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華氷~はなごおり~

氷上に咲く花・・・フィギュアスケート。
ここは、そんなスケーター達にエールを送るブログです。(でも、時々脱線話もアリ)

愛知県選手権

2009-02-24 00:34:23 | コンペ
昨日、Jr.男子、Sr.男女だけではありますが、
愛知県選手権に行ってきた感想をちょこっと書きたいと思います。


スケ連のリザルトがまだ更新されてないので、点数はそちらが更新されてから見ていただくとして、順位は以下の通り。

Jr.男子

1.木原龍一 
2.辻 馨  
3.江口涼一

Sr.女子

1.村上佳菜子
2.中村愛音
3.日置 檀
(※あっこちゃんは公式にメッセージがありましたが、今回は疲労を考慮して欠場したということでした。ザンネン

Sr.男子

1.無良崇人


今回は全体的にレベルが低いというか、ジャンプミスがやたら多く、パーフェクトな演技は私が観た中では一つもありませんでしたねー。

無良くんも私的にはけっこー期待してたんですが、
前日の中日新聞に変えた靴が合わなくてあまり練習出来なかったという情報があったので、それのせいでしょうか。
6分間練習の時から3Aの調子があまり良くなくて、着氷で踏ん張れずに手をつくことが多かったんですけど、それがそのまま本番でも出てしまっていました。

最初の3A-3Tでオーバーターンになり、2回目の3Aもお手つき。
その後のジャンプですっぽ抜けやダブルを連発し、せっかくSPで72点も出したのにFSで点が伸びず総合187.24点という低さに終わってしまったのが何とも惜しい。

頭もオールバックじゃなかったし(?)
モチベ的にも低かったんでしょうが、世界選までまだ1か月あることを思えば、まぁ、この時期に調整の意味で試合に出ておいたのは良かったのではないですかね。

どうやら卒業後は中京大に進学するようですし、レインボーとオーロラのハイテク設備を思いっ切り使ってもらって、世界選では本人の納得のいく演技をしてほしいものです。


一方、神演技まではいかなくともシーズン通して調子を崩すことなく、今回も1ミスだけで2位以下を圧倒的な点差で引き離して優勝したのが、我らが愛知の真央ちゃん2世、村上佳菜子ちゃん。
彼女のハツラツとして躍動感あふれる演技は、観てる者を元気にしてくれますね!

今季はSP,FSとも彼女のキャラに上手くハマったプロですごく良かったので、来季も同じような路線でもいいような気がします。

大人っぽさを求めるばかりが女子の表現ではないと思いますから(^_^)


そうそう、余談ですが、今回会場にミキティと小林宏一くんが来てました。

曾根さんのいた第1グループが終わったあと、休憩になったので1階のロビーで私がドリンクを飲んでいたら曾根さんとミキティが一緒に外からやって来て、そこにちょうど居合わせた本田アナとしばし談笑。
そこへ今度は小林くんが連れ二人とやってきて合流。長久保コーチも交えてひとしきり挨拶や話をしたあと、ミキティはそのまま帰っていきました。
小林くんはその後しばらく客席で試合を観戦してましたけど、
笑っちゃったのが小林くんのいでたち。
カーキ色の無地のブルゾンにちょっとゆったりした茶系のパンツとゆースタイルが、まるで、よくコンビニで仲間と夜待ち合わせをしてる近所の若造みたいな感じで、それを見た今回のスケヲタ仲間さんが「あれは横通っても本人だとは気付かないわ」と言ってました
(ちなみに彼女はこの間の名古屋スケフェスでの小林くんを絶賛していた)

ミキティはさすが、プライベートもらしいとゆーか、ソバージュ風の髪を肩まで下ろし、全身黒のコーデでショートパンツにロングブーツをはきこなし、最近よくかけてる伊達メガネを今回もしてました。

彼女はいつまで日本にいるのかな?

世界選に向けていずれはまたニコライのところに行くのでしょうが、せっかく変更したプロ、何とか当日までには滑りこなせているといいですね~。


ここに来てのS氏の関与だけが、ちょっときな臭いので嫌ですけど。



話が横道に逸れてしまいました。

今度3月に行われる中部日本大会には、中国、タイ、シンガポールからも選手が来るそうです。
ローカル大会にしてはちょっと華やかになりそうな予感でいいですね。


ただ、後で気付いたんですけど、今回エントリーに浅田舞選手の名前がありませんでした。

公式も覗いたんですが、何も案内がなかったのでふと気になりまして。

三笠宮や中部日本には出るのかな?


どこかに情報が出るといいですね。



ではでは、私はこれからまた、久し振りの動く大輔くんを堪能してまいります


ホントは明日(といっても既に今日か)、娘の授業参観があるから夜更かしもほどほどにしないといけないんですけどね・・・(~_~;)





ローカル大会あれこれ

2009-02-20 15:52:17 | コンペ
これから3月までの間、地元日本ガイシにてお馴染みの小規模大会がいくつか開催されるので、その情報などをお知らせしたいと思います。

まず、今日から2/22までは愛知県選手権が行われます。

スケ連のHPにスケジュールとリザルトが載ってますが、主な出場選手は選手権男子に無良くん、Jr.に辻くん、江口くん、木原くん、橋爪くん、Cクラス男子に宇野昌磨くん、選手権女子ではあっこちゃん、曾根さん、松原さん、村上佳菜子ちゃん、後藤さん、中村愛音ちゃん、Jr.では渡辺真央ちゃん、佐藤未生ちゃんと、ナカナカ豪華な顔ぶれ。

ただ、毎度のことですがJr.以降の競技開始時間がほとんど18時~21時前後と遅いので(なのに昌磨くんの出るCクラス男子は8:30開始とちょー早いし
私は行けても22日のJr.女子FS以降からかなー。


お次は2/28,3/1の二日間に渡って開催される三笠宮賜杯。

これは岐阜スケ連のHPに今のところスケジュールのみしか載っていませんが、もう少ししたら出場選手のエントリーが出ると思います。
FSしかやらない競技会ですけど、去年はチュッキョフィギュアでも取り上げられてたので今年もやってくれるのではないかな?

そして最後は3/19~3/22まで行われる中部日本フィギュアスケート選手権大会。

まだ詳しい概要はわかっていませんが、チュッキョフィギュアのHPによると、この大会で曾根美樹選手の引退セレモニーが行われるとか。

EXの女王として名を馳せた彼女も、ここのところ試合ではずっと精彩を欠いていました。
お父さんが俳優をされているだけあって、とても演技力のあるサービス精神たっぷりなキャラだっただけに、今季での引退はすごく惜しまれますね。

自分の演技が終わった後は、いつもリンク際に残って同じ中京大出身の選手を大声で応援していた姿が今も目に焼き付いています。

地元選手優先で来季のTHE ICEくらいにはまた出てくれるかなぁ。
その時はぜひ、お蔵入りになったゲゲゲの鬼太郎プロをまた見せてほしい・・・と思ったら、あれは確か著作権の関係だったか何かで披露出来なくなってしまったんでした

アイスショーもそのヘンの関係でDVDを作るのが難しいのだと昔アイクリに入会する時に電話口のおねいさんに聞いたことがあるので、何やかやと規制が多い世界ではありますよね。


ともあれ、各大会とも入場料は無料なので、時間とスケジュールに余裕のある方は行かれてみてはいかがでしょうか?

全日本Jr.の時もそうでしたけど、ローカル大会はけっこー雰囲気がゆるいので、みんなふつーに2階のロビーでUPしたり選手同士おしゃべりしてたりしてて観察してるとナカナカ面白いですよね。

たまに、選手のおかあさんで知った人もいたりしますし


ワールドワイドでは、今週末からいよいよユニバと世界Jr.が始まります。
その後オランダで行われるエイゴン・チャレンジカップもそうですが、各大会かなり豪華なメンツが揃っててビックリですよね!

果たしてどれくらいリアルタイムで観られるか・・・。


取りあえず、日曜日前後は大輔くんのことだけで頭がいっぱいなのは確実です(笑)

欧州選手権 男子FS

2009-01-25 23:25:40 | コンペ
遅くなりましたが、ユーロ男子FSが終わりました~~!

も、めっちゃコーフン、めっちゃ楽しかった!!


リザルトはこちらですが、自分でも記事書くにあたり、本文でわかった方が感想書きやすいので載せておきますね。

1. ジュベール    232.01
2. コンテスティー  220.92
3. KVDP       219.36
4. ポンセロ      219.30
5. プレオベール   212.22
6. ベルネル     207.98
7. ルタイ       200.57
8. ベルントソン   186.15
9. ヴォロノフ     184.96
10.ブレジナ     183.19

FSだけの順位は以下の通り。
            TSS   TES   PCS
1. ポンセロ      151.85  81.40  70.40
2. ジュベール    145.11  71.51  74.60
3. コンテスティー  144.97  76.77  68.20  
4. KVDP       143.56  76.86  66.70
5. プレオべール   138.72  74.02  64.70
6. ルタイ       132.82  70.72  62.10
7. ベルネル     126.53  54.23  72.30
8. ブレジナ      123.84  66.34  58.50
9. オスマン      121.29  64.89  56.40
10.ベルントソン   117.96  54.26  63.70

これを見ていただければわかる通り、フリーでは4Tと3A2回、その他のジャンプをほぼノーミスで演じ切ったポンちゃんが一人、TESで80点台を出して1位!

ジュベは4Tはオーバーターンで何とかこらえたものの、3Lzで転倒、3Loが2Loになり、3Fでeマークがついてしまったのが影響しフリーでは2位でした。
でもSPでの貯金があったためこれだけのミスがありながらも、何とか逃げ切ったという感じでしょうか。

逆にポンちゃんはSPでのミスがたたり、せっかくフリーで1位になるも追い上げ届かず台落ちしてしまったということですね。


と、こんなダイジェストで語るには勿体ないほど今回の試合はどの選手も見応えたっぷりだったので、この後女子も全米も控えてはおりますが、
何とか頑張ってなるべく沢山の選手の感想を書いていきたいと思います。

そして、今回はより臨場感を出すために、下位Gから会場の雰囲気も合わせて追って行きます。


さて、第1グループではまだ観客は7,8分の入り。
知名度はまだまだ低いものの、日本のスケヲタ間ではすでにかなり知ったメンツも多かったグループの、その中でも健闘が目立ったのがイゴール・マチプラくんとジャマル・オスマンくん。

まずはマチプラくんですが。
彼、スケアメやTEBにも出てたんですねー。TEBの時は覚えているんですけど、SPの印象ばかりでFSの演技は今回初めてじっくり観たような気がします。
なんか、年は大輔くんよりいっこ上の23歳なのにどこかまだ少年っぽいしなやかな若木のような色気がありますね~~

スローパートのところで髪をかき上げ、唇に手をあてる仕草をするんですけど、それが何とも言えず色っぽい

ジャンプ3Aコンボ含む2回決めて後半はちょっと疲れた感じでしたけど、頑張って滑り切った姿が清々しかったです!


そして、次はオスマンくん。
彼、欧州でも結構人気あるのかな?
かなり声援があったんですが、彼ってちょっとオトメ系ですよね(~_~)

3Aが跳べないのではっきり言ってジャンプ構成はしょぼいですが、
でも、今回確信したのは、私ってアボちゃんといい大輔くんといいランビといい、あーゆー軟体クネクネ系が好きなんだな~~ってこと(一緒にしないでよ!という方にはゴメンナサイ
大体背が高い選手って基本体が硬そうだし、動きもマッチ棒が手足をバタバタさせてるイメージが強いので元々あまり好きではないんですけど、オスマンくんはそのバタバタ感がなくて、すごーくしなやかで柔らかな動作が観ててクセになります。
プログラムもエキゾチックな彼にピッタリだし、ラスト近く氷を水に見立てて片手ですくい取り、飲むような仕草がめっちゃナル入っててうっとりしてしまいました(*^_^*)

NHK杯にも来てくれてましたけど、また是非!生で観たいですね~~


続いて第2グループでは点数は伸びなかったものの生きのいいお魚みたいだったアレクサンドル・マヨロフくん17歳と、SPからその端正な顔立ちと滑りで私を魅了したミハル・ブレジナくん18歳の10代の若手2人が良かったです!!

