華氷~はなごおり~

氷上に咲く花・・・フィギュアスケート。
ここは、そんなスケーター達にエールを送るブログです。(でも、時々脱線話もアリ)

谷間のDead Or Alive

2009-10-30 19:19:41 | ピート・バーンズ
入院している間、丸っきりピートの美声にも美貌にも触れることが出来なかった私。


大輔くんのことが一段落したら、やっぱり彼の映像が観たくてたまらなくなってしまい、昨日久々にYou Tubeのピート関連を漁っていたら、なんと東京ドームでやった『Discotheque In Dream』の動画が4つもあるのを見つけてしまった!!
(既に知っておられた方には今更ですが^_^;)

しかも以前UPしたやつより思いっ切り高画質!


ピートの美しいお顔から流れる汗や表情筋がしっかりわかるし、皮ジャンの意匠もはっきりしててめっちゃ嬉しい~~~

曲は『NUDE』から『Come Home (With Me Baby)』、『Baby Don't Say Goodbye』、『Stop Kicking My Heart Around』、そして、おなじみ『You Spin Me Round (Like A Record)』。

『Rip it Up』の時は口パク疑惑が拭えなかったんですけど、今回のは明らかに肉声だってわかりますよね。

音声が一定じゃないし、何よりピートの感情がすごーーーくこもってて、
特に2曲目からの彼の表情の切なさとかイッちゃってる感じとか、
観ててちょっと鬼気迫るものがあったりして、顔立ちはより端正になってるのに以前より凄みと色気が増してるのはなんでなんでしょーーーー(>▽<)
(特に3曲目の『Stop Kicking My Heart Around』)


いやぁ~、
やっぱ、これ見てると、ピートってすごい。

声だけでもすごいのに、あの表情は胸にせまるものがあって、ちょっと圧倒されます。



とにかく!

もう既に見られた方も、そうでない方も、【Big Brother編】が始まる前の余興として、この彼の素晴らしいパフォーマンスをしばし堪能して下さい。


では、どうぞ~!!
(あ、ちなみに私はこの時のピートの紫衣装が大のお気に入りでっす














追記

nakaさんの誘導により、その他の曲の動画も見つけることが出来ました~感謝です

ただ、上記のものより画質、音声、編集、共にちょっと劣るため、『Turn Around And Count 2 Ten』のみ追加でUPしておきますので、残りの物は各自でチェックしてみて下さいね~。

ちなみに、曲構成は以下の通りです。

1 Come Home (With Me Baby)
2 Baby Don't Say Goodbye
3 Give It Back
4 I Don't Wanna Be Your Boyfriend
5 In Too Deep
6 Turn Around And Count 2 Ten
7 Brand New Lover
8 Get Out of My House
9 Stop Kicking My Heart Around
10 You Spin Me Round (Like A Record) 


今回、これ観て私、『Stop Kicking My Heart Around』の良さを見直しましたね!
(個人的には『I Cannot Carry On』も入れてほしかったですけど


では皆様、
改めて、ピート三昧行ってみましょう~~~


やはりプルはプルだった

2009-10-30 18:08:18 | その他のスケーター
私が手術・入院している間に行われたGPSエリック杯とロステレコム杯。

いつもならネット上のストリーミングで夜中眠い目をこすりつつ、下位選手から観る醍醐味を味わっているのですが、今回は残念ながらテレ朝のBSのみしか観れなかったため詳しい感想を述べるには余りにも材料不足。

とは言え、今季もはや既にこの2戦で、男子も女子もOPシーズンという超大事なシーズンに激震を走らせる事態になってしまったため、
私としてはその事態を引き起こした男女2人――即ち、浅田真央選手とエフゲニー・プルシェンコ選手を中心にここまでの感想を簡単につづっていきたいと思います。


まずは男子から。

フランス杯は見事織田くんが優勝しましたね!

SPが本人の出来の割にPCSが伸びなかったと言って彼、泣いてましたが、正直私はあのプロのステップには既視感を覚えるし、織田くん自身あの曲の迫力にまだついていけてないように感じるのであんなものではないかなーと思います。

その点、フリーのチャップリンは無理のない振り付けでジャンプも余裕があって良かったです。

ただ、あれでクワドを入れてもあそこまでまとめることが出来るかどうかが気になるところではありますよね。
それによって、次回の中国杯での勝敗も変わってくると思うので、彼には是非今週末の試合でクワド、挑戦してみて欲しいです。


それから、2位のトマシュはマジで残念!!

SPから4-3入れて、FSも4-3、3Aなど前半すごくシャープで綺麗なジャンプを跳んでこれはいけるか!?と思ったのも束の間、
またもや後半で自爆するとゆー相変わらずのパターンを踏襲してしまったトマシュ(T_T)(T_T)

彼はあれさえなければね~

今回プロもすごく良くて、FSのゴッドファーザーなんか、およそ血なまぐささとは無縁の、端正でスタイリッシュな美青年風になっていて衣装もステキだったのにィ~~(>Д<)

スケーティングも綺麗だし、表現力もクワドを跳ぶ身体能力も高い選手だけに、もうそろそろあの自爆癖を克服してくれ~~!

とゆーのが、私の素直な感想でした。


そして、3位に入ったのがリッポンくん。
彼、今回は予想外の入賞で、キスクラぴょんぴょん飛び跳ねてて可愛かったですね~~~(*^_^*)

プログラム的には端正かつ優雅で安定感も出てきた感じでいいのですが、ちょっとまだシニアで戦うには薄味とゆーか、物足りなさを感じるので、
そこら辺もう少し個性が欲しいかなぁ。

だって、あれだとジュベが上でも良かったよね、ってな話になりそーですし。
そういう時に、他をねじ伏せる説得力がまだないとゆーか。


ま、でも、彼の場合、終わった後のあの天使のような笑顔を見た途端、いい!許しちゃう!ってな気分にさせてしまうのが、最大の説得力なんでしょう~~。


そして、そのジュベは今回昨季よりも低調な滑り出し。

まさか彼が台落ちなんて~(>Д<)!!

オール完全優勝した06-07シーズンの頃を思えば、さすがのジュベも落日の感ありは否めないのでしょうか(T_T)(T_T)?


――いえいえ、私はそうは思いません。

彼が今季、かなーり本気モードだということは、初戦から4Tと4Sを入れて来たことでも明らかであります。

(さすがにRiseは飽きてきたけど^_^;)フリーのプロもいいと思うし、彼もSPから4-3やって、プルとの臨戦体勢を十分整えてる感じなので、私はジュベはこれからだと思いますね!

