華氷~はなごおり~

氷上に咲く花・・・フィギュアスケート。
ここは、そんなスケーター達にエールを送るブログです。(でも、時々脱線話もアリ)

DOAのつくり方

2009-07-31 01:44:20 | ピート・バーンズ
え~、子供達が夏休みに入り、すぐさま実家に帰省して、その間に大輔くん関連の話題で盛り上がっていたりしたので、ピート様がすっかりご無沙汰になってしまいました(^_^;)

どーも、スミマセンm(__)m


で、あれから自叙伝翻訳するのはだいぶ早くなって来たんですが、
いかんせん【整形編】のまとめにかかるにはもう少し時間がかかりそうなので、
ここらでちょっと趣向を変えて、ピートが今までに影響を受けてきたアーティスト達をPVでご紹介しつつ、あのDOAがどのよーに形作られていったかを書こうかなと。


というのもですね、

自叙伝読んでいくと、ピートの音楽へのアプローチの仕方がちょっと他のミュージシャン達とは変わってるので、
(と言いつつ私も似たようなところがあってビックリしたんですが)
そのアプローチの仕方だけで一個の記事が書けるんじゃないかと踏んだ次第。



何となく薄々気付いてらっしゃる方もいるとは思いますが、
彼は絶対的な右脳人間のようでして、全ての事象をビジュアルから捉えています。

そんなピートを私は“母子密着の絵描き人”だと勝手に命名してまして、
(その一方で母子密着の弊害にはまらず、冷静かつ、割と客観的な目を持ってるのは、知的でウィットに富んでいたというお父様の方の影響があるからでしょう)
しかも、彼が好むその対象物が激しく偏っていることから、これだけでも充分取り上げるべき材料があるということなのですが、

ま、この辺に関しては【整形編】や【自叙伝編】にもかぶるので、後でまた詳しく考察します。



さて。

ピートが初めて音楽に触れたと思われるのは、多分4、5歳の頃。
皆さんもご承知の通り、ピートには11歳年の離れた兄のトニーがおります。

その頃トニーはちょうどグラマー・スクール(日本の公立中学の一つにあたり、12歳~15歳までの成績優秀者が通う学校です。その他にテクニカル・スクールとセコンダリー・モダーン・スクールというのがあって、それぞれ成績別に自動的に振り分けられていたそう。
それに対して私学のお坊ちゃま達が通うのがパブリック・スクールですねー。『アナカン』や『if...もしも』などの世界です
でも、今はグラマー・スクール他3つの学校はほとんどなく、コンプリペンシブ・スクールという総合中学が一般的になっているんですが、まぁ、イギリスの学校のことについて話し出すとまた長くなるのでこの辺で^_^;)に通っていて、毎日午後4時頃学校から帰宅すると、すぐ友達と遊びに行ってたらしいので、ピートは彼のことについてはあまりよくわからないそうです。

トニーはピカピカ光ったピンクのレコード・プレーヤーと、お気に入りの'60年代のレコードコレクションを沢山持っていました。
そして、ピートはいつも、侵入禁止だった彼の部屋から聴こえてくる音楽を、ドア越しに聴いていたそう。

そんな中でも印象に残っているのが、
トニーがお気に入りのギターでよくバンドの真似事をしていたということ。

トニーはポップスターになりたかったようです。

それは、時、まさにビートルズが一世を風靡していた頃、彼は大きな鏡の前でレコードに合わせて歌真似をすることに時間を費やしていた。
彼は、フォークサークルにも入っていたようで、まだフォークが一般的でなく彼らが路上でプレイしていた当時、今となっては考えられないことですが、『Sound of Silence』がヒットする前のポール・サイモンがなんと、ピートの家をホテル変わりにしていたそう!

他にも『Blowin' in the Wind』(私、この曲大好き!)のピーター、ピート&マリーのマリー・トラバースも。

けれど、その頃わずか4才ぐらいの幼児だったピートにとっては、彼らは別に何者でもなかった。
ただ、そんな中でもマリー・トラバースのいでたち――プラチナブロンドのエジプト風ボブ、ピートのお父様曰くボクサーのような折れた鼻と四角い顎、そしてそのちょっと大柄な身体つき・・・、そんなものにピートは強く惹かれ、「オレは今までそんなキレイなものを見たことがなかった」なんて言っている。

それだけインパクトがあったってことなんでしょうが、まぁ、このスタート時点からして既にピートはビジュアル指向の人間だったというのがよくわかります。

トニーの持っていたレコードも、プレーヤーに近づくことが出来なかったピートは、音を含めた中身には興味を持たず、惹かれたのは専らその外観・・・レコードジャケットの方でした。
彼はその中の何枚かのジャケットに強い執着を持つようになった。
(その中にはもちろん、メラニー・サフカのアルバムも含まれていました)
ピートは、その頃、何時間でも飽きるまでそのジャケットを眺めていたそう。

「オレは聴くより前に、ビジュアルで惹き付けられなくちゃならない。それは音楽だけに限ったことじゃないがね」


この言葉を読んで、私も全く同じ傾向があることに気付きました。
私も、音楽はそれほどではありませんが、漫画や映画、人物など、まずビジュアルから入る人間なのです。
まず、「綺麗じゃなくちゃダメ」
これが、私の出発点です。

それと、ピートほどではないけれど、自分の外観とその“美”の基準にこだわるところも似てるかも。

ただ、凡人と才人の違いは、私のよーな凡人はそんなこだわりがある一方、周りの目を気にして“普通”とのバランスを取ってしまうんですが、これがピートや数多の才人だとそのこだわりを生涯通してしまって、ややもすると、そのバランスを崩してしまうところ。
そして、それすらも彼らの魅力になってしまうところでしょうか――。


ピートは小さい頃は絵を描くのが大好きだったらしいので(ハハ、これも私と一緒)彼がバンドではなく、デザイナーなんかを選んでいたとしたら(ヴィヴィアン・ウェストウッドが好きで、自ら服のショップを開いていたくらいですから)そしたら、もう少し違った人生になっただろうとも思いますけど、
(カンケーないですが、私もウェストウッドは20代の頃好きで一時期着てたことがあります。私はパンクじゃなかったけどネ

ああー、でもやっぱり、
ピートの場合、自分自身が展示物みたいなものだったから、裏方関係は向いてなかったかもなぁ


・・・なんて、
イロイロ想像したりしてますが。



さて、そんなピートが次に衝撃的な出会いをしたのが、トニーと一緒に観ていたTVのポップショーの中で歌っていた、アメリカ人男女のデュオ、ソニー&シェール。

母方がネイティブ・インディアンの血を引くというシェールの容貌は、最初ピートをして男性だと思わしめます。

その、漆黒の髪に少し粗い肌、強い顔立ちにハスキー・ヴォイス・・・。


ここで、まず、ピートが自叙伝の冒頭で、彼が小さい頃お母様のブーツをはいて鏡の前でよくマネをしていたというナンシー・シナトラの動画を観ていただきましょう。

これは、私も子供の頃TVのCMで流れていたのを聴いた覚えがあるので、皆さんもご存じの方が多い筈。
『Suger Town』です。




そして、こちらは、そのナンシーの容貌がよくわかる『Bang Bang』




これ見ると、そういえばあの当時日本もこーゆーファッションスタイルが流行ってたよなぁと、おぼろげながらも思い出しますよね(特に自分達の母親世代)

リカちゃんやバービーもみんなこんなだったっけ。

特にあのミニスカとロングブーツ(今ならニーハイブーツでしょうが)がインパクト大で、そーいやピートはこのブーツに対してもやたらフェティッシュなこだわりを見せていましてですね、
自叙伝の中に出てくるブーツの名前だけでも、“ナンシー・シナトラGo Goブーツ”やら“ボクシングブーツ”やら“スティレット・ブーツ”やら“SEXブーツ”やら、

え?それの違いは何!?!?(@▽@;)

って、ふつーのスタイリストやピ―コですらそれほど知らないんぢゃないかってェーくらい、いろんな名前が出てくる


ま、このブーツはピートにとって、彼が惹かれるビジュアルの必須アイテムの一つだったみたいですから、それもトーゼンなんでしょうが、

その彼が強烈に惹かれたビジュアルが、このシェールに代表されるものです。




上の映像は、多分ピートがトニーとTVで観てた頃のシェールの容貌。

確かに、インディアン系のエキゾチックな顔立ちとドスの利いた声に一度見たら忘れられない個性を感じますよね。


でも、次の映像にはちょっと興味深いものがあります。
歌はナンシー・シナトラのカバー曲『Bang Bang』
(も、これだけでも、何かしらの因縁を感じますけど)




この映像の中のシェールの姿、誰かに似てませんか?

そう!『Rip it Up』のTバック姿のピートです!!