まず、マヨロフくんはSPではその蛍光コーラルピンクのブラウスが超印象的で、ジャンプは高さはあったもののまだ安定感は今イチ、滑りも幼いなーというのが私の感想だったんですが、
FSでもやはりジャンプは不安定。勢いとスピードに任せて跳ぶもんだから制御不能なのか転倒がなんと3つ!ディダクションは-4!(苦笑)
けれど、冒頭の3Lzはすごい飛距離だったし、中盤以降のジャンプもたたみかけるように次々跳ぶので何だか観ててすごい気持ちいいとゆーか、あそこまでやられると返ってソーカイとゆーか。
まぁ、スローパートの部分をもう少し氷にきちんとブレードを載せて滑れば情感というものも出てくるんでしょうけど、何せまだ17歳ですからね。
今はあれでいいのかも。
とにかく、めっちゃ元気で若さ溢れるカルメンでしたぁ


ブレジナくんは、改めてその落ち着いた滑りに感心してしまいましたねー。

FSではその体のシルエットがちょっとバトルに似てる感じでドキッとしたんですが、序盤のジャンプ3つがめっちゃ綺麗~~
転倒一つはあったものの、下位のグループの中では一番安心して見てられたってところが返って末恐ろしい感じがしました

ほんと、将来有望ですね!


さて、グループも第3まで来ると観客席はすでにいっぱいに。

フィンランド国旗がやたら多いと思ったら、最初のヌルメンカリ選手がお国の選手だったんですねー。

よく見たら、このグループには北欧勢が総出場。
ADSLくんにべるるんくんが会場の拍手を一身に受けておりました。
特にべるるんくんへの歓声と演技しょっぱなからの手拍子は、その人気の高さを証明しておりましたが、どこの国でも地元選手への愛は深いなぁ~と改めて実感。

でも、残念ながらこの3人、今回はあまりよい内容ではありませんでしたね。

私はいつも演技を観ながら全てのジャンプをメモしていて、OTやSO、転倒、ツーフットなどと書いては後でプロトコルとつき合わせマイナスがついたジャンプを赤ペンでチェックしているんですけど、この3人まるで出来の悪かったテストのような赤点だらけになってしまって。
(だから当然、今回ジャンプの良かったポンちゃん、ルタイ、コンテスティー、KVDPくんなどは赤が少なかったデス)

プロ自体は個性的なのに、これでジャンプが決まったらどんなに見栄えがするだろーなぁとしみじみ思った彼ら。

ただ、ADSLくんに関しては選曲や見た目、雰囲気で注目が行きがちなので目立つことは目立つんですが、案外滑りはそれほどでもないですよね。
膝がまだ使えてないし、動きもぎこちない。スピードもあまり出てない方だと思うので、彼はこれからもっともっといろんなことを習得しなくちゃいけないんだろうなー。
超がつくほど個性的なので、べるるんくんと一緒に代表で出続けて欲しいですね!


そして、そのべるるんくんもジャンプ強化お願い!!

でないと、あの愛されプロが泣いちゃうよぉ~~(>ф<)


ところで、そのジャンプが同じように入らなくてGPSでも下位に甘んじていた一人の選手が今回確変を起こしました!

その選手の名はアンドレー・ルタイくん。

最初3Aをツーフットながらも決めてきた時、おおっ?と思ったんですが、その次に4-2跳んできた時はびっくり仰天!!しかもクリーン!!
その後のジャンプも次々と決め、最後の2Aでもツーフットになったぐらいで3Aも2つ揃えて来た日にゃあ、ええっ!?これがあのルタイくん!?!?
と我が目を疑い(^_^;)
動きも今回はラテンメドレーの音楽によく合っていて、観ててすごーく心地よく色気さえ感じてしまった私。

終わってみれば、神演技だったではないですか!!

あのミーシンもガッツポーズしてましたよ!(笑)

いや~、ホント、良かった。
ジャンプ決まったらあんな魅力的な子だったなんて。

あ、思い出したらまた観たくなってしまった。
後で録画したWeb TVで、も一回観てみよーっと(*^。^*)


と、何度も見返してみたくなる選手はままいるもので。
(大輔くんのりピ率は他選手の群を抜いておりますがネ)

今回のポンちゃんもSP6位という屈辱的な位置からFS1位という驚異的な大逆転劇を起こしたという点で見返してみたくなる演技ではありました。

なんせ、しょっぱなの4Tからして目の覚めるようなクリーンなクワド。
お次の3A、3Lz、3A-2T、3S-2T-2Tのジャンプなどホント、場面場面にピタッとはまって拍手喝采。彼のジャンプは沸きます!!
そして、音楽表現も秀逸で、スローではふんわり優しくステップを踏み、ラスト、シング~のSlstではノリノリのアップテンポなステップで観客を見事に引き込んだ完璧な演技!

盛り上がりという点ではプレオちゃんのカリンカの次に盛り上がったプロでしたねー。

総合では惜しくも4位と表彰台は逃してしまいまいたが、ワールドのフランス代表入りはこれで確実?
今夜1:25からやるEXが楽しみです~~


そしてそして、忘れちゃいけないのが、SPで鮮烈な印象を残してくれた、スペインのフェルナンデスくん。

冒頭の3Aがあまりにも綺麗だったので思わず期待してしまったんですが、その後のジャンプは着氷でちょっとグダグダになってしまい、残念。
でも、Slstは相変わらず情熱的で、キレッキレの気迫十分!
スタイルもいいしとても魅力のある選手だと思うので、今後要チェックですね!!


さあ、ここまでオスマン、ブレジナ、ポンちゃん、べるるん、ルタイ、フェルナンデスくん達が盛り上げてくれたユーロも、最終第4グループを迎えて舞台は最高潮に達します。

一番滑走はトマシュくん。

ここまで、いいと思ったら悪い、悪い?と思ったら案外良かったと、まるでジェットコースターのような演技で私達を振り回してくれてるトマシュくんですが(苦笑)

これは、ぶっちゃけ今季ジャンプが不安定なのが一番の原因なんでしょうけど、彼が惜しいのはPCSがいいこと。
なまじそのPCSがいいおかげでいつも上位の顔ぶれに並んでいるので、余計観ている方はこれでクワドが跳べたら・・・、3Aが決まったら・・・、と嘆くわけで。
でも、今回のようにクワドも3Aも入ると今度はサルコウやルッツでポカをするんですよねー、トマシュくんわ(~_~;)
あの華麗なる1Sの後、続く3Aも1Aに、3Lzまで1Lzになったのを見た日にゃあ、これはもう笑うしかありませんでした。

TESが54点なのに、PCSが72点なんて、余計物悲しいじゃないですかぁ~~(>ф<)

トマシュううう(T0T)!

今回は事前に怪我情報もあったので、多分この影響があったと思うのですが(いや、そうであって欲しい)彼には、次のワールドこそ神演技で皆を納得させて欲しいです!
でないと来季の評価が下がるかも知れないし。


――そして、それより更に物悲しかったのが、プレオちゃん。

ポンちゃんと同じく冒頭に4Tを決め、3Lzにeマーク、他3つのジャンプにマイナスが若干ついたもののほぼ完璧にジャンプを下りきり、ユーロの質が良くて心地いい手拍子に包まれ最後のステップは大盛り上がり!
あれだけでも、今季『カリンカ』にした意味があったというもの。

それなのに、その盛り上がりがあればあるほど、キスクラで点が出た時のガックリ感はもう、ものすごいものがありますよね。
今回も本人、及び観客も会心の出来だと思って点数が出るのを楽しみにしてた筈なのに、終わってみればFS5位という点数の低さ。

確かにジャンプは軸ブレが多いし、滑りもそんなに良くないのはわかるんですが、
アニックさんとあんなに喜んでいた彼が、点数を見た途端首を横に振って憤然としている様子を見るのは何とも辛い。
これは今回の女子SPにも見られた光景でしたけど、本当にこのジャッジと観客の乖離状態を何とかしないことには、フィギュアはこれから先細りしてしまうんじゃないかと、マジで心配してしまいます。

そんな杞憂を感じることのない、わかりやすいジャッジが求められているんじゃないかと改めて思ったプレオちゃんの演技でした。



お次のコンテスティー選手の演技は、いい意味で裏切られましたね。

まず、衣装のカーボーイスタイル?
コンペなのにガンマンベルト(こう呼ぶんでしたっけ?)を腰に巻いていたのにビックリして、フェイクでしょうが弾丸もこめてあったので重くて滑りにくいんじゃないかなーと思って観ていたら、前半のジャンプをことごとく決め、Slstに入る前のマイムに往年のロロを思い出し。

彼も縦長スタイルでともすればマッチ棒スケーティングになりがちなところを、ロープぐるぐるさせたり、けっこー芝居がかった演技で観客を沸かせたのがめちゃくちゃ新鮮で、そこでもう完全に彼のペースに巻き込まれちゃったんですが、
一番ビックリしたのが最後のジャンプ固め跳び!
2Aと2Tばっかでしたが、ヤケみたいに跳んでたので、一瞬あれはアリなの!?と我が目を疑ってしまったくらい(笑)

でも、そのおかげで会場はまるで地鳴りのような歓声に包まれ大興奮でした!!

点数もプレオちゃんを上回り本人もびっくりの暫定2位!

今季は年齢はいってるのに昨季まで影が薄かった選手が大活躍してるよーな感じですねぇ。

いやいや、男子はそうでなくちゃ。
息が長く、いつまでも魅せてくれる選手は貴重ですよね!


そういう点でもがっつり期待高かった、お次は我らがジュベールくん。

ここに来て急遽変更した新『プロマトリックス』、皆さんはどう思いましたか?

私はですね~、
イマイチ好きではないかも。

いや、振り付け自体はいかにもジュベって感じで安心して見てられるプロなので、多分あれの方が好きという方も多いと思います。
でも、あれだとSPの焼き直しみたいな印象が否めないし、モヒカンはジュベらしくないからこそ彼の新しい表現として幅が拡がりそうな、そんな期待感を抱かせるプロだったんですよねー。
ただ、一つ欠点があるとすれば、モヒカンはラストが弱いというか、尻すぼみで終わる曲調なので、どうしても最後が盛り上がりづらい。
その点今回のプロだと、そこら辺がクリア出来てるので、

・・・まぁ、そーですねぇ。
最終的には本人がやりやすいのが一番だし、またワールドの頃には滑り込みも出来てもう少し味のあるプロになってるかも知れないので、良しとしましょうか。
(って、どんだけ上から目線

演技はこれまた残念でした。

4Tはオーバーターンになるわ、3Lzで転倒するわ、3Loが2Loになるわで、おまけに3Fでeマークまでついちゃって。
本人比でも大自爆って感じでキスクラはすっかりお通夜状態だったのに、SPの貯金があったので辛くも逃げ切り。

観ている方としては華麗にクワド2つぐらい決めて、憎たらしいほどぶっちぎりで優勝して欲しかったんですけど、昨季後半からの彼ってそーゆー不死身感が無くなってきましたよねー。
元々腎臓一つ取っちゃってるらしいですし、小さい頃はむしろ体が弱かったと知って、私はそういう意味であっこちゃんに通ずるしぶとさと生命力を感じるジュベが以前より好きになってはいるんですが(そのシリアス感とは裏腹のダマールのヘンCMや、ぱんつと靴下一丁でマシン載ってるジュベも好き~~

それでもやっぱり、ランビとバトルが抜けて大輔くんも戦線離脱してる今、クワド持ちの絶対王者の中で誰がここでふんばらなければいかないかとゆーと、ジュベがふんばるしかないわけで。

体力も段々落ちてきているでしょうし、ここまで来るといかに効率良くワールドまでピークを持っていくかが最優先にはなるんでしょうが、本当、あともうひと踏ん張り、ジュベには追い上げて来る若手の偉大なる壁として立ちはだかって欲しいです!!