アスリートとしての気概や気迫をプロで表現出来る男性的なジュベの存在は、プルの健在っぷりが明白になった今季、シーズンを面白くさせるためにも絶対必要な存在だと思うので、
彼にはとにかく踏ん張って欲しい!

そう、切に願いますね。


そのエリック杯では、ちょっと痩せてヘアスタイルがガテン系から爽やか系に変わったせいか、遠目から見ると誰だかわからなくなってしまったポンちゃんに(笑)顔は超イケメンなのに、何故か上半身がもさいヴォロも4T入れて(ゴメン!ヴォロ。でもお顔は好みよ~)、しっかりクワド祭りをやってくれたからでしょうか――、
お次のロステレコム杯では、そのクワドをSP、FS両方とも綺麗に揃え、しかも他のジャンプも完璧に跳んでブランクから来る衰えなどなど全く感じさせなかった、プルの存在感だけがやたら目立つ格好となってしまいました。


マジで、私はプルがあそこまで完全に復調してくるとは、思ってもいませんでしたよ!!!(>□<)


SPこそ最後のルッツをダブらせたものの、4T-3T、3Aを完璧にこなし、
FSも4T-3T、3A、3A-2T、3Lo、3F、3Lz、2A、3Sを全て下り、スピン、ステップ共にレベル3と4で揃えて来たアンタはまさに宇宙人!!


これで70%の出来とは、も、どんだけ~(@_@;)!?

でも、確かにコンボ券を全部使い、2Aなしでトリプル全種揃え、他は7~8点台を揃えてきたのに、TRだけ6.95とゆー笑っちゃったPCSを全てクリアしてきたら、
一体彼の点数はいくら出るんでしょうね!?

全く、考えただけでも空恐ろしいし、
それぐらい今季彼は、別次元、別格の存在感でリンクに降臨して来ましたよ!!

だいたい、常人だったら、4年のブランクがあった上に膝の故障や体重増加なんかあった日にゃあ、ここまで現役当時と同じ状態に戻してこられるなんて、フツー思わないですよね!?

しかも、体力の衰えとかを考慮してPCS中心のスタイルに変えて来たりしたって構わないのに、相変わらずジャンプの鬼だし


そして、笑っちゃったのがこれがまたプルがプルたる所以ですけど、
FSに至っては自らNo.1を宣言するように、高く人差し指を突き上げ、
最後のポーズでは腕を静かに下ろしただけでポージングをしない、審判に「どーよ?」とでも言わんばかりのあのゴーマンっぷり!

あれを憎たらしいヤツと思うか、すげー!!と思うかは、まさに自分がプルに対してどんな印象を持っているかによって違ってくるんでしょうが、
私自身はもう、ホント、感嘆の言葉しか出ませんでした。

いや、むしろあきれるくらい笑っちゃったとゆーか。


一体、あんなパフォーマンスを、今の選手の誰が出来るでしょう!?

あれはまさに“皇帝”と呼ばれた彼にしか出来ないことですよ!


あの、彼の今回のパフォーマンスで今季の男子の流れがいっぺんに変わってしまったような気がします。


即ち、優勝するにはこのプルのレベルを揃えないと無理だということ。


もちろん、今の新採点ならこないだのエリックの織田くんや、過去のP・チャンやライサのように、クワドなしでもジャンプを完璧に跳び、要素を全て正確にこなせば、数字上では今回のプルの点数を抜いて勝つことも当然出来ると思います。

でも、オリンピックという舞台で、しかもあのプルの存在感と説得力を目の当たりにして、彼のすごさにビビらない選手がいるでしょうか?

そして、そんな中では安全運転で行こうなんて悠長な考えは吹っ飛んでしまうだろうし、それこそ目の前に高くそびえる頂をどう攻略するかにやっきになってしまえば、普段の自分らしさに頼るなんて到底無理でしょう。


そういう意味では、まさに今の男子のぬる~い風潮に風穴を開けてくれたとゆーか、“男子クワド跳べずに優勝するなかれ”と一喝してくれたみたいで、私は大歓迎!


ただ、だからといって、クワドだけで優勝出来るわけでもないということを、今回の彼のプロでわからせてくれたのも、また事実だと思うんですよね。

それは、プル以外の選手が唯一彼に対抗出来る手段でもあります。


即ち、ジャンプ構成とPCSの要素においては、まだまだ他選手が追いつける部分が残されているということ。
後は、プログラム自身の印象でしょうか。

まァ、これは飽くまで私の私見ですが、
あのプルのプログラム、確かに技術はすごいけれど、SPに至っては音楽との同調性なんて皆無だし(プル、ゴメン^_^;)、
FSもジャンプを畳みかけてくれば迫力満点ですけど、つなぎが薄いせいかどこか印象が弱いとゆーか、何度も繰り返して見たくなるような味わいに欠けてるような気がするんですよね。

そこを超えるプログラムで、尚且つ彼をリスペクトしながらも己のやるべきことを見失わず、完璧な演技をすることが出来たなら、プルを差し置いて優勝することも可能なんではないか。

そして、それをやれそうな選手は、やはり一度はオリンピックを経験していて、ジャンプの確実性にあまりブレがなく、PCSも常に一定の評価を貰い、ここぞという時にメンタルの強い選手ということになり、
そうすると自ずと絞られては来ると思うんですが、
ま、具体的な選手名は大体皆さんの頭の中にも浮かんで来るとは思うので、ここで敢て明言することは避けますね。

でも、それでもプル自身が上記の条件を全てクリア出来たら、おそらく彼に勝てる選手はいないんじゃないかなーとも思いますので、そこら辺は私、こないだの彼の演技を見て腹をくくることが出来たとゆーか、覚悟が出来ましたね。


だって、それぐらいの演技をしたら文句のつけようがないじゃないですか?


そういう指標をくれたっていう点では、私はプルのあの健在っぷりは大歓迎です。


やっぱり、男子でスポーツであるからには、超えるべき目標や壁は高い方がダンゼン面白いしやりがいがあるじゃないですか!!


そして、それを踏まえた上で、我らが大輔くんがどこまで太刀打ち出来るかを見届けたいです。


もちろん、他の選手達もそうだし、そのプル自身がどこまで行けるかもOPを観る楽しみの一つに加わったと思うと、何だかシーズン前よりずっとワクワクしてる自分がいます!!