「オレには、自分が何をステキだと思うかわかっていた。
彼女らは、大抵漆黒のアイライナーを塗り、逆立てた真っ黒な髪に、青白く塗った唇、そしてスティレット・ブーツを履いていた。
そしてそれは、男性のものとイギリス由来のものには何一つオレの若い頃の興味をそそらなかったことを意味していた」

という彼の言葉からもわかるように、
'80年代の頃のピートは明らかにシェールを意識した格好をしていて、
あろうことか、'87年のシェールの主演映画『月の輝く夜に』のプレミアの日にピートはそこを訪れ、皆からシェールと間違われています。
(ま、でもピートは彼女のことを相当リスペクトし、憧れてもいるので、これは明らかに好意からくる行動だと思いますけどね)

でも、そんなピートに対して、シェールはその後『Believe』の頃に偶然再会するのですが、近寄ってきたピートをテキトーにあしらい逃げてしまうんですよ~~

ピートはただ、彼女を褒めたたえ、感謝の気持ちを言いたかっただけなのに。

でも、実際彼は慌ててしまっていた。

ピートは、彼女のスタイリストであるマイケル・シュミットとその『Rip it Up』で一緒に仕事をしているし、当時自分の『Come Home(With Me Baby)』もアメリカでNo.1を取っていたので、彼女が自分のことを知らない筈はないと主張しているのですが、だとしたら余計切ないよなぁと思います。
同じ芸能人でも、追いかける立場の方になると、誰でも自分の方が弱気になっちゃうのは古今東西一緒なんですかね。
(そーいえば、大輔くんも竹内結子に話しかけた時、ファンの気持ちがよくわかったとか言ってたし)



ともあれ。


かように脱兎の如く逃げられても「彼女こそ現代の本物のディーバだ!」と言ってシェールのことを愛してやまないピートですが、そんな彼が彼女と同じくらい当時熱を上げてたのが、アメリカのフォークシンガーだったメラニー・サフカ。




この歌は『Lay Down』ですけど、
その頃ピートが全部持っていたというポスター付きのアルバムなどのイメージがこの映像だとよくわかるかも知れません。
(ピートはそのポスターを壁に貼りまくっていたらしい^_^;)


そして、メラニーの歌っている姿を見られるのがこれ、『Brand New Key』




ですが、ここで誤解のないよう言っておくと、ピートがこれらの女性達を好きだったのはあくまで彼の美意識にかなった存在だったからで、そこには性的な憧れや衝動は一切なかったようです。
(まぁ、ふつーは反対なんですがね

だって、彼はあの当時のセックスシンボルだったブリジット・バルドーを見てさえ、
「Gender didn't enter into it.It was just beauty to me.(性はそこには入ってこなかった。それは、まさにオレにとっての“美”だったのだ」
と言ってるくらいですから。


だから、お次の、(あのピートのバックバージンを奪った)サイモンが乗っていた車にかかっていたスージー・クアトロにしても、ナンシーにしても、シェールにしても、彼女達はみーーーーんな、ピートの自分がなりたかった姿なのです。




うん、こうして見ると、スージーもけっこーインパクトありますよね~。

そして、やっぱり、皆どことなーく共通点がある。



でも、こんな風に早くから自分の追い求めるイメージがはっきりしてる子も珍しいですよね。

音楽にしても、彼はその頃トニーの友人が乗っていた車から聴こえてきたビーチ・ボーイズやムーディ・ブルース、リンダ・ロンシュタットなどの曲を、キレイではあるけれど、「やってみたい」とは思わなかったと言ってるし、その後徐々に売れ始めて来たD・ボウイに至ってはさりげなく敵対心まで持ってる。
(その割にはカバーやってますがね^_^;)


とにかく、幼少期のピートにとっては全てこれアメリカ製で、10代後半のクラブに通うようになってもそれは変わらず、ピートは自叙伝の中で、

「オレは、自分がアメリカの魂を持っていると信じている」

と言っているくらい、彼のアメリカへの憧憬と繋がりには深いものがあるようです。


そんなピートが、では、いかにして自らバンドをやるようになったのか。


前にもチラッと書きましたが、ピートは13歳の時に知り合ったサイモンというゲイの男と関係を持ったことがバレて、家はおろか、村にもにいられなくなります。

それで、リバプールまで出るのですが、その時ピート14歳。

最初はヴァージン・レコードでヒッピー達に混じってアルバムの値札を交換する仕事をしていた彼ですが、
当時イギリスの流行の最先端だったブティック『Biba』に通うためその頃ロンドンで暮らしていた兄の家に泊まりながら市内を歩いている内、リンの働いていたヘアー・サロン『A Cut Above the Rest』を偶然見つけます。

そして、その内装などをウインドウごしに眺めている内、ピートは「オレは美容師になりたい」と思う。
中に入り、試しに仕事はないか訪ねてみると、土曜だけ雇ってもらうことが出来た。

日本だと14歳で何の身元の保証もないのに、そんなすんなり雇ってもらえるなんてあり得ないことですが、その頃のイギリスは先述した中学を出て高校、大学にまで進学するエリートはほんの一握りで、大半は16歳で労働職に就くのが当たり前だったため、
本人曰く、「オレは14歳よりいくらか歳取って見えたから雇ってもらえたんだろう」とのこと。

でも、そんな美容師の仕事もピートはしょっぱなからパーマ用のロットの違いがわからず従業員にどなられケンカ、
リンになだめすかされ仕事に戻り、しばらくは何とか続けますが、
その内この二人の前衛的でパンクなファッションが店の中でも浮くようになり、やがて街の人達が物見遊山で店の窓から覗くのを警備員さえコントロール出来なくなり、彼らはクビになってしまいます。

ここで疑問なのが、そんな一般人のファッションがなぜそこまで問題になったのかということ。


いろいろ調べてわかったことは、
その当時、ヴィヴィアン・ウェストウッドの創始者であったマルコム・マクラーレンが創り上げたバンド、セックス・ピストルズを筆頭としたパンク・ファッション及びそれに身を包んだ若者達を、イギリスのTV番組の司会者、ビル・グランディーが自身のショーの中でパンクは攻撃的で反社会的だというレッテルを貼ったため、それをきっかけに一般の保守層が彼らを一斉に叩き出したからです。

そして、ピートはまさにそのムーブメントの渦中である、マクラーレンが経営していたブティック『SEX』(ウェストウッドの前身)や、同じく当時パンク発祥の地と言われていた『Acme Attractions』に出入りしていて、ピート自身も「I was a punk(オレはパンクだった)」「それは今ではファッションだが、1977年にはそれは政治声明だった」と言っているくらい、
「リンとオレは幽霊のように顔を白くし、オレは真っ黒なドレッドヘアーに肌色のゴム製のストッキングを履き、ピンクのハイヒールにバイクタイプのTシャツ、そして小さなグローブをつけていた。
リンは'60年代専門のヘアサロンでセットした髪に濃いめのアイライナーを塗っていて」

またある時は、
「でかいドレッドヘアーに半分黄色い額、サイドを剃ったりペイントした頭、それに完璧に白い顔に白い睫毛、黒いコンタクトレンズをつけた」ピートや、これまた「'60年代のタートルネックセーターに体操用のニッカ-(ブルマのようなもの)を履き、ストッキングにめちゃめちゃでかいサスペンダーをし、丸いつま先のハイヒールに黒のグローブ、目には相変わらず濃いめのアイライナーを塗っていた」リン。

そんな格好を普段からしていた彼らは当然、その降って湧いたバッシングの嵐に晒されることになり、
その頃サロンのオーナーと付き合っていた受付嬢からもファッションが脅威的だとあらぬ言いがかりをつけられ、クビにさせられた挙句、
仕事を辞めお父様の計らいで家までの帰途の安全が確保されるよう国有鉄道にかけ合い手配してもらった列車のファーストクラスに乗り込もうとしたまさにその時、
「汚らしいパンク野郎め!」
と何人かの一般人にどつかれ窓にビンを投げつけられます。

そのファーストクラスには、ピート達のためだけにガードマンがつけられていました。

「奇妙な出来事だったが、オレ達はVIPのような扱いを受けた。それは、オレが騒ぎを引き起こし、リンも一緒だったことからオレ達にポップスターダムの階段を昇るための準備をさせてくれた」

とは、ピートらしい後日談ですが、

彼がその一連の出来事をお父様に相談したため、お父様はピートに病院へ行って神経症状の診断書を貰ってこさせ、それを不当解雇だとして産業裁判所に訴えたことによって、ピートは一時的に数千ポンドの賠償金を手にすることになります。

そして、一旦はリンと共にポート・サンライトの実家に戻ってくるものの、その頃になるとアル中だったお母様が本格的な発作を起こしていたので、それを見たリンがピートに「あなたはここにいてはいけないわ」と言って彼を自分の家に連れて行くのです。


それから彼らは、今度はそこを拠点にして先の賠償金を元手に部屋を借り、自分達で作った服やアイテムを売り出すのですが、
ピートはこの自分のショップにかなり強い執着を持っていくんですよねー。


では、果たしてそんな彼がこの後どうして、音楽の方へ進んでいくのか。

それについてはもう字数も足りないため、次の回に譲るといたしましょう。


そこでは『You Spin Me Round(Like a Record)』のつくり方もご披露出来ると思いますので、どーぞお楽しみに。
(あ、もう自叙伝読んで知ってらっしゃる方はご内密にネ(^_-)-☆)



でも、今回は一回で終わると思ってたのになぁ・・・ザンネン

7/28 大輔くん、関テレ動画

2009-07-29 18:23:55 | 高橋大輔
昨日一日、THE ICEのレポを書いていて、ネットチェックするヒマがなかったので、見逃していました。

関西テレビの夕方に来てたニュースです。


Cistの映像が初出?