さぁ、そして、試合はいよいよあと2選手を残すのみ!

ユーロも素敵な選手を残しておいてくれたものです。
KVDPくんは、FSもこれまたアメコミヒーローものをカリカチュアしたよーなヘン衣装で登場。
もはや彼の衣装はヘン衣装の代名詞ですね!
でも、それを着こなしてしまえる彼のキャラクターがまたスバラシー

ジャンプは彼も怪我をしていたせいか?クワドは入れてきませんでしたが、お得意の3-3-3を見事着氷。
振り付けもユニークで観てて飽きないですねー。
ほぼノーミスの演技に彼自身も感激したのか、演技終了後両手で顔を覆って嗚咽をこらえているような仕草がグッときました。

いや~、かっこよかったッス(>▽<)!
奥さんのジェナも9位入賞を果たして、二人にとってもいい試合だったんではないでしょうかね。


そして、とうとう最終滑走となりました。

気がつけばランビと同じピアソラのタンゴセレクション『ブエノスアイレスの秋』で滑るヴォロノフくん。
今回はちょっぴりほろ苦い結果となり、演技自体もランビほどの哀愁はありませんが、彼は彼で独特の雰囲気と味わいがあって良いですね~。
ジャンプが思い通りにならなくて、TESが全然伸びなかったのが残念だったかな。

でも、ロシア勢のあのゴージャスで正統派な感じはユーロの中でも貴重な指針となり得ると思うので、ミーシンコーチには来季プルが復帰して来るまで、もちっと彼らをステップアップさせといて欲しいですね!



――とゆーわけで、

今回のユーロ男子を一通り観たまとめをあえて書くならば、

フィギュアのルーツここにあり、ですか。


特に観客の質の良さ、応援の仕方というのは観ていて(いや、聞いていて)大変心地よいものがありました。
選手を追い立て、リズムを崩すかのようなめくらめっぽうな拍手ではなく、選手をさりげなく盛り上げ高揚させるような、そんなリズムある拍手。
日本もああいう拍手の仕方をしなくてはなぁと。

演技自体もいい演技が多かったような気がしますし、

これは来季も是非観なくてはいけませんね!


しかし、こうして書き上げるのに2日もかかってる間に女子も終わり、全米でも後は26日早朝の男子FSを残すのみとなってしまいました

今夜はこれからユーロEXを観る予定ですが、全米男子まで完徹するのはちと無理なので、
幸い全米だけはicenetworkで観れるのを明日から頑張って通しで観ようと思います(男子SPだけは何とかライブで観れたんですがね)

ホント、今回はユーロと全米が固まって、あれこれ観れるのは嬉しいんですけど、フィギュアってけっこー時間取られるので全部をリアルタイムで観るのは至難の技ですねーーー
(特に子持ちにはツライ
おかげで最近すっかり寝不足。

これも四大陸が終わるまでは仕方のないことなんでしょう。



さぁ、今からもうひとふんばりするぞ!!

皆様もインフルエンザにはくれぐれもお気をつけて、冬の夜長を楽しみましょうね~~~(^.^)/~~~











欧州選手権 男子SP

2009-01-22 15:04:45 | コンペ
つい先日カナダナショナルが終わり、Pチャンのあり得ない爆上げ加点でのぶっちぎり優勝とケヴィンくんのまさかの代表落ちに、カナダって一体・・・(;一_一)な印象をより一層強くし、続く欧州と全米選手権、
Web TVで欧州が見られるとわかったため、急きょ無くなっていたピンコードを購入(これで四大陸までは観れるぞ~~
メンツからして絶対面白くなりそう~~と張り切って観ましたよ男子SP!!

いや~~、楽しかった!!

結果を先にお伝えしますと、
             TSS    TES    PCS
1, ジュベール    86.90    48.00    38.90
2, ベルネル     81.45   43.90   37.55
3, コンテスティー  75.95   43.90   32.05
4, KVDP       75.80   42.30   33.50
5, プレオベール   73.50   40.80   32.70
6, ヴォロノフ     71.29   38.24   33.05
7, ベルントソン    68.19   36.14   32.05
8, ルタイ       67.75   37.90   29.85
9, ポンセロ      67.45   33.80   33.65
10, ヌルメンカリ    66.64   39.54   27.10

SPは昨日の夕方日本時間の17:45からやってたんですけど、私が観たのは家事も一通り終わって下の子が寝付いた第5グループから。時計はちょうど9時頃だったかな。

なんせユーロは人数が多いので、この辺りのグループからがGPSで顔馴染みのメンツが揃い出す滑走順だったんですよねー。
おかげで上位10人はヌルメンカリくん以外全部観れました(*^_^*)

でも、今回の滑走順は最終一つ前の第7グループに、プレオ、ボロ、べるるん、ベルネル、ジュベとゆー台乗り争いを展開するメンツが揃ったのでその後の最終グループがどうなることかと思ったんですが、心配はご無用。そこは超個性派選手が揃うユーロ男子、第8グループもポンちゃん、ADSL、KDVP、ブレジナ、ヴォロとゆー、スケヲタ的には大変オイシイメンツが沸かしてくれましたよ~~(^○^)

で、感想を少し。

まずは、1位の我らがジュベールくんから!!

ユーロが始まる前までは、GPFで痛めた背中のことやらFSを直前になって変更したことやらで不安材料の方が多くて、このままここでで台落ちなんてことになったらどーしよーーー!?
と、そんなサイアクなことまで頭をよぎっていたジュベでしたが、
6分間練習では4Tお手つきあったものの始まってみれば見事冒頭の4T-3T成功!!
そして、次の3A,3Lzも鮮やかに決めた時にはもう首位は確定!!みたいな。
ステップが始まってからは思わず私もPCの前でノリノリに(笑)

しかし、今更思い出したんですけど、彼のジャンプって決まるとぎゅるぎゅるぎゅる~!っていうものすごい力学を感じるジャンプ跳びますよね!

そして、なにげに私って、東京ワールドまではジュベのこと、ジャンプだけの選手だと思っててあまり好きではなかったんですよ。
(実際今でもPCSはそれほど出る選手ではないですしね)
でも、今季の男子シングルの4なしヘタレプロばかり見てると、マジ、ジュベのあのパワージャンプがものすごい貴重なもののように思えて来て、
今回、CoR以来の完璧な演技を見せてくれたジュベにはめちゃくちゃカンドー
現地の興奮もものすごかったですし、ジュベ自身も終わった後Fuck youポーズを取ってたりして、「どうだ、俺様すげーだろ!!」
って感じだったんでしょうね~~(>▽<)

見た目もちょっと痩せたようで、いつもより無精髭が濃かったのが印象的でした。


◆2位 ベルネル

トマシュくん、衣装変えましたね~。
基本の黒シャツ黒パンツは変わりなく、デザインコンセプトも多分一緒なんじゃないかなぁ。今までのやつが白テープのかけアミみたかったのに対し、今回は白いタスキを肩からVの字に貼っつけただけのよーなだけの感じでしたもん(笑)
小塚くんほどではないにせよ、ビミョーなマイナーチェンジで、あれは戦略なの?ただの気分転換なの?と考えてみても多分どっちでもないよーなそんな中途半端さ
期待していただけにちょっとガックシでした

演技も今回は事前にクワドをやめて3-3にするという情報があったので、
さすがに代表入りのため安全策できたかー、ま、それも今シーズンの彼のクワドの出来を考えればしょーがないかな、と思っていたのに、いざ跳んだのは超クリーンな3T-3T。
えええ???
それはアリなの?
と思ったものの、その後の3A,3Lzが入り、久々ノーミスでステップを迎えたもんだから、私も思わず浮かれてしまい(^_^;)
本人比で最高の出来とまではいかないもののかなりキレキレの動きだったし、トマシュくんもジャンプが綺麗な時は大輔くんのようにふわっと見てて気持ちいいジャンプ跳ぶから好きなんですよねー。
そして相変わらずスケーティングが滑らか。
1位のジュベとの差がほとんどクワドとトゥループの点差のみということから考えても、あそこでトマシュくんが3Tではなく4T跳んでいたら多分PCSではトマシュくんの方が上回って、結果的には順位が入れ替わっていたんではないかなーと思います。
そういう意味でやっぱりPCSではジュベよりトマシュくんの方がアドバンテージが上かなと。

そして、だからこそ、クワド跳んだ選手にはもっと点を出してあげて欲しいのに、今回出たジュベの点数って、カナダナショナルの4無しPチャンの下なんですよね~。
いくら国内選手権で爆上げアリだからって、これじゃあ4持ちの沽券に係わる事態じゃないですか!?
せめて同等の数字だしてくれても誰も文句言わないと思うんですけどねぇ・・・。

辛い。辛いわあ~。

あー、つくづくトマシュくんが4入ってたらなぁ。
そしたらTESもPCSもSPで出しうる最高の点数の上限がわかるのに。

そう思いませんか?皆さん。


話を戻します。

◆3位 コンテスティー

私、彼の演技初めて観ました(てか、本人見るのも初めてだったんですけど)

ビジュアル的にはちょっと年季の入った板前職人みたいで、衣装もビミョーな肌着にサスペンダー!?(笑)かなりヘン衣装です。

でも、3Lz-3T,3A,3Fのジャンプをクリーンに決め、その後のステップも下位の選手にしては体幹がしっかりしているのかスピードもあり丁寧にこなしていて、終わってみれば75.95の高得点!
ガッツポーズ出たよ!てなぐらいに本人的にも会心の出来だったのでしょう。

つくづくユーロは人材が豊富なところだなぁと感心してしまいました。
これはFSが楽しみですね~~

◆4位 KVDP

今回、ひっさびさにあのホネホネルックのKVDPを見て、そのユーロクオリティの確かさと懐の深さにむせび泣いてしまったのは私だけでしょうか!?(←おいおい、ちと大げさだよ
客席にはしっかり例の奥さんも来ていて、その夫唱婦随ぶりを見せつけるかのように何度もカメラに抜かれていましたし(笑)

けれど、その奥さんの夫唱婦随オーラが利いたのか?
今回のKVDPは神演技でしたよ~~(>▽<)!!
3A,3F-3T,3Loことごとく決め、ステップも丁寧。何より良いのがあのホネホネのおかげでケヴィンくんの手足の動きがすごくよくわかるんですよね。
だから、ポージングが決まるとめっちゃ綺麗に体の線が出る。
あれは思わぬホネ効果なんじゃないかと(笑)(笑)

キスクラで点数が出る前にも胸元のろっ骨がアップで映し出されて、その思いの外七色にキラキラ輝くホネに、何だかこっちまでホネフェチになりそうな(アレ?書いててなんかヘンな感じになってきたぞ

やー、あのホネホネをワールドでも観たいもんですけどねぇ~~。

ほんと、ユーロクオリティ大好き!!


◆5位 プレオベール

プレオちゃん、あなたはなぜにプレオなの?

今回3つ目のジャンプが3Loになってたものの、3F-3T,3A全て着氷し、演技もそつなくこなしたのに、結果は73.50で5位。

やっぱりこれはPCSが伸びないせいかなーとは素人ながらも漠然と思うこと。
私的には相変わらず背中の丸いのがいつも気になる点で、見た目の綺麗さというのははっきりと数値化はされないものの、美しさをも競うフィギュアではどうしても無意識的にマイナスがついてしまうのかなぁと。
巻き足やジャンプに入る時の姿勢とかね。
(ま、関係ないっちゃあ関係ないのかも知れませんけど)
実際は彼はスケーティングが荒いのもあるので、引かれるとしたらそこでしょうが(でも私は姿勢の方が気になる!)なんか彼って愛敬があるから応援したくなっちゃうんですよねー。

プレオちゃん、カリンカで超絶神演技を見せて、そのうっぷんを晴らすのよお~~!!