――あ、あと、最後に、

順位は別として、
今季何かがハジけた感のあるジョニちゃんの動向にも、密かに期待していることも付け加えておきましょう~~



それでは、次回は女子です。



スポーツ大陸&Sportiva

2009-10-29 00:31:25 | 高橋大輔
・・・どうしましょう。

退院して来た初日に真っ先に見た『スポーツ大陸』の、
ラスト2分間のあの衝撃に、私は完全にノックアウトされてしまいました。


まずは、何をおいてもこのことから方語らねばなりますまい!


――特集の中身としてはさすがNHK、
(不測の事態で)去年から温めてきた番組だけあってとてもキメ細かく大輔くんのこの1年を追っていて、
冷静かつムダな煽りも恣意的な曲解もせず、高橋大輔物語として十分見ごたえある作りになっていましたよね

そして、個人的にはあの倉敷に帰った時の大輔くんのスーツスタイルのスキのなさに感嘆し、ジャケットを脱いだ時の女子か!と思うほどの腰の細さに萌え(笑)、
氷上練習再開当時の片足スケーティングと韓国での足への字スケーティング、
それとデトロイトでのカメ先生と本田くんの前で披露したツイズルツイズルツイズルツイズル~ピタッ!のところを何度も何度もリピートし(>▽<)、
だんだんと変化していく大輔くんを今回どこまで見られるのかと思っていたら!

最後に直近22日の練習映像が入って来て。


――も、目が点になりました。


あの、『道』のステップ、

フィン杯でお披露目した時とは丸っきり別物


フィン杯の時は、本人が完成度ゼロと言っていただけあってまだプロを通すのに精一杯で、そこに感情を乗せるだけでやっとという感じだったのが、
(それでも感動しましたけど)
あの22日の練習映像のは、喜びと、パワーと、ほとばしる生命エネルギーに満ち溢れていて、あれはまるで、いつかの摂食障害から立ち直った鈴木選手の演技を見た時のような、
そんな感動が胸の奥からこみ上げてきて、
私は思わず泣いてしまいました。

あれは大輔くんの演技ではあるけれど、演技ではないような。

彼の心から溢れ出る思いが、あの表情を作り出している感じで、


なんとゆーか、

ここ最近の大輔くんのインタでの表情を見ていても思うんですけど、彼、すごく瑞々しくて柔らかくて、とろけるような顔と言葉を発するようになったと思いませんか?皆さん。

特に私、前回のテレ朝男子SPの中でフィン杯で優勝した後のインタの言葉で、
「ファイナルでも優勝して、勢いづけれたらいいなと、思います」
と言ってた時の最後の「思います」のところとか、
今回のスポ大で『道』の演技について聞かれて、
「アクトしなきゃいけないってのがあって、恥ずかしいなぁってのがあるし」
なんて言ってる時の大輔くんが、
なんか、まるでスケートに恋してる少年みたいに目がキラキラしてて、夢見心地でトロットロで、そのせいかお肌までツヤツヤな感じで、も~~~、眩しすぎるんですよねー

そして、恋をすると自分のこれから起きる出来事全てがバラ色に見えて、楽しくてしょうがなくて全エネルギーを注いでしまうように、
そのスケートに改めて恋したタカハシ少年は、今自分の身に起こっていること、これから先起こること全てにワクワクして胸を高鳴らせているよーな、
そんな初々しさに満ちているように見えて仕方がないのです。

実際、大輔くん、去年より遥かに若々しく見えるし、人によってはアランフェス時代の頃のような顔になったと言っている人もいますしね。


そんな自分の感情を、ただでさえ表現力豊かな彼がさらに真っ直ぐストレートに表すようになったら、一体どれだけの爆発力を発揮するでしょう!?

考えただけでワクワクしますよ~~~!!(>▽<)


その片鱗が垣間見れたのが、今回の映像だったと思うのです。

だからびっくりしちゃったし、感激しすぎて泣けちゃったんですが、


てか、

あんなものを見せられた日にゃあね、
も、私がジャッジだったら点数つけられません!


それくらい、多分これからの1戦1戦は、その都度彼の思いのありったけがつまったプロになりそうで、以前よりもっと見逃せないものになりそうですよね!


そして、その思いは大輔くん一人のものだけじゃなく、皆の思いも乗せてるんだなぁと思ったのが、『Sportiva』での本田くんの言葉。

大輔くんが9月に靴のトラブルでジャンプが不調になった時に、彼に「ジャンプ跳んで見せてください」と直訴され、一つ一つ跳んで見せ、この時期選手よりもたくさんジャンプを跳んだという本田くんの、

「大輔にとってプラスになるのならば、僕はいくらでも跳んで見せるつもりです」

という言葉の、

その本田くんの大輔くんにかける思いの深さ、強さを知ったようで、これまた私はむせび泣き(T_T)

その他、しーちゃん、みやけんさん、カメ先生、そして歌子コーチの揺るぎない信頼と期待を背負って、彼は今季、オリンピックに向かうのです。



思えばあの東京ワールドで銀メダルを取った時は、その皆の思いや声援を力に変えて取ったメダルでしたが、
今季はその思いを背負いつつも、もっと内なるところから発する自発的な力で戦えるんじゃないか――、
今、私は彼を見てそんな予感がしています。


それをリアルタイムで目の当たりに出来る幸せ。


金メダルはもちろん取ってくれれば、ファンとしてこんな嬉しいことはありません。

でも、私は、大輔くんのスポ大22日練習で見た、あんな演技をオリンピックで観られるなら、後は結果がどうであろうときっと満足出来るような気がします。


技術と表現力、そして選手のその時のメンタルが大きく作用するフィギュアスケートなるスポーツを愛する所以が、そこにあると思います。


NHK杯まであと9日。


残念ながら、今回のGPFと全日本は時間の関係上行けそうもないので、今季試合で私が大輔くんを生で見れるのはこのNHK杯のみ。

でも、だからこそ、その瞬間をしっかり細部までつぶさにこの目に焼き付けてこようと思っています!

彼の生命(いのち)の火が燃える一瞬を。




まだ始まる前から、わけのわからない感動が胸からこみ上げて来ている、どーしよーもない私です(~_~;)


戻ってまいりました~\(~o~)/

2009-10-27 22:29:48 | その他
皆様、こんばんは!

約12日間に及ぶ手術&入院生活を経て、私YONOHAはやっとシャバに帰ってまいりましたよ~~~~!!
(何、“シャバ”って。アンタは服役囚か!?^_^;)



いや~、

長い浦島生活でしたー


って、

まァ、そんな大げさなモンでもないんですが、でも、よくよく考えると当たらずとも遠からず!?