何だか、すごいですね~。
これ、まさに“演技しながら滑ってる”

今までの大輔くんにしても、他のスケーターにしても、マイムや芝居っぽいことをしてる時って、足元が止まってることが多いとゆーか、演技とスケーティングは別って感じだったと思うんですが、
この映像観てると演技しながら流れてく足元と振り付けが、まるで早回しの映画を観てるみたいでめっちゃ濃い!

そう思うと、カメ先生のインタの訳のテロップやナレーターが言ってる「表現力」って、「演技力」の間違いでしょ!?って突っ込み入れたくなるんですけど~

大輔くんは、過去に自分でも芝居することが苦手と言っていたのにね。


でも、苦手だったんじゃなくて、ただやってみなかっただけだと思うので、これを機に新境地を開いてまた新たな“高橋大輔”カラーを見せてくれるといいですね!!

てか、
もうかなり見せてもらっちゃってて、早く通しで観たくてしょうがないんですけど


最後に、ジャンプの練習しながら、まったく感覚が掴めずに歌子先生のところへ戻ってきて、
「できないっす」
とつぶやく大輔くんにめっちゃツボってしまいました


それでは、件の動画をど~ぞ~!


090728 Daisuke Takahashi 高橋大輔



THE ICE レポ 続き

2009-07-29 00:43:09 | アイスショー
さてさて、

THE ICEには後半のプログラムに入る前にこのショーならではのお楽しみが二つあります。

一つはフィナーレでスケーター達と一緒に踊るためのダンスレッスンと、もう一つは毎回ゲストを変えてのトークショー。

てか、ダンスレッスンは実はトークショーのセッティングが終わるまでの場つなぎなんですが、今回はスクリーンでの浅田舞ちゃんの特別ビデオレッスン付きだったので、けっこー張り切って練習した人も多いのでは?

と言いつつ、私の方はというと前半が終わると真っ先に会場入りしてすぐ入れなかったトイレに駆け込んだので、舞ちゃんのビデオは列に並びながら横目で確認、
すると5分も経たない内にトークショーのセッティングが終わってしまい、今回の舞&ベルビン&佳菜子の世代別美人トリオのトーク、最初の方を見逃してしまった~~~~

あ~あ、今回こんなんばっか

しかも、トークショーって、なにげに南には優しくない配置場所だし。

あ、でも3人の今季の抱負だけはしっかり聞けましたよ。
その中でもタニスの「オリンピックで金を取って、日本のアイスショーに沢山出たい」という言葉に会場大歓声!
「日本語、少シ話セマス。デモ、アマリ得意ジャアリマセン」というセリフがけっこう流暢で自然だったのでびっくりしました!


その後10分の休憩時間を挟んで、すぐにパントン組が来るのかと思いきや、
先にも書いたジェフリー・バトル主催、スピンオリンピックが華麗に開催!!

先陣を切って登場したのが、もちろん小さなカナダ国旗を手に持った主催者バトル!
その後をアダム、テンくん、無良くん、小塚くん、あっこちゃん、ソネミキ、佳菜子ちゃん、愛音ちゃんの総勢8人がリンク内を一周してそれぞれ東側に男性陣、西側に女性陣が配置について、
その後、バトルが競技内容を英語で説明。

でも、割とゆっくりしゃべってくれたので、ヒアリング苦手な私でも、今回のが足換えコンビネーションスピンの長さを競うものであるということだけはかろうじて、判明(^_^;)

そして、観客全員の「3,2,1,スタート!」のカウントで始まったスピン大会は、女性陣がけっこー早くにリタイア、小塚くんが南の端にいたので注視してたら、彼、ちゃんと時間を計算しながら回っていたようで、最初のスピンから次の足換えまでがすごーーく長かった!
これはイケるかも!?と思って向こう側も見てみたら、無良くんがいっちゃん最初に脱落、テンくん、アダムが小塚くんと共に粘ってて(アダムは初日の二回を優勝して既に二つも景品のDSをGETしてるのに、まだいるか!ってくらい粘ってましたひょっとして、家族用に欲しかったのかしらん!?)

ちなみにバトルも北西の端で回ってましたが、惜しくも無良くんの次にストップ。

その後審査員に早変わりして、残った三人を厳正に注視してましたが、その頃になるとアダムとテンくんがもう既に止まっているのに、インチキで回ってたもんだから、バトルがそれを見て二人を押しのけダメ出し(笑)

結局、最後まで粘った小塚くんが昼の部に続いて二連覇!

終わった後小塚君がアダムに「やーい、ざまみろ~」って感じで指差ししてましたが、それでも最後は二人で健闘を讃え合ってハグしてたのがサワヤカでした


いや~、面白かったですねー(>▽<)

こーゆー学祭のノリみたいの大好きですよ!!


そんな興奮冷めやらぬ雰囲気の中、いよいよ始まった後半部。

◆パントン、最近随分しっとり系になってきて、見応えありますよね~。

特に私はトン兄が大好きなんですが、今回のトン兄、あれ??
髪切ってる!?
なんか、前髪下ろして、以前の長髪オールバックのシブい兄貴から突然サワヤカおにーさんになってしまったよーな。

衣装のシャツが黒の総レースのシースルーだったので、ちょいとギャップを感じてしまったのは私だけ!?

ジャンプもツイストがちょっとキャッチの時危なかったのでヒヤッとしてしまったんですが、今回彼らはライサと同じであまり他の場面で出てこなかったので、そこら辺でちょっと存在感が薄かったのが残念でした


◆そしてお次は、先にさんざん書いてしまったデニス・テンくん。

彼は楽では『Sing Sing Sing』を滑ってくれたんですけど、どうせなら白鳥もマイケルも全部観たかったなぁ。

それぐらい、彼にはエンターテイメント性がありますよね!
(この衝撃って、初年度に初めて観た未来ちゃんに通じるものがあるかも)

カザフの国旗もけっこー沢山上がってて、彼も嬉しかったんじゃないでしょうか。


◆さて、続きましては先ほどのスピン大会で頭脳的な作戦で見事優勝した小塚くんです。

彼は、今回新SPを披露してくれました。

その曲はジミヘンの『Bold as Love』

私は初めて聴きましたが、リンクにあのエレキの重低音って、なんか、新鮮ですね~。
ジャンプは楽で疲れが出てたのか(てか、スピン大会張り切りすぎ!? 笑)最初のコンボが3Lz-1tになり、3Aもパンクしたりしてましたけど、
演技自体は今までのあっさりツルツルしたスケーティングを想定するとちょっとミスマッチかも!?と思いきや、始まってみるといい意味で裏切られる感じ。

体幹がしっかりして来たんでしょうかね。
相変わらず小難しい技を入れてるようなのに、案外しっかり音について行ってたし、本人もそのヘビーさとちょっとやんちゃな男臭を感じさせようと頑張ってるのがわかったので、これはこれでけっこー滑り込んだらいいプロになるのでは?と思いました。


後は衣装かな(笑)

ハデハデスパンコールや超ヘンデザインでなくてもいいから、今季こそは何かインパクトのある衣装を着て欲しいですけどね~


と、ここで去年は確か、ジョンと小塚くんの俺フィギコラボでめっちゃ盛り上がったこの二人、なんと今回は舞ちゃんをアシスタントに加えてのヒゲダンスでご登場!!

最初はフラフープを使っての小ネタ、
舞ちゃんから先にフープを渡された小塚くんが結構器用にフープを回してたのもほお~~ッって感じでちょっと感心したんですが、ジョンがカトちゃんケンちゃんのヒゲダンスのビデオでも見せてもらったのかしらん??っていうくらい、コミカルですっとぼけ感がおじょーずでさすが、ぎゃーじんはボディランゲージがお得意なだけあるなぁと、これまた感心。
お約束通りジョンはフープを回せません(笑)

で、次に出て来たのが、ペットボトルのお水にバケツ。

初めに小塚くんがそのペットボトルのお水を飲んでみせ、「これは本物だよ~」アピール。
そして、そのお水をバケツに注いだかと思うと、今度はそのバケツをぶんぶん振り回し、「ほ~ら、この通り。こぼれません。すごいでしょ~~~」

なら、ジョンはどうしたかというと、遠心力を小さくして思いっきり早回し。

最後に舞ちゃんと二人で南のところまで来てお客さんを物色したかと思うと、突然バケツの中身をその目をつけられたお客さんに向かってぶちまけてしまった!!

