華氷~はなごおり~

氷上に咲く花・・・フィギュアスケート。
ここは、そんなスケーター達にエールを送るブログです。(でも、時々脱線話もアリ)

サンピア倉敷が無事落札

2009-02-24 22:40:15 | 高橋大輔
3億3千万で加計学園が落札

またまた大輔くん関連で嬉しいニュースが入って来ました!


この加計学園というところ、なかなか規模の大きな法人ですね~。

地図を見るとJR岡山からは、けっこー近いのかな?バスで20分ほどみたいです。


で、これ、
学園が落札ということで、それこそ、関大や中京大みたく、いろいろなイベントやカリキュラムを組めそうだし、岡山スケ連も協力すると言ってくれてるみたいなので良かったですね~~

大輔くんもホッとしているのではないでしょうか。


ここに来て次々と嬉しいニュースが飛び込んできますね。

怪我の功名なのか、それともそういう運命なのか、何だか、大輔くんが退院してから物事がすごく順調に回り出して来ているように感じるのは私だけ!?


とにかく、めっちゃHAPPYです







愛知県選手権

2009-02-24 00:34:23 | コンペ
昨日、Jr.男子、Sr.男女だけではありますが、
愛知県選手権に行ってきた感想をちょこっと書きたいと思います。


スケ連のリザルトがまだ更新されてないので、点数はそちらが更新されてから見ていただくとして、順位は以下の通り。

Jr.男子

1.木原龍一 
2.辻 馨  
3.江口涼一

Sr.女子

1.村上佳菜子
2.中村愛音
3.日置 檀
(※あっこちゃんは公式にメッセージがありましたが、今回は疲労を考慮して欠場したということでした。ザンネン

Sr.男子

1.無良崇人


今回は全体的にレベルが低いというか、ジャンプミスがやたら多く、パーフェクトな演技は私が観た中では一つもありませんでしたねー。

無良くんも私的にはけっこー期待してたんですが、
前日の中日新聞に変えた靴が合わなくてあまり練習出来なかったという情報があったので、それのせいでしょうか。
6分間練習の時から3Aの調子があまり良くなくて、着氷で踏ん張れずに手をつくことが多かったんですけど、それがそのまま本番でも出てしまっていました。

最初の3A-3Tでオーバーターンになり、2回目の3Aもお手つき。
その後のジャンプですっぽ抜けやダブルを連発し、せっかくSPで72点も出したのにFSで点が伸びず総合187.24点という低さに終わってしまったのが何とも惜しい。

頭もオールバックじゃなかったし(?)
モチベ的にも低かったんでしょうが、世界選までまだ1か月あることを思えば、まぁ、この時期に調整の意味で試合に出ておいたのは良かったのではないですかね。

どうやら卒業後は中京大に進学するようですし、レインボーとオーロラのハイテク設備を思いっ切り使ってもらって、世界選では本人の納得のいく演技をしてほしいものです。


一方、神演技まではいかなくともシーズン通して調子を崩すことなく、今回も1ミスだけで2位以下を圧倒的な点差で引き離して優勝したのが、我らが愛知の真央ちゃん2世、村上佳菜子ちゃん。
彼女のハツラツとして躍動感あふれる演技は、観てる者を元気にしてくれますね!

今季はSP,FSとも彼女のキャラに上手くハマったプロですごく良かったので、来季も同じような路線でもいいような気がします。

大人っぽさを求めるばかりが女子の表現ではないと思いますから(^_^)


そうそう、余談ですが、今回会場にミキティと小林宏一くんが来てました。

曾根さんのいた第1グループが終わったあと、休憩になったので1階のロビーで私がドリンクを飲んでいたら曾根さんとミキティが一緒に外からやって来て、そこにちょうど居合わせた本田アナとしばし談笑。
そこへ今度は小林くんが連れ二人とやってきて合流。長久保コーチも交えてひとしきり挨拶や話をしたあと、ミキティはそのまま帰っていきました。
小林くんはその後しばらく客席で試合を観戦してましたけど、
笑っちゃったのが小林くんのいでたち。
カーキ色の無地のブルゾンにちょっとゆったりした茶系のパンツとゆースタイルが、まるで、よくコンビニで仲間と夜待ち合わせをしてる近所の若造みたいな感じで、それを見た今回のスケヲタ仲間さんが「あれは横通っても本人だとは気付かないわ」と言ってました
(ちなみに彼女はこの間の名古屋スケフェスでの小林くんを絶賛していた)

ミキティはさすが、プライベートもらしいとゆーか、ソバージュ風の髪を肩まで下ろし、全身黒のコーデでショートパンツにロングブーツをはきこなし、最近よくかけてる伊達メガネを今回もしてました。

彼女はいつまで日本にいるのかな?