6時半起床9時消灯を柱とする、ただただ快復と安静を第1の目的とした超規則正しい生活と、自分からは余計な情報は一切求められなかった病院での生活が、帰宅してやっと自分の嗜好品の数々に触れられる――、

その喜びが私をしてそう思わしめたのですが、
(ん?そうすると厳密に言えば逆ウラシマか)

ただ、それもこれもこうして自分の手術が無事成功して順調に快復したからこそ、実感出来ることでもあるわけで。


思えば手術が無事終了し、除々に麻酔から醒めていくと同時に下腹部の痛みを自覚していってからは、3種類の鎮痛剤を使ったにも関わらず、一向に痛みが止まず一晩中うなされていた私。
(それでも、ピートのようにモルヒネを使うまでは行きませんでしたが・・・とゆーか、それは看護師さんに止められました。やっぱりモルヒネは幻覚症状とか脳に影響を及ぼすので、そう簡単には使わないらしいです。
それをバンバン打たれていたピートはよっぽどだったんでしょうねェ^_^;)

両膝下には血栓を防ぐためと言われ、電動の“間歇的空気圧迫装置(フットポンプ)”なるものを装着され、後で楽になっていくにつれそれが片足ずつ動かせるとわかったものの、その時はそれがどうなっているのか見ることも出来ず全く身動きが取れないと思っていた私は、もう、自分がベッドに磔にされたただ単なる「痛み」の塊でしかないように思え、それ以外にその時の自分を表すものは一切なかったと言ってもいいほど、本当にただただ痛いだけで、あれほど時間を長く感じたことも久しくなかったですねー。

手術前と手術自体が全く無痛で、不快感が一切なかったのも余計ギャップを感じた所以でしょうか。

なんせ、手術台に乗り、麻酔をする直前まで何の処置もせず、尿道管も胃へのカテーテルも気道確保用のチューブも全部麻酔を入れてから行われたらしいので、こっちはホント、覚醒する瞬間までは何があったか何を操作されたかなんてカルテを見るまでさっぱりわかんないんですから(いや、当たり前ですけど^_^;)


でも、だからこそ、目覚めると同時にいきなりその「痛み」だけが間断なく激しく襲って来て、それだけじゃなく点滴から入れてた麻薬(フェンタニル)のせいで吐き気はするわ、口は渇くわ、でも身動き出来ないわもあって、
手術前にダンナのお義母さまに「付き添いはいらない?」と聞かれ、数年前の帝王切開の時とおんなじくらいだろうから大丈夫だとタカをくくって断った自分はすぐさまそれを後悔、結局ダンナにいてもらわなきゃダメだと判断して急遽付き添ってもらったほど、
通常出来るはずの、痛みで身をよじったり手で抑えることが出来ないってことが、こんなに辛いものだったのかと改めて思い知った十数時間でもありました。


とは言え、人間の体って面白いですね~。

まるで永遠に続くかと思われたその地獄のような痛みも、やっぱり一晩経つとある程度は納まってくる。

そして、これが患部以外は丸っきりの健康体の人なら速やかに快復していくのでしょうが、病院へ行くほどでなくても日頃からどこか身体に弱い部分を抱えている人間は、今度はその最大の難所を通過した後に次の難所として、違う痛みが自分を襲ってくるんですよね~。

私の場合、それは膀胱と胃と腸でした。

元々、過去に尿道炎をやり、常に胃痛と過敏性腸症候群に悩まされていたせいで、尿道管を外され歩くよう指導された翌日からすぐに30分~1,2時間おきの頻尿と残尿感に襲われ、それがまた一晩中続いたと思ったら、今度は次の日以降絶食してた弊害で胃の痛みが加わり、そうすると食事が出来ず水分も取れずでますます尿が出ない。
で、食べ物が摂取出来ないと腸も動かないのでガスも便も出ないとゆー悪循環で、それが3,4日目ぐらいまで続いたのかな

だから、そん時は患部の痛みよりも胃部の痛みの方が強くて、看護師さんにも苦笑されちゃったくらい(~_~;)


いやー、でも、
マジで苦しかったんですよ~!


ところが、散々苦しんでいたその痛みがですね、
初めてのガスが出て、それからお腹に溜ってたガスが全部出ちゃうと途端にラクになりまして!

そこからガゼン食欲も出てきて排泄も上手くいくようになり、恒常機能が戻って来たのが身にしみてわかった時は、本当に人体のすごさを思い知りました!


あ、ホメオスタシスってこういうことなんだー、と。


で、そこまで来ると後は日にち薬。

痛みで制限されてた体勢が快復するにつれいろいろ取れるようになり、日常の生活行動がどんどん出来るようになってくると、精神的にも余裕が出てくる。

その目安が私の場合、やっぱり4日目以降でした。



そして、肝心の手術自体は子宮全部摘出とまではいかなかったと、後で先生から聞かされました。

何でも、前回の帝王切開時に子宮と膀胱が癒着してしまったらしくて、何とかひっぺがそうとしたらしいのですが、あまりの癒着ぶりに断念したんだとか。

なので、ごく一部を残す状態での摘出となったそうです。


患部を見せてもらったというお義母さまは、筋腫の様子をまるで皮をむいた桃のような色と大きさだったと言っていました。
(すごいですよね!(@_@;)あたしも見たかったなぁ)

そんだけの異物をずっと子宮内に抱えていたわけですから、前前回の生理時にとんでもない痛みが襲ってきたのは、もう、ある種体が限界を感じて悲鳴上げてたってことだったんだと思います。


ま、自分自身そんなものをいつまでも持っていたくはなかったので、
ここは早々に手術を決断して良かったなぁと改めて思いましたね



しかし、今回改めて驚いたのは、何といってもやはり術前・術後の患者に対する身体的、精神的負担の少なさ。

術前は先にも書いた通り、本人が要望すれば全く不快な思いをせずに麻酔に至ることが出来るし(ただ、これは背中からの麻酔をした場合またちょっと違うかも知れません)、
術後にしてもstudio_peach2004さんが仰っていたように、創傷部を覆うのは透明シールのようなもののみ、ガーゼ消毒一切なしで、糸も溶けていくものを使用しているので抜糸も必要ないとあって、看護師さんや先生が来ても「ちょっとお腹見せて下さいね~」と言っては目視するだけの簡単なもの。