・・・と思ったら、中から出て来たのは紙吹雪。


なんともはや、これが宴会芸だったら大してウケもしないマジックなんですが、これをジョン&舞&小塚でやるから、会場はほのぼのしまくり(*^_^*)

てか、ジョンとかみんな現役のスケーターなのに、毎回こんな小ネタに挑戦してくれて、マジで感謝です


小塚くんもなにげにモリコロの必須要員になりつつあるよなぁ・・・。


スバラシイ


◆それから登場したのは、ベルアゴ組。

私、この『“Bleeding Love”』のプロ、好きですね~。

大人の恋愛事情をストーリー仕立てにした感じで情感たっぷりで、あのベルアゴがこんな切な系のプロを滑るなんて・・・っていう少しばかりの驚きも伴ってて。

彼らは、そこにいるだけで華やかだし、それに今まではタニスの美貌ばかりが目立ってましたけど、最近はアゴのあのおちゃめなキャラが立ってきていいバランスになって来ましたよね~。
かくいう私も去年のFOIでフィナーレの時目の前に来たアゴのめっちゃ好青年っぷりに一気にファンになった一人。

今年のFOIでもまた素敵な一面を見せてくれるといいな(^-^)


◆続きましては、もはやすっかりモリコロの顔となりつつあるバトル。

EXナンバーは昨季の競技用に作ってあった『エクローグ』

静謐な音楽に合わせて、ほとんど氷をかく音をさせずに滑るバトルのスケーティングは、まさに奇跡のような曲との一体感を醸し出していて、思わずため息が出てしまいました。
ジャンプも5つぐらい跳んでましたけど全部成功、イーグルもスピンも正確でまるで清流の流れのような煌々しさ。

何だか、引退したのがウソのようですよね~。


でも、引退したからこそのあの、“水を得た魚”なのかな。


冒頭に見せる爽やかな笑顔もそのままで、彼にはいつまでもあのイメージのままでいて欲しいです。


◆そして!!

私的にはまたもや2度目の邂逅となったミキティ『レクイエム』!

今回はDOIほどの気迫がなかったせいか、前半部分がちょっと長く感じてしまいましたが、それでもラクリモザからのSlstはやっぱり圧巻!!

あのプロは安藤美姫その人自身の内面からにじみ出る精神的な混沌やら狂気、人生の重み、そして祈り・・・そんなもろもろの切実な“生”を体現しているようで、去年のボレロは根源的な女性像を表してて、あれも大好きだったけど、
今季のはそれを更に普遍的にスケールアップさせた感じで、もう、言うことないですね!

あんなプロを滑れるのは、今の日本女子ではミキティだけだろうなーと思います。

ホント、彼女は今まで悩んで来た分だけ、すごく素敵なスケーターになりましたよね!!

あれをオリンピックの舞台で観れたら、日本人として最高に誇らしいかも知れないな。


◆さあ、ショーもいよいよ佳境に入ってきて、気分は最高潮!

男子は昨季のワールド金メダリスト、ライサチェックの登場です!!

プロはその時のナンバー、『ラプソディー・イン・ブルー』



――と、思って期待感ワクワクで観てたら、あれ??

ライサ、お疲れなのかな?
ジャンプ、ちょっとミス多し。Cistも少し勢いがなくて、あの時の感動再び!とは残念ながら行かなかったです。

う~~~ん、惜しい(T_T)

でも、ワールドタイトルは確実に彼に自信を与えましたよね。
SAで小塚くんに負けてGPFにも出れなかった時は、まさか彼がワールドで優勝するとは夢にも思わなかったですけれど(^_^;)

ま、彼にも次のFOIを期待しましょう~。



◆さてさて、お次はいよいよオーラス、我らが真央ちゃんです!

曲目は事前に『カプリース』と発表されてて扇子持って練習している姿も公開されてたので、ちょっと和風な振り付けなのかなーと思ってたんですが、
実際今回観た感じでは、ちょっとエキゾチック風味ぐらいのテイストで、それよりもあのパガニーニの超絶技巧に負けないテクニックを駆使したスケーティングに脱帽したプロでした。

優雅で精巧で、まるでフィギュアのお人形のような彼女の無垢な立ち居振る舞いは、スケーターを目指す子供達皆のお手本になるような普遍的な憧れを背負っているなーと思いましたよ。

でも、正直、あの衣装はちょっと微妙かな

扇子の柄と合わせてあるんでしょうが、扇子を引き立たせたいならもっと衣装はシンプルな方がいいし、あれは外国人が“和”を表現しようとした時陥るワナなんじゃないかなーと。

あれだったらいっそのこと昨季の仮面の衣装で扇子(もちろん洋物)持って踊った方がしっくり来そうですよね。


とは言え、会場で実際見る分にはそんなにヘンにも見えないので、まー、インパクトはありますが、真央だからよしとしましょう(^_^;)

演技後一番会場が沸いたのも真央でしたからね。



――ということで、

ここで全員の演技が終了するも、モリコロショーの良さはこの後のフィナーレもけっこー見どころがあるところ。

テンくん&佳菜子ちゃんのキュートな高校生ペアを皮切りに、
無良くん&あっこちゃん&ソネミキ&ジョン&トン兄&舞達6人での男子だけ動物のかぶりもので登場したワイルドなアニマルプロ(だったと思うんですが、スケーター何人かはうろ覚え)、
それからミキティ&ライサ&ベルアゴの布を使った華麗なボレロ、
アダム&小塚くんによる若手男子対決、
そして、パントン&ベルアゴによるモノホンのペアが魅せる妙技・・・。

あれよあれよと楽しい組み合わせで私達を酔わせてくれた後、いよいよトリで出て来たのが、前回好評だったバトル&真央のファンタジーペア。

今年は前回リクエスト2位だったディズニー映画『アラジン』からこれまた私の大好きな『ホール・ニュー・ワールド』で、バトルがアラジン風にゴールドラメのベストに裾の膨らんだアラビックズボン(?あれは何て言うんでしょうね??)をはいてまず登場しひとしきり踊ったあと、
真央扮するジャスミン姫が出て来てバトルと出逢い恋に落ちると言ったストーリーでしょうか。

この時の真央の衣装が一転爽やかなライトブルーのアラビック衣装で彼女の細身の体にすごーーーく似合ってました!
身ごろ全体にぶら下がっている金のおっきなスパンコールも、それが動く度にシャラシャラ鳴ってステキでしたね~

まさに和製ジャスミンって感じでした!
(欲を言えばメイクももう少しアラビック風にアイラインなんかを利かせたらもっとらしくなったかも知れないですね)


で、チュッキョの本田アナのブログにこの二人のペアプロの時にまたもやサプライズが!?とあったので、今回はバトル、どんな衝撃的なものを用意してるのかしらん??と期待してたんですが、残念ながら私がいた南からは何も見えずに終わってしまったのであれ!?と思っていたら、
なんと、バトル、自分の腕にマジックで「I MAO」と書いてたんですね~~。
これも本田アナのブログで確認しました。

ナカナカ憎い演出だけど、客席からはほとんど見えないサプライズでしたよ、バトルさん
(ま、あれは真央にだけわかれば良かったのかも知れませんけどネ)


そして、全てのコラボが終わり最後は恒礼の総ダンス大会!

南にはタニスとあっこちゃんが来てくれました!
(去年のFOIでも目の前がベルアゴだったし、なにげに私、タニスとの遭遇率高し
もちろん、私も立ち上がって一緒に踊りましたョ~


モリコロは、これがもう、一種の風物詩と化してるようですね。
年々踊る人達が増えてるような気がします。



そうして、夢のようなひと時は終わりました。

多分モリコロは他のショーよりもいろいろ覚えなきゃいけないものがあるでしょうに、本当にスケーターの皆さんには御苦労さま&ステキな時間をありがとうと言いたいです。

来年も何事も無ければ、また開催されるようですが、
出来ればこのアットホーム感とお祭り的な楽しさを失くさずに、今年より更によりクオリティの高いものを作ってくれるといいですね


私の方も、次回はとうとう大輔くんの復帰するFOIに行きますし、
今から準備万端整えておかなければ!
と気合い入りまくりでこれからの日々を過ごしそうです。


最後に、その大輔くん、
28日付けの朝日新聞にまた記事が載ってました。

リハビリさぼった2週間のことを、自ら「ボイコット」と言っていましたが、
ケータイも切って誰とも連絡を取らず、もう無理と思ったにも関わらず、「自分を支えてくれる人達のことを考えたらやめることは出来なかった」と言っている辺り、切羽詰まったまさにギリギリの精神状態の中でやって来たんだなぁと思って、

そういう時の彼はきっと誰よりも孤独だったでしょうね。


――そんな苦労が報われるのはいつの日のことでしょう。


せめて、復帰後初のアイスショーとなるFOIで、彼を迎える全てのファンの拍手と声援が少しでも彼の励みとなればいいなと思います。



では皆様、最後まで読んで下さってどうもありがとうm(__)m

今回のショーに行かれた方も、行かれなかった方も、共によい夢を


THE ICE レポ

2009-07-28 00:25:44 | アイスショー
前回のDOIの時もそうでしたが、今回も行き帰りに雨に降られた私。

今年の雨遭遇率がちょっと高そうなので何やら次回のFOIも不安ですが・・・。


何はともあれ行ってきました、THE ICE!!


いつもなら開演30分前には着いてプログラム購入と事前トイレだけはしっかり済ませている私なのですが、今回は現地に到着したのが、なんと10分前!!