◆6位 ヴォロノフ

彼は私の中のお耽美ゴコロをくすぐってくれる選手。

今季のSPの貴族的衣装、まるで『インタビューウィズヴァンパイア』のレスタトみたいで美し~~

以前からその端正なお顔立ちに見惚れてはおりましたが、今季のプロはまさにハマり役ですね!

しかしながら、演技自体は今回は今イチでした。
冒頭果敢に4T-2Tを決め、3Aもなんとか下りたものの、ちょっと軸が歪んでいたため最後の3Loでお手つき。
動きも全体に重そうで、元気がなかったような気がします。

せっかく典雅な雰囲気を持っていらっしゃるので、FSではもっとピリッとした演技を期待したいですね!

◆7位 ベルントソン

べるるんくん、可愛いですねぇ~~

って、あんま誰彼かまわず萌え萌えしてるとまるでオトコなら誰でもいいっちゅー節操のないオバハンみたく思われそうでヤなんですが、
それでも可愛いものは可愛い!!(>▽<)
べるるんくんに関してはそう言うしかない可愛げがあるんですよね~~

だって、彼のあのプロ!
あの右手に操られプロといい、FSのA-haといい、昨季の「あ"-----っ!!」といい、
あんなコミカルで観ている人を笑顔にしてしまう演技を自分のイケメンぶりをさしおいて出来る選手なんて、彼ぐらいのもんじゃあないですか。

そーゆーところがね、もう、ホントべるるん可愛い

――って、演技の話してまへんがな


はい、今回の演技はですね、ジャンプ、ステップ共に今イチでした。

3Lz-3Tは何とかO.K.でしたが、続く3Aがツーフットになり、3Fではあわや転倒。
演技全体に覇気がない感じで右手にいいように操られっぱなしっていうか。
でも、その割にけっこー点数が出たので本人的にもホッとしたんではないでしょうか?
彼もジャンプノーミスの神演技が見てみたいです~~~。

◆8位 ルタイ

ルタイくんも今季のGPSから知った選手ですが、なかなかのイケメンの割にはちょっと体重が絞れてない感じなのかな?
ここ2試合ほど見てきましたが、ジャンプが揃わないのでどうしても点数が出なかったですよね。
でも、今回のユーロは違ってました!
3A,3Lz-3T,3Lo全て着氷し、スピードもいつもより出てたんではないのかな?

とにかくあのSPの壮大な曲に負けない滑りを見せていて、よく頑張った!って思わずうなずきそうになりました。

FSもこの調子で頑張れ~~(^.^)/~~~

◆9位 ポンセロ

ポンちゃん~~、

今回は自爆ってしまいました~~~(T_T)

NHK杯で生で観て、そのスバラシイおふらんすクオリティにすっかりポンちゃんのファンになってしまったあたくし。
4が入れば3位辺りに食い込めるかなと期待して演技を観たんですが、
冒頭の4T-2T決めて行くかと思いきや、続く3Aが2Aに、そして最後の3Lzも2Lzに抜けてしまいTESは上位10人の中で最も低い33.80。
PCSだけなら3位だっただけに2つのジャンプ失敗は痛いですよねー。
演技が終わった後のポンちゃんの落胆ぶりが切なかったですゥ(T_T)(T_T)

でも、彼にはあのFSがあるので今夜は思いっ切り滑って何とか上位に喰い込んで欲しいですね!!


以上、上位9人までの感想を書きましたが、10位のヌルメンカリ選手については演技を観ていないので割愛させていただきますね。
後はその他の選手で印象に残った演技の感想を少し(って、全然“少し”じゃないんですけど)書きたいと思います(^_^;)


一人は今回12位だった、スペインのフェルナンデス選手。

ジャンプ、冒頭の3Aからものすごっく綺麗で思わずうなっちゃったんですが、その後の3F-2T,3Lzも綺麗に決め、さあ、これからステップに入るわよ~~って時にアクシデントが。

'07の冬季ユニバでの大輔くんと同じ、そう、ズボンの靴止めのテープが外れてしまったのです!
確か、演技の中断は今季から減点されてしまうんでしたよね?
せっかくジャンプノーミスだったのに本人のモチベが下がらなければいいなぁと見守っていたのですが、演技再開になったらなんと。
その後のSistからSlstがものすごい気迫と情熱で圧巻!
動きも大きくて情感あふれる演技に大感動してしまいました!!

その演技が評価されたのでしょう、
-2.00の減点はされたものの65.75という思ったよりいい点が出て私も嬉しかったです。

見た目はいかにもスパニッシュ系の濃い顔立ちですが、スタイルがジャンプスケーター仕様の体つきで、今後要チェックかもーと思いました


それから、日本でももうすっかりお馴染みのADSLくん。

彼はでも、今回ヘアスタイルが変わってまして。
あのツンツンヘアがフツ-のヘアになり下がっておりました。

そのせいかどうか?わかりませんが、演技自体も全体的に薄味になったよーな平板になってしまったよーな。
爬虫類的フシギちゃんなとこがけっこー好きだっただけに、髪型ってけっこー影響あるもんだなぁと再確認してしまいましたねー。
(笑顔がフツ-に可愛かったのがまたヘンに違和感あった

演技自体はそこそこ。
ジャンプ転倒こそありませんでしたが、軸が歪んでるので観ててヒヤヒヤもんでしたね


最後にそのびっくりするくらいのイケメンぶりと正統派な滑りで私のハートを打ち抜いたのが、チェコのミハル・ブレジナくん。

彼、JGPSのメラノ大会で優勝してますが、まだJr.なんですよね?

初めて観たんですけど、いや~、目力があってなんとゆーか、目立つ選手ですねーー。
滑りがものすごーく綺麗でスピンもステップもSr.の中でも全然見劣りしてないってゆーか。スバラシイです

ただ、今回はやはり緊張してしまったのか、ジャンプがメタメタで、キスクラでももうこの世の終わりみたいな顔してたのが私的に妙に萌えてしまったんですが
ちょっと優等生みたいな雰囲気があるので余計かなー。

オールラウンダーのタイプになりそうなので、これからの成長が楽しみですね!!



――さて、ここまで書いてまいりまして、
その他にもまだまだ取り上げたい選手はおりますが、いい加減長くなってしまったのでSPはこの辺で。

今回はWeb TVの方もひじょーに調子よくて、画質も良かったのかすごく快適に観れて大満足でした。

何よりユーロ勢の層の厚さとバラエティー豊かな個性、ここではまだ死んでないと実感出来るクワドへのこだわり、
そんなものが堪能出来て、ホント、ユーロ万歳!!\(~o~)/ってゆー感じ。


今日の日本時間の夜中から明け方にかけていよいよ男子FSが行われ、ユーロチャンプが決定しますし、ハッ\(◎o◎)/!
全米の男子SPも現地時間で今日からではないですか!!!

ひえ~~っ、

情報収集能力の限界を越えそうだあ~~~
(でも全米は見られるかどーかわかんないので、記事のみになるかなぁ)

この後はユーロペアFSにODも始まるし、どうやら今日は一晩中Web TVつけっぱなしになりそうです。


それでは、今から視聴タイムに切り替わりますので、

皆様またのちほど~~(@^^)/~~~















全日本女子 波乱のフリー

2009-01-18 14:30:32 | コンペ
今回の全日本女子は、あの6分間練習に起きたアクシデントのインパクトからして波乱の幕開けを予感させた最終グループに限ってのみ、つたない記憶を辿りながら書きたいと思います。

滑走順は以下の通りでしたね。

1.鈴木明子
2.村主章枝
3.中野友加里
4.武田奈也
5.安藤美姫
6.浅田真央

でも、本当に毎回思うことですが、最終グループのあの6分間練習の時のピンと張りつめた空気って、ブラウン管通しても伝わってくるくらいものすごいものがありますよね。
あの緊張感の中では皆自分のことに集中することに精一杯で、それが悪い方に転がったのが村主選手と安藤選手の例の衝突だったんじゃないかと。

何にせよ私は(厳密には違いますが)リアルタイムであのアクシデントを見て、かなりショッキングでした。

映像を見る限り突っ込んでいったのは村主選手で、
お互いその瞬間まで気付かなかったとは言っていますが、ああいうのはぶつかられた方が心構えもなくモロに衝撃を受ける分、よりショックが大きく負傷する度合も大きいと思われます。
それにしても、その見た目の負傷以上に安藤選手の動揺が激しそうに見えたのは何故か?
それは、彼女があの日のフリーにかける気持ちがハンパなく強かったからだと思います。
きっと、安藤選手は、あの日誰よりも演技を上手くやりたい、また、やれると思っていたのでしょう。
SPの出来を見てもそれは明らかで、全日本に向けてせっかくベストコンディションで状態を持ってきたのに、それなのに、あんな予想外の外的要因でそのコンディションが崩れてしまった。

――どうして?なんでいつもこうなの?

そんな心の声が今にも聞こえてきそうなほど、あの時の彼女はすぐにもくず折れそうで、見ててこちらがいたたまれないものがありました。

でも、私は何とかあそこで踏ん張って欲しかった。
そういう打たれ弱い彼女のイメージを克服して、払拭して欲しかった。


結果は――。


取りあえず、滑走順から話を進めて行きましょう。


◆鈴木明子選手。
多分、今回もっともダークホース的な立場で期待されていた鈴木選手。
今季の『黒い瞳』は後半の盛り上がりがすごいので、NHK杯を観た人達などはあの演技を再び!と思った人も多いのでは?
その期待に違わず、今回のあっこちゃんの演技はまさに神がかっていました!

それは、ジャンプ序盤の見せ場3Lz-2T-2Loと2A-3Tを決めた時から始まり、あそこでジャンプを下りた瞬間からもう既に彼女は観客の心をつかんでいましたよね。その後のゆったりした魅せる演技で観客を虜にし、途中のスパイラルはいつもポジションが綺麗でうっとりしてしまいます。そして、3Lo,3F,3Lz,3Lo-2A,3SのジャンプををほぼノーミスでSlstを迎えた時は会場も私も大興奮!

こう盛り上がりたい!という見ている側の気持ちをそのまま最高潮まで持って行ってくれてフィニッシュ!!その後のスタオベはそうせずにはいられないという衝動に突き動かされたかのような勢いで皆ほぼ総立ちでしたよね!
私も鳥肌が立ちましたし、演技後あっこちゃんが感極まって泣いたのを見た時は思わずもらい泣きをしてしまったくらいです。
もう、それぐらい素晴らしかった。
順位的には4位に終わってしまいましたが、心情的には1番をあげたいぐらい。

彼女の見ているものの感情と魂に訴えかけるあの演技は唯一無二のものですよね。

そして、彼女の演技ならまたぜひ見てみたい!そう思わせることの出来るスケーターでもあると思います。

四大陸も全日本と同じくらい、いえ、それ以上の演技が出来るといいですね!!

◆村主章枝選手
安藤選手があの衝突で目に見えるほどの動揺を抱えてしまったのに比べ、村主選手はああいう場面で自分の感情を抑制するのに長けているのでしょう、
表向きはほとんどいつもの状態と変わらず、しかも自分の前に滑った鈴木選手があれほど素晴らしい演技をして会場を支配した直前にも拘らず、彼女は驚くべき冷静さでリンクINしました。
そして、始まった演技は、これまた鈴木選手に負けず劣らずのほぼノーミス演技。

衣装がニコライ御用達のものから変わっていて、あれはまたちょっとテイストが違うかなーと思ったんですが、どうなんでしょう?
私的にはニコライ仕様のSPのコーラルピンク衣装やGPSまでの紫衣装の方が村主選手の若干貧相に見えるデコルテをうまくカバーしてくれているような気がしてたのでそっちの方が良かったんですけどねー。

ただ、前回の記事でも書いたように、プログラムのスケールという点ではあのジャンプ構成だと(点はそれなりに稼げるかも知れませんが)やっぱり迫力不足という感は否めません。
PCSもそつなく綺麗にまとめているのである程度までは出るでしょうが、SPも似たような曲想なので、印象に残らないというのが私の正直な感想です。
(特にあっこちゃんの演技を観た後では余計に)
それでも、昨季までほとんどもう再起はないと思われていた状況をここまでひっくり返しシーズン序盤でGPSの表彰台に乗り、一番の目標であった全日本で2位入賞世界選代表を勝ち取るとは、もちろんここまで彼女のモチベを高めたニコライの功績も大きいでしょうが、
それより何より、村主選手がなりふり構わず“勝ち”に拘った(ように見える)その精神力の強さ、これが今回は突出していたように思えてなりません。

そして、それこそがアスリートに必要な資質の一つでもあるんではないでしょうか。

その点で彼女はまだまだ若い選手には負けてないなーと思います。


さて、世界選でどこまで行けるか、楽しみですね!