お腹自体、ダンナのお義母さまが40年以上も前に卵巣のう腫で手術した際はレンガや鉄板を乗せられ絶対安静だったと聞かされていたのを思えば、今や腹帯一枚で済んでしまうこの現状は、本当に医学界の日進月歩を感じて驚嘆せざるを得ませんでしたねー。


いやはや、スバラシイ


もっとも今回のこの感想はあくまで私個人の身体的な経験を通したものなので、当然万人に当てはまるものではありませんので、ま、ちょっとした手術日記のようなものとして読んでいただければいいかなと。


けれど、私が快復し出した先週末、
巷で猛威をふるいつつある新型インフルがとうとう我が家の息子を襲いまして。

病院ではA型と診断されたものの、今の季節性はB型以外は新型との区別がつかないらしいので、A型と診断されたものはほぼ新型だとか。

そう聞くと、ひえ~、うちの子がとうとう新型インフルエンザに~~~!!(>Д<)とビビりそうなものですが、
結局、対症療法は季節性のインフルと変わらず、リレンザを中心とした既存の風邪薬との併用、後は水分をたっぷり取り食事も出来る限り摂取し、休養を心がけるという普遍的な方法で治すしかなく、まァ、幸いうちの息子はすぐ病院へ行ったため症状としてはそんなに重くならずにすんだから良かったのですが、

傑作だったのがうちのダンナ、

そんな状態なので先週の土日はほとんど一人寂しく病室で過ごし、離れているため息子を抱きしめることも出来ず、ただ遠くで心配するしかない現状を憂いていたこの私に電話してきて、

「○○○(息子の名前)の食べ残してた焼き芋、間違えて食べちゃった、どおしよ~~!」



ア ホ か



「家族なんて、同じ屋根の下に暮らし世話してる以上、一蓮托生、運命共同体、

インフルにしろただの風邪にしろ、うつったってある程度は仕方ないくらいの度胸が座ってないでどーすんの!!
アンタは家族の大黒柱でしょ!
○○○の食べかけ喰ったくらいでオタオタして電話してくんじゃないの!!」


――と、啖呵切ってやりましたわよ、おほほほほ^m^


だってね、

離れて心配するしか出来ない状況に比べたら、傍にいて、うつってもいいから子供の呼吸や体温、心音を聞いてるほうがなんぼか安心ですもんよ!

そう思いません???皆様方


まァ、でも、うちのダンナはダンナで、自分がインフル罹った際の仕事が出来なくなる状況を心配してたんだとは思いますけどね。


そーゆー意味で、
退院してから我が息子をこの手に抱き寄せ、口の達者なお姉ちゃんに鉄拳を食らわせながらも家族の様子をすぐ傍で見られる時間がまたこうしてやって来たことは、何よりの幸せだなぁと、改めて思った次第でした。

そしてまた、大輔くんの演技に一喜一憂し、ピートの花の顔(かんばせ)を拝みながら彼の音楽を聴ける幸せも。




――ということで、皆様、

ようやく私の日常がまた再開されました!

しばらくはお腹の痛みと相談しながらの生活になると思いますが、
やっぱり子供がいると、必然的に声は大きくなるし、あれこれ動かざるを得なくなるなぁというのももう一つの実感だったので、
結局母親なるものは、そーゆー風に出来てるんだなーと腹をくくってやっていくしかないですね(~_~;)

でも、取りあえず、うちの実母にNHK杯まではいてもらえることになりましたので、これで留守もひと安心


コメントを下さった皆様にも、改めてお礼申し上げますm(__)m

ありがとうございました!!


気になるGPS関連と大輔くん関連に関しましては、明日以降また記事をUPさせていただきますね!

特に今季のGPSは男子も女子も波乱と驚愕の展開になっていますので、私としては女子は真央ちゃん中心、男子はプル中心に書きたいと思っております。

大輔くんはもちろん、こないだ放送された『スポーツ大陸』!!


残念ながらピートのことに関してはわかりませんでしたが、

も、書きたいことがいっぱいあってうずうずしてるのは事実なので、
取りあえず、今回は事後報告という形で私のプライベートに終始させていただきました。


最後に、

大輔くんと、ピートと、このブログと、そして身内の支えがあったからこそ、今回の手術を乗り越えられたと思っています



皆様、今後とも当ブログをよろしくお願いしますね

途中経過

2009-10-21 22:57:11 | その他
皆様、こんばんは

手術、無事終了いたしました!
ただ今、術後5日目。
予定通りのUPであります!!(笑)

お蔭様で経過は順調。
3日目くらいまでは創傷の痛みだけじゃないことにも悩まされかなりキツかったのですが、
今ではほぼ解消し、身体も段々動けるようになってまいりましたp(^^)q


とは言うものの、
ケータイからの投稿は改めてやってみると、やっぱりかなりまだるっこしいので、正式な記事はまた退院してから、
取りあえず今回は、簡単な途中経過のみお知らせするに留めたいと思います。

そして、この間コメント下さったよしこさん、ピーちゃんさん、pinokoさんにはお礼申し上げると共に、
今しばらくお返事はお待ちいただけますようお願いいたしますm(__)m

更に、当ブログを読んで下さっている皆様にも、同じくもうしばらく更新お待ちいただきますよう、重ねてお願い申し上げますm(__)mm(__)m


あ、でも、
大輔くんファンの方には後もう少しでスポ大がON AIRされますね!
確かDaysの最新号も今回は大輔くんが表紙で25日発売じゃありませんでしたっけ?
(間違ってたらスミマセン。なんせ痛みにモーローとしながらのチェックだったので^_^;)

これでNHK杯までの楽しみが増えて、私の回復にも更に拍車がかかりますよーー\(^▽^)/!



一応、退院は当初の予定より早まって、来週頭になりそうであります。
(5日目で帰る人もいると聞きましたが、私はさすがにそれは無理だなァ

帰ったら早速溜まってるGPSの録画共々チェックしなくては!
(Daysはダンナに買って来て貰うとして



それでは皆様、

簡単ではありますが、今日はこの辺でご勘弁を。


出来れば週明けにまたお会いしましょう~~(^0^)/


(しかし、今回一番予想外だったのが我が息子のママ離れであった‥‥



つづく

皆様、ありがとうございます!

2009-10-15 18:13:51 | その他
うわ~、早速投稿しちゃいました(^_^;)


と、言うのも、
取りあえず今日は術前処置のみだったので、動脈採血やら剃毛やらいろんな説明さえ済めば後はヒマ。


でも、聞いて下さいよ~~~、皆様!

夕方下校してから顔見せに来ると思っていた我が息子が、何と、母の心配より友達と遊ぶ方を選びやがった(-_-メ)

どおしてよお~~~~!?!?