世界選に向けていずれはまたニコライのところに行くのでしょうが、せっかく変更したプロ、何とか当日までには滑りこなせているといいですね~。


ここに来てのS氏の関与だけが、ちょっときな臭いので嫌ですけど。



話が横道に逸れてしまいました。

今度3月に行われる中部日本大会には、中国、タイ、シンガポールからも選手が来るそうです。
ローカル大会にしてはちょっと華やかになりそうな予感でいいですね。


ただ、後で気付いたんですけど、今回エントリーに浅田舞選手の名前がありませんでした。

公式も覗いたんですが、何も案内がなかったのでふと気になりまして。

三笠宮や中部日本には出るのかな?


どこかに情報が出るといいですね。



ではでは、私はこれからまた、久し振りの動く大輔くんを堪能してまいります


ホントは明日(といっても既に今日か)、娘の授業参観があるから夜更かしもほどほどにしないといけないんですけどね・・・(~_~;)





サンデースポーツ

2009-02-23 02:34:54 | 高橋大輔
あれは・・・、いつの頃だったかな?

そう、確か'07の関大での壮行会だったか、'08の卒業式だったでしょうか。

壮行会は私はあの時実際現地まで見に行ってたんですが、卒業式は関大のHPにUPされてた動画を見た筈です。

それとDOIやスポケンでのインタビュー中。


私は大輔くんの姿勢にある気になる部分を見つけてました。


それは、大輔くんが立っている時の右肩がいつも下がっていたこと。

壮行会や卒業式、壇上に上って客席に背を向け校長の話を聞いている大輔くん、
DOIやスポケンなどでインタビューを受けている時の大輔くん、
皆さんもお手持ちのDVDやつべで見れるようだったら確認してみてほしいんですが、両腕を後ろに回し、多分本人は特別意識することもなく立っていたのでしょう、その時彼の体はいつも少し右に重心が傾いていて、そのせいで明らかに右肩が下がっていたのです。

それに気付いた私は、あれはちょっとスケーターとして大丈夫なのかな?と思っていました。


何故なら、これはたいていの普通の人間がそうなのですが、無意識に重心が傾くというのというのは即ち、自分の体の使い方に明らかにクセがついているということで、
これは短期的には問題はなくても、長期的に見ると脊柱の側湾を招いたり、腰痛、肩こり、片頭痛など様々な病気や歪みを引き起こすのです。

かくいう私もやはり日常的に右側に重心が傾いている方で、これを直すには普段から左側にも重心をかける動作をして意識的に動くことが大事だと知ってからは、
例えばバッグを持つ手を常に同じにしないとか、立つ時座る時は足を組まずに体を真っ直ぐにとか、洗濯をする時も左手を使って洗濯物を入れ替えるとか、いちおー気付いた時にはやってはいるものの、いかんせんそれが実際病気になって因果関係がわからない限りはついつい元の動作に戻してしまう。

ま、ふつーの人間ならそれでもいいでしょう。
(いや、ホントはいかんのですが

しかし、これがアスリートとなると話は違ってきます。

真央も今季から森永の専属トレーナーがついて矯正するまでは、筋肉の付き方が左右偏っていたそうですし、ジャンプでどうしても右足を酷使しがちなスケーターというのは案外バランスに欠いているんだなーとは最近気付いたことです。
でも、それ以前に私はスケーターというのはあの右往左往するステップをこなすには絶対左右の重心がきちんと取れていないとダメなんじゃないかと思っていたので、
あんなにバランスよくステップを踏む大輔くんの重心が傾いているのを見た時、
えっ、ウソ!?
と、我が目を疑ったのでした。


そして、今日の『サンデースポーツ』です。

『PASSION』の中で、大輔くんは身体に関して今まで勝手に思い込んでいたこともあってすごく勉強になっていると言っていましたね。

やがて、本格的にリハビリをするようになって、足首、膝といった関節の柔軟性を高めることを意識し、左右の足の筋力をバランスよくつけ、自分の弱点を克服することにしてきたところ、まず、歩き方が変わったと。

そして、足首が柔らかくなってきたと。

その上走りやすくなってきたなんて!


