極まりないです。

プログラム自体がもっと魅力的であったなら、まだ好意的に見られたのかも知れませんけど、残念ながら私には最初から最後までせかせかバタバタ、ただひたすら点数稼ぎのために動き回ってる風にしか見えないし、
その上ジャンプでも魅せられないとなると、本当にジャッジとこちら側とのギャップを感じずにはいられませんね。


そう思うと、
今回のライサとジュベの演技はクワド入れずに完璧さを求めた演技と、
クワドを入れたけれども小さなミスをしてしまった演技とで、両極にはなりはしましたがいずれの選手も観客としっかりコンタクトをとりながら自分達の世界に見事引き入れてくれ、さすがベテランの妙という感じでとても良かったです。

でも欲を言えばやっぱり、クワドも跳んで完璧な演技を、あのジュベにこそやって欲しかったですね――。


あと、個人的には今季一押ししていた小塚くんとアボちゃんの後半の失速具合が、やはりちょっと気になるところです。


この二人に関しては、小塚くんは演技が始まった瞬間からその足元の美しさにうっとりし、
アボちゃんは大輔くんにも似た周りの空気を一変させるほどの雰囲気を醸し出す上体の動きに釘付けになるところがすご~くお気に入りで、
ホント、この二人の活躍があったからこそ、今季私は大輔くんがいなくても何とかスケートに対する興味をつなぎとめておけたと言っても過言ではないくらいなので、

小塚くんはクワドの成功とPCSの向上に向けて、
アボちゃんはクワド入れて演技をまとめることにそれぞれ力を注いでもらって、
来季は大輔くんと共に上位を争って欲しいですねー。


取りあえず男子とアイスダンスはこれで本当に今季終了、お疲れ様でした。

今日の女子とペアを精一杯応援してもらったら、
後は選手全員、ゆっくり休んで欲しいですね~。



さぁ、いよいよオーラスのペアFSと女子FSが始まります!!








ワールドチームトロフィー 第1日目

2009-04-17 08:02:17 | コンペ
世界選の余韻がまだ残る中、始まりましたね~、ワールドチームトロフィー!

これ、当初は時期的なことも含めて開催自体が不興を買っていたし、
何やらEXには試合には出ないあの選手が来るかもということでだいぶ物議をかもしていたので、盛り上がり的に今イチなような気がして(まぁ、大輔くんも出なかったし)私ははなっから観に行くつもりはなかったんですが、
結局その後例の選手は出ないことがはっきりしてからはロスワールドよりはすっきり観戦出来ました

で、第1日目は地上波ではアイスダンスがリード組とバーチュー&モイア組、ベルビン&アゴスト組の3組しかやってくれなかったのがちょっと不満ではありましたし、相変わらずシューゾーちゃんの煽りが多少ウザッとは思ったものの、
まるでクイズ番組のひな壇のよーなキスクラがISU公認大会とは思えないほどゆるゆるまったりとした雰囲気で楽しく、全体的にも案外いい大会になりそーな予感!?

そんな中、選手自体のコンディションを考えると大自爆大会になってもおかしくなかった状況で、
男子はアボちゃん、小塚くん、Pチャンの、今季急激に評価を上げたもののだからこそシーズン通してフル出場というそれまでとはまったく違った疲労の溜まり方をしたであろうこの3選手がしっかり自爆してしまったところが、ま、ある意味当然の結果でもあって今日のSPは皆こんな感じかなーと思っていたところへ、
さすがとゆーか、ベテランならではのモチベの維持の仕方が素晴らしかったジュベとライサ!!

二人ともロスの時と変わらない神演技で貫録の80点越え!

特に圧巻だったのが我らがクワドの星、ジュベ!!

(全員の演技を観てないので他にも4-3やった選手がいたらごめんなさい)
ただ一人SPからの4-3をクリーンに決め、3Aはお手つきがあったものの3Lzも綺麗に着氷、あとは怒涛のステップで会場大盛り上がりでしたね~~(>▽<)
でも私、06~07あたりまでは、正直言ってジュベのことクワドしか出来なくて表現力もないしイマイチ好きじゃなーいと思ってそんなに応援してなかったんですよ
だけど、なんか昨今のクワド軽視としか言えない採点ルールで、簡単な構成でも点が出て上位に行けてしまう現況の中、ジュベだけが孤軍奮闘している姿を見ていてめっちゃ彼のことを応援したくなってしまって。

決してクワド重視派ではないんだけれど、
でもやっぱり男子シングルはジャンプのダイナミックさと表現も合わさって優れている選手を観るのが醍醐味だと思うから、
タラソワではないけれど、ジュベにはほんと、続けられ得る限りクワドの第一人者としてこれからも先陣を切っていって欲しいです。

そういう意味で今回のジュベにはすごく胸のすく思いをさせてもらいました!