くすん、くすん(/_・、)
(おねぇちゃんはちゃんと来てくれたのに)

明日行くからって言ったそうだけど、
明日は手術したばっかだから、ママ意識不明なのよー!?


ありえねー(-_-Ⅲ)


おまけに、さっき前述した動脈採血、
今回担当の先生がやったところ、2回も失敗してしまいまして。


ありえね~~~2(>□<)!!!

結局、外科の先生に代わって貰って無事血は採れたものの、
おねぇちゃんが一言、

「そんな先生に任せて大丈夫なの!?ママ」





‥‥‥‥‥う~ん、


ノーコメント(^_^;)



ま、それはさておき、
(置いといていいのか!?)
昨日、お知らせ記事をUPしてから皆様には本当に温かいお言葉と励ましを頂き、私、YONOHAは感無量であります(T_T)

一人一人の方にレスするのはまた気力体力がしっかり回復してからさせて頂くとして、
取りあえず、この場をお借りしてまとめてお礼を申し上げる非礼をお許し下さい。

でも、本当にありがとうございます!
たいした手術でもないし、自分自身割と楽観的でいたくせに、すごく勇気付けられ思わずホロリとしてしました(T_T)(T_T)
(すいません、感激屋なもので^_^;)

今朝、ダンナがちょっとした手紙と家族の写真を入れたミニアルバムを作っておいてくれてたのにも、感動してしまいましたし。



いやー、だからね、

そんなたいしたことないんだってばぁ~!

と思いながらも、
家族と皆様の優しさに触れた思いでした。

感謝、感謝です(^人^)



退院は、思ったより案外早く出来そうで。

麻酔導入剤もなし、術後一日目から普通食、ガーゼ交換もほとんどしないとかで、随分負担が減ったもんだなぁと、看護師さんからの説明を受けながら隔世の感に浸っておりましたよ。



‥‥ちっ。

これで、ますます我が息子は見舞いに来なさそうだわ。


いいも~ん!

ママはNHK杯で思いっ切り羽根伸ばしてくるからねー!!←強がり



では、皆様(^_^;)

いよいよ明日、頑張ってきます!!p(^^)q

お知らせとお願い

2009-10-14 14:19:07 | その他
         ~当ブログにお越しいただいている皆様へ~


大輔くん関連も一息ついたので、ここでちょっと私事ではありますが、皆様にお知らせとお願いがあります。

この度、私YONOHAはさる9月に病院で検査を受けたところ、子宮筋腫があることがわかりまして。

で、様々な治療法を考慮した結果、明後日手術を受けることになりました。


それに伴い2週間ほどの入院生活を送らなくてはいけなくなったため、
(あ、ちなみに手術方法は単純全摘手術――つまり悪い部分を子宮ごと取っちゃうやつです)
その間、多分しばらくはブログをUP出来なくなると思われます。


今週末にはGPSエリック杯が始まり、来週末にはロステレコム杯もあって、スケートファンにとってはこれからが本番、
いつもならWebTVを観ながらPCに張り付いている日々を送っている筈なのですが、さすがに病室にまでPCは持ちこめないので今回はTV観戦で我慢であります

幸い、大輔くん関連に関しては今のところNHK杯まで『スポーツ大陸』ぐらいをチェックしておけば良さそうだし、
今回怪我の功名と言っては何ですが、ダンナから手術が成功したらNHK杯の宿泊観戦に行って良いとゆー許可も得たので\(~o~)/
(てゆーか、私は今回の手術日、そのNHK杯に間に合うように決めたよーなもんなんですよ!


ここは是が非でも手術を成功させてCome Backしなければ!!
(いや、手術をするのはお医者さんなんですけど


――まぁ、でもね。

看護師さんに聞いたところによると、子供達を帝王切開で生んだ時と同じく、今回も術後1日目にしてとっとと歩かされるみたいだし、痛みでうめきながら寝たきりなのも(何事もなければ)多分2,3日目までだと思うので、
そうすると、4日目からは既に入院生活に退屈し出す日々が始まることは火を見るよりも明らか
そんな状況の中、PCのない私に残された情報源と言えばもう、ケータイとテレビしかない!!

だから、きっと、5日目以降になったら我慢出来ずにケータイから投稿しそうな気がします
(いや、絶対しそう)

もちろん、コメントも見れますので、
皆様には、もし返事が遅れてもよろしければ、またレスくださると嬉しいです



あと、これはピートファンの方へのちょっとしたお願いなのですが、
次次回の【自叙伝編】を書くにあたって、一つ時期的にわからないことがありまして、
ピートは90年代のある時期(最初の日本ツアーが終わって、お母様が亡くなり、アメリカツアーが済んだ後)精巣ガンと多発性硬化症とパーキンソン病の疑いで長い入院生活を送っていたことがあるんですけど、この具体的な時期が自叙伝のどこをどう読んでもよくわからないのです。
そして、その病気自体が本当だったのかどうかも。

なので、当時のことを知る方で、そのような情報があったかどうか、それがいつのことだったのか、もしおわかりになる方がありましたら是非教えていただきたいのです。

というのも、この時期のことが後のピートの精神的な均衡を保つのに微妙な影を落としていくからで、
その時期の話を抜きにしては【自叙伝編】をまとめ上げることが出来ないからなんですよ~~(>_<)


皆様、なにとぞよろしゅう、お頼み申しますm(__)m


合わせて【Big Brother編】のUPが遅れることもお詫び申し上げますm(__)mm(__)m



留守中は、実母が来てくれて家のことや子供達のことを見てくれます。
ダンナのお義母様も、手術当日、仕事で来れないダンナの代わりに立ち会ってくれるそうです。
マンションのママ友さんも、子供達のために援助を申し出て下さって、本当にこういう時は人のありがたみが身にしみますよね。

ピートも大輔くんもそうだったように。


あと、ここ最近、用事もないのに私の名を頻繁に呼ぶダンナが面白いです。

きっと、言葉に出さないだけで不安や心配と戦っているのでしょうね。
(子供達は、多分私がいなくなってから実感がわくのでしょう←特に下の息子は)


私自身も全身麻酔などに対する不安がないわけではありませんが、
こーゆーのって、手術台に上がってしまったら、あとはなすがママきゅうりがパパ(うわ、ふるっ!^_^;)なので、こっちはもーどうすることも出来ないですもんね。