――いえ、だからと言って、
この変化と重心うんぬんは、もしかしたら何の関係もないかも知れません。

でも、少なくとも歩き方や走りやすさが変わったということは姿勢を正常に保つ筋力、即ち重心が真っ直ぐに保たれるようになったことも要因としてあるのではないでしょうか?


それによって、大輔くんはこう言っていましたね。
「今まで出来てた動きが出来にくいかも知れないですけど、それ以上に今まで出来なかった動きが出来てくるかも知れない。だから、どんなことが出来るのか楽しみ」だと。

これは、コメントにも書きましたけど、まさに私が思った通り。

今回のことで、今まではそれこそ自分の持ち前の筋力だけで強引にやってきたことが、これからは、身体と会話しながらより自分の肉体の動きと作用を意識して演技が出来るようになるのではないでしょうか。
そしたら、もし、ジャンプ自体は以前のようにクワドをバンバン決めることが出来なくなったとしても、それ以外の要素で点を稼ぐことが出来るようになるかも知れない。

もちろん、私は大輔くんのジャンプが好きなので、本音を言えばジャンプも元通り跳んで、なおかつ他のエレメンツの精度も上がるのが一番理想です。

そして、願わくば今季の迷走しているジャッジの採点傾向にくさびを打つように、帰ってきた大輔くんが他選手を圧倒して勝ってくれるのが最大最高のストーリーではあります。

でも、こればっかりは本当に神様にしかわからないこと。



それより、ここで特集を見て改めて思ったことは、
大輔くんにとって、ニコライを失ったことはやっぱり相当ショックで、表向き私達ファンや関係者にはもう大丈夫だと言ってはいましたが、結局シーズンに入ってからもずっと引きずっていたんだなぁということ。

そもそもよくよく考えてみれば、FSを二つも作ったこと自体迷いと自信喪失の表れであり、しかも、それを早々に作っておきながらギリギリまでどっちにするか決めかねていたこと、やたら『今までとは違う高橋大輔』にこだわっていたことなど、歌子先生の言う通りこれら全て、試合に向かない気持ちを何とか色んなことをして奮い立たせようとしてきた証拠なのではないでしょうか。

それは、元々のニコライと大輔くんの関係性にも起因していると思うのですが、
それまで父のように権威ある年上の男性から、自分は何も考えず(いや、考えても言えなかったようですが)指図されたことだけをやっていれば良かった依存的な関係を急に断たれて、突然何もかもを自分で決めなくてはいけなくなったことが原因だということは容易に想像がつきますよね。

たいていの人間はそんな急激に自分を変えれるものではないのに。


でも、大輔くんは表面だけでも変えざるを得なかったんだと思います。

日本男子のエースとして、オリンピックのメダル候補として。


時期的にも、スキを見せるわけにはいかないから。

ニコライがいないと・・・と、自分でも思いたくなかっただろうし、他人にも言われたくなかった。



だから、高橋大輔は元気です、大丈夫ですと。



本当は特集の冒頭、あまりの痛さに悲鳴のようなすすり泣きをあげてたように、大声で泣きたかったんではないでしょうか?
誰かに愚痴りたかったんではないでしょうか?

「皆が、大輔自身が自分で決めればいいと言うので、正直キツかった」

と言っていたのは、あれは怪我をする前のサンデースポーツだったか、それとも何かのネットでの記事だったでしょうか。


あの思わず漏れたであろう、非痛な叫び声を聞いて、私は胸が張り裂けそうになりました。
人前で泣くのは自分の美学に反すると、あんなに言っていた彼だったのに。



でも、結果的にはこうなってしまったことによって、返って良かったと大輔くんは言っていますね。

それは、多分、自分にとって何が一番大事なのかがわかったからでしょう。



そして、それを証明するかのように迷いなく一点を見つめる彼の目の光に、相変わらずの強さがあったことが何より嬉しかった。

『PASSION』にも評価の高い選手ほど眼力の強さが違うと書いてありましたよね。

それが、相も変わらず吸い込まれそうになるほどの目ヂカラで、惚れぼれしてしまったし、
それに、もう一つ、今度は以前と変わったところをイッコ見つけました。

「金メダルが欲しい」
ではなく、
「金メダルを取る」
と言っていること。


“欲しい”と言うより“取る”と宣言する方が、世界に投げかける力が強いということを彼は意識しているでしょうか・・・。



フルモデルチェンジした高橋大輔を、早く観たいですね!!