今夜のFSにもちょー期待ですね!!



それから女子はなんといっても、浅田選手!!

事前情報でSPに3Aを入れて来ると知って、私的にはこれは案外うまく行くんじゃないかなーと思ってました。

今季ほとんど成功することがなく自信を失いかけているであろう3-3やルッツをまた挑戦してDGされ悪いイメージのままシーズンを終わらせるよりも、
昇り調子になって安定してきた3Aを入れるほうが、今の彼女にとってはより精神的にも肉体的にも易しいんじゃないかと思ったからです。

それに何と言っても現時点で3Aはほとんど女子の中で浅田選手しかクリーンに跳べていない、いわば彼女の武器であり、
唯一自信の持てるその伝家の宝刀をSPで挑戦することは、難しいことにチャレンジすることが好きな彼女にとってはサイコ-のモチベになった筈ですよね。
実際演技が終わった後も「久しぶりにワクワクした」と言っているように、とてもいい状態で滑れたんだろーなぁと思いました。

あのSPも今季一番の出来だったんじゃないかな?

彼女持ち前のふわっとした柔らかさと伸びやかさが随所で感じられ、『月の光』の曲が持つ月光が天上からきらきらと降り注ぐような繊細で崇高な輝きに溢れた演技でとても感動しました。

本当にフィギュアはメンタル的なスポーツだなぁと改めて思った次第。


そのメンタルでいえば、
ここに来て女性の強さとしぶとさを見につけ、と同時にたおやかでしなやかな表現力も備えつつあるのが安藤選手。

『SAYURI』、すごく味わい深いプロになりましたねー。
そして、安藤選手もすごく奥行きを感じさせる選手になって、素晴らしいと思います。

これは、彼女の人生経験によるものがとても大きいんだろうなーと思うのですが、
点数自体は辛くつけられていたにも関わらず、
シーズン最初に迷いが吹っ切れている感じがした今季の彼女だからこそここまでやってこれたのでしょう、
なんか、私も同じ女としてとても誇らしいです(^-^)

これで、この日本女子の二人はよっぽどのことがない限りバンクーバーまでは盤石なんじゃないかな?


外を見回せば不安材料があり過ぎて観る方はとても憂鬱なんですが、
きっとそれは、多分この日本の選手達が本当に優秀で、頑張っているからこそその努力が報われて欲しいと思うからですよね。

そしてそれは海外の選手も同じだけれど、

出来れば国の思惑がからまない状態で試合が行われて欲しいと思うのは、またもループな感情ですね・・・。



今日は国別2日目。

男子FSが楽しみです。

ロストワールド

2009-04-12 21:57:29 | コンペ
お久しぶりです。

やっと更新する余裕が出来ました


3月中は忙しいと言いつつ、子供達はまだそれぞれ今までのリズムで生活していたので、私自身の時間もたっぷりあったのですが、
下の子が先週小学校に入学してからは、一年生は21日までお給食がないため3時間授業で午前中に帰ってくる上、
昼ご飯も早々に新しく出来た同じマンション内のお友達と連日近くの公園で2,3時間も遊び続けているため、久々それに付き合わされている私は疲労困憊の毎日で(×O×)
新たなママ友さんとの付き合いも始まり、精神的にもちょっと緊張状態が続いていたのか、
ここのところとてもブログをまとめられる体力までは残っていませんでした。

それに、さるロスワールドを観て巻き起こったフィギュアに対する新たな不信感に対して、点数はともかくとして私自身、心理戦と言われればそれまでですが、大会前に選手間に波風を立てるような発言をした男女二人の選手が上位に入ったことが大変腹立たしく、一体フィギュアの神様はバンクーバーに向けてこの競技を廃れさせたいのか!?と思うほどがっかりしてしまい、
そのことについては何度もここに書こうとも思ったのです。

でも、考えてみれば、
子持ち主婦の日常というのは年柄年中怒り爆発状態みたいなもので、日頃プライベートでもしょっちゅう子供を叱りつけては戦争をしているようなものなのに、
何故に好きなフィギュアにまでこの怒りを持ちこまなくてはいけないんだろう?