それより私は術前術後のモロモロの処置の方がイヤなんだなぁ~~


簡単な手術をしたことのある方ならおわかりだと思いますが、
まず、絶食から始まり、浣腸、剃毛などの処置をした後手術までのあの長い時間がイヤだし、尿道に管通すのもキライ、それに今回は全身麻酔だから胃にチューブを入れなくちゃならないとかで、
自慢じゃないけど、私は中2の時に神経性胃炎で胃カメラを飲んで以来、その余りの苦しさにトラウマになってしまって、数年前に再度飲むハメになった時は拒絶反応がすごくて、結局検査が出来なかったほどなんです(~_~;)

まァでも、幸い、その後別の病院の、麻酔を打って無痛で行う検査方法で何とか事なきを得ましたから、今回も看護師さんに直訴して麻酔が効いてから入れてもらうようにしてもらいましたけどね~

その麻酔自体は、全身でなくて局部でも出来るらしいんですよね。
ただ、局部だと腸を横隔膜の辺りまで押し上げた時に圧迫感を強く感じるらしいのであまりお勧めはしないんだとか。
あと、消毒殺菌についても、7年前私が下の子を産んだ時はまだ患部をしっかり消毒してたのが、今では軽く水で洗い流すだけになったそうですね。

で、それはなぜかと聞いたところ、


「それが今の医学界の流行りなんです」


と言われてしまった











・・・・・・・・・・まー、

一応もっともな理由はあるんでしょうが、



流行りで医学やって欲しくないなぁ(;一_一)


と心の中で呟いたのは言うまでもありません。




かようなわけで、

私のブログを楽しみにして下さっている方には誠に申し訳ありませんが、

手術をして見事復活してくるその日まで、どうかお待ちいただけますよう、お願い申し上げますm(__)m


では、私は今から入院準備に入ります!



手術、無事成功させて、NHK杯に行くぞ、おお~~~!!



弁当男子 大輔くん(笑)

2009-10-13 16:23:03 | 高橋大輔
感動と感慨にふけったフィンランディア杯が終わり、
ちょっと気分的にもひと段落した今日になって、面白い事後ニュースが載ってました。

題して、

復帰V フィギュア高橋の弁当秘話

以前、読売だったか日経だったか朝日だったか(も、うろ覚え^_^;)どこかの記事で大輔くんが今季から栄養士をつけてるっていう情報があって、アスリートの体を維持するためにはそれってすごく必要なことなので良かったなぁと思ってたら、
大輔くん、女子並みのことしてますね~~

曰く、
「9月に栄養士さんについてもらってから、練習の時の昼ご飯は弁当を作って持っていってます。けっこう嫌いじゃないですね。弁当箱に詰めるのも面白いし。緑黄野菜が大好きなので、色合いはきれいかも知れないです。時間がない時はコンビニになりますけど、弁当の方が疲れが取れる。全然違いますね」
とのこと。

大輔くん、そーいえば、元々お弁当系のおかずが好きって言ってませんでしたっけ。
あれは確か、06-07オフシーズン時の東京でのトークショーで出た話だったと思うんですけど(違ってたらゴメンナサイm(__)m
彼女にはいつもでなくてもいいから、おかずをお弁当みたいに出してくれたら嬉しいってなことを言ってたよーな・・・?

それを今回は自分でやっちゃってるワケですね!!(笑)


いやいや、笑うのは失礼か

大輔くん、その出来たお弁当、写メまで撮って栄養士さんに送り、アドバイスを受けてるくらいなんですから!

いつかの関大部室でもセブンイレブンのパスタサラダを食べてて「食事はいつもこんなもんです」とか言ってた大輔くんが・・・、
「今では肉と魚とか、2種類のタンパク質を取ることを心がけてる」なんて。

スバラシすぎます


あと、その後のインタでも、
「五輪でメダルを取るには、日本でエースでないと取れないと思う。エースと呼ばれることに誇らしさや嬉しさはないですね。夢が五輪なので、それが当たり前じゃないとダメだと思います。
昔は強がりで言ってた部分がありましたが、でも今は自然と。それがずっと夢でしたし、自分の中ではっきりと思えるので」

なんて言われた日にゃあ、ゆかりんじゃないですけど、改めて、

惚れてまうやろ~~~!


って感じです


弁当男子でもスウィーツ男子でも、何でもいいから、それら全てを五輪への糧にしてくれれば言うことなしですよね!!


怒涛の一日

2009-10-12 22:08:33 | 高橋大輔
今朝、昨日の疲れもあってちょっと遅めに起きて朝食を摂ってから、子供達がダンナとお出かけしてくれたので、私は早速コンビニに走り新聞を8紙大人買いしてまいりました~

いや~、

こうやって、大輔くんの新聞記事をスクラップするのって、久しぶり!!

なんかすっごい嬉しくてウキウキしちゃいましたけど、
でも、考えてみればすごいですねー。

今回買ってきた新聞全紙に大輔くん優勝の記事が載ってましたが、その扱いがけっこー大きくて(読売は片面ほぼ半分、スポニチなんか裏一面2/3カラーですよ!)思えば国際大会とは言えB級試合に出ただけでこれだけの扱い受けるって、
話題性とネームバリュー、実力の3拍子揃わないとないことですもんね!!

そして記事に関して言えば、今回のFSの内容自体あまり褒められたものではなかったにも関わらず、写ってる写真の大輔くんの表情がどれもすごーーーくいい(>▽<)

晴れやかで若々しくて、
本当に今この舞台に帰って来てスケートが出来たことの幸せをかみしめているような、自分の身に起こっていること全てをすごく楽しんでいるような、そんな顔で。

でも、演技後のプレカンや共同インタでは、ちょっと引き締まった表情してましたっけ。


やっぱり、初お披露目のFSがあれだけグダグダになっちゃいましたもんね

冒頭に入れる筈の4Tがタイミングが合わず3Tになり、続く3A-2Tは何とか決めたものの、次の3Aではお手付き、3Lzもステップアウトで回転不足を取られ、得意の3Fまで着氷が流れず、スピンでは後半2つが、本人が「次にどう回るのか忘れた」って言ってたこともあってレベル1と2に留まるなど、全体的にとにかくスタミナ不足、滑り込み不足が如実に表れた演技でしたから。

でも、そんな中でもステップに関してはサーキュラー、ストレート共にレベル3が取れてたってことは、初見にも関わらずそれだけジャッジを魅了するパフォーマンスが出来てたってことですよね!

大輔くん自身も「ステップからお客さんの反応が良くなったのがわかった」と言っているように、私も今回の『道』、特にCistがすごく好き!!