なので、ちょーアセりましたよ~~

それもこれも、よせばいいのに付き合っていた当時から大の遅刻魔であるダンナの車で送ってもらったから
長久手に来る前に買い物で栄まで出てたので、いちおー私は開演1時間半前にはダンナに「まだ買い物に時間がかかるんなら、自分一人で地下鉄に乗っていくからいいよ」とは言ったんですけどね。

「そんなモン、すぐ着くでいいわ」
とゆー、ダンナの言葉を真に受けた私がバカだった。

モリコロの観覧車を目の前にして道まで間違うし、あ~~!もう!!!

結局事前トイレにも行けず、プログラムは売り切れてて変えずじまい。


ガ~~~ン



――結論。

遅刻魔の人をアテにするのはやめましょう(苦笑)


ま、と言いつつ、開演には何とかギリで間に合ったからよしとしなくてはね
(ダンナ様、感謝です)





さて。

今回で3回目を迎えたTHE ICEですが、私は今のところ初年度から毎年行っておりまして(一年目は大輔くんが出てたんですよね
その、モリゾー・キッコロを含めた名古屋独特のローカル色たっぷりなスケーター陣と、それとは相反する海外陣のゴージャスさ、かてて加えてけっこー凝った演出と、観客やHPで集めたユーザーの意見を取り込み毎年より良いショーを作るべく切磋琢磨しているスタッフ陣の姿勢が、
今となっては、他のアイスショーとは明らかに一線画したアットホーム感を生み出し、それが広くスケヲタ達にも認知され、人気を博すようになったナカナカまれなアイスショーになりつつあると思うのですが、

そのせいか、今年はいよいよ全国でも放送があるみたいですね!

詳細はチュッキョフィギュアこぼればなしにてチェック!!

ただこれ、8/2の放送分は真央&ミキティの密着取材や今回のショーの舞台裏が中心みたいで、ショー本編を楽しみたい時は愛知・岐阜・三重の東海3県のみの放送分を見なければならないよーなので、他県にお住いの方々はまたいろいろ苦心しなくちゃいけないのがちょっと残念。

本来ならショー本編を全国放送するべきなのにね


そして、TV収録用に録画されたのは、昨日26日の昼の部のようですが、楽の方にも佐野氏などの解説陣はいなかったもののカメラは配置されてたので、スケーターの出来によって流すものを変えてくるかも知れません。
(どちらにしても、ミキティは『レクイエム』初出です!)


そんな期待感たっぷりで始まったTHE ICE。

会場は勿論満杯。

初回の時のような、やたらノリの悪いスーツ姿のスポンサー軍団が特別席の一角を占めることもなく、純粋なスケートファン達で埋められた客席を見るのはやはり気持ちがいい。
とは言え、子供連れのファミリーが多かったのは、やはり真央が出るのと名古屋独特の客層ですかね。
でも、私も二人の子供を持つ身として、敢て苦言を呈させてもらえば、いくらショーとはいえ、あの寒い会場に2時間も0才児の赤ん坊や2,3才の幼児を連れて来るのはいかがなものかと思います。

私の後ろの席の家族連れも、1才と3才ぐらいと思われる子供を膝に乗せて観覧していて、前半までは良かったんですが、後半のミキティ辺りからぐずり出し、親は一生懸命あやし、なだめすかし、ごまかし作戦をやって何とか持たせようとしていて、真央が出てくると「ほ~ら、真央ちゃんだよ~~!」と言って注意を向けようとするものの、もう、そこまで来たら子供にとっては真央もミキティもカンケーありません。
早くその窮屈で退屈な場から逃げ出したいだけ。

大体、TVならまだその子供の大好きな真央ちゃんの顔だってアップで映るから認知出来ますが、ショーに来て一瞬で通り過ぎる彼女らを1~3才の子供が判別出来る筈がないのです。

まして、スケートのコンペもそうですが、アイスショーなんて、子供にとってはありがたくない制約ばかり。


その家族連れはお父さんにお母さん、おばあちゃんまで来てました。

そしたら、誰か一人くらいはぐずる子供を外に連れ出すことだって出来たでしょう。

ま、その席がアリーナ席だったこと、しかももうショーとしては終わりかけの時にわざわざ子供を連れ出すのはちょっと・・・と、躊躇したくなる気持ちもわからないではないですがね。


なので、子供を持たれるお母さん方には、
出来ればアイスショーには子供の資質を見極め、せめて2時間以上親の言うことを聞いて大人しく席に座ってられるようになってから、連れていかれてはいかがかと思います。
その方が自分もストレス少なくてすむじゃないですか?

かくいう私も、息子があまりにも一緒に観に行きたがるので、去年中部ブロックに連れていった時、事前にさんざ注意事項を言い聞かせいざ会場に入ったら、
なんと、その息子は1分と経たずに会場を出ていってしまいましたとさ

ちゃんちゃん☆


――ま、何だかエラソーなことを書いてしまって申し訳ないんですが、
要は会場に集まった観客全員が雑事に煩わされることなくショーを楽しめたらいいなという配慮を、皆が持つことが大事なんじゃないかなと。
(だからこそ、今度のFOIでは私自身が気をつけなくては~~と自戒してます



話を元に戻しましょう。


私的に今回のショーの見どころは、何と言ってもりッポンくんとテンくんでした!

そして、各スケーター達によるいろんななコラボ!

あと、オープニングとフィナーレはもちろん、ショーの途中にあった、バトル主催(笑)のプレオリンピック風スピン大会が、めっちゃ面白かった!!(>▽<)


その詳細は後に譲るとして、
ここはやはり、ショーの最初から書いていった方がいいでしょう。
(後半はあまりの盛り上がりに途中からメモし忘れたのでうろ覚えの部分もあるかと思いますので、ご了承下さいませm(__)m)


では、まずはOP。

『Sing Sing Sing』の曲に合わせて最初にリンクの中央に出て来たのは、真央&ミキティ。
その後スケーター全員がおそろいの黒地にシルバーラメのストライプを基調としたベストに黒のパンツ、同じくシルバーラメのハット姿で登場。
短いリハの割にはけっこ-息の合ったダンスを披露してくれました。

その、しょっぱなから、なにげにゴージャス感たっぷりの出だしに、会場早くもヒューヒュー連発。
(これが楽のいいところですよね!)

でも、今回モリコロの二人(???)が出て来なかったのがちとザンネンと言えばザンネンかなぁ。
あれこそ名古屋ローカルの象徴だったので(~_~;)

そう、だから、今回のショーはえらくソフィスティケートされててビックリ!


◆トップバッターは毎年恒礼、地元ジュニアの期待の一人、中村愛音ちゃん。
(初回の昼には木原龍一くん、2日目の昼は渡辺真央ちゃんがそれぞれ出てたそう。木原くんは今季初めてJPGSに派遣されることが決まってるし、ブロックではここ2年優勝している長身のイケメンくんです。スケーティングは綺麗で正確なんですが、ちょっと派手さに欠けるのでもう少しアピール力を身につけてくれるといいかな~)

EXナンバーは『さくらさくら』

日本の唱歌ということもあって、衣装ちょっとしーちゃんの『夕顔』に似た着物風。ピンクの身ごろに藤色の帯が優しげでいい感じ。

そして、同じくピンクの四角い布を持っての演技でしたが、ジャンプは2Aは成功したものの、後の二つはそれぞれパンクとSOでイマイチでした。
演技自体も、あの布の使い方がしょっちゅう体にまとわりついている感じだったので、もう少し空気の流れを上手く使えたらもっとふわふわひらひら感が出せただろうし、関節や体の動きももっと柔らかく出来るとさくらの雰囲気が出て良かったかなーと。

とは言え、彼女はまだジュニアなのに、毎回いろんなジャンルに挑戦していてひと工夫しているのが素晴らしいですよね。

表情をもうちょっと出せるようになれれば、更にいいのにな。



◆二番手はこの名古屋地区では、毎度おなじみの曾根美樹ちゃん(もう、選手ではないんですよね

今回のナンバーは渋く『マスク オブ ゾロ』でした。

衣装、まさしく女版ゾロって感じで凝ってます~~

ハットやマントを次々脱ぎ捨てていって、現れた斜めに鋭くカットされた革風のタイトスカートがカッコよくてセクシー!

途中剣を持ってのSlstが演技の見せ場。

彼女は相変わらず、ああいう芝居がかった演技が上手いですね(^_^)


◆三番手に来たのは水津選手。

彼女は今年から無良くんと一緒に中京大に進学、心機一転名古屋組として、レインボーリンクで頑張っているようですが、今回の『Tanghesta』(ランビのブエノスアイレスですね)、あれは新SPになるんでしょうか?

相変わらずターコイズブルーの衣装がよくお似合いです。

ジャンプはちょっと記憶が曖昧で、3F(?)と3LoはO.K.だったものの2Aが1Aにすっぽ抜けてたよーな。
演技自体も、タンゴらしくもう少し情感とキレが欲しかったかな。

昨季は思うような成績が残せなくて多分悔しい思いをしたでしょうし、せっかく類いまれな容姿とダンスセンスを持っているのだから、それを生かして今季はぜひ頑張ってほしいですね!