と思ったら、なんかむしょーに虚しくなってしまってですね・・・。



だから、やめました。

この怒りの原因とゆーか、理由を万人に説き伏せられる説得力が欲しくてワールド後あちこちの書き込みを見ましたが、
陰謀論から正当論まで何だか見れば見るほどいろんな意見がありすぎてわけがわからなくなってきましたし、
またそれを突き詰めるのも何だかバカバカしくなってきたとゆーか。


けれど、あえて私の意見を言わせてもらえば、
フィギュアが以前から政治色の強いスポーツであるということも、採点競技である以上ある程度恣意的な点数が出てしまうのは百歩譲って認めるとしても、
(というか、そもそも芸術的な部分に点数をつけること自体に無理があることが根本的な問題で)それがここまで多くの人に疑惑や不信感を植え付けてしまうのは明らかに欠陥があるからであり、
ISUを含め各国のスケ連がこの多くの人達から出ているであろう意見や疑問に耳を傾けて真摯に改善を図っていかなければ、今後フィギュアに未来はないような気がします。

その点において、今回のロスワールドは明らかに“何か”を失くしてしまった大会だったと私は思うのですが――。



ただ、結局自分がこのフィギュアスケートという競技に対して何を求めているのか?
フィギュアの何が私の感性にそこまで訴えるのか?

という原点に帰った時思うことは、


選手生命のきわめて短いフィギュアスケートの、
短いからこそはかなくも華麗な一瞬に賭ける選手達がとても愛おしく、私の美意識にかなっているということ。


そして、私は、成績が良くても常に外的なことに捉われスポーツマンシップに反する言動を繰り返す選手よりは、
ルールにも環境にも表向きは一切文句を言わず、もくもくとおのれのレベルアップと高みだけを目指してストイックに練習に励む選手の方が、明らかに好ましいということ・・・。


それだけを自分の指標にして、これからのフィギュアを見守っていこうと思います。



そして、ここに来てスケ連から来季の特強選手の発表と五輪の選考基準に対しての指針が出ました。

特強選手は男子は大輔くん、織田くん、小塚くん、無良くん、南里くん、中庭くん、女子は真央ちゃん、ミキティ、ゆかりん、あっこちゃん、すぐりん、ななちゃんの各6人づつ。
今回五輪イヤーということもあってかな?例年より2,3人多いですね。

しごく妥当な選出ではあると思いますが、
代表の選考基準がちょっとまだあいまいですよね。

報知スポニチの記事を読むと来季は全日本の上位での一発選考はせず、06トリノの時のようなポイント制も行わないとのこと。
スポニチの方にはGPFのメダル獲得者も有力候補になると書いてあり、最終は5/9でのフィギュア委員と理事会を経て決定するとか――。

ま、結果はどうなるかわかりませんが、
これは一応スケ連も過去の選考でのゴタゴタを反省しての変更なんでしょうか?


何にせよ、
バンクーバーをいよいよあと10か月後に控えて思うことは、五輪こそ正しく努力している選手が真っ当な評価を得てメダルを取って欲しいということです。


今週は国別があるので選手達には有終の美を飾ってもらえたらいいですね。


大輔くんが初滑り!!

2009-04-06 00:17:45 | 高橋大輔
ロスワールドからこっち、様々な事情でブログの更新が出来ずじまいで、

本当はいろいろ書きたいこともあるのですが、


取りあえず新しい季節を迎えて、一番欲しかった情報が入ってきました。


昨日、大輔くんが初滑りをしたと関大のブログで自ら公開!!



おめでと~~~、大輔くん!!!




写真のあの後姿!

よく見慣れた、もう遠目でもそれとわかる大輔くんのあのスケーティングフォルムに、何故かものすごい懐かしさと愛おしさを感じました。

先シーズン、見たくてもずっと見れなかったもの。


ああ、そう、

これ、これをずっと見たかったんだって。


そう思ったらぶわっと涙がこみ上げてきて、

それと同時に今現在フィギュアを取り巻く暗雲の渦に来季以降の大輔くんがどう巻き込まれるのかと考えてしまい、とても胸が痛みました。


思ったより滑れたと言っている大輔くんに、手放しで喜べない自分がいることが悲しいです。



――でも、今は、

今だけは素直に喜んだ方がいいですよね。



スケート選手とは思えないぐらい、相変わらずガングロな大輔くんに、

しばし浮世の憂さを忘れさせてもらいましたよ(笑)