ということで、

久々に動く、喋る大輔くんをこんなに待ち焦がれていたんだと、特集が始まる前の過呼吸かと思われるほどのあり得ないド緊張と、食い入るように息をつめて見ていたさ中と、終わってからのりピしまくりでこみ上げる涙に、まざまざと思い知らされた次第です。


皆さんはどうでしたか?

ああ、それと、

今季ずっと他選手の演技を観てきて惹かれる演技も多々ありましたが、
やっぱり大輔くんの吸引力に勝るものはない!!ということも改めて再確認しました。


動く、喋る大輔くんは見られたから、次は滑る大輔くんだ!!!




ローカル大会あれこれ

2009-02-20 15:52:17 | コンペ
これから3月までの間、地元日本ガイシにてお馴染みの小規模大会がいくつか開催されるので、その情報などをお知らせしたいと思います。

まず、今日から2/22までは愛知県選手権が行われます。

スケ連のHPにスケジュールとリザルトが載ってますが、主な出場選手は選手権男子に無良くん、Jr.に辻くん、江口くん、木原くん、橋爪くん、Cクラス男子に宇野昌磨くん、選手権女子ではあっこちゃん、曾根さん、松原さん、村上佳菜子ちゃん、後藤さん、中村愛音ちゃん、Jr.では渡辺真央ちゃん、佐藤未生ちゃんと、ナカナカ豪華な顔ぶれ。

ただ、毎度のことですがJr.以降の競技開始時間がほとんど18時~21時前後と遅いので(なのに昌磨くんの出るCクラス男子は8:30開始とちょー早いし
私は行けても22日のJr.女子FS以降からかなー。


お次は2/28,3/1の二日間に渡って開催される三笠宮賜杯。

これは岐阜スケ連のHPに今のところスケジュールのみしか載っていませんが、もう少ししたら出場選手のエントリーが出ると思います。
FSしかやらない競技会ですけど、去年はチュッキョフィギュアでも取り上げられてたので今年もやってくれるのではないかな?

そして最後は3/19~3/22まで行われる中部日本フィギュアスケート選手権大会。

まだ詳しい概要はわかっていませんが、チュッキョフィギュアのHPによると、この大会で曾根美樹選手の引退セレモニーが行われるとか。

EXの女王として名を馳せた彼女も、ここのところ試合ではずっと精彩を欠いていました。
お父さんが俳優をされているだけあって、とても演技力のあるサービス精神たっぷりなキャラだっただけに、今季での引退はすごく惜しまれますね。

自分の演技が終わった後は、いつもリンク際に残って同じ中京大出身の選手を大声で応援していた姿が今も目に焼き付いています。

地元選手優先で来季のTHE ICEくらいにはまた出てくれるかなぁ。
その時はぜひ、お蔵入りになったゲゲゲの鬼太郎プロをまた見せてほしい・・・と思ったら、あれは確か著作権の関係だったか何かで披露出来なくなってしまったんでした

アイスショーもそのヘンの関係でDVDを作るのが難しいのだと昔アイクリに入会する時に電話口のおねいさんに聞いたことがあるので、何やかやと規制が多い世界ではありますよね。


ともあれ、各大会とも入場料は無料なので、時間とスケジュールに余裕のある方は行かれてみてはいかがでしょうか?

全日本Jr.の時もそうでしたけど、ローカル大会はけっこー雰囲気がゆるいので、みんなふつーに2階のロビーでUPしたり選手同士おしゃべりしてたりしてて観察してるとナカナカ面白いですよね。

たまに、選手のおかあさんで知った人もいたりしますし


ワールドワイドでは、今週末からいよいよユニバと世界Jr.が始まります。
その後オランダで行われるエイゴン・チャレンジカップもそうですが、各大会かなり豪華なメンツが揃っててビックリですよね!