◆そして、お次は昨季の活躍で一躍全国区に名を知らしめた村上佳菜子ちゃん。

佳菜子ちゃんも3つのジャンプの内最初のジャンプを派手に転倒。
一瞬ヒヤッとしましたが、その後は彼女持ち前の明るさでリカバー。

観客にもしっかりアピールしてる姿がとってもキュートでした。


◆5番目の登場は浅田舞選手。

彼女、ここ最近グッとしっとりした大人の色気を見せつつありますねぇ。

前回のシェルブールも背中に哀愁を漂わせていて、とっても良かったんですが、今回の『アランフェス』も更に表現力豊かに叙情的に滑っていましたよ~!

特に彼女の衣装、赤と黒の流線型のドレープを利かせたラインがすごくステキだっだし、ヘアスタイルもカールした髪を右の肩ごしでひとまとめにし、赤いお花の髪飾りをつけた姿がとてもエキゾチックで素晴らしかった!

技術的なものは真央には叶いませんが、彼女にはしっかりした雰囲気と色気が出てきていて、いい個性が生まれつつありますよね!!

そして、その舞姫アンコールで優しくじょーずにエスコートしてくれたのが、アゴスト。
(でも、私、最初アゴが出て来た時は遠目に見てジョンだと思ってしまった。
なぜなら、あのトレードマークにも近かったお髭がアゴから消えていたから~!←って、ダジャレではありません^_^;)

その二人の絡み合い寄り添う姿が、とってもステキでセクシーで、まるで映画のワンシーンを観てるみたいですごくうっとりしてしまいましたよ~!


外国の男性を相手に一歩も引けを取らない雰囲気を身につけた舞ちゃんもすごいけれど、あのアゴの女性を引き立てる見事な脇役っぷりにも感嘆してしまいました(*^_^*)


◆そんなまったりした雰囲気の中、次に現れたのが、りッポンくん!!

きゃーッ!私、生りッポン初めてなんですよ~~~(>▽<)

ホント、今回のTHE ICEは彼とテンくん目当てで行ったようなものなんですが、他の人達もそうだったよーで、彼が登場した途端黄色い歓声が上がる上がる!!(笑)
プロも彼らしい爽やかで若々しい『Desperado』で、ジャンプ、3Loこそ転倒したものの冒頭の3Fが素晴らしく綺麗で安定感があって大歓声!
後半でもタノルッツを披露してくれて、会場沸きまくり!

イーグルもスピンも綺麗だったし、彼は所作が綺麗ですね~。

その容貌も皆さん周知の通りではありますが、
マジで彼は宗教画の天使のような美しさと愛くるしさを持ち合わせていて、最後の挨拶では一方向ごとにぴょん!と飛びながら投げキッス、去っていく時もジョニちゃんみたいに指でハートマークを作りながらのご退場で、も~~~可愛さ千倍!!!

いや~、眼福でした!

前半、ケアー姉弟と同じくらい盛り上がったんじゃないかな?

また日本に来てくれると嬉しいな


◆そんなりッポンくんの後に登場したのが、我らが日本男子無良選手!

彼は昼公演でクワド成功させてたみたいで、夜の公演でもやっぱり張り切ってクワド挑戦!
最初のクワドは両足っぽい感じ、二回目はハデに転倒してたよーな!?(~_~;)

いや~、相変わらずのジャンプ狂ですねぇ。

でも、あそこまで臆せずに徹底して挑戦してくると、返ってリッパですよね!
表現面がまだまだなのはわかっているけど、もう、この際ショーを練習台にしてどんどん跳んで行って欲しいな。


と、ここで第2回目のアンコールが。

今度はりッポンくん、テンくん、無良くんの男子トリオが魅せる『ヒップなやつらに気をつけろ』!

このメンツに私は一瞬どこを見ていいかわからなくなっちゃったんですが、それでも、一番目を引いたのがテンくんでした!!

まだ16歳なのに、既にスケーティングも技術も安定していて、しかも柔軟性もあるからビールマンやらイナやら変形イーグルなんてお手のもんって感じだし、
(実際このコラボではあのADSLと同じイーグルをやってました)
おまけにやたらサービス精神旺盛なパフォーマンスは同じアジア人とは思えないくらいノリノリで、しかもアドリブも利くわ、舞台度胸もあるわで、ワールドでいきなり8位になったのは決して偶然でもビギナーズラックでもなかったとゆーのがすんごくよくわかった。

正直おカオの造形はもろモンゴル人種って感じだけど、氷上ではそんなのちっとも気にならないくらい、イケメンに見えましたよ!

そんくらい、彼は逸材なよーな気がする。


いや~、これは今度のソチが俄然楽しみですよね!
(ひょっとしたらバンクーバーもかなりいいセンまで来るかも!?)

TV放送ではカットせずに、ダイジェストでもなくフルで放送して欲しいです!!


◆そんなノリノリの雰囲気のまま、お次は待ってましたのケアー姉弟!

私は何を隠そう、彼女達、この去年のモリコロでファンになりました。

今年のプロは『The Boogie Bumper+ Minnie The Moocher』を披露。
とっても軽快でオシャレ感漂うダンスで、途中恒例のシニードがジョンをリフトする場面では会場大歓声。

本人達もすごく楽しそうで演技後はもちろんスタオベ、スコットランド国旗が沢山広がってました。

彼ら、前回のモリコロ出演ですごく日本のこと気に入ってくれたようだし、また今回もいい思い出作って帰ってくれるといいですね(^_^)
(私個人的には、あのシニードの姉御な感じと、ジョンのスコットランド衣装姿に萌える~~


◆そして、前半のシングル最後は我らがあっこちゃん。

DOIの時と同じプロで、前よりも更に踊りがこなれてきた感じ?
キビキビとした動作がとっても小気味良かったですが、

ああ~、でもやっぱり、私は昨季の『リベルタンゴ』がめっちゃ好きだなぁ。

彼女は情感に訴える演技が秀逸だと思うので、ただ踊るだけのプロより間を上手く使った振り付けをした方がより彼女の良さが出ると思うんですけど――。

どうでしょうね。


◆さて、ここに来てやっと前半の真打ち登場、浅田姉妹のペアプロです!

今回のプロのテイストは去年の砂糖菓子のような甘くてキュートな感じとはうって変わって、粋なオンナのプロって感じの振り付けで、衣装はイマイチだったけど、
真央の動きが洗練されててとーーってもカッコ良かったです!

二人の動きも去年のはまだぎこちなさがあったけど、今年は割と安定してて、とっても見やすかったし。

この二人のペアプロは多分モリコロが続く限り定番化いていきそうですね~。



――と、

前半が終了したところで記事的にもちょっと長くなっちゃったので、ここらで一旦UPしたいと思います。

トークショーも含めた後半部分はまた明日になると思いますが、THE ICEは各スケーターの演技だけでなく、他にも見どころ満載なので、書くことがいっぱいありすぎて困っちゃいますね~~~。


それでは、また明日


大輔くん、帰国 その他NHK杯など

2009-07-26 02:45:16 | 高橋大輔
日にち変わって、THE ICEをあと十数時間後に控えているというのに、こんな時間にUPする私をお許し下さいませm(__)m
(てか、休日はFamily Dayなのでこんな時間にしかUP出来ないんです~


大輔くんが昨日(正確には一昨日)無事帰国しましたね!

映像では拾えなかったんですが、Web上のニュースが各紙来てました。

サンスポ
デイリー

取りあえず写真付きを選んでみましたが・・・ん?

ありゃりゃ、これ、行きと丸っきり同じ服装じゃ――。


まぁ、以前はあんなにオシャレに気を使っていた大輔くんが、一体これはどーゆー風の吹きまわし!?(笑)


いや、もちろん、細かいアクセとか髪型には相変わらずこだわってる感じですけど、ここ最近ファッションに関してはどんどんシンプルになっていってますよね?

私、思うんですが、これもある意味大輔くんが自分に自信を持ってきた証拠なんじゃないかなーと。


オトコって、自分の中身に自信がない内はあれこれ外見ばかりいじりたがるもんですが、その中身が伴ってくると、今度は外見にあまりこだわらなくなってきますよね。
きっと、大輔くんの中でも多少、そーゆー変化があるんではないかなぁ。


うがちすぎかもしれませんけど。


それはそうと、この記事では気になる4回転のことが書いてありましたね。

「フリーでは膝の状態を考慮して一度だけ。その分ステップの難度を上げて来た。ショートにも入れるつもりはないが、その時の状況しだいで入れられるようには作ってある」と。


確かに、昨季までの傾向を見ると、クワドは無理して2回入れる必要なんかないですもんね(むしろ入れなくても優勝出来てしまう)

ショートだって、決して入れる必要性はないとは思うけれど、

ただ、ここに来て、個人的には嬉しいものの、我らが大輔くんが復帰して試合を勝ち抜いていくためにはいてほしくないライバルがもう一人増えてしまいましたね。


それは、ランビの復帰。

スポーツ報知

怪我で泣く泣く引退を決意した昨シーズンでしたが、彼もやっぱり五輪の金メダルにはまだ捨てがたい執着があったんでしょう。

プルも出てきて、血が騒いだのもあるんじゃないでしょうか。


私的には、海外の男子の中ではランビが一番好きだったので、彼がまた競技に復帰して来てくれるのはとっても嬉しいです。

ま、大輔くんも嬉しいだろうな。
彼もランビのファンと公言してたくらいですからね。

でも、試合となると、そこは食うか食われるかのシビアな世界。
ましてやオリンピックともなると、皆そこにかける情熱はハンパないものがありますから、これは、ライサやジョニちゃん、トマシュくんなどを始めとする旧おぢさん世代にとっては超サバイバルな戦いになりそうだし、昨季までの新世代組にとっても決して安穏としていられる状況では無くなってきたことを意味しますよね。

ましてや、プル、ランビ、大輔くんときた日にゃあ、
それぞれ体に爆弾を抱えているとはいえ、彼らは言わずと知れたクワドキチな上に高PCSの常連組なわけで。

だから、若い世代達が舐めてかかるととんでもない目に合うよーな気がしますがどうでしょうね?