ここで、私の『道』を観た感想を少しお話しますと、

よしこさんへのレスにも書きましたが、最初観た時はとにかくもう、今まで欠片でしかなかった『道』がやっと一遍のストーリーとして繋がって見れたことにまず感動しちゃって、
そして次に来たのが、怪我をしてから辛いリハビリ生活を経て、もしかしたら見られなかったかも知れないこのプロを、よくぞここまできちんと仕上げて形にしてくれたことへの感謝というか、
彼の努力と辛抱、意志、素質、そういうもの全てに深い感動と畏敬の念を覚えて、めっちゃ泣けてしまいまして

でも、それはこのプロが持つ包容力みたいなものに触発されたのも大きいような気がします。


即ち、それは元々出来あがっていた振り付けを、カメ先生が大輔くんがリハビリしたことによって改めて得た柔軟性や可動域を生かすためにまた作り直したことも影響しているとは思うのですが、
まず演技構成としては、出だし有名なトランペットのゆったりしたジェルソミーナのテーマが流れる中、物語のプロローグのような穏やかな時間と、尚且つ何かが始まりつつあるような予感を感じさせたところで中盤、
ここでは劇中人物達の道行きのエピソードをコミカルに演じ、やがて終盤になると、起承転結においては“転”の部分が5つのジャンプと共にドラマティックに展開、
ラストはまたプロローグと同じ曲が流れながらも、音楽の盛り上がりにつれ人生の思うに任せない悲哀や哀愁までもダイナミックかつ抒情的に演じていて、
何か哲学的な人生観をも感じさせる内容で、

それが、大輔くんのあの腕を含む上体の使い方はもちろん、下半身のよくしなった筋肉から繰り出される回転の速さ、深さ、流麗さ、メリハリなど視覚に訴える動きそのものによって何とも言えない余韻を伴う色気と幅を作り出し、すごく奥行きを感じさせているからなんだと思うのです。

だから、演技を観終わった後も、笑いあり涙ありの何かすごーく上質で長いロードムービーを観ていたような、充実感と優しさとゆーか、その演技者の人生を追体験して懐に包まれるような感覚を覚えて、

あ~~~、
何だか上手く言えないんですけど(>Д<)

そういう意味で、このプロはまさに『道』そのものの紆余曲折であり、カメ先生自身の人生観のようでもあり、そして大輔くん自身の実体験から来るエッセンスをも含めた実に味わい深いプロで、
ニコライの作るプロのような一番の見せ場であるSlstに向かって突き進んでいく劇場型のハデさや疾走感はないけれど、
見る人の胸にじんわりずっしり余韻をたなびかせる、とてもいいプロだと私は思います。

そして、そういう表現を思ったより自然にスムーズに演じている大輔くんの、これは新境地を開くプロになるんではないかなーと思ったことも、付け加えておきたいですね。


とにかく!

私はこのプロ、大いに気に入りました!!


多分、今回ジャッジに技術面での具体的な指導を受け、これから五輪に向けて課題が沢山見つかったとうい大輔くんは、結局今回のFSを靴のトラブルもあって3回しか通し練習出来なかったようなので(3回であの演技!!)その問題の靴を新たに13足も注文し、歌子先生からもNHK杯までに毎日10本以上クワドの練習を課せられガゼンやる気が湧いてきたようですから、
要素の安定はもちろんのこと、今後は試合ごとに違った表現の『道』が観られそうで、めっちゃ楽しみですね!!!




――ということで、

昨日は試合結果のWebニュースのチェックに、予約しておいたテレビニュースのチェック、テレ朝特番、BS版COI、そしてオマケのゲトスポまで怒涛の映像ラッシュを全部観終わるのに今日午後までかかってしまったこともあり、
もう皆さんも既に大部分は見ておられると思うので、ここで各社の記事をリンクするのは今回は省略させていただきますねm(__)m


あ、でも、思ったより良かったのが、
(てゆーか、大輔くんファンのためにやったとしか思えない^_^;!?)
テレ朝特番の男子スペシャル!)

彼のスワンを始め、主要選手の過去プロ映像をほぼ全員フルで流してくれたり、GPS日本男子代表高橋×小塚×織田の3人の○×インタにプルのインタ、
そして、大輔くんのここまでの道のりのダイジェストとフィンランディアFSをソッコーで放送してくれるとゆー、これまでのテレ朝にはないナイス仕事っぷり!!

この中で私が特に印象深かったのが、男子3人のインタでの大輔くんの風格が出て来てたのと、歌子先生に対する眼差しの穏やかさと全信頼を預け安心し切ったような表情ですね~。

あれを見るだけで、大輔くんと歌子先生の繋がりの深さと2人の過ごしてきた道のりの長さがすごーーーく感じられてほろりと来ます


そう思うと、つくづく今回の『道』は、大輔くん自身の人生とリンクしたまさに象徴的なプロになりそうで、
きっと私は五輪でこのプロ見たら、メダルの色に関わらず絶対号泣しちゃうだろうなぁ。


そんな思いを抱かせる今季のプログラム。

昨日の夜、思いの外長くやってくれたうるぐすでは、GPS番宣を兼ねてでしょうが、しーちゃんがゲストで出てて上村愛子選手に密着してたかと思ったら大輔くんのフィンランディアでのFSを解説つきで見事なダメだし

司会者にも「高橋さんがお姉さんと慕うだけあって、なかなか厳しいですねー、弟には」と言われ思わず笑っちゃいました。



そして、大輔くんは優勝の余韻も冷めやらぬ中今朝早々に帰国のニュースが入ってきたと思ったら、確か兵庫での子供向けイベントにゲスト出演した筈ですが、
(ところで、彼のこの唇Tシャツのデザイン、最近シンプルで無難な私服が多かっただけにちょっとびっくり^_^;)
それが済めば明日からはNHK杯に向けて、これまで以上に練習の虫になることでしょう!




では最後に、フィンランディアでの表彰式の模様をUPして今日の記事を締めたいと思います。


五輪まで、(真ん中に限らず)同じように台乗りする風景を出来るだけ沢山見られるといいですね!


Finlandia Trophy 2009 Men medal ceremony



『道』

2009-10-11 04:45:29 | 高橋大輔

Finlandia Trophy 2009 Men FS 19 Daisuke TAKAHASHI





・・・やばい。

寝ようと思ったのに、あがってたの観て、泣けてしまいました。



感無量です。



この日をずっと、ずっと、待っていたんですよね。



今夜はこのまま、泣きながら寝ます。