果たしてどれくらいリアルタイムで観られるか・・・。


取りあえず、日曜日前後は大輔くんのことだけで頭がいっぱいなのは確実です(笑)

ニュース 追記

2009-02-19 21:11:40 | 高橋大輔
今日は連投です。

なんか、大輔くんの3月氷上復帰のニュースが出て以来、堰を切ったように次々と嬉しいニュースが入ってきますね。


高橋、来季早々に大会復帰へ

伊藤フィギュア委員長の言葉によると、
「なるべく早く試合勘を取り戻せるように小さな国際大会から出させてあげたい」とのこと。


これが現実になれば、ネットの動画配信を待ってひたすらどぎまぎしそうですね!

今からその様子が目に浮かぶようです(^_^;)

関大ブログにサンデースポーツのお知らせ

2009-02-19 20:08:21 | 高橋大輔
ウェッブマスターより、サンデースポーツのお知らせが更新されてます。

既に知っていることとはいえ、こうしてリンクまで貼られているのを見ると正規の取材だということがわかって、いやがおうにでも期待が高まりますね!



早く来い来い、日曜日!!

試練を乗り越えられる人とは

2009-02-19 13:00:25 | 高橋大輔
すいません、今回はちょっとエラソーなことを書いちゃうかもしれません(~_~;)

『PASSION』の大輔くんのコラムを書いた後藤奈美という記者の文の中に、ある言葉がありました。
それは、大輔くんが以前試合の朝・・・確か'06の全日本でしたっけ?ちょっとうろ覚えなので特定は出来ませんが、TVを見てて偶然聞いた女優さんの言葉と同じもので、

「神様はその人に越えられない試練(ハードル)を与えない」

というもの。

これはファンの間でも有名なエピソードですよね。
後に、この言葉を聞いた大輔くんは「そういう考え方もあるんだ」と思って、以降のメンタルの弱さの克服に繋がるきっかけになる言葉だったと言ってましたっけ。


そして、今、彼は靱帯断裂というアスリートにとっては致命的な怪我をしてしまうというこれまでなかったほどの試練にぶち当たり、それを乗り越えられるかどうかの岐路に立っているわけですが、
ただ、私自身はこの言葉自体に対し、少し違和感を持っています。


それは、現実を見渡してみればわかることですが、“神様が与えた試練をこの世の誰もが皆克服出来るとは限らない”と思うからです。

いえ、むしろ克服出来ない人の方が多いのではないでしょうか?

だって、人生で起こる様々な苦しみ、悲しみ、痛み、不安、恐怖、挫折、その他諸々のそれこそ“試練”と呼ばれるような出来事を、この世に生きている人皆が克服出来るのなら、なんで自殺する人がいるのでしょう?
どうして殺人やいじめがこんなに頻繁に起こるのか?

それは、やはり試練を乗り越えられなかったからでしょうし、自分の弱さに負けてしまっているからではないでしょうか。
そして、その数は明らかに試練を乗り越えられた人より圧倒的に多い筈です。


では、試練を“乗り越えられる”人と“乗り越えられない”人との違いは何か?

私が思うに、“乗り越えられる人”とは、
まずそれを信じられる素直さと楽観性を持っていること、それから試練を試練と思わないある種の鈍感性も必要で、そこに物事を自力で推進・変化させる強い意志と、生命力、なおかつその意志を継続させることの出来るアイテムとモチベーションを持っていること。
アイテムとはいろいろありますが、例えば『好き』から発する物事・・・あと、運とか出会いも大事かな。

そして、さらに付け加えるならば、それを達成する努力をいとわない根性があること――。


どーです、異論、反論はあるかも知れませんが、
こうして挙げてみると私が思うこれらの条件だけでも揃ってる人間がいかに少ないかおわかりいただけるでしょう
私なんか自分で分析しといて言うのもなんですが、楽観性と鈍感性と生命力と好きな物事はあるけど、いかんせん強い意志と根性がない(あ、運とか出会いとかもないかも~~
これだけで、もう、試練どころか好きなことでさえ長続きしないことがよーくわかる


だから、であるからこそ、
貧困から這い上がり、病気と闘い、戦禍を逃れ、挫折しようとも、いじめを受けようとも、愛する人を失おうとも、それを乗り越え新しい栄光を、勝利を、生命力を得た人達が賞賛に値し、尊敬され、賛美されるのです。