皆さんの予想としてはどうですか??


私は、ランビがここに来て競技に加わってくれたおかげで、ガゼン今後の五輪までの試合展開が面白くなったと思います!



そして、その試合展開を占う上でも外せないNHK杯の概要が昨日スケ連のHPにて発表されました。

PDFはこちら

これによると、今年は男子がトリではないんですね。

私としては、男子FSとEXは確実に一泊して観るつもりだけど、金曜の男子SPをどうするかが悩みどころだなぁ。

この時期までに下の子(小1)が自立してくれてるといいんだけど(^_^;)
(つまり、ガッコから帰って来てもおねえちゃんが帰ってくるまで一人でお留守番出来て、なおかつ私がいなくても二人だけで食事出来ることが自立の条件。
なんせ、うちは主人が帰ってくるのが毎日9時以降と遅いので

ま、無理そうだったら金曜は諦めるとして、一応はアタリをつけてあるホテルに2泊で予約しておこうかなー。

後は、チケの一般発売日がFOIと同じ8/22とゆーのが、アイクリやeプラスでプレリザ取れなかった時のことを考えるとネックかも。
(これも昨季はチケGETするのにすんげー苦労したので。今季はさらに輪をかけて争奪戦になりそうでコワイ~~~



こうして見てみると、いよいよシーズンが動き出したって感じで、何だか久しぶりにドキドキワクワク、そわそわウキウキしてきましたよ~~!

そして、試合が始まればあの、ジェットコースターのような目まぐるしい感情の浮き沈みに振り回されるんですよね!!


でも、今はそれすら楽しみ!


THE ICEも評判めっちゃ良さそうだし、

あ、スポルティーバも買ってこなければ!
(明日本屋行くヒマあるかな???

既に買われた方、良かったら感想など聞かせてくださいまし~~。


それでは、

次回はTHE ICEのレポをお届けしたいと思いますので、今日はもうこの辺で・・・。

(って、今何時だと思っとんじゃい!! 笑)

ニュースリアルタイムの大輔くん

2009-07-24 11:21:55 | 高橋大輔
夏休みらしく、子供の宿題を見ながらのUPであります


昨日夕方やっていたニュースリアルタイムがYOU TUBEにUPされてたので、貼ってみました。




これ、なぜわざわざUPしたかというと、まずこれが大輔くんのちょっとしたミニ特集のように放送時間が長くて、ちゃんと怪我する前からの時系列を追っていてストーリー性がありわかりやすかったこと、そして、大輔くんがまだジャンプの練習を始めて間もない頃の映像が冒頭からあって、転んでばかりいる姿に衝撃を受けたから。

あの、まるで記憶喪失にでもなったかのような、ぎこちなくて危なっかしいジャンプの仕方。

それを何度も何度も、転んでも転んでも繰り返している必死さに痛々しさと愛おしさを同時に感じて何だか切なくなってしまいました

あんな姿を傍で見て、じっと見守り続けてきた歌子先生や本田くんの心境をも想像すると、大輔くん含めよくぞ皆ここまで来れたなぁと、
私なぞに思われてもしょうがないでしょうが、ホント、感動してしまいます。


でも、そんな時期を経てきたからこそ、今、アイスショーに出られるくらいの手ごたえをしっかり掴んでいるってことなんでしょうね。

『道』のステップ、他局より長い映像だったのを見ていて、思わず感極まってしまいました。



そして、

もう既にご存じの方も多いと思いますが、ここんとこ大輔くんを取材してくれるメディアが一気に増えてきてまたもや嬉しい悲鳴!
7/25発売の『スポルティーバ』という雑誌に大輔くんの記事が連載されますね!!

HPはこちら


題名は「Step by Step~バンクーバーへの道」

日経の「Step! Step! Step!」とかぶってるとこが、今の大輔くんの心境を表しているようで感慨深いです。

でも、まさにStep・・・、

一歩づつ着実に、って感じですよね。


あと、よしこさんからご質問がありましたFOIのTV放送、コメントにも書きましたように、CS日テレプラスで)9月に放送予定とのことですが、

サイトはこちら

うちはCS加入してないのでYOU TUBEでUPされるのを待つのみの悲しい立場(T_T)

でも、頑張って肉眼でばっちり大輔くんの姿を焼きつけてくるつもりですので、またその様子など、ブログ上にてUPしたいと思っております。



それでは、今日ももしかしたら夕方のニュースで大輔くんの帰国映像が入ってくるかも知れませんからね。
皆様もしっかり網を張っておかれますよう。



あ、あと、

忘れちゃならない、明日からはTHE ICE!!

私は楽の公演に行ってきます
(これは一応全国放送もされますが、また時間があれば事前情報UPしますね)


それでは、また~~(^.^)/~~~

嬉しいニュースが目白押し~!!

2009-07-23 23:50:18 | 高橋大輔
やっと、PCに向かうことが出来ました~~
(なんと5日ぶり!)


思えばケータイからのUPはマジで辛かったです。

PCと違ってケータイから長文フォームで打ち込むと、入力と表示のタイムラグがあるもんだからつい焦っちゃって、『一朝一夕』を『一長一短』と書いてたり、『SAR席』を『AS席』と書いてたりと、後で見返してみるとその時はいいと思ってた言葉にとんでもない間違いがあったもんだから、マジで赤面モノでした(~_~;)

ケータイだけの時はそれで満足してやってたのに、慣れとゆーものは恐ろしいもんですねぇ。



――ところで、本題の大輔くんですが、

ええっと、何から書いてよいのやら

今日は朝から嬉しいニュースと映像がてんこ盛りで、いつも帰省の帰りはぐったりして家路に着く私も、今日だけは車中でも家でもグッとこみ上げる感激を抑えることが出来ませんでした。

まず、最初の嬉しいニュースは大輔くんがFOIにインしてくれたこと!!

公式は既にキャストのところにも載ってますが、この写真めっちゃカッコいいですね~~~(>▽<)


思えばこの時の大輔くんが最後の生大輔くんだったっけ・・・

そう考えたら電車の中で思わず涙ぐんでしまった私。


でも、昨日日経の記事を読んで、そうなったらいいなーと思ってて前もってチケも全公演SA席で取ってたFOIにマジで大輔くんがインしてくれて、もー天にも昇るくらい嬉しいんですけど、
ここのところのあまりにもスムースな展開にちょっと戸惑ってもいます。


だって、そのFOIインに合わせて今日の夕方のニュースに大輔くんのアメリカでの練習映像が流れたんですから!


自宅のTVは夕方帰ってきて、荷物の整理を終え一息つこうとスイッチ入れた途端フジのスーパーニュースでの大輔くんがいきなり映ったので、慌てて録画ボタン押したから何とか確保出来たものの、それ以外はアウト。

でも、web上で動画を拾うことが出来ました。

まずはNHKのニュースがこちら。

それからほぼ同じ映像ですが、こちらはフジテレビ


あと、YOU TUBEではニューステラス関西からと、




こっちは、THE NEWSですね~。




これ見ると、ジャンプは3A-2Tも3Lz-3Tのコンボも跳んでるけれど、まだちょっと軸が太い感じで、ナルホド、確かにあまり衝撃を与えないよう慎重になっているのがよくわかります。

でも、私が一番ビックリしたのが、そのスケーティング!!

ニューステラス関西の『道』のステップとスピンの映像を見るとそれがよくわかるんですが、なんとゆーか・・・、

今までの大輔くんって、けっこう体重を感じさせる滑りをしてたっていうか、それはそれで演技に重厚感を与えていて良かった部分もあったんですが、ことスピンとかになるとどうしてもその重さが際立ってしまっていて、可動域の狭さ、体の硬さという自分で自在に出来ない部分があるってことがわかるスピンをしてたと思うんですけど、
今回の映像ではそういう“重さ”というものがすっかり消えていて、まるで氷の上を浮かびながらフワフワ滑っているよーな、全く体重を感じさせない軽い滑りをしている!!!

そして、その足元があまりにもスルスルと動いていくので、難しいことをやってるんでしょうが、私にはさーっぱり目で追えない


リハビリでこんなにも変わるなんて、すごいですねぇ~~~

何だか別のスケーターが滑ってるみたい(笑)


THE NEWSでのカメ先生のインタも頼もしくて、

FOIではしーちゃんが公式でメッセージをくれてるように、本当に大輔くんの復帰を心から喜んでくれる仲間達に囲まれてのあったかいショーになりそうで、

ああ~、私、多分号泣しちゃうだろうなあ(^_^;)


皆さん、現地で涙と鼻水でぐしゃぐしゃになってる女がいてもスルーしてくださいね~~


でも、大輔くんもひょっとしたら感極まっちゃうかも!?