◆中野友加里選手
ここのところ、全日本では3位の位置をキープし続け、今や日本女子トップ3の常連であり、演技の安定感で言えば他の誰よりも抜きん出ていた中野選手が今季とうとう世界選代表から滑り落ちてしまいました。
プロトコルだけを見れば原因は一目瞭然、
3Aを回避したにも拘らず、7つのジャンプの内彼女は今回3つのジャンプ、即ち一つ目の3Fでeマーク、コンビの3F<-2T!マーク、3Lz<とDGを二つも喰らっており、しかもきちんと着氷出来たのが全部で3つしかなく、TESで6人中最下位だったこと、これが点数を下げた一番の原因でした。
思えば今季、中野選手はそのシーズンの立ちあがりからジャンプの調整不足でそれまでの安定感を欠き、イマイチ精彩がない演技が多かったような気がします。
それでも彼女のことだから、あの誰よりも頑張りやさんで努力家な性格で絶対ここぞという時には持ち直してくる、そんな神話のような絶対的な信頼があったのに、
今回その神話が崩れたのはなぜでしょう?

それは、断言は出来ませんけど、私が思うにSPで初めて1位になり、その首位を守らなくてはいけないという、守勢とプレッシャーが彼女を襲ったからではないかと思います。
もちろん連戦による疲れもあったでしょうが、それも含め彼女はそんなことを言い訳にする選手ではないですよね。

だから、きっと彼女のことだから、今回は残念ながら世界選には出れなくなりはしましたけど、その今回の敗因をきちんと自己分析し次に繋げてくれるんじゃないかな?

そんな理知的な瞳を持った中野選手が大好きです。

◆武田奈也選手
フリップが苦手で、シーズン序盤に負った怪我のせいもあり今回ジャンプ構成の難度を落として戦うことを余儀なくされた武田選手。
でも、彼女のいいところは演技にそのひたむきさや頑張りがすごく表れるところですよね。
だから、ついついこちらも拳を握り締めて応援してしまう。

でも、今回はその頑張りが報われた形でジャンプを全て下り切り、終わってみれば見事6位入賞。

これでホッと出来て、また来季に繋がるモチベーションが上がったんではないでしょうか?

奈也スマイル、サイコ-でした!

◆安藤美姫選手
悪夢の6分間練習の後、安藤選手はしきりに痛めた右足をかばっていましたね。
ジャンプの天才と言われ、身体能力は高いと思われる彼女が、こんなに怪我に打たれ弱いのはなぜなんでしょう?
素人にはいくら考えてもわかることではないですが、
こういうアクシデントで左右されてしまうメンタルの弱さも、彼女の克服していかなくてはならない課題なのでしょう。
それ故にこそ一人の女性として守ってあげたくなる人もいるかも知れませんけど。
(私としては、アスリートである限りはそんな女性性は邪魔なだけだと思うので、あんな安藤選手を見る度なんとかならんのか~~!(>ф<)とはがゆくなってしまうことも多々あるのですがね

ただ、それを思うと、今回はけっこー頑張ったんじゃないかと思います。
(上から目線でゴメンナサイm(__)m
ジゼルよりは彼女の気をこめやすそうなサン=サーンスの交響曲第3番の曲に乗って、演技後半まではジャンプを次々決めていく姿には、さっきのアクシデントの影響は微塵も感じられないような気がしましたが、6つ目の3Loで転倒した時にやはりメンタルの弱さを最後まで封じきれなかったか、とガックリ。
それでもシーズン前半よりは気合いの入った演技でところどころハッとさせられる強気な表情があったのが印象的でした。
けれど、そうやって見た目的にはジャンプをほとんど下りているのにもかかわらず、どうしても今季の彼女はDGの餌食になってしまいTESが伸びないんですよねー。
そりゃあ、私達のような素人が判断するよりジャッジの下した判断の方が正しいとは思いますが、
エッジ矯正にDG判定と、自分達のやってきたことに次々とダメ出しされて、これでもかと点を引かれる、その過酷さに、やがて選手の中には競技として戦っていく気力が萎える人も出てくるんじゃないかと心配してしまうのは私だけでしょうか?

そして、その乖離状態は見ている人間の興味をも奪ってしまいかねない・・・。

そんな危惧を持ってしまいます。

何にせよ、安藤選手にはもうあまり競技者としての時間が残ってないような気がするので、今後は持てる力とアスリートとしての意地でもって最後まで頑張ってほしいと思います!

◆浅田真央選手
浅田選手、今回は3Aに二つともDGがついてしまいました。
それに3F-3LoのLoにも。
PCSでは1位だったのにTESで村主選手、鈴木選手に負けてしまったためFSは3位。
でもSPの貯金があったので何とか逃げ切ったという形でしたね。

これも素人が一見しただけでは何とも・・・。

てか、一般人にしてみれば、3A二つ入った真央ちゃんが、何で村主さんに負けちゃうの~!?3Aって難しいジャンプなのに~~。
って感じですよね。

せっかく自らに難題を課して、毎年グレードアップを図ろうと日々邁進している類い稀なる才能を、褒めこそすれ貶めることなんぞ、私には到底出来ません。

だから、今回も男子が今ここに来てクワドレス全盛に退行しつつある中、真央ちゃん、よくぞやってくれました!!
と泣きたいくらいです(/_;)


多分、その内私も現行の採点ルールに対する不満をぶちまけると思いますが、

・・・でもね。

採点にばかり気をとられてるとせっかくのフィギュアを鑑賞するという視点が曇ってくるのに最近気づきまして。

選手は毎試合、毎試合自分の課題と目標に向き合いながら、それでもその時持てる力をありったけ出して観ている人達にアピールしてくれるのですから、
私達もせめて演技を観ているその瞬間だけは、選手の伝えたいものをしっかり受け止めてあげるのがいいんじゃないかなと。

その上で自分の一番心に響いたものが、点数に関係なく、その試合のベストプログラム。

その視点で見れば、ストレスもぐっと減るような気がします。


なので、今回の全日本、私のベスト1は鈴木選手です!


毎回悲喜こもごものドラマが展開される全日本選手権、
今季も順当というわけにはいきませんでしたが、ただでさえ他のスポーツより選手生命の短いこのフィギュアスケートという競技の儚さに、今更ながら私はなぜ惹かれるのかわかった気がします。

それは儚いゆえにこそ。

大げさかもしれませんが、日本人の好きな美意識がこのフィギュアスケートには詰まっている・・・。
少なくとも、私にはそれが魅力なのだと思います。



今夜も長くなってしまいました。

この分じゃあ、MOIもそーとー気合い入っちゃうだろうなー(^_^;)
と、書き上げるのにかかる時間とそうならざるを得ない自分のこだわりに半ば呆れてはいるものの、
ま、ブログなんてほぼ自己満の世界だと割り切って、皆様も気に入らなければどんどん読み飛ばして下さいね~~。


では、また次回。

おやすみなさいませ(@^^)/~~~


BS版 全日本 女子

2009-01-18 01:19:09 | コンペ
さてさて、

思いっきり主観ONLYの全日本女子です

BS版では男子より5人多い15人を放送してくれました。

望月・村主・浅田舞・村元・鈴木真・浅見・澤田・武田・今井・安藤・浅田真央・中野・鈴木明・村上・中村の以上の選手です。

予めお断りしておくと、前回の記事で事の顛末を書いたように、SPはBS版できちんと録画出来たので15人分の感想を書くことが出来るんですが、FSに関してはBS版が録画出来ず、ネット上に動画でUPされてる選手と私の地上波を観た記憶だけを頼りに書きますので、上位陣に絞った感想のみになってしまいます。
幾分片手落ちになるかとは思いますが、ご了承下さいm(__)m

それと、呼び方に関してなんですが、
私は男子は皆「くん」で統一しても違和感ないんですけど、女子の方は果たして「さん」で呼んだ方がいいものか「ちゃん」で呼んだ方がいいものか、それとも愛称で呼んだ方がいいものか、統一出来なくていつもヒジョーに悩むんですね。

これは、こちらの選手に対する親しみ度にもよると思うんですが、
例えば安藤選手一人取ってみても、「安藤さん」「安藤選手」「ミキちゃん」「ミキティ」・・・。
皆さんは、どう呼んでます?
私は普段は「ミキティ」と書いてますが、試合の感想を他選手と並べて書こうとすると、どーも「ミキティ」ではいけないよーな気がして・・・。

Jr.は「ちゃん」付け、Sr.は「さん」付けで分けるのも選手によっては違和感があるし統一感がない・・・。

なんて、考えてるとメンドクサクなってきたので、全員「選手」付けにします!


少々堅苦しいですがご勘弁を(^_^;)



すっかり前置きが長くなってしまいました。

では、早速。
トップバッターは私は初見でした。

◆望月梨早選手
I字スパイラルがとっても綺麗なのと、美人な上にナイスバディとめちゃくちゃ華やかな選手ですね!
(なるほど、いろんな噂が立つのもわかる気がする・・・)
プロはそんな彼女の雰囲気にピッタリで衣装も似合ってて素敵でしたが、全体的にちょっとスピードが足りないような気がしました。
アイスダンスに誘われたことがあるそうですが、さもありなんって感じですよね。
FSのシカゴが良かったみたいなので、そっちもぜひ観てみたかったなぁ。
ザンネン

◆村主章枝選手
村主選手はGPSからずっとSPは割とジャンプ安定してたんですが、今回は2つめの3Fでツーフットになってしまいました。
(そーいえば、地上波では確か、この村主選手のSP、最初の番組の見どころから既に始まっていて本編にまたいでいたんですよね。なので録画したものを後で見ると、途中でブツッと切れたり途中からしか観れなかったりして怒った人も沢山いたようです。
かくいう私もリアルタイムでも観ていたものの後から見直して、なんじゃいこの編集は!!とブチキレました。フジ、お粗末すぎ!!