それが、いかに大変で貴重なことかわかるからこそ。

そして、であるからこそ、その人の偉業は伝播し、普通の人々を勇気づけ、その影響はどこまでも拡がっていく。

私は神様の真の目的はそこにあるんじゃないかと思っています。


キリストは一人で十分なのです。
それを伝える伝道師が沢山いれば。


・・・と、ここまで書いてきてなんだか宗教くさくなってきてしまいましたが



でも、私は正直言って、大輔くんが今回の“試練”を克服し、オリンピックで見事メダルを取って、それこそ絵に描いたようなアスリートの道を辿れば、それはそれでそういう使命というか、一般大衆の指標になり得る存在だったのだと思って嬉しいし、さすが自分の好きになった選手だなぁと誇りに思うけれども、
例え、もしそうならなかったとしても、それはそれでいいと思っています。

何故なら、そうではない道もまた彼の人生だから。


どん底にある時も、栄光のただ中にある時も、それが高橋大輔という人の人生の彩りとなり、彼のスケートに花を添えていってくれるでしょうから。


私は彼がそれを見せ続けてくれる間、全力でそれを貪りたい。


なので、『PASSION』の大輔くんのパートの、最初の文章を書いた高橋泰子氏のお願いに私も賛同です。


オリンピックが終わった後も、少しでも長く競技生活を続けてもらいたい。
もちろん、プロスケーターという形でもいいけれども。


彼の経験や感動や悩みや苦しみが、スケートを通してどのような形で昇華されるのか、それを見届けたいのです。

PASSION 2009

2009-02-18 20:58:00 | スケート本
シーズン前、怒涛のごとく発売されたスケート本には、大輔くんが表紙のほとんどを飾っていました。
それまでここ1,2年、彼の記事と写真が出ているのが当たり前だと思っていたのが、大輔くんが怪我をしてシーズン全休となってから発売されたWFSやDaysには当然だけど、彼の姿がない。

その事実にものすごい喪失感を感じてしまっていたのは私だけでしょうか?


だから、いつもは発売日から多少ずれて送られてきてもネット注文で購入していたスケート本も、今回の『PASSION』だけはどーしても今日!!当日に欲しかったので地下鉄乗って行ってきました、駅ビル内の三省堂。

そしてある理由から買うのをためらっていたDays8も、ついでだったので一緒に購入。


ページを開いてまず思ったのは、
そこにあるべき場所に大輔くんの姿がある幸せと、それと同時に新プロで写っている姿のない寂しさ。

それでも、大輔くんの記事がないスケート本の中から必死に欠片だけでもと探していた頃のことを思えば、こうやって10ページにもわたりトップを飾っているのを目の当たりにすると、やっぱり彼は今のフィギュア界にとって花形的存在なんだなぁと嬉しくなります(*^_^*)

欲を言えば、もう少し大輔くん自身の言葉が読みたかったかな。

関係者の話とそこから推測した青嶋ひろのさんの感想だけみたいな文だったから、拍子抜けというか、少し物足りなく感じてしまった。
(でも、考えてみれば週6日朝9時から夕方6時までをリハビリにあてている今の大輔くんにインタする時間なんてないですよね

ま、なので、それは日曜日のサンデースポーツに期待するとして、
復帰戦の計画が私が想像したのとほぼ同じだったのは、ちょっとドキッとしちゃいましたねー。
実際にはこんなスムーズには行かないだろうし、それこそ記事に書いてあったように筋力測定の結果が思わしくなくて本格的な練習が6月までずれ込み、本人の思ってる以上に体がついていかなかったら夏のアイスショーでの復帰なんてそれこそとんでもないって話になるので、こればっかりはあまり大輔くんをせかさないように私達ファンも配慮しないといけないでしょう。

もちろん、ホントは一日も早く大輔くんがリンクに立ってる姿を見たいのが本音ですけどね。


何はともあれ、大輔くんの経過がすごく順調なことと、カメレンゴ先生の次の言葉に安堵を得られて良かったです。

「もちろん僕たちは、来年に向けてがんばっていきますよ。オリンピックというゴールに向けてね」



大輔くん、SA続行!?