だって、他でもないFOIですから!!


そんな最高の瞬間に立ち会える幸せを噛みしめて。



あと、1か月足らずで一年ぶりの生大輔くんに会えるんですね。

大輔くん、日経記事

2009-07-22 23:35:41 | 高橋大輔
前々から予告のあった、大輔くんの日経での特集記事が今日付けで掲載されてましたね!

けれど、私、今回はこの記事読むのに一苦労しましたよ~~!


――というのも、

実は私、今子供を連れて実家に帰省中で(THE ICEもあるため、明日戻る予定ではありますが)
その実家とゆーのが超ド田舎なもんだから、
新聞を売ってる駅とゆーものがまず近くになく(昔はあったんですが赤字路線で消えた)コンビニも市内に2店舗しかない!

そして、今日、大輔くんの記事が載ってることに気付いたのがなんと夕方の5時!!

慌てましたよ~(~_~;)

早速チャリに乗って比較的近くのコンビニに寄るも日経は既に売切れ。
他に売ってる場所はないかと頭を絞ること小一時間(ウソです。5分くらい
すると、すぐ目の前に総合病院が!

病院の売店なら絶対売ってる筈!!

そう思って勇んで行ったのに、
ああ、無情

診療時間の過ぎた院内は閑散としており、そんな時間に売店なぞまるで用無しとばかりに灰色のシャッターが閉まっておりました。


る~る~るるる~(T_T)


その後意地になってスーパーにも行ってみましたが、そんなところにトーゼンあるはずもなく、
ガックリ気落ちして家路に着いたものの諦めきれず。

そんな私を、しかし神様は見放しはしなかった!

弟が事情を聞いて車でちょっと離れたもう一つのコンビニまで連れて行ってくれたのです!!


ありがたやー(^人^)


そして、ようやく見つけた日経新聞!

そこには苦労して探しただけの甲斐はあった、中身の詰まった大輔くんの記事が載っていました。

大きさ的には以前の『駆ける魂』と同じくらい?
写真はパッと見どこぞのアスリートかしらん!?と思うほどめっちゃショートヘアの大輔くんが写っていて、最初はちょっと戸惑っちゃったんですが、表情はとってもいい顔!

でも、今まで語られることのなかったリハビリ中の精神的な苦労話が、結構リアルで胸にきました。

一人暮らしを始めて、2週間もリハビリサボっちゃったりしたこととか、本人はそういう弱さは克服したと思っていたそうですが、
自立にしても性格の矯正にしても、そんな一朝一夕には出来るものではないですもんね。
それがアスリートだと一足飛びの成長を求められる。

‥‥辛いと思います。


けれど、去年のDOIで見せたあの『eye』が、ニコライに会って気持ちに火がついて見せた演技だったと思うと、男の意地とゆーか、何とゆーか、大輔くんの優しいだけではない負けん気の強さを感じて改めて惚れちゃいますよねー。

そして、この記事を読むと、大輔くんが「怪我をして良かったと言っているのが決して負け惜しみで言っているのではないということがよくわかります。

リハビリによって今まで出来なかったスピンのポジションが取れるようになったこと。
去年よりも前向きになれていること。
そして、やっぱり精神的に逞しくなったこと――。


それに、ビックリしたのが、FSの『道』の難度を上げてるってこと!!


大方の予想では難度を下げることはあっても、まさか上げてると思った人はいないのでは???

私もその一人ですから


--すごいですねぇ、大輔くん。
怪我しても進化を止めないなんて。

金メダルを目差すと言ったものの、まだ現実的に考えられる体ではないそうですが、これまでも地道にリハビリに堪えて来たんですもん、きっとじっくり体を作っていってくれるでしょう!

そして、願わくば、
大輔くんが10月のシーズン開幕前に出られればいいなと思っているショーが、FOIでありますように(^人^)


大輔くんの努力がきちんと報われるといいですね!!



あー、それにしても、

ケータイからのUPはまだるっこしかった

大輔くん 朝日新聞記事

2009-07-14 11:42:02 | 高橋大輔
うちの今朝の朝日新聞を覗いたら、なんと、すっごーーーく久しぶりに大輔くんの記事が載ってました!!
(しかも写真付き!

ケータイからのUPなんで小さいんですが、見れますでしょうか???




(いちおー、おカオのアップも入れてみました

記事の内容は昨日のNHKのとほぼ同じなんですが、補足すると、
「負傷後、初めて氷に乗ったのは4月4日。今はジャンプ、ステップ、スピンと、一通りの技をこなせるレベルに戻った」そうで、
「7月4日には『怖かった』というトリプルアクセルも成功。男子のトップクラスで鍵を握る4回転については『まだ跳んでない。でも、プログラムには4回転を2本、1本と入れる構成を考えています』」とのこと。


・・・ちょっと待って。

3Aが成功したのは嬉しいけれど、クワド、怪我する前とおんなじ構成で入れようなんて、大輔くんてば一体どんだけーーー!?

クワドに対する思考が以前と全然変わってない(苦笑)


そりゃあ確かに、今の男子でフリーにクワド2本入れて決めてる選手がほとんどいないことを考えると、大輔くんの戦略は他選手にとったらすごい脅威になるでしょうけど・・・どうなんですかね?

怪我明けでそこまでリスクを侵す必要があるのかどうか。
(もちろん、その時々の状況で変更はするでしょうが)
だって、ここ1,2年はクワド入れなくても優勝出来ちゃってるんですからねぇ。


でも、大輔くんは身の丈に合わないことは言わないし、ことクワドに関しては自分なりの美学を持ってるヒトなので、こればっかりは他人がとやかく言うことじゃあないのかも。
怪我をして、まるまる一年も滑れなかったんですもんね。
五輪シーズンこそ、自分の思った通りにやらなきゃ、悔いが残るでしょう!

私達はホント、ただただそれを応援するのみ


最後に、プログラムに関しては新しいものを作る可能性もあるそう。

でも、取りあえずは昨季用意したプロのブラッシュアップが目的だそうなので、向こうでスケートに集中して更にいいものが出来るといいですね!!


あ、それと、
今日の読売にも写真はありませんが、同じような記事が載ってるそうなので、手に入れられる方は頑張って入手してみて下さい。



次回はどんなニュースが飛び込んでくるでしょうね。

クワドの成功か、ショーへの出演か、はたまた具体的な試合へのエントリーか――。


これは毎日心の準備をしてなきゃいけませんね!!(*^_^*)



*追加*

ネットでもニュースが配信されましたので、一応貼っておきますね。
(写真が違いますので)

朝日新聞
読売新聞

大輔くん、渡米。そしてプログラムは『eye』と『道』続行!!

2009-07-14 00:21:19 | 高橋大輔
7月に入って、フィギュアでは新シーズンとなり、
大輔くんもいつもの美容室でまた一段と髪を短くちょっとヤロー感UPにしてたのを拝見して、
ああ~、順調に行ってるんだろーなぁとは思いつつも、

ま、ここんとこ毎度おんなじネタで記事にするのも何だかな~だったし、それに最近はピート様の方にずっぽりハマってたので、そちらの方にシフトしてたってゆーか、またぱったり情報も途絶えてたのでしばらくフィギュア関連は放置してたんですが、


いよいよ始動しだしましたね!

待ちに待った情報が落とされました!!!

フィギュア高橋大輔選手 渡米


これによると大輔くん、13日の午後、アメリカはカメ先生のいるデトロイトへプログラムの調整のために出発したそーではないですか!!

そして、今季のプログラムが昨季用意した『eye』と『道』をそのまま持ち越し!!(>▽<)


私的には、あのプロ、絶対また観たいと思っていたので、もーーー、すんごく嬉しいです!!!
(DOIの時の映像で『道』のステップを踏んでたから皆さんも大体は予想してたでしょうけどね)


おまけに、ジャンプはもう既に3Aが跳べているとか・・・!?
(跳んでいるだけかも知れませんが)


ちょっと待って。
じゃあ後はクワドのみってこと!?!?

ええ~、こんな順調に回復してていいのかしらん


って、何だか返って不安になっちゃいます


でも、だからこその渡米なんでしょうね。
基本がきっちり出来るようになったからこその“調整”ですもの。


うわあ~、

ちょっと、久々にドキドキしてきましたよ


あの綺麗な3Aや、より柔軟になった体から繰り出されるスケーティングに早く酔いしれたい!
そんな、大輔くんファンなら誰もが待ち望んでいる願いが、これは思ったより早く、それももしかしたら以前よりもっといい形で観ることが出来るかも――!?


そして、2年越しのプログラムが一体どんな風になっているのか、EXナンバーは結局何になったのかも早く知りたいところですよね!!


また、向こうでブログでもUPしてくれると嬉しいですが、
ま、とにもかくにも調整です!



10日間の調整が実り多きものでありますように