それにしても、今季の村主選手の強みは何と言ってもジャンプの安定感が戻ってきたこと。
本人は新しい難度の技を習得したかったようですが、ニコライが既に持っているジャンプを磨くことを優先させたようですね。
そして結果はご覧の通り。
ニコライ、GJとしか言いようがありません。
観ている方としては小手先をいじっただけの演技構成なのではっきり言って面白味には欠けますが、それよりも何よりも今の彼女に必要だったのが、失った自信を取り戻すこと、これに尽きるんじゃないでしょうかねー。

私はそのように解釈してます。

◆浅田舞選手
舞選手は・・・、なんとゆーか、ちょっとメンタル的に安藤選手に近いものを感じるのは私だけでしょうか?
試合をしていく上で必要なモチベーションが弱いとゆーか、それを維持していかなくてはいけないのに、その時々の感情に流されやすいとゆーか。

昨季は怪我もあって一時ジャンプの跳び方も忘れていたそうなので、それをここまで戻してきたことに関してはよく頑張ったなぁと思います。
でもやっぱり、真央選手に比べるとおっとりしてるし“女の子”だなぁという感じ。
真央選手はその点真のアスリートだから、例えばメイク一つにしてもあれは闘争用のメイクなんですよね。男が狩りに行く時の戦闘用メイク。
そして、間違いなく高みを目指すことによって得られる快感のトリコになっているアスリートなんですよ。

だから、既に立ち位置からして違う二人を比べるのは酷なんですが、それでも彼女もスケートが好きと言っているからには何か一つでも自分で納得のいく結果を残せるよう頑張って欲しいと思います。
情緒的なものは舞選手の方が出せると思うので、そこを生かすといいかも知れませんね。

◆村元小月選手
以前からスケートが上手くて、日本人形のような端正さがありますよね。
今回は演技もSP,FS共にそつなくこなした感じで良かったですが、彼女の持っている雰囲気以上のものがもっと出せればまた違った魅力が出そうだなーと思いました。
あと、いつも赤い口紅してるのはちょっとメイクの仕方としては古臭いかな。もう少しツヤ感を生かした今風のメイクをした方が良いかも、とは余計なお節介ですか。

◆鈴木真梨選手
彼女のSP白鳥、全日本Jr.で観た時はその優雅さに見とれたものです。
でも今回はちょっと緊張に負けちゃったかな。
来るべき世界Jr.はぜひ伸び伸びと演技して欲しいですね。

◆浅見一葉選手
地上波でいきなり出て来てびっくりした方も多いのでは?
私も東日本で優勝したとの紹介がなければ、何故地上波の限られた枠の中で彼女を放送するのかわかりませんでした。
ジャンプも3S,3Lo,2Aと低い構成で失敗していたのでは点が伸びないのも当たり前ですよね。
でもボロネーズの高らかな曲に合わせて笑顔で滑れていたのは良かったと思います。

男子は最終Gに入っていた町田くんをカットしたくせに、フジの選択ってよくわかりません。

◆澤田亜紀選手
澤田選手はここ1,2年、体を絞るのに苦労してそうですね。
ハツラツとした演技が持ち味だっただけに、何とか元のスタイルに戻れるといいのですが・・・。
本当にSr.の女子選手はこの体重管理が大変だと思います。

以前、大輔くんか誰かが言っていたと思うんですけど、スケートって演技時間だけなら案外カロリーは消費されないそうですね。だからこそ日頃から節制する必要があるのに、女子は成長期のメンタルと共に女性ホルモンの関係もあるので、素人がテキトーにやるには無理がある分野だと思います。
スケ連はそこまで配慮はしないんでしょうかね?
浅田選手のように専属のトレーナーがつくのは特殊なんですから何とかして欲しいですね。

◆武田奈也選手
GPSでは直前に怪我した捻挫の影響で満足の行く演技が出来なかった武田選手。
SPを昨季のに戻してリベンジ?
今回はジャンプ構成こそ低かったものの、武田選手らしい笑顔満開な演技が出来て本人も満足だったんじゃないでしょうか。
まだ苦手なジャンプがあり、それが試合で入れられなければ本当の上位争いには加われないと思いますが、彼女は既に自分のスタイルを確立してる感もあるので、そーゆー意味では長く愛される選手のような気がします。

◆今井遥選手
今井選手のあのSPの衣装、紫の色使いと肩から背中にかけてのデザインが素敵で私大好きなんですよ~~
スタイルもスッキリ見えて綺麗だし。
くせのない滑りで好感が持てるのが長所ですが、もう少し個性が出てくるといいかなー。
塩原の「2分50秒の期末試験」にはガックシでしたけど。

◆安藤美姫選手
彼女の全日本に賭ける思いは毎年すごいものがありますねー。
今回もSPから“気”の入った演技で、ジャンプは3Lz-3Lo,3F,2Aと、セカンドループこそDGされてしまいましたが、全てクリーンに着氷。演技もとても情感がこもっていましたし、まるで行燈の薄暗がりの中でひらひら舞い踊る蝶のような優雅さと叙情性を醸し出していて、今回の女子SPの中では一番見応えありました!
去年までのニコライが押し付けていたバタ臭いセクシーさではなく、彼女自身の内面から出て来る色気で作り出した世界。
その延長線上にあのボレロがあるんでしょうね。

◆浅田真央選手
浅田選手は、今回はまだ3-3に不安定要素を抱えているんだなーというのがわかった演技でしたね。
彼女の演技って、完璧であることがゴールで、いつも0か100かの二者択一しかないような感じがするので、完璧な演技をした時の破壊力はとてつもないものがあるんですが、そうでないと、本人と共に観客もがっくりしてまるでこの世の終わりみたいなお通夜状態になってしまいますよね。
それが今の彼女と私達にとっていいことなのか、悪いことなのか・・・。

少なくとも私はそれだけでない評価――今回の安藤選手のようなプラスアルファのようなもの――を見出だしたかったんですが、
やっぱり“課題のクリア”を先に意識してしまいました。

頭上に輝く月は、今回も雲間に隠れて見えなかったのか、それとも私達の目が曇っているだけなのか?
求めるものは一つだけではない筈なんですけどね。

◆中野友加里選手
シーズン初戦を飾る東京ブロックで思わぬ苦戦を強いられた中野選手は、その後のGPSでも本来の力をなかなか発揮出来ていませんでした。
それでもそこそこの成績を上げれるのが彼女のすごいところですが、今回の全日本ではやっとその実力相当のものが出せたという感じでしょうか。
可憐で清楚な恋する乙女を誰よりも真摯に滑って見せて、SP見事1位。
でも、この喜びが思わぬプレッシャーを招くとは。
フィギュアって、本当に繊細なスポーツですよね・・・。

◆鈴木明子選手
鈴木選手は、全日本では今まで思うような結果が出せていなかったようですね。
それが苦手意識につながる前に何とか今回は払拭しようと意識していたみたいですが、SPはやっぱりそのジンクスに負けてしまったんでしょうか。
ジャンプに乱れが出てしまい、演技自体もこじんまりしてしまったような気がします。
ラ・カンパネラは細かい音取りが命だと思うので、次回は是非彼女の繊細な音楽表現を見せてもらいたいですね。

◆村上佳菜子選手
彼女のこのチャップリン・メドレー、可愛くっておしゃまで大好きです~(*^。^*)
長洲未来選手も今季は偶然同じチャップリンをやってますけど、二人ともチャップリンのあの独特の動きが随所に取り入れられていて、とっても楽しいですよね。
笑顔も可愛くって、思わず見る人を惹きつける魅力がある選手だと思います。

◆中村愛音選手
中村選手も昨季は怪我で思うような成績が残せなかった選手。
元々才能はある選手だと思うし、ジャンプに迫力があるのでかなり見応えのある選手ではあるのですが、どうも今一つあか抜けない印象がぬぐえないのは私だけでしょうか。
もう少し洗練された身のこなしが出来るようになれば、また印象が変わるのかなーと思います。


――と、
よーやっとここまでたどり着きました。

さすが、全日本に出る女子ともなるとスルー出来ない選手ばかりで、感想書くだけでも延べ一日半かかってしまった
SP全体の感想としては、女子はJr.もSr.も粒が揃っていて、その中で頭一つ抜け出すのは大変だろうなぁということ。

そしてその下にはもっと大勢の選手達がいる・・・。

日本の女子の戦いは、ホント苛烈ですね。


今回それが最も残酷な形で出たのがFSでの最終グループでしたね。

ちょっと長くなってしまったこともあるので、続きはまた明日以降UPします。


海の向こうではカナダナショナルでPチャンがSPで驚異の88.89という数字をたたき出しています。

果たして女子はどうなっているでしょうか・・・。




BS版 全日本 男子

2009-01-16 23:53:20 | コンペ
昨日一昨日、やっとBSで録っておいた全日本を観ました!

でも、バカな私は放送二日目のあの日、朝からけっこーバタバタしてたものだから、男子FSと女子FS続けてやるのをすっかり忘れていて、HDDレコーダーの番組表だけ見ながらよく確かめもせず予約しちゃったんですよねー。

だから次の日チェックしてみてガ~~~~ン

男子FSだけしか録れてなーい!!


しかも、そのBS版を当てにしてたもんだから地上波の方はすっかり削除していて。
(T_T)(T_T)(T_T)


・・・泣くに泣けないとはこのことです。


なので、今回女子に限ってはFSのみリアルタイムで観た記憶だけを頼りに感想を書くことになりますが、
皆様には、まぁ、旬も過ぎていることですし、暇つぶし程度に読んでいただければ幸いで、点数・順位うんぬんに関しても省かさせていただくため、ほぼ100%主観だけになりそうなこと、予めお断りしておきたいと思います。


では、まず男子から。

SPで放送された選手は以下の通り。

小塚・無良・村上・町田・大上・羽生・中庭・織田・小林・南里の10人です。

地上波ではカットされていた町田くん、羽生くん、小林くんが入っていたのが何より嬉しかったのですが、小林くんを入れるんなら柴田くんも入れてくれ~~!と思ったのはスケヲタのゼイタクというものでしょうか(^_^;)

大上くんは西日本で3位だったから当然ですけど。


で、副音声で会場音のみに出来るとテロップが出てたじゃないですか。
私、それ、ものすごーく期待してリモコンやら本体やら覗いたんですが、はて??自分ちのTVのどこをどういじくれば音を消せるのか???

これがサッパリわからない・・・(@_@;)

いろいろやってみたけど、結局最終的にはイタイ塩原&国分の実況を聴くハメに。
(/_;)ククク 

まー、でも、BS版は思ったより国分くん五月蠅くなかったから良しとしましたけどね。


ところで会場は平日の男子SPということもあってか、お客さんの入りが少なかったですね~。
なんか、海外のB級大会みたいな空席具合でしたけど、あれを見るとやっぱり、日本のTVが男子じゃ視聴率取れないと思ってしまうのも無理はないのかも。

てゆーか、そんなの関係なく公平に流してくれればそれでいいんですけどね。
スポーツなんだから。
大体、あんなに放送段階で製作者サイドがいじくり回せるスポーツって他にない気がしますよ、ホント。マジでムカつきます。

・・・ま、一つだけはっきりしてることは、地上波はテレ朝もフジも終わってるとゆーことですかね。



――話が逸れてしまいました。


ここからは地上波で放送されなかった選手の感想を少し。

◆町田くん
冒頭の3A高くて綺麗でしたが、その後のジャンプでバランスを崩し余り点が伸びませんでした。演技の出来栄えでは全日本Jr.が神だったかな。
でも、このプロは等身大の男の子を演じ切れていて町田くんに合ってますね。
髪をもう少しボリュームダウンしてくれれば、もっとこじゃれた雰囲気に仕上がっていいかなと思いました。

◆大上くん
私、彼の演技じっくり観たのは多分今回が初めてです。

ジャンプは3Lz-2T,3A,3F(OT)でなかなか綺麗でした。
スピードもありますが、全体的に体(上半身)の動きが硬いよーな。
ちょっとお顔立ちとあの衣装のひらひらフリルのミスマッチ感が気になってしまったので、彼はもう少し男らしいシンプルな衣装の方が似合うのではと頭の中でシュミレーション・・・。
本田くんが着ていた赤いシャツみたいのはどうかしらん?

◆羽生くん
今回も果敢に3Aに挑戦!!→惜しくも転倒。
3F-2Tもお手つきだったりしてジャンプは精彩を欠いてしまいましたが、彼はでも、一人だけ体のバランスが他の男子と違うので目を引きますよね~。
演技冒頭の横顔のアップがめっちゃ綺麗で思わず見惚れてしまいました

スピンのポジションもすごい美しいし、手足長くてホント、リンク映えのする子だなぁと改めて実感。
今までの日本男子とは全然違うタイプの選手になりそうで、将来がマジ楽しみです!!

◆小林くん
ジャンプ、相変わらず弱いですね。
でも、それを補うだけのダンスパフォーマンスが出来るあの体の使い方には脱帽!!思わずヒューヒューしたくなる華を持ってますよねー、彼。
あれだけ踊れる体を持っていながら、なんで努力することを怠るんだろう。

努力しなくても踊れるから??