2009-02-17 21:25:39 | 高橋大輔
JOCの'09~'12年までの協賛企業についての記事が出ました。

JOC:協賛企業に17社が内定 8社は継続見送り


これによると大輔くんはもうすでにSA(シンボルアスリート)ととして契約に合意したらしいので、来季も引き続き続行ということでいいのかな?

なんか、怪我しちゃって今季は全然活躍出来なかったから契約も打ち切りになると思ってたのに、これは嬉しいニュースというか、JOC側がまだ大輔くんを冬競技の“顔”として価値を置いてくれているということで、ありがたいデスよねー


うんうん、

ここ2,3日、季節はまた冬に逆戻りみたいな寒さが続いてる中、大輔くんの周りだけは確実に春に向かって芽吹く準備を進めてるみたいで、すっごくウキウキしてきましたよ!


私の心の中も一足早く桜が咲いているようです


タイムスリップ ダイスケ中毒

2009-02-17 01:11:00 | 高橋大輔
大輔くんが久々映像で帰ってくる。


何だかそれだけで昨日から気分が高揚してウキウキしてる自分がいるんですが、
思い起こしてみれば今でこそかなり落ち着いてきましたけど、大輔くんにハマりだした当初は私、だいぶイカレてましたね~

そもそも私が最初に大輔くんの演技を観たのは案外最近で、'06年オペラ座から。
でも厳密に言うと実はロクサが初めてで、今にして思えばあんな濃厚プロが初見とは超オソロシイ(~_~;)

まさに劇薬とゆーか、純度100%の麻薬を打たれたようなもの!?


それまでもフィギュアは元々みどり&ビットの頃から観てて好きだったんですが、男子が一番盛り上がってたソルトレイク前後の頃、ちょうど私は結婚出産育児とゆー一連の人生の重大事にかかずらわっていて、その頃のフィギュアはほとんど観てなっかたんですね。
故にプルヲタにもヤグヲタにもなり損ね、時々ニュースでチラと垣間見る本田くんを日本びいきで応援してたくらいで、だから大輔くんに出会うまでは、私は男子スケーターに対する免疫がさっぱりなかったわけです(笑)


そこへ、あのロクサーヌですよ!!


いや~~、びっくらこきましたね~~。

でも、ここで誤解のないように言っときますが、私は正直大輔くんの容姿自体は元来全くの好みではありません(~_~;)
元々は(自分で言うのもなんですけど)超メンクイで美形大好き、それも濃い系ではなくて中性的なさっぱり系が好きで、しかも年齢幅は17~22,3歳限定。
なので、本来ならスケーターで言えば昔ならクーリックに岳斗くんで、今ならりっぽんぽんやジョニちゃんみたいな子が一番好みなんです。

しかーし!

不思議なことにその一方で顔の好みとゆーものは年齢を経るにつれ変わっていくものであるということも、最近の私の実感とある本によっても証明されており、
そして、ここで最も肝要なのが私が大輔くんに惹かれた一番の要素はその演技とスケーティングにあるとすれば、おのずとそれに付随して顔も好ましく見えてくるというのはむべなるかなでしょう。

そう、だから、私が大輔くんを見て驚いたのは、彼が今までの日本男子に見たこともない表現力と色気を持っていたからに他ならず(いや、ひょっとしたら海外のスケーターにもそんなにいないかも)
それ故に激しく病的なほど惹きつけられてしまったのです。


かくて私はその日から毎晩ほぼ徹夜状態で演技をりピしまくり、翌朝起きてからも脳内で大輔くんの演技をリフレイン、そこから何故か食事がのどを通らなくなり、家族の話にも生返事しか出来ず一日中ぼーーーっとしてる始末。

そのせいか、カラダ的には何故か毎日吐き気をもよおし体重が3㎏も減り、大輔くんの映像を観れないとすごくイライラして情緒不安定という、
文字通りジャンキー(麻薬中毒患者)のような様相を呈してきてました(苦笑)

そしてとどめだったのが、ケータイのパケット代を見た時。

当時まだPCがなかった私はあの頃ケータイで情報をあさりまくってたんですよねー。しかもdokomoのパケホ-ダイを使ってなかった。

そして、ここだけの話、明細の金額が10万円を超えてたのを見た日にゃあ、
あ、あたし、そーとーヤバイ、キてると思いました(未だにこれは内緒ですが
で、家族にしてみれば家のおかーさんがそんなイカレた状況にあるとはつゆとも思わないものの、なーんかヘンとは感じてるわけですよ。
私もそう思われてるのはわかる。でも、わかっていてもやめられない止まらない、のかっぱえびせん状態で