でも、ダンスとスケートはまた違うものですよね。
リンクの上で勝負したいなら、やっぱりジャンプを含むスケーティングを強化しないとダメだと思います。
(ま、とはいえ今回は踵の怪我明けからの試合ということだったので、それは考慮すべきですが)
それにしても、才能は努力の上乗せで開花するものだと思うので、彼にはぜひ、努力の花を咲かせて欲しいですね。
だって、彼はエマと同様、このまま埋もれさすには勿体ない人材じゃないですか~~!
(スイマセン、私、エマも大好きなんで



さて、上位選手は皆様も既にご覧になったと思うので詳細を省かせていただきますが、SPでぶっちぎりだったのはやっぱり織田くんでした。

小塚くんもジャンプミスさえなければ、ほとんど点数的には織田くんと変わらなかったと思うので、あそこでミスが出てしまった要因は何かと言えば、
それはやっぱり小塚くんが自分でも言っていたように、今季の己の立ち位置が変わったことによって彼の中での全日本の重みが変化したからだと思います。

そして、それが“プレッシャー”という名の魔物に姿を変え、彼を襲った。
(もちろん連戦による疲れも影響したと思いますけど)

その点織田くんは、同じようにプレッシャーはあったものの、経験という差で乗り切れた、これが今回FSでも勝敗を分けた一因かなぁと思います。


――と、

何だかもう既にまとめみたいになっちゃいいましたが(^_^;)

FSはSPと同じ10人が放送され羽生、小林、中庭、大上、町田、織田、南里、村上、無良、小塚の順で観ました。
でも、何だか今回は全体的にピリッとしないとゆーか、ミスが多くて神演技がほとんどなかったのが残念でしたねー。

羽生くん、町田くん、村上くんはまだJr.だから大目に見れる部分はあるとしても、シニア勢、全日本は特別だとか毎回言っている場合ではないと思います。
だって、その特別な場に合わせて皆練習してくるわけでしょう?
そこで力が発揮出来なかったら元も子もないじゃあないですか。

人より抜きんでるためには、毎日の練習ももちろん大事ですが、それよりいかに大事な試合で自分の力を発揮出来るか、それが肝心です。
それが全日本で出来ないのなら、それよりもっと大きな舞台で活躍するのは更に無理な話ですよね。
そういう意味ではスケ連の、全日本の成績を基準に世界選代表を決めるというやり方は正しいと思いますし、
今回1ミスしかしなかった織田くんが優勝したのも、彼がコンスタントに力を発揮出来る強さの表れだと思います。

・・・てゆーかですね、

こんなエラソーなこと書いてますが、とどのつまりは、中庭くんや南里くんにもっと踏ん張ってほしかったってことなんですよ!!

それからもっとハイレベルで白熱する試合が観たーーーーい!!!


試合なんだから、勝負なんだから、
手に汗握るよーな興奮を味わいたいんだよ~~~~ッ(>Д<)!!!!!




ここで唐突ですが、ジュベがFSをラストオブモヒカンからマトリックスに変更するそうです。

今回、彼はシーズン当初から今季は五輪のために余力を残しておくみたいな発言をしてましたけど、でもここに来てプロを変更するってことは、もしかして本人の予想よりシーズン前半の出来が良くなかったと判断したのかも?

私的にはモヒカンけっこ-哀愁があって好きだったのでちょっと残念ですが、やはりジュベというのは勝負師で攻めていくタイプだと思うので、
彼的にこのまま欧州から世界選までこんな状況に甘んじているのは嫌だったのかも知れませんね。

何にせよ、今季は新採点の性格がより明確熾烈になったせいか、昨季までの上位のメンツが総崩れ状態になっていて、若手台頭というには余りに地滑り的な流れが起こっているため、昨季メンバーに愛着を持っている私としては何としても五輪までは大輔くん含めて彼らにもうひと踏ん張りして欲しいというのが心情なのであります。
そしてその延長線上に中庭くんや南里くんもいるので、彼らがこんな形で力不足のまま沈んでいくのはまだ見たくなーーーい!

もちろん、小塚くんを始め無良くん、羽生くんなどどんどん新しい星が活躍して来るのは喜ばしいことで、そんな彼らの成長ぶりを見守っていくのもまた楽しからずやなんですけどね。


つまり、長々と書いてきて何が言いたかったかというと、

世代交代はキチンと手続きを踏んでから。


鬼の居ぬ間に・・・なんてぇのは仁義から外れております。


下が力をつけて上を倒しに行く、でも上には上の意地があるからそうそう簡単には譲れない。
これはオスがオスである故の太古の昔から連綿と行われてきた通過儀礼なのですから、これをせずして世代交代はあり得ません!!


そう、私はそーゆーのが見たい!!

男子が面白いのはそーゆーのがあるからなのだ~~~(>▽<)





・・・なんか、

途中から何書いてんのかわかんなくなってしまいましたね。お恥ずかしい

フィギュア男子の話でここまで熱くなってどーするってカンジですがこれもひとえにスケーターを愛すればこそ。

これから佳境に入っていく五輪プレシーズン最後の戦いが、誰にとってもエキサイティングでエクセレントな試合になりますように。


それだけを願って、全日本男子を終了したいと思います。

ホント、主観的な話でスイマセンでしたm(__)m
(次はいらないかも知れませんが、全日本女子です)

全日本男子は織田くん優勝も、観客を一番惹きつけたのは・・・?

2008-12-27 01:20:50 | コンペ
全日本が終わりました。

まず、男子ですが、織田くん初優勝ですね。

おめでとうございます!

今回は予想通りとゆーか、大輔くんが欠場して事実上織田くんと小塚くんの一騎打ちというのは最初からわかっていたし、SPを観た時点で1位の織田くんと2位の小塚くんの点差が9点も開いてしまい、私としてはまだまだ経験の足りない小塚くんよりも、いつもノーミスではなくても大崩れのない織田くんが優勝でほぼ間違いなしだろうと思っていたので、FSを観る前まではだいぶ興をそがれていました。

案の定、最終G2番滑走だった織田くんは冒頭の4回転こそ転倒したものの、その後の要素をきっちりとそつなくこなし演技をまとめ、点数的には国内大会なので参考記録ではありますが、243.25点という今季世界最高得点をたたき出し見事首位に立ちました。

そして、追いかける小塚くんは最終滑走。

きっと今までにない緊張と重圧を感じていたんでしょうね。
6分間練習でリンクに出てきた時の目つきがすごーく鋭くて精悍な顔になっていたのにはびっくりしました!
ちょっと横道にそれますが、私はこーゆー、男の子の変わる時は一夜で変わる成長を見るのがこの上なく好きです!
大輔くんもここ2,3年ですごーく変わったじゃないですか。
そーゆー変貌ぶりを今の小塚くんと無良くんにもですが、感じていて今季は見ててゾクゾクしますよね~~

こーゆーのを見てしまうと自然に期待値も上がるし、きっと何か起こしてくれそうな予感がしたのは私だけじゃない筈では?
演技直前にコンピューターのアクシデントもあったようで、お膳立ては全て揃った!みたいな。

そして、始まった演技は4Tと後半の3Aを失敗したにもかかわらず、今季一番と言ってもいいくらいの素晴らしさ!!

いえ、それはもちろん、ノーミスで演技出来た方がより完成度は上だったでしょうし、感動も大きかったと思いますが、なんとゆーか、今回の彼の演技は真摯さとひたむきさにあふれ、ひとつひとつの動きがくっきり鮮明に浮かび上がり、まさに恋を知ったばかりのロミオが告白に向かって時を刻む様を、目の前ではらはらドキドキしながら見守っているような。
そんな求心力を感じました。
(ただ、表情自体はちょっと硬かったですけどね)

それは会場の人達も同じだったのでしょう、2ミスしたというのにスタオベが巻き起こったのが何よりの証拠。
私もおそらくあそこにいたら立ち上がっていたと思います。
それだけこみ上げるものがあったということ。


――点数と演技内容に関しては織田くんに文句をつける人はいないでしょう。
でも、感動した演技は別だった。

これは、どういうことか?

1位の織田くんが2番滑走、2位の小塚くんが最終滑走だったこともあると思います。
追いかける方が後に滑った方が盛り上がるに決まってますし、あと、あのハプニングも観客を小塚くんの味方につけるのに一役買いましたよね。

でも、それより何より差が出たのが、やはり、プログラムの魅力だったのではないでしょうか。


まず、織田くんに関して言えば今季の彼のプロは、SP、FS共にローリー・ニコルの作。
それが影響しているかどうか以前に、私には仮面舞踏会の方がまだマシとはいえ、織田くんが今季のプロを自分のものに出来ていないような、ただエレメンツをこなすだけのうわっ滑りな演技しか出来ていないような、そんな気がしてならないのです。
確かに前のウィルソンプロは織田くんのキャラに合っていて私も好きでしたし、一度見たら忘れない印象的なプロが多かったですよね。
そのため、ファンの中にはまたあんなコメディ路線でやって欲しいと言われる方も少なくないようですが、けれど、いかんせん観客は飽き症です。同じような路線ばかりをやっていたのでは「またか」と思われるだけだし、ましてそれがコメディ系だと微妙にPCSの点数が出なかったりすることも結構あるので、そう思うといつか路線変更しなくてはいけなかったでしょうから、私はこの今季の選択が(正しくは昨季からですが)間違っているとは思いません。

けれど、なんというか・・・、

06にやったチャイコ(?でしたっけ?)の交響曲といい、今回のワルソーといい、EXのトスカといい、どうも、織田くんには(特にクラシックの重厚な)曲想や音そのものを自分なりに解釈してそれを演技で表現するという作業が出来てないように思うのです。

そしてそれは、そのまま演技の魅力と個性に繋がるほど重要なものなのではないでしょうか。

まぁ、そうは言っても、今季はPCSもかなり出てるのでこう書いたら織田くんファンの方々に反論されるかも知れませんが、それでも、やっぱり、今季は小塚くんのプロの方が魅力的。

彼が元々持っている爽やかさと織田くんとはまた違う軽やかさ。加えてあの秀逸な氷の上を流れるように滑るスケーティングがクールで小粋なジャズの世界と、ひたむきで初々しいロミオを作り上げた。

全日本の舞台装置はその彼の魅力を最大限に引き出し、更に彼のファンを増やしたように思います。


惜しむらくは、フジのカメラワーク!
小塚くんのロミオの終盤一番の見せどころの前傾イーグルを引きの映像で流したこと。
あれじゃあ、せっかくの小塚くんの綺麗な滑りが堪能できませんよ~(>∩<)
(ま、カメラワークは全体的に悪かったですけど)


それにしても、
今季はジャッジの過度なDGルールの乱用のせいで、観客の支持する演技と、採点で出た上位の演技との乖離がはなはだしくて、時にいらっとさせられることもしばしばなのが残念でならないですね。

織田くんと小塚くんに関しては順位に異論はありませんけど、それでも優勝した演技と魅力ある演技が別というのはちょっとどうなの?と思わざるを得ない今回の男子でした。
(そういう点で私は昨季の大輔くんのロミジュリもイマイチだったのですが、ま、あれはあれでクワド2回養成ギプスプロとして役目を果たしたので良しとしております)


全体の放送に関してや他の選手に関しても書きたいことはあるのですが、
なんせ年の瀬で年末年始の準備などいろいろバタバタと忙しくなって来てしばらくは落ち着いてブログを書いているヒマがなさそうなので、後は女子とMOIのことを近日中にUPして年明け生活がいつものパターンに戻りましたらまたじっくり書こうと思っておりますので、どうかご容赦下さいませm(__)m



でも、多分明日はさっきチラ見した大輔くんのことを書くことになりそうだな~~。

苦痛に顔をゆがめながらリハビリしてる大輔くんの姿を見て、不謹慎にも萌えてしまったのはワタシです(*^。^*)

いよいよ全日本!

2008-12-23 21:39:17 | コンペ
皆さんの中には、お休みの関係上今日クリスマスを済ませた方も多いのではないですか?
実はうちもそうです。

さきほどパーティも無事終わり、上のおねいちゃんはもう冬休みに入ったので明日から家にいるのがちょっとうっとーしいところですが(笑)
それでもこれで心おきなく全日本に集中出来るのでホッと一安心(あ、でも年賀状がまだだぁ


渦中のフジでは今週から番宣が始まりましたね。

朝の『めざまし』、昼の『フィギュアメモ』、そして夜の『すぽると!』に、今日は開幕直前番組があったようですが、こちらの東海地区では明日の夜中03:05~04:06の放送になります。
そして、毎週水曜のチュッキョフィギュアでは「チュッキョフィギュア的全日本の見方」なるものを明日やりますけど、フジの公式HPの出場選手を見てみると、男子では小塚くん、佐野くん、湯浅くんと、(所属は倉敷ですが長久保コーチのいる邦和に通っているということで)無良くんの27人中4人、女子では浅田姉妹、ミキティ、ゆかりん、あっこちゃん、中村愛音ちゃん、後藤亜由美ちゃん、宮本亜由美ちゃん、村上佳菜子ちゃんの30人中なんと9人が東海勢ということになるわけで、いや、こーしてみると男子も女子もそうそうたるメンバーですね~

そして、男女ともに優勝にからんでいる選手がいるということがなんとも言えず頼もしい。

でも、もちろん、他地区にも注目選手は沢山います。

男子は大輔くんのいない今季は小塚・織田のツートップで優勝を争うことはほぼ間違いないでしょうが、3位以下がどうも混戦になりそうな予感がしますね。今のところ南里くん、無良くん、中庭くんの三つ巴かなぁという感じですけど、そこに中堅の柴田くんや小林くんがどこまで食い込んでくるか。
ジュニア勢の羽生くん、町田くん、村上くん、中村くん達の演技も楽しみですねー。
特に羽生くんは、3Aを決めてこの間の全日本Jr.のような気合が入った演技が出来ればけっこー上位まで行きそうな勢いがあるので要チェックですよね。フジも彼の演技はフルで流してくれそう。
後の選手は活躍次第かなーって感じですか。

そして、女子はひょっとしたら、浅田選手の1位以外はミキティ、ゆかりん、あっこちゃん、すぐりんの間で混戦になるかもと私は思っています。
ま、これは裏を返せばそれだけ浅田選手が突出しているということなのですが、なんか、そう考えると今季の全日本はかつてない女の戦いが見られそうで楽しみなよーな、怖いよーな・・・。

これがホントの“仁義なき戦い”ってヤツ!?

何にせよ、私達スケヲタにとっては1分1秒たりとも見逃せない試合になりそうです。


ただ、一つ気になるのが解説の中にじゅんじゅんがいること。
みやけんさん、若松さんはそれぞれアイスダンスとペアだと思うし、本田くんは勿論男子の解説、そうするとゲスト解説のしーちゃん含めて女子はじゅんじゅんになりますよねぇ?

・・・スーパーニュースであんなことを言っときながら、全日本での浅田選手を前にして一体どんなコメントをする気でしょう。

なんか、すごーく意地悪な目線で見てしまいそうでイヤだなぁ。


今日たまたま覗いたあるブログ主の男性の方が、フィギュアは審査員のさじ加減でどうにでもなるブラックボックス的な要素が強すぎて、どうしてもスポーツとして観れないと書いてあって、私も最近はフィギュアなんてもうショーだけにすればいいのに、なんて極端な考えも浮かんできてたりしたので、さもありなんと思ってしまった自分が悲しかったですョ。

スケートが好きなのに、好きになればなるほど嫌な部分が見えてくる・・・。


でも、観ずにはいられないんですよねー。

このアンビバレンツ、辛いなぁ


ま、そうは言っても、選手達にしてみればこの全日本が一つの目標である重要な試合であることには変わりはないのですから、こんな愚痴を言ってるヒマがあったら少しでも応援してあげないとファンとしては失格ですよね。

なので、私は今回現地には行けませんけど、行かれる方々、しっかり声援送ってあげて下さい。
よろしくお願いしまーす!m(__)m

GPF 日本選手それぞれの挑戦

2008-12-15 22:37:31 | コンペ
とうとうシーズン前半の山場、GPSが終わってしまいましたね。

中国杯で大輔くんの欠場を知って以来、はっきり言って彼がいない試合を観るのは私にとっては砂糖を入れないコーヒーぐらい味気ないもので(←この例え、古ッ!(~_~;)でも今はダイエットのために砂糖抜きのコーヒーを飲んでマ~ス)だから初めはこんな調子でこれからずっと試合が続くのに大丈夫だろうかと思っていました。

でもまぁ、それは杞憂で、実際観てしまえばやっぱりフィギュアが好きな人間なら目の前の選手の真摯な姿に引き込まれてしまうのは必定で。

ただ、今回は女子も男子も何かと物議をかもしているキム・ヨナ選手とパトリック・チャン選手が出ることになっていたので、観る前からかなりナーバスになっていたのは事実です。

その最大の原因はやはり現行の採点ルールにおける不透明な点数操作が明白になってしまいかねないかもという疑惑があったからと、
更に女子に限って言えば、マスコミの不必要な“キム・ヨナVS浅田真央”対決煽りと不自然なまでのヨナ選手の持ち上げ方が日韓対決の様相まで呈して来ていて非常にうっとおしかったこと、この2点において視聴者としてもフィギュアファンとしても純粋に競技を楽しめない状況にあるのが気持ちを萎えさせていました。


――ところが。

そんな私の気持ちを一掃してくれるかのように、SPの順位が出た時点で地元上げで優勝させられるのは間違いないだろうと思っていたキム・ヨナ選手に対して、3A2回と3-3コンボ2回といういう女子としては驚異的なジャンプ構成をコンボ1回転倒はあったにせよ見事1試合3A2回を認定させて逆転優勝を決めた浅田選手に、私は思わず目頭が熱くなってしまいました。

けれど、ここで誤解のないよう言っておきますが、
私は上では“優勝させられる”と書きましたが、決してヨナ選手に地元上げがなければ優勝する実力がないとは思っていません。
むしろそんなものがなくても彼女は充分今の女子で浅田選手やコストナー選手に並ぶ優勝候補筆頭の内の一人だと思っていますし、その演技内容もTESとPCSバランスよく出せる稀有な選手だと感心すると共に、パーフェクトな演技こそないもののいつもどんな舞台でも大崩れせず一定の力を発揮出来るそのメンタル面の強さにおいても、18歳とは思えない大器を感じてむしろ空恐ろしいくらいでした。
(ただ、今回に限って言えばヨナ選手も人の子だったのでしょう、地元開催が相当のプレッシャーを与えていたようで、浅田選手が1ミスという素晴らしい演技をした後の最終滑走で2ミスという結果は、凡人にはホッとする展開でしたが)

そう、この私の心理状態からもわかるように、悲しいかな大体の人間というのは、そんな自己投影出来そうもない完璧で一分のスキもない選手より(キム・ヨナの場合見た目のクールさも影響していると思いますが)実力はあるのにどこかでポカをしてしまったり、大事な場面で弱さが出てしまう選手の方により好感を持ちがちではないでしょうか。
そしてそういう選手が自分の弱さを克服していくストーリーがある方がより感情移入出来るので、そんな選手が同時代に揃った場合、ましてや日本人なら浅田選手に惹かれるのは当然と言えば当然で、
更に、私がヨナ選手より浅田選手が今回勝ってくれて嬉しかった最大の要因は何かと言えば、ヨナ選手があの年齢ですでに守りに入った演技しかしなくなったのに比べ、浅田選手は毎年自己の目標をレベルアップさせそれに挑戦する精神と、そして着実にそれを達成しているという真の強さがあるからです。


そこにはスポーツによってもたらされるカタルシスがあります。


難問難関に挑み、それをクリア出来た者だけが味わえる景色と達成感。

女子モーグルの上村愛子選手も「難しいことに挑戦するのが楽しい」と言っていたように、アスリートと呼ばれる人達はきっと、その感覚を何度も味わいたいからどんな苦しいことでも挑戦し続けられるのではないのかなぁとは最近の私の感想ですが、
私事に限って言えば運動オンチな自分がスポーツするのは大嫌いなくせに観るのは大好きというのは、きっと、自分に才能がないからこそそのアスリート達の感覚を、観ることによっておこぼれでもいいから一緒に味わいたいのと、あの死闘の末に待っているトリハダが立つような興奮と感動を共有したいからなんじゃないかと思います。

そういう意味で、今回の試合は浅田選手だけでなく、日本人選手のほとんどが同じ感動を与えてくれたという点で素晴らしい試合でした。


3Aが跳べるもう一人の選手、ゆかりんも今回決してコンディションが良くなかったなか、演技全体ではグダグダになってしまったものの果敢に3Aに挑戦、

そして、本当に本当にこれを待っていた!!

ミキティが4回転を今季初めてプロに入れてきて、DGにはなったもののプロトコルには見事『4S』の文字が!!
ああ~、それなのに私はみどりと同じで最初それが4Sだとはぜんっぜん気付かず(>0<)え??もしかしてミキティ4跳んだの!?
と後で気付く始末(まぁ、私はケヴィンくんの4も余りに回転が速すぎて見分けがつかないオロカモノですので

点数はプロ変更のリスクはありながらも何故かわけのわからないDGの嵐で伸びず最下位になってしまいましたが、それでも私的にはジゼルよりも今回のサン・サーンスの方がミキティに合ってる気がしていいと思いました。
衣装もシックで、あの型紙は今季のヨナSPや真央SPもそうですけど、女子の鍛えられた背中や肩のラインの美しさを強調してくれていいですね

ミキティが演技の最後にガッツポーズしてましたが、彼女のあんな姿を見たのは久し振りなような気がします。
きっと、彼女も今回は点数以上のものを掴んだに違いありません。


そして、
男子では小塚くんが4Tを今季初めて両足着氷し(認定はまたもやお預けですが)後半3Loと3Aで転倒がありながらも見事GPF初出場で2位という輝かしい成績を納めました!!

Jr.では藤澤亮子ちゃんがSPで7位だったにもかかわらず、FSではほぼパーフェクトな演技でごぼう抜き、総合2位という素晴らしさ!

村上佳菜子ちゃんも持ち前の明るさとノリで4位と頑張りましたし、
ホント、日本の選手ブラボーです!!


スポーツを取り巻く一企業の企みも、マスコミの思惑も、国家間の確執さえも全て飛び越えて、ただ自己との闘いだけに全神経を注ぎ努力している選手達の姿のなんと神々しいことか。

今回の日本選手みんなに私は敬意を払いたいと思います。
(もちろん、海外の選手にも)
素晴らしい感動を本当にありがとう!!


・・・ああ、
でもこんな風に書くとまるで松〇修〇みたいで暑苦しいですねぇ

ちょっと自重しますm(__)m



ただ、今回の試合を観て、私は少しわだかまりが解けました。

どんなに周りが画策し、イメージを植え付けようとも、実際の競技ではそんなものへの足しにもならないということを。
特にフィギュアは選手のメンタルが大きく作用するスポーツなだけに、それこそ筋書きなど作れやしないのだということを、マスコミはよく自戒して欲しいと思います。
それからISUも。

でなければ、個人の採点競技など今後成り立たなくなるでしょう。
観ている者を置き去りにしては、フィギュアは意味がないからです。


さあ、これからはいよいよ内外での国内戦が始まりますね。


大輔くんファンの私としては、個人的に一番辛い試合になりそうですが、世界選への切符をかけて一番白熱する試合ですので、ここはセンチメンタルな感情は捨ててみんなを応援したいと思います。


どの選手もそれぞれの目標に向かって自分の持てる力の全てを発揮出来ることを。



でもその前に、大輔くんの近況が少しでもわかるといいな。