コワいですよね~~。

ついにダンナに「お前は最近おかしい。現実逃避している」と言われてしまう。



まぁ・・・、確かにある種の現実逃避だったんでしょうねぇ

あの頃はホントに大輔くん以外見えてませんでしたから。


おかげで一時はダンナともそーとーヤバイ仲になりましたよ(~_~;)


そんな状態が2,3か月は続いたかなー。
今思えばあんな思いと情念を抱え、家で動画を観るだけの日々だったらもっとヤバイ状況になっていたと思うんですが、その頃から私は大輔くんサイトへの書き込みをするようになってようやく新たなアイテムを手に入れたのです。

それは、“思いの共有”と“観戦”というアイテム。


ケータイのパケットプランを変え、気の合ったお仲間と、今度はメール三昧の日々が始まりました。
片時もケータイを離さず、食事時も朝も深夜も長文打ちまくり、大輔くんがTVに出れば分刻みの返信メールを繰り返し、萌え萌えハートマークだらけの真赤な画面のオンパレード。

思いが外に発散出来るようになったのは良かったものの、
結局心ここにあらずは変わりなく。

やっぱり、家族の不信感は続いていて。

それでも、あの頃はそれでいいと思ってましたね。
メール仲間さんから、大輔くんが原因で別居してる人の話も聞いていたので、自分もそうなった時はそうなった時だなんて、マジで考えてた。


それほどクレイジーだったんですよ、マジで


ここまで来れば、今度は観戦し始めてからのことも皆さん容易に想像がつくでしょうから、その後の遍歴は割愛しますが、ま、一言で言うと、とにかく子持ち主婦が出来得る最大限のことはやってきたと自負出来ますね!
(↑何を開き直っとんじゃ)


しかし、こうして改めて振り返ってみると、今は随分と落ち着いたなぁ。

観戦は大輔くんが出てない今季も相変わらずしてますけど、当時のメル友さんとは今はもうやり取りしてないし、大輔くんの演技のりピ率も前ほどではなくなってきてる。
あんなにケンカが絶えなかった家族とも現在はふつーに会話してるし・・・。


――でも、

だからと言って、私の中の大輔くんに対する情熱が冷めてしまったわけでは決してなくて、むしろ今は地中奥深く沈澱してるとゆーか。

表向きは平和になったけど、変わったものは確実にあるわけで、
実際の話、今までのこんな自分に一番驚いているのは何を隠そう他でもない自分なんですよねー。

だって、私、元々熱しやすく冷めやすい性質なので、(リアル、ノンリアル含め)過去の好きになったオトコでここまでのめり込んだことないんですもん。


そう考えると、自分をそこまでにさせた高橋大輔という人物の、一体何がそこまでのめり込ませるのかを分析したくなるのが人情というもの。


なので、また時間があれば次回以降シリーズで大輔くんプロの魅力についても言及してみようかなと思いますが、
ただ、今回のことでもしかしたら私という人間にかなり引いた方もいるかも知れないしなんせこんだけのめり込んでるとゆーことは、一つのプロに対しても相当数の形容詞を持っているため(そう、今は他のスケーターのことも書いたりしてだいぶ抑えてるのデス)うざいと思われる方もいるかも知れないので、ま、様子を見ながら書いていこうかなと。


スケートも四大陸が終わり、プライベートでの引き継ぎの書類作成や入学関連の行事もちょっと一息ついていたところ、その間隙をぬって大輔くん情報が入ってきたため、なんだかいてもたってもいられなくなってきたみたいです。
(沈澱していたものが攪拌された!?)

なので、いつもよりハイテンションになってしまったことお許し下さいm(__)m



やっぱり、大輔くんは私の心の中の一番核の部分をザワザワさせるなぁ。


抗えない、逆らえない魅力ってあるんですよね。


自らを火の中に投じる羽虫のように、
溺れたままその中にたゆたっていたい・・・。


そんな苦痛のないまぜになった愉悦。


またそんな思いに打ち震えられる日々がようやくやって来るんですね。